前2作とは切り離して捉えている。
ある意味前2作は渾身の作であり、アイディアも知見も出尽くしたのだろう。
しかしながら、心に強く響く箴言はちりばめられている。
まさか辛酸を舐めた仲間の裏切りに逢うとは思っていなかったカイジだが、踏み止まって状況をよく検分できた。
世の中平和に生きれれば理想だ。しかし、食えない連中がいるのだから、カイジの踏ん張りは自身のことのように感じることができる。
参考になった箇所は以下の通り、
→(決断をする際に)数的誘惑、確率に押され、放たれていた!
が、命懸けゆえ、ギリギリでカイジは、感じた!
腐臭っ!
怯え、焦り、企んだ、社長村岡の残り滓! その息づかい、腐臭を、嗅ぎ取った!
ううっ! この土壇場で!
→ぐっ!
バカだ! オレは!
安堵の溜め息なんかは、この部屋を生きて出ていった後、いくらでもしろっ
違うだろ今は!
今は一時たりとも弛めちゃいけない、そういう時だろ!
なのに・・・・
下の下だっ!
五分五分でホッなんて、そんな肚だから、オレは舐める、辛酸を! 何度でもっ!
くっ! 考えろっ! 今はただ、ひたすら、考えろっ!
五分五分以上の何か!
勝ちへの道っ!
→やるべきっ! たとえヤマ次第でもやるべきっ!
漫然と5割の勝負、運否天賦をやるより、たとえ1割でも勝ちの可能性が増えるならやるべき!
→そう! そうだ!
まさにその通り!
「見えざるものを見よっ、これぞ博打の真骨頂っ!」
見えざるものが見えたから紡げた! オレの生き残りも!
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賭博堕天録カイジ(9) (ヤンマガKCスペシャル) コミック – 2007/2/6
福本 伸行
(著)
『カイジ』新章! シリーズ第3弾は「堕天録」!! 第4章「渇望の血」スタート!
カイジに金を貸す謎の男・和也は、帝愛グループ会長・兵藤和尊の息子だった。「勝負の負け」が「死」を意味する驚愕の事実に戦慄を覚えるカイジ。生き残るため必至で捨て牌を選択するカイジ…。が、11回戦残り1巡、土壇場のこの時、突如カイジに勝利への策が閃く!! 起死回生の策を思いついたカイジは、再びトイレへと立った…!!
カイジに金を貸す謎の男・和也は、帝愛グループ会長・兵藤和尊の息子だった。「勝負の負け」が「死」を意味する驚愕の事実に戦慄を覚えるカイジ。生き残るため必至で捨て牌を選択するカイジ…。が、11回戦残り1巡、土壇場のこの時、突如カイジに勝利への策が閃く!! 起死回生の策を思いついたカイジは、再びトイレへと立った…!!
- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/2/6
- 寸法13 x 1.7 x 18.3 cm
- ISBN-104063615243
- ISBN-13978-4063615241
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商品の説明
著者について
福本 伸行
1980年、『よろしく純情大将』でデビュー。代表作は『賭博黙示録カイジ』、『天』、『銀と金』、『最強伝説 黒沢』、『賭博覇王伝 零』など多数。現在、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『アカギ』を連載中。
1980年、『よろしく純情大将』でデビュー。代表作は『賭博黙示録カイジ』、『天』、『銀と金』、『最強伝説 黒沢』、『賭博覇王伝 零』など多数。現在、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『アカギ』を連載中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/2/6)
- 発売日 : 2007/2/6
- 言語 : 日本語
- コミック : 202ページ
- ISBN-10 : 4063615243
- ISBN-13 : 978-4063615241
- 寸法 : 13 x 1.7 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 303,275位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年2月27日に日本でレビュー済み
2007年3月2日に日本でレビュー済み
限定じゃんけん編やチンチロ編の頃のスリリングな緊張感や感動はどこへやら?
中身が薄すぎです。“ざわ”とか“ブワッ”とか過剰とも思える心理描写の多用で、話がちーっとも進みません。
率直に、もっと早くストーリーが進行してほしいです。
中身が薄すぎです。“ざわ”とか“ブワッ”とか過剰とも思える心理描写の多用で、話がちーっとも進みません。
率直に、もっと早くストーリーが進行してほしいです。
2007年4月7日に日本でレビュー済み
1巻からの長いネタフリにようやくオチがつく。
みなさんの「おせぇよ」という不満はなんとなく想像できますが、私は漫画喫茶で1巻から9巻まで一気に読んだので、それほど感じませんでした。
だから星4つ。
腐ってもカイジ、といったところでしょうか。
カイジが追い込まれれば追い込まれるほどこの漫画は面白くなる。
みなさんの「おせぇよ」という不満はなんとなく想像できますが、私は漫画喫茶で1巻から9巻まで一気に読んだので、それほど感じませんでした。
だから星4つ。
腐ってもカイジ、といったところでしょうか。
カイジが追い込まれれば追い込まれるほどこの漫画は面白くなる。