個性的なタイトルに魅かれて手に取ってみました。
何気ない出会いでしたが、今は読めたことに感謝しています。
冴えない成人男性が人生を変えようと願うも、あらぬ方向にことが進んでいく、その翻弄される姿を描いています。
悪いことをしたわけでもないのに人生の袋小路に迷い込んだ主人公。輝きがあるわけではないけど他人事と捨て置くこともできず、どうなるんだろうと興味を持って物語を追えました。
いい作品でした。今でも読み返しています。
日陰を歩く主人公、このワードに食指が動いたら是非。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
わにとかげぎす(1) (ヤンマガKCスペシャル) コミック – 2006/9/6
古谷 実
(著)
富岡ゆうじ、32歳、独身、職業は深夜の警備員。
つい先週、人生に遭難していることに気がついた。
これはどうにかしなきゃいけない。
タダだからって筋トレばかりしてる場合じゃない。
孤独は罪だ。その罪は償う気持ちはある。
だから‥‥、『友達をください!』
と、流れ星にお願いした夜、手元に届いた一通の呪いの手紙。
犯人は誰ですか?
つい先週、人生に遭難していることに気がついた。
これはどうにかしなきゃいけない。
タダだからって筋トレばかりしてる場合じゃない。
孤独は罪だ。その罪は償う気持ちはある。
だから‥‥、『友達をください!』
と、流れ星にお願いした夜、手元に届いた一通の呪いの手紙。
犯人は誰ですか?
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/9/6
- 寸法13 x 1.6 x 18.3 cm
- ISBN-104063614794
- ISBN-13978-4063614794
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/9/6)
- 発売日 : 2006/9/6
- 言語 : 日本語
- コミック : 210ページ
- ISBN-10 : 4063614794
- ISBN-13 : 978-4063614794
- 寸法 : 13 x 1.6 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 63,402位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年2月11日に日本でレビュー済み
心の隙間が埋まらない。
そこそこ満ち足りてはいるけれど、どこかで不安を感じてしまう。
その答えはひとつ
「友達が少ない」こと。
基本的に不器用で、他人との関わり方がわからない。
さらに、青春時代とは違い、生活環境が極めて閉鎖的なので、
友人を新たに作るチャンスにも恵まれない。
こんな俺でも、幸せになれんのか?
そんな私の心にどストライクを決めたこの作品。
孤独は病みたいなものだ。
チャンスという薬さえあれば、抜け出すことは出来る。
自分という人間をわかってくれる人がいるならば、
きっと私たちはみんな孤独じゃない。
そこそこ満ち足りてはいるけれど、どこかで不安を感じてしまう。
その答えはひとつ
「友達が少ない」こと。
基本的に不器用で、他人との関わり方がわからない。
さらに、青春時代とは違い、生活環境が極めて閉鎖的なので、
友人を新たに作るチャンスにも恵まれない。
こんな俺でも、幸せになれんのか?
そんな私の心にどストライクを決めたこの作品。
孤独は病みたいなものだ。
チャンスという薬さえあれば、抜け出すことは出来る。
自分という人間をわかってくれる人がいるならば、
きっと私たちはみんな孤独じゃない。
2023年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自身の孤独に気づき、その孤独から脱出するためにもがく主人公と、周囲の人たちのサスペンス風活劇。
主人公の真面目系クズさが妙にリアルで、孤独に対する不安、女性に対する不安や理想などに面白みを感じた。
物質的に満ち足りており、他人と共生せずとも閉鎖的に過ごせてしまう現代の日本を表しているようで、主人公のように、他人を意識しないで生きていたら、気づいたら孤独になって抜け出せなくなってしまったと言う人たちは実は多いのではないかと感じた。
主人公の思考などは妙にリアルだが、周囲の人間や出来事などは突拍子もないため、ご都合主義に感じてしまうところやラストも少しモヤモヤが残るといった場面もある。
しかし、全4巻で読みやすい分量であり、ダウナー系主人公の一つのヒューマン映画を鑑賞したような満足できる読後感がある。
主人公の真面目系クズさが妙にリアルで、孤独に対する不安、女性に対する不安や理想などに面白みを感じた。
物質的に満ち足りており、他人と共生せずとも閉鎖的に過ごせてしまう現代の日本を表しているようで、主人公のように、他人を意識しないで生きていたら、気づいたら孤独になって抜け出せなくなってしまったと言う人たちは実は多いのではないかと感じた。
主人公の思考などは妙にリアルだが、周囲の人間や出来事などは突拍子もないため、ご都合主義に感じてしまうところやラストも少しモヤモヤが残るといった場面もある。
しかし、全4巻で読みやすい分量であり、ダウナー系主人公の一つのヒューマン映画を鑑賞したような満足できる読後感がある。
2006年9月7日に日本でレビュー済み
かの有名な「行け!稲中卓球部」の作者、古谷 実の新作漫画です。
かなり自分好みの漫画を描く人なので、連載を読まずに単行本化されるまで我慢した甲斐がありました。
ヒミズ、シガテラと続き、今回も犯罪路線っぽい漫画です。
主人公が珍しく、古谷漫画にしてはカッコ悪い&気持ち悪い感じで驚きました。
今までの主人公もカッコ良くはなかったけど、気持ち悪い主人公じゃなかった。
だけど何故か憎めない、なんか・・・思わず「こういう奴いるよな〜」と思ってしまう主人公・・・。
32歳、警備員、友達と呼べる人が一人も居ない・・・これだけでも面白そうな設定なのに
先が読めない展開でますますワクワクさせてくれる漫画です。
ただヒミズ辺りからですが、漫画の中に必ずと言っていいほど、ヤクザが出てくる・・・。
まぁ、そのヤクザが結果的に面白い展開をさせるわけですが・・・。
それでも、古谷ワールドは全開で随所 随所に笑えるポイントをきっちりと作っているのが古谷漫画。
あの絶妙なキャラクター達のセリフも古谷 実ならでは・・・。
一度読むと、ラストはどうなるのだろうと思ってしまう漫画です。
かなり自分好みの漫画を描く人なので、連載を読まずに単行本化されるまで我慢した甲斐がありました。
ヒミズ、シガテラと続き、今回も犯罪路線っぽい漫画です。
主人公が珍しく、古谷漫画にしてはカッコ悪い&気持ち悪い感じで驚きました。
今までの主人公もカッコ良くはなかったけど、気持ち悪い主人公じゃなかった。
だけど何故か憎めない、なんか・・・思わず「こういう奴いるよな〜」と思ってしまう主人公・・・。
32歳、警備員、友達と呼べる人が一人も居ない・・・これだけでも面白そうな設定なのに
先が読めない展開でますますワクワクさせてくれる漫画です。
ただヒミズ辺りからですが、漫画の中に必ずと言っていいほど、ヤクザが出てくる・・・。
まぁ、そのヤクザが結果的に面白い展開をさせるわけですが・・・。
それでも、古谷ワールドは全開で随所 随所に笑えるポイントをきっちりと作っているのが古谷漫画。
あの絶妙なキャラクター達のセリフも古谷 実ならでは・・・。
一度読むと、ラストはどうなるのだろうと思ってしまう漫画です。
2006年10月2日に日本でレビュー済み
登場人物に同意できるか?そんな視点で古谷氏作品を読んでも意味がないでしょう。そもそも設問が間違っている気がします。人間の暗部をエンターテイメント化する作業。どれだけ作者の精神を蝕んでいるか気が気ではありません。
絶妙のコマ割りで人間の暗部を描く手法はさすがです。人間の暗部を眺める作者の視点は(つまりカメラの位置)は芥川龍之介的なんです。作者が連載を中断してしまう週があるのも頷けます。こんな作品を毎週描いていたならば、芥川の様な病が発生しても不思議ではないでしょう。
「たかが漫画だ。なにが芥川の作風に似ているだ」という方の意見も分ります。ただ表現手法は漫画でも視点が芥川的なのは読めば解ると思います。作者の精神的健康が害されないことを願いつつ星5つです。
それにしても、日本の漫画界というのは何てレヴェルが高いのだろう。普段漫画など読まない私ですが、古谷氏の同作品だけは気になります。
絶妙のコマ割りで人間の暗部を描く手法はさすがです。人間の暗部を眺める作者の視点は(つまりカメラの位置)は芥川龍之介的なんです。作者が連載を中断してしまう週があるのも頷けます。こんな作品を毎週描いていたならば、芥川の様な病が発生しても不思議ではないでしょう。
「たかが漫画だ。なにが芥川の作風に似ているだ」という方の意見も分ります。ただ表現手法は漫画でも視点が芥川的なのは読めば解ると思います。作者の精神的健康が害されないことを願いつつ星5つです。
それにしても、日本の漫画界というのは何てレヴェルが高いのだろう。普段漫画など読まない私ですが、古谷氏の同作品だけは気になります。
2017年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公は、孤独すぎることが心の重荷になっていますが、
救いようもない人を、救おうとして、トラブルを引き起こす程の、お人よしですw
そんな、どうしようもない主人公に想いを寄せる隣人の存在が救いです。
救いようもない人を、救おうとして、トラブルを引き起こす程の、お人よしですw
そんな、どうしようもない主人公に想いを寄せる隣人の存在が救いです。
2009年8月25日に日本でレビュー済み
ストーリー的にリアルであるというより,主人公の感情がリアルに表現されている。自分がふと寂しさを感じたときの言葉にできないものがひしひしと伝わってきた。読んでいて時々自分が今まで感じてきた歯がゆさはもしかしてこういうことなのかもしれない,と思うことがあった。主人公は,一人ぼっちで孤独に警備員という仕事を続け,友達もいない。羨ましいところなんて一つもないが,なぜ彼に惹きつけられるのか。おそらく彼自身の素直な心と,人間の寂しい部分を人に言える力を持っているからなのだと思う。自分もそう生きていけたらどんなにいいかと思う。
2021年10月25日に日本でレビュー済み
冒頭で、友達がほしいと願う主人公
社会人になって友達を作るのは難しいので、主人公がどうやって自分の殻を破って友達を作るのか期待していましたが、まさかの「たまたま数日前に引っ越してた美人でグラマーな隣人がブサイクな主人公に一目惚れする」という超ご都合メルヘンSF展開
内面世界との向き合いや、どう工夫して幸せになるのかを期待していた自分にとっては、その現実味の無い展開に一気に萎えました
社会人になって友達を作るのは難しいので、主人公がどうやって自分の殻を破って友達を作るのか期待していましたが、まさかの「たまたま数日前に引っ越してた美人でグラマーな隣人がブサイクな主人公に一目惚れする」という超ご都合メルヘンSF展開
内面世界との向き合いや、どう工夫して幸せになるのかを期待していた自分にとっては、その現実味の無い展開に一気に萎えました