醸造に関する知識、農学部に関する知識を得るためにもやしもんを見ているわけではありません。しかし、農業大学での話題にはついていけても、ヨーロッパの話題には少しついていけません。
それでも、絵がかわいらしく、豆知識も増えるのでやめられません。
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もやしもん(6) (イブニングKC) コミック – 2008/2/22
石川 雅之
(著)
菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。彼は東京の某農大に入学する。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。大学生活のモラトリアム感と、菌が満載の「もやしもん」。あなたもぜひ、かもされてみてください。
※
※
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/2/22
- 寸法13 x 1.6 x 18.3 cm
- ISBN-10406352213X
- ISBN-13978-4063522136
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商品の説明
著者について
石川 雅之
生年月日:1974年7月29日。大阪府堺市出身。1997年に『日本政府直轄機動戦隊コームインV』でデビュー、初連載。1999年、『神の棲む山』(『人斬り竜馬』所収)でちばてつや賞準入選受賞。「モーニング」連載の『週刊石川雅之』などを経て、2004年より「イブニング」連載中の『もやしもん』で人気を得る。単行本は、初期作の『カタリベ』、『人斬り竜馬』(共にリイド社)、『週刊石川雅之』、『もやしもん』(講談社)
生年月日:1974年7月29日。大阪府堺市出身。1997年に『日本政府直轄機動戦隊コームインV』でデビュー、初連載。1999年、『神の棲む山』(『人斬り竜馬』所収)でちばてつや賞準入選受賞。「モーニング」連載の『週刊石川雅之』などを経て、2004年より「イブニング」連載中の『もやしもん』で人気を得る。単行本は、初期作の『カタリベ』、『人斬り竜馬』(共にリイド社)、『週刊石川雅之』、『もやしもん』(講談社)
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/2/22)
- 発売日 : 2008/2/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 220ページ
- ISBN-10 : 406352213X
- ISBN-13 : 978-4063522136
- 寸法 : 13 x 1.6 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 143,316位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年2月24日に日本でレビュー済み
ワイン・トリビア的な話は、他のマンガではあれこれあるが、こと醸造や生産者の立場から語られるワインについての話は数少ない。
まして、ワインを醸造する酵母菌や熟成を手助けする青カビについては、今まで皆無だったから、6巻は目からウロコ状態の話の連続だ。
特に印象に残ったシーンは、青カビらだけのワインカーヴと、醸造を手助けするヒオチ菌の語りである。
青カビが降り積もったベルベットのベッドの中で、瓶詰めされ、熟成されるワインだからこそ、ワインのコルク栓はカビ臭くなる。
ワインについて知らないことだらけの日本人は、スクリューキャップや人工コルク栓を使いたがるが、
呼吸しているワインにとっては、天然コルクこそが大切なのだと、この本を読んで初めて知った。
日本酒にとっては天敵であるヒオチ菌も、ワイン醸造を手助けしている。妙にワインに詳しいヒオチだったが、蛍が知ったらどんな気持ちになるのだろうか?
遥嬢の婚約者の龍太の成金趣味は、一昔前にいた日本人の姿そのもののように思える。
「ここはドメーヌなのよ、道楽ならよそでやってよ!」に込められた、マリーの悲痛な叫びが耳に痛い。
直保が蔵つきのワイン酵母たちを使って、車のフロントガラスと大地に残したメッセージは、確かに、そこにある、「シャトーからの声」だ。
ナイスな働きをする菌たちに、祝い言葉をささげたい。
ちなみに日本では現在、2005年のスーパーヴィンテージと呼ばれるフランス・ワインが、多く売られている。
生産調整の中、本来なら、青カビベッドの中で、時を醸してから売りたいと思っていたワインを、醸造家たちが泣く泣く手放したからだと聞いたことがある。
もし1本のワインを手にし、家で開けるときは、ぜひ6巻をつまみ代わりに読み、直保や遥嬢の、小さな冒険旅行を楽しみながら、ワインたちのふるさとに思いを馳せたい。
まして、ワインを醸造する酵母菌や熟成を手助けする青カビについては、今まで皆無だったから、6巻は目からウロコ状態の話の連続だ。
特に印象に残ったシーンは、青カビらだけのワインカーヴと、醸造を手助けするヒオチ菌の語りである。
青カビが降り積もったベルベットのベッドの中で、瓶詰めされ、熟成されるワインだからこそ、ワインのコルク栓はカビ臭くなる。
ワインについて知らないことだらけの日本人は、スクリューキャップや人工コルク栓を使いたがるが、
呼吸しているワインにとっては、天然コルクこそが大切なのだと、この本を読んで初めて知った。
日本酒にとっては天敵であるヒオチ菌も、ワイン醸造を手助けしている。妙にワインに詳しいヒオチだったが、蛍が知ったらどんな気持ちになるのだろうか?
遥嬢の婚約者の龍太の成金趣味は、一昔前にいた日本人の姿そのもののように思える。
「ここはドメーヌなのよ、道楽ならよそでやってよ!」に込められた、マリーの悲痛な叫びが耳に痛い。
直保が蔵つきのワイン酵母たちを使って、車のフロントガラスと大地に残したメッセージは、確かに、そこにある、「シャトーからの声」だ。
ナイスな働きをする菌たちに、祝い言葉をささげたい。
ちなみに日本では現在、2005年のスーパーヴィンテージと呼ばれるフランス・ワインが、多く売られている。
生産調整の中、本来なら、青カビベッドの中で、時を醸してから売りたいと思っていたワインを、醸造家たちが泣く泣く手放したからだと聞いたことがある。
もし1本のワインを手にし、家で開けるときは、ぜひ6巻をつまみ代わりに読み、直保や遥嬢の、小さな冒険旅行を楽しみながら、ワインたちのふるさとに思いを馳せたい。
2008年2月22日に日本でレビュー済み
展開的にも雑学的にも密度が高すぎですね。
6巻全体通してワインについて語られていて、色々と詳しくなれます。
おまけマンガもワインを題材にしてるという、ワイン尽くしな巻
展開も普段より慌ただしく、内容的にも非常に読み応えがありますね。
今回も沢木の能力は控えめながら上手く活用されてます。
本体については、
表紙を外すと今までに登場した全ての菌がわらわらと描かれていて、名前が振られています。
限定版は買うつもりがないので、限定版との差は分かりません。
あと、通常版の初版限定で「おまけのおまけ」という二つ折りペーパーが付いていて、
ヤクルトのCMなどでも聞き覚えのある“乳酸菌シロタ株”についての紹介されてます。
フルカラーでクオリティも高いので欲しい方はお早めに購入を。
6巻全体通してワインについて語られていて、色々と詳しくなれます。
おまけマンガもワインを題材にしてるという、ワイン尽くしな巻
展開も普段より慌ただしく、内容的にも非常に読み応えがありますね。
今回も沢木の能力は控えめながら上手く活用されてます。
本体については、
表紙を外すと今までに登場した全ての菌がわらわらと描かれていて、名前が振られています。
限定版は買うつもりがないので、限定版との差は分かりません。
あと、通常版の初版限定で「おまけのおまけ」という二つ折りペーパーが付いていて、
ヤクルトのCMなどでも聞き覚えのある“乳酸菌シロタ株”についての紹介されてます。
フルカラーでクオリティも高いので欲しい方はお早めに購入を。
2008年2月23日に日本でレビュー済み
なんだか急速に長谷川さんと美里の仲が進展したのにびっくり(゜o゜;)四巻のラストで「え、もしかして長谷川さんと沢木…!?」と、思ったから(笑)
むしろ6巻のラストで思ったのは…沢木の相手って…もしかして蛍…?まさかね(笑)
や、でもフランス編面白かったです!三人目の蛍も可愛かったww
長谷川奪還の為に翻弄する美里・川浜・沢木の三人が微笑ましいです。
あと意外なほどに乙女な一面を見せる長谷川さんも可愛いですww
ご当地グルメについても語られます。
うんうん、刺身にはやっぱ醤油よね。ソーエくんに任せなさい(笑)
あと生ガキにはシャブリもモンラッシュも合わないというのは某有名グルメ漫画、美味○んぼで山○さんも言ってましたね(笑)
あまりワインは飲まない自分ですが、とにかくワインについてあんまり語ってあるもんでちょっと呑みたくなりました
とにかく読み応え満点で、大満足な第六巻。
初めて「もやしもん」で恋愛的要素が垣間見れたので、そーいうお話しが好きな方は絶対買い!
むしろ6巻のラストで思ったのは…沢木の相手って…もしかして蛍…?まさかね(笑)
や、でもフランス編面白かったです!三人目の蛍も可愛かったww
長谷川奪還の為に翻弄する美里・川浜・沢木の三人が微笑ましいです。
あと意外なほどに乙女な一面を見せる長谷川さんも可愛いですww
ご当地グルメについても語られます。
うんうん、刺身にはやっぱ醤油よね。ソーエくんに任せなさい(笑)
あと生ガキにはシャブリもモンラッシュも合わないというのは某有名グルメ漫画、美味○んぼで山○さんも言ってましたね(笑)
あまりワインは飲まない自分ですが、とにかくワインについてあんまり語ってあるもんでちょっと呑みたくなりました
とにかく読み応え満点で、大満足な第六巻。
初めて「もやしもん」で恋愛的要素が垣間見れたので、そーいうお話しが好きな方は絶対買い!
2011年12月25日に日本でレビュー済み
この巻はワインが飲みたくなっちゃう巻です。
フィロキセラ虫害…うおおそんなことが。
ワインの瓶の形…考えたこと、なかった。
単一種のブルゴーニュに複数種のボルドー…そうなのか…。
AOC、VDQS、ヴァン・ド・ペイ…なんじゃそらー。
ジュブレ・シャンベルタン…格付けが高くてもど下手な作り手もいる…うーわー。
米仏ワイン対決…うーん、まぁ、おいしければいいんじゃないの…かな。
そしてこの巻どう収拾がつくのかハラハラしていましたが結局大団円で良かったねーな巻です。
長谷川さんも3人目のドッペル、白い結城ちゃん(笑)も、色々あったけどハッピーな結果!、なのでした。
引っ掻き回せてないと思っている沢木、実はかなり重要な役回りだったんじゃあ…。
龍太さんも…なんだか可哀想な人だったんですねえ。。。ギラギラ感が好きじゃなかったけど、ちょっとこの巻で同情。
フィロキセラ虫害…うおおそんなことが。
ワインの瓶の形…考えたこと、なかった。
単一種のブルゴーニュに複数種のボルドー…そうなのか…。
AOC、VDQS、ヴァン・ド・ペイ…なんじゃそらー。
ジュブレ・シャンベルタン…格付けが高くてもど下手な作り手もいる…うーわー。
米仏ワイン対決…うーん、まぁ、おいしければいいんじゃないの…かな。
そしてこの巻どう収拾がつくのかハラハラしていましたが結局大団円で良かったねーな巻です。
長谷川さんも3人目のドッペル、白い結城ちゃん(笑)も、色々あったけどハッピーな結果!、なのでした。
引っ掻き回せてないと思っている沢木、実はかなり重要な役回りだったんじゃあ…。
龍太さんも…なんだか可哀想な人だったんですねえ。。。ギラギラ感が好きじゃなかったけど、ちょっとこの巻で同情。
2008年8月20日に日本でレビュー済み
フランスワイン編であり、長谷川サンの婚約バタバタドキドキ旅行である今巻ですが読めば読むほど味わい深い。
ワインや長谷川サンについては皆さんがいろいろ感想見どころをまとめられてるので、わたしは別の視点で。
主な舞台はフランスはブルゴーニュのあるワイン蔵一家。
そこには、跡継ぎとなることに反発を覚えつつ、家業に愛着を持つゴスロリフランス娘がいます。
父と微妙な距離感を保っていた彼女の、一歩踏み出したやりとり。
そこに、「価値」を高めるという価値観を超え、
新たな「価値観」を生み出す人の強さを見ました。
その価値観への挑戦は、
6巻だけでなく
菌といういまだ数割しか解明されてない広大な未開の世界で奮闘する農大を描いた「もやしもん」の
すべてに通じる、
未来へのヒントなんだと思う。
そう思うと泣けてしょうがない。
ワインや長谷川サンについては皆さんがいろいろ感想見どころをまとめられてるので、わたしは別の視点で。
主な舞台はフランスはブルゴーニュのあるワイン蔵一家。
そこには、跡継ぎとなることに反発を覚えつつ、家業に愛着を持つゴスロリフランス娘がいます。
父と微妙な距離感を保っていた彼女の、一歩踏み出したやりとり。
そこに、「価値」を高めるという価値観を超え、
新たな「価値観」を生み出す人の強さを見ました。
その価値観への挑戦は、
6巻だけでなく
菌といういまだ数割しか解明されてない広大な未開の世界で奮闘する農大を描いた「もやしもん」の
すべてに通じる、
未来へのヒントなんだと思う。
そう思うと泣けてしょうがない。
2008年3月19日に日本でレビュー済み
ワイン編が主な1冊です。
思ったとおりワインの蘊蓄が多々ありますが、そこは作者特有の
ちょっとした毒づき感があって面白いです。
薫と遥の手つないだシーンの遥の顔が非常に印象的でした。
これだけ見ても、買う価値ありました。はい。
人間の心の機微を表情に表すのが巧いですね。
内容も面白いですが、絵描きさんとして見ても非常に魅力的です。
通常版の初版限定のおまけのおまけ、
ヤ○ルトのことが書いてありました。
4巻目ののだめといい、色んなところでコラボをしている
この作者の商魂逞しさを感じるのは私だけでしょうか?
今回はお休みだった樹教授の独断と偏見の農学の話(ちょこっとありましたが)、
次回はたくさん出てくることを期待しています。
思ったとおりワインの蘊蓄が多々ありますが、そこは作者特有の
ちょっとした毒づき感があって面白いです。
薫と遥の手つないだシーンの遥の顔が非常に印象的でした。
これだけ見ても、買う価値ありました。はい。
人間の心の機微を表情に表すのが巧いですね。
内容も面白いですが、絵描きさんとして見ても非常に魅力的です。
通常版の初版限定のおまけのおまけ、
ヤ○ルトのことが書いてありました。
4巻目ののだめといい、色んなところでコラボをしている
この作者の商魂逞しさを感じるのは私だけでしょうか?
今回はお休みだった樹教授の独断と偏見の農学の話(ちょこっとありましたが)、
次回はたくさん出てくることを期待しています。
2008年2月27日に日本でレビュー済み
長谷川探しではるばるパリまで来た沢木・美里・川浜の三人組。自転車で何故かブルゴーニュへと向かいます。そこでなんと、結城似で日本語を何故か話すフランス人マリーと出会います。
マリーの家は、ブルゴーニュのドメーヌ。本当はワイン作りをしたいのにしないという家との確執があります。長谷川が許婚と結婚したくないのと同じくらい。
またまた何故か、マリーの家で沢木達は長谷川と出会い、そして逃亡計画をするのですが、作戦があって無いが如し。もうてんやわんやです。
影の薄い主人公の沢木ですが、今巻でやったことは「ドメーヌの蔵の窓を開けろ」と菌文字を書かせたくらい。それくらい、他のキャラが暴れ回ります。
さすがフランス編だけあって、ワインについてのうんちく満載です。AOCのことだけでも、詳しく、そこだけ見たらワインの専門書じゃないかという充実ぶり。菌が関わる事となると、詳細に書かれるのがもやしもんらしい所です。
おまけの冊子。これはヤクルトの宣伝なのかな?と思わせないくらいL・カゼイ・シロタ菌について詳しく書いてあります。こんな冊子が入るところも、もやしもんらしくていい!
ワイン好きなあなた。菌が嫌いでも読んでおいて損はない一冊ですよ。
マリーの家は、ブルゴーニュのドメーヌ。本当はワイン作りをしたいのにしないという家との確執があります。長谷川が許婚と結婚したくないのと同じくらい。
またまた何故か、マリーの家で沢木達は長谷川と出会い、そして逃亡計画をするのですが、作戦があって無いが如し。もうてんやわんやです。
影の薄い主人公の沢木ですが、今巻でやったことは「ドメーヌの蔵の窓を開けろ」と菌文字を書かせたくらい。それくらい、他のキャラが暴れ回ります。
さすがフランス編だけあって、ワインについてのうんちく満載です。AOCのことだけでも、詳しく、そこだけ見たらワインの専門書じゃないかという充実ぶり。菌が関わる事となると、詳細に書かれるのがもやしもんらしい所です。
おまけの冊子。これはヤクルトの宣伝なのかな?と思わせないくらいL・カゼイ・シロタ菌について詳しく書いてあります。こんな冊子が入るところも、もやしもんらしくていい!
ワイン好きなあなた。菌が嫌いでも読んでおいて損はない一冊ですよ。