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羊の木(2) (イブニングKC) コミック – 2012/6/22
犯罪を犯し刑期を終えた元受刑者を地方都市へ移住させる政府の極秘プロジェクトの試行都市となった魚深市。
市長・鳥原秀太郎は一般市民には何も知らせずに過去を隠し元受刑者11人を受け入れた。
そんな中、魚深市では、奇祭「のろろ祭り」が始まろうとしていた。
元受刑者たちも参加するその祭りを前に不穏な空気が流れ始める中、
何があっても誰も責任が取れない状況に、市長の不安は募る‥‥‥。
犯罪を犯し刑期を終えた元受刑者を地方都市へ移住させる政府の極秘プロジェクトの試行都市となった魚深市。市長・鳥原秀太郎は一般市民には何も知らせずに過去を隠し元受刑者11人を受け入れた。そんな中、魚深市では、奇祭「のろろ祭り」が始まろうとしていた。元受刑者たちも参加するその祭りを前に不穏な空気が流れ始める中、何があっても誰も責任が取れない状況に、市長の不安は募る‥‥‥。
市長・鳥原秀太郎は一般市民には何も知らせずに過去を隠し元受刑者11人を受け入れた。
そんな中、魚深市では、奇祭「のろろ祭り」が始まろうとしていた。
元受刑者たちも参加するその祭りを前に不穏な空気が流れ始める中、
何があっても誰も責任が取れない状況に、市長の不安は募る‥‥‥。
犯罪を犯し刑期を終えた元受刑者を地方都市へ移住させる政府の極秘プロジェクトの試行都市となった魚深市。市長・鳥原秀太郎は一般市民には何も知らせずに過去を隠し元受刑者11人を受け入れた。そんな中、魚深市では、奇祭「のろろ祭り」が始まろうとしていた。元受刑者たちも参加するその祭りを前に不穏な空気が流れ始める中、何があっても誰も責任が取れない状況に、市長の不安は募る‥‥‥。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2012/6/22
- ISBN-104063524205
- ISBN-13978-4063524208
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2012/6/22)
- 発売日 : 2012/6/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 208ページ
- ISBN-10 : 4063524205
- ISBN-13 : 978-4063524208
- Amazon 売れ筋ランキング: - 83,012位コミック
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすが山上たつひこ。絵もすごくいい。重罰主義で刑務所が満杯になれば(もうなっている?)これはあり得る.堤みかの『貧困大陸アメリカ」一緒に読むとより怖い.
2012年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
補助金目当てと罪人を乗せた船の難破を救助した歴史がある町の住民としてのボランティア精神から市民には秘密で11名の元受刑者を受け入れた魚深町。
当町名物のなまはげに似た奇祭「のろろ祭り」。
顔を隠し刃物を持っていても咎められないこの日、
いずれ一癖ある新住人達各々の思惑や衝動が祭の一夜に収斂致します。
1巻では市長一派のボランティア精神とは裏腹に家族に新住人が近寄る時に見せる本能的な忌避感と後ろめたさの相克を笑いに塗して描写した本作。
2巻では複数の登場人物達の動向を並行に緊迫感たっぷりに描いた「のろろ祭り」4編と、フェイド・インして始まる「増殖」4編を収録しています。
映画「グレムリン」のモグワイの飼い方の様に、一人ならともかく複数の元受刑者の前歴を隠すと言う、簡単に見えて守れない事を描いた作品ですが、山上たつひこ氏のイケずな原作を自身もストーリー・テラーとして非凡ないがらしみきお氏が奇妙な味付けにて漫画化して居ます。
短期で終わる様に思えた本作、意外にも続きそうですが、今後は一体どうなるのでしょうか?
筆者は2巻完結でクライマックス(または破局)が本巻に来ると考えて居りましたが見事に外れました。
作者コンビの曲者度合いから、元受刑者達の奇妙な日常系話でだらだら続く筈は無いので実に気に掛かります。
小説家としても活躍する山上氏による「のろろ祭り」に纏わる短編小説「浜辺」が巻末特典として掲載されています。
当町名物のなまはげに似た奇祭「のろろ祭り」。
顔を隠し刃物を持っていても咎められないこの日、
いずれ一癖ある新住人達各々の思惑や衝動が祭の一夜に収斂致します。
1巻では市長一派のボランティア精神とは裏腹に家族に新住人が近寄る時に見せる本能的な忌避感と後ろめたさの相克を笑いに塗して描写した本作。
2巻では複数の登場人物達の動向を並行に緊迫感たっぷりに描いた「のろろ祭り」4編と、フェイド・インして始まる「増殖」4編を収録しています。
映画「グレムリン」のモグワイの飼い方の様に、一人ならともかく複数の元受刑者の前歴を隠すと言う、簡単に見えて守れない事を描いた作品ですが、山上たつひこ氏のイケずな原作を自身もストーリー・テラーとして非凡ないがらしみきお氏が奇妙な味付けにて漫画化して居ます。
短期で終わる様に思えた本作、意外にも続きそうですが、今後は一体どうなるのでしょうか?
筆者は2巻完結でクライマックス(または破局)が本巻に来ると考えて居りましたが見事に外れました。
作者コンビの曲者度合いから、元受刑者達の奇妙な日常系話でだらだら続く筈は無いので実に気に掛かります。
小説家としても活躍する山上氏による「のろろ祭り」に纏わる短編小説「浜辺」が巻末特典として掲載されています。
2012年7月10日に日本でレビュー済み
とある海辺の町で、恒例の祭りが始まろうとしている。
祭りのメインイベントは深夜、怪異な魚頭をかぶり蓑を着けた「のろろ」と呼ばれる男たちが町内を練り歩き、各家を訪ね歩くもの。
この不気味な祭りに不穏な元受刑者たちが三々五々に連なり、異様な状況が出来し始める。
1巻末で展開を始めた危うい動きが、のろろ祭りの開始と共に一気に加速。
平行して起こるいくつもの事件と驚きに、読者の心も千々に乱され、異様な興奮の渦に巻き込まれて行く。
元受刑者たちが何を思っているのか、祭の闇のなかでチラリチラリと垣間見えるが、理解とはほど遠く不気味さがつのるばかり。
元受刑者の集団受け入れ、という極秘裏プロジェクトを知るのは町長とその友人2人。
しかしそこから徐々に、油が漏れて染みだしてゆくように、周囲の人間に不信と不安が広がってゆく。
本当の祭りはまだこの後に控えているようだ。
この作品で特筆すべきは、月末という男のキャラクター。
彼は町長の依頼を受け、友人としてその難業を遂行する、どちらかと言えば「良い人間」に見える。
しかし彼の高潔な行いに燃える純粋さと、本能的な「自分だけは助かりたい」行為が同居する様は、矛盾だらけで信用ならない。
そしてそれは私自身を見る様に感じられて、笑えたり笑えなかったり。
このアプローチは一時の娯楽と片付けられない、読み手にジワジワ浸食してくる凄みを感じる。
そして巻末に掲載された山上氏の短篇小説「浜辺」がまた怖かった。
己が望まぬものを心情的に抹殺し、その罪深さを自覚しない女教師。
どうしようもなく周囲に不快感を与えてしまう子ども。
…人物造形の怖さは勿論だが、本当に怖かったのは彼女の罪が、まんま私の犯した罪であったこと。
刑務所とは無縁のはずの月末の罪、女教師の罪、自分の罪。
シチュエーションは違えども、同根の罪深さをありありと突きつけられ、
罪を問われているのは、私なのか…と錯覚に襲われる。
山上氏・いがらし氏の筆力をイヤという程感じた。
祭りのメインイベントは深夜、怪異な魚頭をかぶり蓑を着けた「のろろ」と呼ばれる男たちが町内を練り歩き、各家を訪ね歩くもの。
この不気味な祭りに不穏な元受刑者たちが三々五々に連なり、異様な状況が出来し始める。
1巻末で展開を始めた危うい動きが、のろろ祭りの開始と共に一気に加速。
平行して起こるいくつもの事件と驚きに、読者の心も千々に乱され、異様な興奮の渦に巻き込まれて行く。
元受刑者たちが何を思っているのか、祭の闇のなかでチラリチラリと垣間見えるが、理解とはほど遠く不気味さがつのるばかり。
元受刑者の集団受け入れ、という極秘裏プロジェクトを知るのは町長とその友人2人。
しかしそこから徐々に、油が漏れて染みだしてゆくように、周囲の人間に不信と不安が広がってゆく。
本当の祭りはまだこの後に控えているようだ。
この作品で特筆すべきは、月末という男のキャラクター。
彼は町長の依頼を受け、友人としてその難業を遂行する、どちらかと言えば「良い人間」に見える。
しかし彼の高潔な行いに燃える純粋さと、本能的な「自分だけは助かりたい」行為が同居する様は、矛盾だらけで信用ならない。
そしてそれは私自身を見る様に感じられて、笑えたり笑えなかったり。
このアプローチは一時の娯楽と片付けられない、読み手にジワジワ浸食してくる凄みを感じる。
そして巻末に掲載された山上氏の短篇小説「浜辺」がまた怖かった。
己が望まぬものを心情的に抹殺し、その罪深さを自覚しない女教師。
どうしようもなく周囲に不快感を与えてしまう子ども。
…人物造形の怖さは勿論だが、本当に怖かったのは彼女の罪が、まんま私の犯した罪であったこと。
刑務所とは無縁のはずの月末の罪、女教師の罪、自分の罪。
シチュエーションは違えども、同根の罪深さをありありと突きつけられ、
罪を問われているのは、私なのか…と錯覚に襲われる。
山上氏・いがらし氏の筆力をイヤという程感じた。
2018年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の知っている世界に籠もって悩んでいたら、この本がすごく分かりやすく優しく、生き方を教えてくれた。
2016年9月29日に日本でレビュー済み
これから羊がどう絡んでくるのか、楽しみで仕方ありません。おもしろい!
2018年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不気味な登場人物と予測できないストーリー展開がなかなか癖になります。まずは流し読みで一回、二回めは、細部まで読みます。
2014年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いがらしみきおで何とか大賞で、面白いのを期待したら外れた。続きは買わないでしょう。
2013年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いがらしみきお氏がネ暗路線から「そこに潜む恐怖」を描く漫画家になったのはいつだったろう。ただならぬのは原作が「光る風」の山上たつひこ氏である事。読む前からある程度のストーリーは判っていた。ましてや「いがらしみきお」氏が作画だから恐ろしい事になるだろうな的な期待感を持って二巻目まで読み進んだ。でも何かが違う。山上氏の「新喜劇思想大系」といがらし氏の「アイ」の世界がうまくミックスされていない感じがして何回も読みなおしてみた。そこで気づいたのが関西人の山上氏と東北人のいがらし氏の恐怖に対する感覚・感性が違うのではないのか?と。私は東北人の血を強く受けている為か いがらし氏の「怖さを感じるモノ」に共感する。それは明確な対象を持つより漠然とした不安の塊に近い。それに対し山上氏の怖さは、より具体的にリアルな対象を持つ怖さのような気がする。「死刑になっても不思議ではない奴からキ印まで揃った如何にも再犯しそうな11人の悪党」「何かを隠している三人の管理者」のように対象が より明確なのである。いがらし氏が怖いと感じるモノとかなり違うと思う。これが良い方向にミックスされれば傑作になると思うが 今の処ありきたりより少し間をもたせた上作の範疇に思える。これは個人的な印象に過ぎないのだろうが、私もいがらし氏が本来書かれている「人間の持つ怖さ」や「得体の知れないモノ」「闇」等のぼんやりした怖さのほうを より恐ろしく感じる。この先第三部が発売と聞いて すぐ予約したのだが................