人形に眼を入れると魂が宿ると言うが
この作品なのか
この作者の作風なのか
ことあるごとに
人柄も展開もざらっとした
読み手の裏を取ろうと
企む腹黒さが垣間見える時がある
その時決まって
人物の眼が汚くなる
人をあざけ笑う様な見下した眼
これははっきり言って良くない
作品としても読み手に対しても
尖っていると捉える人もいるかもしれないが私はNG
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王狩(1) (イブニングKC) コミック – 2010/10/22
青木 幸子
(著)
将棋に魅せられた少女・久世 杏。強い者と闘うことに喜びを見いだした杏は、将棋の天才たちが集うプロへの登竜門『奨励会』への入会を果たす。
そこでは同世代の強者たちが、己の武器を磨き上げプロへの道を模索していた。
杏もまた、“見たもの全てを記憶する”という特殊な能力を持つが、その能力は「負の感情」ですら忘れることが出来ないという弱点を抱えていた。
決して使いやすいとは言えない能力で、杏はプロへの道を駆け上がることは出来るのか――。
そこでは同世代の強者たちが、己の武器を磨き上げプロへの道を模索していた。
杏もまた、“見たもの全てを記憶する”という特殊な能力を持つが、その能力は「負の感情」ですら忘れることが出来ないという弱点を抱えていた。
決して使いやすいとは言えない能力で、杏はプロへの道を駆け上がることは出来るのか――。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/10/22
- ISBN-104063523314
- ISBN-13978-4063523317
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商品の説明
著者について
青木 幸子
東京生まれ、趣味は読書というか活字好き。読む物が何もないとそわそわする。他には何年やってもうまくならないな~のスリークッションビリヤードと、某園長さんに触発されて始めた乗馬などが趣味。(しまったことにこちらも通う時間がなく、うまくなる気配がない)なんとなくゆるめに楽しく生きております。
東京生まれ、趣味は読書というか活字好き。読む物が何もないとそわそわする。他には何年やってもうまくならないな~のスリークッションビリヤードと、某園長さんに触発されて始めた乗馬などが趣味。(しまったことにこちらも通う時間がなく、うまくなる気配がない)なんとなくゆるめに楽しく生きております。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/10/22)
- 発売日 : 2010/10/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4063523314
- ISBN-13 : 978-4063523317
- Amazon 売れ筋ランキング: - 445,959位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月24日に日本でレビュー済み
たった今しがた読み終わりました。現在二巻まで出版済みで、手元に二巻ともありますが、一冊読了した時点での感想を。
きました。久々の感覚です。
将棋を指す者の息苦しさが伝わってきます。読んでて、しんどい。
真綿で締めつけられるような焦燥感に襲われました。
奨励会に入ってプロ棋士を目指すような子供たちって、もうとにかく憎たらしいんです。10歳前後、いやそれに満たない年齢ですら例外ではありません。歳相応の、ガキんちょの可愛さがない。全員が全員そうだというわけではもちろんありませんよ。この、違和感、得体の知れない不気味さがよく表現されていると思います。
ただ残念ながら、将棋界の「内輪話」寄りの面が強く、将棋"界"にあまり馴染みがない大多数の読者に魅力が伝わるかというと、さてどうでしょうか。「空気」を知っている人は気づく、でも知らない人にはわからない、そういう類の面白さに終始してしまっているように思います。
ですが、私個人としては「将棋マンガの流れ」から見てみると、実はいい流れなんじゃないかと思います。
近年、将棋を題材にしたマンガが増えていますね。私はあまりマンガを読まないほうですが、それでも書店で見かけることが多くなったような気がしますから、多分増えているんだと思います。
有名どころで見ますと、
「ハチワンダイバー」は勝負としての将棋を、
「しおんの王」は職業将棋、特に女流棋士をメインテーマに据えたサスペンス、
「三月のライオン」は将棋を取り巻く人間ドラマを、
「ひらけ駒!」では一般ファン目線での将棋を、
それぞれ描き出すことに成功していると思います。
やや昔のものでは「月下の棋士」が、昭和の将棋界のもっていた独特の狂気を(ものすごく誇張してはいますが)訴えましたね。
(不勉強で、その他の作品、例えば「5五の龍」などを読んでいないので、それらについては何もいえないのですが……)
ここに来て、「王狩」が、現代将棋界の展望を憂える人には共感を得られる、パッと見には一般人にはあまり優しくなさそうな、でも一般向けに扉が開かれているような、そんな作品として描かれるなら、これら将棋マンガの棲み分けがうまくでき、ひいては将棋認知が広がるのではないか、と思います。
このポジションのノンフィクションは優れた作品が数多く出版されていますが、フィクションではこれまであまり無かったのではないか、そしてそれは重要なことなのではないかと思います。
しかもタイムリーな話題も扱っています(結果的にですが)。つい先日、女流棋士の里見香奈三冠が、特例として奨励会試験を受け、見事合格しました。
今後さらに加速する変化を免れえない将棋界と絡め合わせて、非常に楽しみな作品です。応援しています。
きました。久々の感覚です。
将棋を指す者の息苦しさが伝わってきます。読んでて、しんどい。
真綿で締めつけられるような焦燥感に襲われました。
奨励会に入ってプロ棋士を目指すような子供たちって、もうとにかく憎たらしいんです。10歳前後、いやそれに満たない年齢ですら例外ではありません。歳相応の、ガキんちょの可愛さがない。全員が全員そうだというわけではもちろんありませんよ。この、違和感、得体の知れない不気味さがよく表現されていると思います。
ただ残念ながら、将棋界の「内輪話」寄りの面が強く、将棋"界"にあまり馴染みがない大多数の読者に魅力が伝わるかというと、さてどうでしょうか。「空気」を知っている人は気づく、でも知らない人にはわからない、そういう類の面白さに終始してしまっているように思います。
ですが、私個人としては「将棋マンガの流れ」から見てみると、実はいい流れなんじゃないかと思います。
近年、将棋を題材にしたマンガが増えていますね。私はあまりマンガを読まないほうですが、それでも書店で見かけることが多くなったような気がしますから、多分増えているんだと思います。
有名どころで見ますと、
「ハチワンダイバー」は勝負としての将棋を、
「しおんの王」は職業将棋、特に女流棋士をメインテーマに据えたサスペンス、
「三月のライオン」は将棋を取り巻く人間ドラマを、
「ひらけ駒!」では一般ファン目線での将棋を、
それぞれ描き出すことに成功していると思います。
やや昔のものでは「月下の棋士」が、昭和の将棋界のもっていた独特の狂気を(ものすごく誇張してはいますが)訴えましたね。
(不勉強で、その他の作品、例えば「5五の龍」などを読んでいないので、それらについては何もいえないのですが……)
ここに来て、「王狩」が、現代将棋界の展望を憂える人には共感を得られる、パッと見には一般人にはあまり優しくなさそうな、でも一般向けに扉が開かれているような、そんな作品として描かれるなら、これら将棋マンガの棲み分けがうまくでき、ひいては将棋認知が広がるのではないか、と思います。
このポジションのノンフィクションは優れた作品が数多く出版されていますが、フィクションではこれまであまり無かったのではないか、そしてそれは重要なことなのではないかと思います。
しかもタイムリーな話題も扱っています(結果的にですが)。つい先日、女流棋士の里見香奈三冠が、特例として奨励会試験を受け、見事合格しました。
今後さらに加速する変化を免れえない将棋界と絡め合わせて、非常に楽しみな作品です。応援しています。
2017年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方の意外にレビューが手厳しいのが不思議。
衝撃的!!と言う程はインパクトあるワケじゃないンですが、地道に面白いと思う。
ヒトクセ、フタクセある各キャラも良いし、エピソードもヒネりが効いてて良い。
まぁ、欲を言うなら、この作品が「強烈に魅きつける何か」を持ってるか、っというと、ちょっと弱い気もする。
衝撃的!!と言う程はインパクトあるワケじゃないンですが、地道に面白いと思う。
ヒトクセ、フタクセある各キャラも良いし、エピソードもヒネりが効いてて良い。
まぁ、欲を言うなら、この作品が「強烈に魅きつける何か」を持ってるか、っというと、ちょっと弱い気もする。
2011年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イブニングでこの作品の1話目を読んだ時は、本当に面白くコミックスを買ってよもうと決意しました。
ただ、1巻通して読んでみると最初のテンションを維持できていない、というかキャラクターの風呂敷を広げた分、納得できない感情表現などが多くちょっとがっかりでした。悪くはないんですが…。
同時に購入した同著者のお茶漫画のほうが丁寧な作りで面白かったです。(期待していなかった分かもしれませんが)
ただ、1巻通して読んでみると最初のテンションを維持できていない、というかキャラクターの風呂敷を広げた分、納得できない感情表現などが多くちょっとがっかりでした。悪くはないんですが…。
同時に購入した同著者のお茶漫画のほうが丁寧な作りで面白かったです。(期待していなかった分かもしれませんが)
2010年11月29日に日本でレビュー済み
碁は打ちますが、将棋は全く分かりません。それでも楽しめました。
主人公はずば抜けた記憶力という特殊能力(?)の持ち主です。
でも、それだけで勝てるほど甘くはない。今後どう成長していくのか、非常に楽しみです。
主人公が子供らしくないのはプロを目指しているわけですから当然でしょうね。
むしろ、プロを目指す割にのほほんとしている印象すら受けました。
主人公はずば抜けた記憶力という特殊能力(?)の持ち主です。
でも、それだけで勝てるほど甘くはない。今後どう成長していくのか、非常に楽しみです。
主人公が子供らしくないのはプロを目指しているわけですから当然でしょうね。
むしろ、プロを目指す割にのほほんとしている印象すら受けました。
2017年5月3日に日本でレビュー済み
将棋マンガ。
6歳から将棋をがんばる女の子の話。
記憶力がすごいのが特長。将棋で活かされるのかな?
6歳から将棋をがんばる女の子の話。
記憶力がすごいのが特長。将棋で活かされるのかな?
2012年4月14日に日本でレビュー済み
当方は囲碁も将棋も麻雀もやるのですが、囲碁での「ヒカルの碁」は面白かったので、同じように期待して購入したが、ぜんぜん面白くない。
おそらくは作者は20代。人生の深みとか将棋の苦難とか知らずに、単に将棋を題材として漫画を描いただけ。
将棋が好きな方は、だいぶ前の、つのだじろう「五5の龍」などのほうが面白いでしょう。
おそらくは作者は20代。人生の深みとか将棋の苦難とか知らずに、単に将棋を題材として漫画を描いただけ。
将棋が好きな方は、だいぶ前の、つのだじろう「五5の龍」などのほうが面白いでしょう。
2015年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
青木幸子というのは不思議な漫画家で、ほとんどの作品で「常人にはない特殊な能力」を持った人物を主人公に据えておきながら、しかし「その能力を優位に生かさない」。本作もそうで、「見たものをすべて記憶する」という特色を持ちながらも、それが特に活かされているというわけでもないためにやや肩透かしを喰らう面は否めない。
しかし主人公を単に「視点の主座」として見ると、ずいぶんと見え方が変わってくる。この作品は少女が特殊な能力で無双する作品ではなく、ある意味では「将棋漫画ですらない」。だから将棋シーンの描写はかなりイメージ重視の感がある。将棋の勝負それ自体を描くというよりも、主人公の視点を通して「奨励会会員の見る世界」、そして「プロ棋士の見る世界」を描こうとしているのだろう。
大変残念なのは本作が3巻を以て「第一部完」、実質的には打ち切り状態にあることだ。一癖も二癖もあるライヴァルたちの特性などを描き切る前に終わりを迎えてしまったことも物足りなさの原因だろう。願わくば、より成長して「女流ではないプロ」に挑む主人公を描く第二部が実現しますように。
しかし主人公を単に「視点の主座」として見ると、ずいぶんと見え方が変わってくる。この作品は少女が特殊な能力で無双する作品ではなく、ある意味では「将棋漫画ですらない」。だから将棋シーンの描写はかなりイメージ重視の感がある。将棋の勝負それ自体を描くというよりも、主人公の視点を通して「奨励会会員の見る世界」、そして「プロ棋士の見る世界」を描こうとしているのだろう。
大変残念なのは本作が3巻を以て「第一部完」、実質的には打ち切り状態にあることだ。一癖も二癖もあるライヴァルたちの特性などを描き切る前に終わりを迎えてしまったことも物足りなさの原因だろう。願わくば、より成長して「女流ではないプロ」に挑む主人公を描く第二部が実現しますように。