ついにファイの物語が完結です。
前回に引き続き、ファイの過去が語られています。
今回は現在の話も平行して進んでいるので過去話ばかりで
気分が暗くなることはありませんでした。
過去話の内容についてですが、やはり暗くて哀しい話です。
しかし今回はファイよりもむしろ
「アシュラ王って何者?」
と感じました。
彼が何をしたかったのかいまいち分かりませんでした。
今回はさくらちゃんは躯しか登場してませんが、
みんなの仲間の絆のようなものを感じました。
また、ファイは変わったのだなとも強く思いました。
最近ずっと暗い展開ばかりだったので少しは良かったと思います。
今回、ラストに衝撃のシーンがあります。
しかし、展開が早くて「え、何でこうなるの?」と思うことが多く、
ラストシーンは衝撃は大きかったけれど正直“何で?”と思いました。
次巻が気になるところです。
飛王の願いもだいたい分かり、物語も佳境に入って来た
というところでしょうか。
扉絵にxxxHOLiCの四月一日が出てきたりと、そろそろ
そちらとのリンクも気になります。
ぜひxxxHOLiCと一緒に読むことをお勧めします。
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ツバサ(21) (講談社コミックス) コミック – 2007/11/16
CLAMP
(著)
こことは違う別の世界にある国、玖楼国。そこである日、謎の遺跡が見つかる。玖楼国の姫・さくらがその遺跡に足を踏み入れた時、謎の光とともに、さくらの記憶が羽根に形を変えて様々な次元に飛び散ってしまう。さくらの幼なじみの少年・小狼はさくらを救うため、次元を超え羽根を探す旅へと出発する!!
自分の過去と向き合うため「セレス国」に戻ったファイは遂にアシュラ王と再会。アシュラ王は自分を殺す「約束」を果たすようにとファイに戦いを挑む。恩人であるアシュラ王を倒さねばならない宿命に苦しむファイ。戦いは黒鋼も巻き込み、悲しき結末へ向かう! ファイの悲しき過去、双子の皇子の真実が明らかになる「セレス国」編完結!!
自分の過去と向き合うため「セレス国」に戻ったファイは遂にアシュラ王と再会。アシュラ王は自分を殺す「約束」を果たすようにとファイに戦いを挑む。恩人であるアシュラ王を倒さねばならない宿命に苦しむファイ。戦いは黒鋼も巻き込み、悲しき結末へ向かう! ファイの悲しき過去、双子の皇子の真実が明らかになる「セレス国」編完結!!
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/11/16
- 寸法11.3 x 1.2 x 17.3 cm
- ISBN-104063638774
- ISBN-13978-4063638776
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/11/16)
- 発売日 : 2007/11/16
- 言語 : 日本語
- コミック : 184ページ
- ISBN-10 : 4063638774
- ISBN-13 : 978-4063638776
- 寸法 : 11.3 x 1.2 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 439,946位コミック
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2007年11月26日に日本でレビュー済み
実はツバサは三巻までしか読んでません(笑)
そこまで読んでつまらなかったので以来ずっと距離を置いてました。
でも今回たまたま買ったこの巻はかなり面白かったです!
ストーリーには当然のことながらついていけませんでしたが、画面に迫力・勢いがあって、理屈じゃなく引き込まれてしまいます。
やっぱり戦闘シーンばっかりは絵が上手くないとダメですね。
CLAMPは本当に絵が上手いんだなと実感しました。
初めからこれくらい飛ばしてくれてたらずっと読んでたかもしれません。
しかしながらファイのキャラの壊れっぷりには度肝を抜かれました。
あまりにも三巻までの彼と違いすぎて初めファイだと気付かなかった…外見もなんかちょっと違うし。
あのテのキャラが何かしら暗い過去持ちなのはお約束として予想してはいたけど、外見が女々しい分もっと男らしく豹々と鬱に入ると踏んでいたのに、まさかの乙女壊れ。
体の震えの擬音が『カタカタ』って。いくらなんでも初期のキャラと違いすぎるだろう。黒鋼も。
BLとかはわりとどうでもいいんですが、そのためにキャラの性格が変わるのは微妙です。
それとも通して読んでる人からすればそうでもないんだろうか…4〜20の間に何が。
そこまで読んでつまらなかったので以来ずっと距離を置いてました。
でも今回たまたま買ったこの巻はかなり面白かったです!
ストーリーには当然のことながらついていけませんでしたが、画面に迫力・勢いがあって、理屈じゃなく引き込まれてしまいます。
やっぱり戦闘シーンばっかりは絵が上手くないとダメですね。
CLAMPは本当に絵が上手いんだなと実感しました。
初めからこれくらい飛ばしてくれてたらずっと読んでたかもしれません。
しかしながらファイのキャラの壊れっぷりには度肝を抜かれました。
あまりにも三巻までの彼と違いすぎて初めファイだと気付かなかった…外見もなんかちょっと違うし。
あのテのキャラが何かしら暗い過去持ちなのはお約束として予想してはいたけど、外見が女々しい分もっと男らしく豹々と鬱に入ると踏んでいたのに、まさかの乙女壊れ。
体の震えの擬音が『カタカタ』って。いくらなんでも初期のキャラと違いすぎるだろう。黒鋼も。
BLとかはわりとどうでもいいんですが、そのためにキャラの性格が変わるのは微妙です。
それとも通して読んでる人からすればそうでもないんだろうか…4〜20の間に何が。
2008年1月12日に日本でレビュー済み
暗く重いメッセージなので、明るく爽やかな作品を求める方には不向きです。
私的には、CLAMPさんがデビューされて間もない頃、「創竜伝」のコミックを拝見して以来、天野さんの構築された世界とあまりにかけ離れすぎていてずっと嫌いでした。
ナゼ、「ツバサ」を読むようになったかと言えば、TVアニメの「カードキャプター・さくら」を子供と見ていて、「さくらちゃん可愛い!」「そんなに悪くないな」と思ったからでした。
「カードキャプターさくら」から入ったので違和感だらけの世界でしたが、彼女たちの描く世界観や哲学は、私の心に響くものがありました。
「HOLIC」とリンクしているので、両方の作品を平行して読んでいますが、(個人的には「HOLIC」の方が好きです)大人が読んでも十分楽しめます。
その代わり、子供には判り難い世界になってきました。NHKアニメで放映された部分までは、小3の子供にも理解できたようですが、東京編を過ぎた頃から子供は読まなくなりました。
優しさも強さになる。強い想いが世界を変えて行く。そして、世の中の出来事に偶然はなく、すべて必然である。
そんなメッセージや登場人物の切なく哀しい優しさが理解出来るようになるには、もう少し大人になってからかな。
こうなったら、最後までついていきますよ!
私的には、CLAMPさんがデビューされて間もない頃、「創竜伝」のコミックを拝見して以来、天野さんの構築された世界とあまりにかけ離れすぎていてずっと嫌いでした。
ナゼ、「ツバサ」を読むようになったかと言えば、TVアニメの「カードキャプター・さくら」を子供と見ていて、「さくらちゃん可愛い!」「そんなに悪くないな」と思ったからでした。
「カードキャプターさくら」から入ったので違和感だらけの世界でしたが、彼女たちの描く世界観や哲学は、私の心に響くものがありました。
「HOLIC」とリンクしているので、両方の作品を平行して読んでいますが、(個人的には「HOLIC」の方が好きです)大人が読んでも十分楽しめます。
その代わり、子供には判り難い世界になってきました。NHKアニメで放映された部分までは、小3の子供にも理解できたようですが、東京編を過ぎた頃から子供は読まなくなりました。
優しさも強さになる。強い想いが世界を変えて行く。そして、世の中の出来事に偶然はなく、すべて必然である。
そんなメッセージや登場人物の切なく哀しい優しさが理解出来るようになるには、もう少し大人になってからかな。
こうなったら、最後までついていきますよ!
2007年11月22日に日本でレビュー済み
ファイの過去から始まって、セレスから次の世界へ向かう所までが収録されています。
内容は展開が早くとても面白いのですが、相変わらず話が暗くて重く、主人公たちの自分以外の誰かのための優しさがとても悲しく切なかったです。
なんだか、東京編からずっとそんな展開なので、面白いけど…と☆4つにしようかと思ったのですが、どんな時も本質を見誤らない黒鋼が物凄くかっこよかったので5つにしました。が、どう考えても最近黒鋼いいとこ取りすぎな気が…(笑)
ただ、CLAMPの作品は敵役(今回は阿修羅王)の設定がしっかり作られていて、ただ主人公たちの敵というのではなく、彼等には彼等の願いや優しさがあることがよく分かって、相変わらず巧いな、と思いました。
ラストは衝撃の展開なのですが、なぜそうなったのかという理由も含めて、次巻が楽しみになりました。
内容は展開が早くとても面白いのですが、相変わらず話が暗くて重く、主人公たちの自分以外の誰かのための優しさがとても悲しく切なかったです。
なんだか、東京編からずっとそんな展開なので、面白いけど…と☆4つにしようかと思ったのですが、どんな時も本質を見誤らない黒鋼が物凄くかっこよかったので5つにしました。が、どう考えても最近黒鋼いいとこ取りすぎな気が…(笑)
ただ、CLAMPの作品は敵役(今回は阿修羅王)の設定がしっかり作られていて、ただ主人公たちの敵というのではなく、彼等には彼等の願いや優しさがあることがよく分かって、相変わらず巧いな、と思いました。
ラストは衝撃の展開なのですが、なぜそうなったのかという理由も含めて、次巻が楽しみになりました。