この間で重大事件が3つも起きます。
一つ、野草を食べて作者が食中毒に苦しむ。
二つ、作者の目に木の枝が刺さり、失明の危機になるも…
そして三つめは、1〜4巻まで登場していた「アキくん」の出番が、この5巻以降なくなってしまうこと。(回想シーンだけには登場します)
その原因は「引越し」。
…ですが、作中に作者の元を去る描写はなく、「アキくんは引越した」という一文が目立たない形で掲載されているだけなので、この事実を知った時に私は、ただただ驚いた。1巻からずっと登場していた好感の持てる人物なので、アキくんの出番がなくなってしまうのは寂しい。
以上が、この5巻での重大事件です。野生動物を狩猟して食べるだけでなく、こういった人生模様がかいま見えるので、この作品は好きだ。
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山賊ダイアリー(5) (イブニングKC) コミック – 2014/8/22
岡本 健太郎
(著)
岡本が猟師になって早1年。禁猟期でも狩猟本能は止まらない。春には山菜、夏にはアメリカザリガニ、秋には猟期に備え、自給自足の訓練!? 今冬は、ついにヌートリアの捕食に成功する。その一方で、岡本は狩りの最中、目を負傷してしまう。師匠の佐々木さんに救助されるが……。慈愛溢れる狩猟エッセイコミック第5弾!
- 本の長さ126ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/8/22
- 寸法13.2 x 1.1 x 18.3 cm
- ISBN-104063545261
- ISBN-13978-4063545265
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2014/8/22)
- 発売日 : 2014/8/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 126ページ
- ISBN-10 : 4063545261
- ISBN-13 : 978-4063545265
- 寸法 : 13.2 x 1.1 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 62,153位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初猟から1年、休猟中の自然との関わり合いがツカみ。
山菜取りにタケノコ掘り。
"ザリガニ"とりは、僕も昔々ハマってたのでグッときましたね。
岡山というと、ザリガニのこと
"とおちか"って
言ってませんでした?
話が進むごとに、クローズアップされてくるのが《山に分け入ることへの責任とリスク》
手でハラったことすら意識しない、弱弱しい笹ッパが突如、状況下では『闇金ウシジマくん』の"肉蝮"みたいな仕打ちに出る
"山の怖さ"。
あと残り2巻、筆者兼主人公の岡本センセイの動向に目が離せません。
山菜取りにタケノコ掘り。
"ザリガニ"とりは、僕も昔々ハマってたのでグッときましたね。
岡山というと、ザリガニのこと
"とおちか"って
言ってませんでした?
話が進むごとに、クローズアップされてくるのが《山に分け入ることへの責任とリスク》
手でハラったことすら意識しない、弱弱しい笹ッパが突如、状況下では『闇金ウシジマくん』の"肉蝮"みたいな仕打ちに出る
"山の怖さ"。
あと残り2巻、筆者兼主人公の岡本センセイの動向に目が離せません。
2014年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「山野や河川に入り、山菜や動物をとって食べる。」
そんな山賊生活の落とし穴が今回も多数描かれています。
これまでも、日が暮れた山でのプチ遭難経験や、釣り人の不始末による釣り針の怪我、健太郎少年が大好きなおじーちゃんが散弾で怪我をしたことなど、ちょくちょく楽しくて笑えることばかりではないことがしっかり描かれています。
「世の中そんなに甘くない」
を笑ってしまうストーリー展開(でも実話?)で読ませてくださっていました。
例えば怪我、釣り針が顔に刺さる、タラの木をつかむ、電牧柵を素手で握る(←アホですねぇ)....etc.....
銃刀法に始まり、外来種生物関連の法令についてもわかりやすく記述されております。
決して説教臭くないので、ケラケラ笑って読んでしまうのですが、
「山の管理人」
としての猟師のマナーがしっかり描かれていて感心してしまいます。
まぁ、読んで笑っている時間の方が圧倒的に長いのですが。
今回は、この「甘くない」要素が前面にでています。
例えば誤食による食中毒、(まぁ、疑惑ですが)
例えば感染症、SARS、鳥インフルエンザ、エキノコックス、E型肝炎、リケッチア ....etc..
今回の怪我に至っては、「痛そう」とか笑っていられるレベルじゃないです。
本書の解説にも特装版の表紙の解説にもしっかり怪我の概要がかかれてあったので、もう、ドッキドキ。
思わずぎゃ〜〜〜〜と叫びたくなる怪我の内容もすごかったのですが、
「自分の不注意」では済まない、厚い人間関係がいいのですよ。
著者の師である佐々木さんや、夏目さんといった渋〜い御仁が、鳩よりいい味だしています。
……マサムネ君はちょっとおいといて(笑)
「著者さんは、
猟師のおじいちゃんといい、男運のいい御仁だなぁ、
いい師にめぐりあったなぁ」
ほんというにそう思えます。
赤木さんはとりあえず「別格なので」おいときましょう(笑)
そんな山賊生活の落とし穴が今回も多数描かれています。
これまでも、日が暮れた山でのプチ遭難経験や、釣り人の不始末による釣り針の怪我、健太郎少年が大好きなおじーちゃんが散弾で怪我をしたことなど、ちょくちょく楽しくて笑えることばかりではないことがしっかり描かれています。
「世の中そんなに甘くない」
を笑ってしまうストーリー展開(でも実話?)で読ませてくださっていました。
例えば怪我、釣り針が顔に刺さる、タラの木をつかむ、電牧柵を素手で握る(←アホですねぇ)....etc.....
銃刀法に始まり、外来種生物関連の法令についてもわかりやすく記述されております。
決して説教臭くないので、ケラケラ笑って読んでしまうのですが、
「山の管理人」
としての猟師のマナーがしっかり描かれていて感心してしまいます。
まぁ、読んで笑っている時間の方が圧倒的に長いのですが。
今回は、この「甘くない」要素が前面にでています。
例えば誤食による食中毒、(まぁ、疑惑ですが)
例えば感染症、SARS、鳥インフルエンザ、エキノコックス、E型肝炎、リケッチア ....etc..
今回の怪我に至っては、「痛そう」とか笑っていられるレベルじゃないです。
本書の解説にも特装版の表紙の解説にもしっかり怪我の概要がかかれてあったので、もう、ドッキドキ。
思わずぎゃ〜〜〜〜と叫びたくなる怪我の内容もすごかったのですが、
「自分の不注意」では済まない、厚い人間関係がいいのですよ。
著者の師である佐々木さんや、夏目さんといった渋〜い御仁が、鳩よりいい味だしています。
……マサムネ君はちょっとおいといて(笑)
「著者さんは、
猟師のおじいちゃんといい、男運のいい御仁だなぁ、
いい師にめぐりあったなぁ」
ほんというにそう思えます。
赤木さんはとりあえず「別格なので」おいときましょう(笑)
2019年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人より、獣の数が多い所の人たちの常識。シンプルで、羨ましい。
2014年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
楽しい中にも自然の厳しさや
危険な出来事も描かれてますね。
緑亀を食べたり岡本(主人公)が前から食べたがってた
ヌートリアを食べたり(笑)
あと前回わざと逃したヌートリアネタの謝罪文が追記されてました。
外来種を生け捕りして他の場所に移動させる事は禁じられていて
その場で〆ないと駄目なんですよね。
この5巻で一番インパクトがあった回は
佐々木さんと岡本の話が自分は心にきました。
人の優しさと厳しさに岡本はまた一歩成長したのでないかと思います。
次の6巻発売は来年の春、物凄く待ち遠しいです。
狩猟の楽しさ厳しさのリアルな経験に基いて描く本作品は貴重です。
危険な出来事も描かれてますね。
緑亀を食べたり岡本(主人公)が前から食べたがってた
ヌートリアを食べたり(笑)
あと前回わざと逃したヌートリアネタの謝罪文が追記されてました。
外来種を生け捕りして他の場所に移動させる事は禁じられていて
その場で〆ないと駄目なんですよね。
この5巻で一番インパクトがあった回は
佐々木さんと岡本の話が自分は心にきました。
人の優しさと厳しさに岡本はまた一歩成長したのでないかと思います。
次の6巻発売は来年の春、物凄く待ち遠しいです。
狩猟の楽しさ厳しさのリアルな経験に基いて描く本作品は貴重です。
2014年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
狩猟をやっていると「あるある!」な話が笑えたり,目を
背けたくなるようなところもあります.ちなみに
この本を読んで狩猟を始めようとする人が多いらしく,
罠免許をとってすぐ四つ足を始めようという初心者が増えたみたい.
なんの経験も無い人が,勉強しないでいきなり獲れるはずもないし,
変なところに仕掛けて危ないことになっても困ります.
ネットやマンガをみただけで自分も同じように出来るようになるとは思わない方が良いです.
止めるときには銃がないと危ない場面もあるので,
この本を読んで興味を持つのは非常に喜ばしいことですが,
一人で始めようとしないで,いろんな経験者に話を聞いてみる
ことが大事だと思います.
背けたくなるようなところもあります.ちなみに
この本を読んで狩猟を始めようとする人が多いらしく,
罠免許をとってすぐ四つ足を始めようという初心者が増えたみたい.
なんの経験も無い人が,勉強しないでいきなり獲れるはずもないし,
変なところに仕掛けて危ないことになっても困ります.
ネットやマンガをみただけで自分も同じように出来るようになるとは思わない方が良いです.
止めるときには銃がないと危ない場面もあるので,
この本を読んで興味を持つのは非常に喜ばしいことですが,
一人で始めようとしないで,いろんな経験者に話を聞いてみる
ことが大事だと思います.
2014年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
兼業の方は仕事間のギャップが大きければ大きい程インパクトが御座いますが、独特のフラを持ったギャグマンガを描いていた岡本氏が、インドア派どころか本格的な猟師である事がとても意外だった本作。
5巻目はやや今までと趣を変えて、山菜の食べ過ぎによる腹痛や、小枝一本で再起も危ぶまれた怪我を追う所だった、猟の持つ危険性を多く扱っています。
(少し内容に触れています)
鳥インフルエンザを始めとする各種感染症の危険性を説き、猟師は清潔で無ければならない事が良く解りました。
日本の生態系を乱す恐れがある「特定外来生物」ヌートリア、「要注意外来生物」アメリカザリガニの我々が知らなかった扱い方等も参考になりました。
今回は殆ど新しい獲物の描写は御座いませんでしたが、それでも調理器具だけ持って河原で食材を調達するエピソードの幼名ミドリガメ→ミシシッピアカミミガメ鍋が印象的です。
こぼれ話的に本作連載直前の担当との打ち合わせで、ジビエに不慣れな担当陣に岡本氏が材料の名前を偽って食べさせる意地悪な描写有り。
そして「狩った獲物は食う」を大原則としている岡本氏が「食べたくない(不味そうだ)。」と潜在意識化に思って居る対象には射撃の腕も鈍る、と言うメンタルな描写も秀逸。
イブニング掲載作以外ではアウトドアブランド「A&Fカントリー」カタログに掲載された掌編も掲載。
5巻目はやや今までと趣を変えて、山菜の食べ過ぎによる腹痛や、小枝一本で再起も危ぶまれた怪我を追う所だった、猟の持つ危険性を多く扱っています。
(少し内容に触れています)
鳥インフルエンザを始めとする各種感染症の危険性を説き、猟師は清潔で無ければならない事が良く解りました。
日本の生態系を乱す恐れがある「特定外来生物」ヌートリア、「要注意外来生物」アメリカザリガニの我々が知らなかった扱い方等も参考になりました。
今回は殆ど新しい獲物の描写は御座いませんでしたが、それでも調理器具だけ持って河原で食材を調達するエピソードの幼名ミドリガメ→ミシシッピアカミミガメ鍋が印象的です。
こぼれ話的に本作連載直前の担当との打ち合わせで、ジビエに不慣れな担当陣に岡本氏が材料の名前を偽って食べさせる意地悪な描写有り。
そして「狩った獲物は食う」を大原則としている岡本氏が「食べたくない(不味そうだ)。」と潜在意識化に思って居る対象には射撃の腕も鈍る、と言うメンタルな描写も秀逸。
イブニング掲載作以外ではアウトドアブランド「A&Fカントリー」カタログに掲載された掌編も掲載。