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評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 下巻 (KCピ-ス) 新書 – 2006/12/7

4.1 5つ星のうち4.1 17個の評価

福井晴敏氏絶賛!
「この男の人生、他人事(フィクション)じゃない」
ビジネスマン必読!
『機動戦士ガンダム公式百科事典』の編著者が放つ画期的評伝
『機動戦士ガンダム公式百科事典』の編著者が描く≪宇宙世紀の英雄≫の生涯。シャアを切り口として『機動戦士ガンダム』から『逆襲のシャア』までのリアルな歴史ドラマを読み解く。人間シャアの生き方に学ぶ画期的ガンダム評伝!
今、我々はシャアから多くのことを学ぶ必要がある。自意識過剰で、マザコンで、究極的には自分しか愛せなかった寂しい男だからこそ、その転落の道筋を反面教師としなければならない。あの仮面は、今を生きる我々の顔を等しく覆っているのだから。——(福井晴敏)
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2006/12/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/12/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4063646769
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4063646764
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 17個の評価

著者について

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皆川 ゆか
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 テレビ・シリーズ、劇場版、外伝、そして、現在進行中のオリジンも「一説には‥‥」と、網羅しつつ、それでいて、一本、筋の通った評伝として、実に読みやすく仕上がっている。

 皆川ゆか氏の、「真剣な遊び心」は、こうした形態の作品で、最も際どく炸裂するのだと、改めて実感させられた。

 それぞれのチャプターが、「時系列」を刻みつつ、その枠に留まることなく、ファーストの時代の台詞の解明に、後年のゼータ等の例を、と、テーマとして、しっかり先取りし、取り込んでいる。

 そして、その逆も然り。

 そうした中で、私個人が、最も興味を惹かれたのは、ララァの死、消失を起点する、それ以後のシャアの心理状態、行動原理の解説であり、その究極として評される「逆襲のシャア」のクライマックスである、落下するアクシズをモビルスーツで押し上げようとする、常軌を逸したアムロと、シャアの言動、そして、何ゆえに、あれだけの大質量が、地球の引力から弾き出されたかに至る、「その軌跡」の解析だった。

 皆川氏は、自らの「評」を、一説として徹してはいるが、それでいて、映像から察しえる、最良のものを提示してくれたかに思う。

 ある意味、富野氏の、「観客を突き放す」、そうした感覚がブッ飛んでいるところを、幾多の著名人が、「ガンダム・フォロー」とも言うべき行動に出ている現状で、本作のような「読者に優しい作品」は、本当に有り難く思う。

 

 いや、しかし、ようやく、「逆シャア」のラストを「ガンダムが、オーラバトラーになったから、アクシズは落ちなかったんじゃねーの」という、私個人の皮肉から公開15年以上を経て、解放された気分です。

 個人的に、皆川氏には、心から感謝したい(苦笑)。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シャアがまるで実在した歴史上の人物のように扱われている伝記本の下巻。基本的には淡々と事実をなぞって書かれていて、それがまた自分なりのシャア像を構築する上で、良い感じで作用している。用語や登場人物の説明も丁寧にしてあるので、一度本編を見ている人なら入り込めるようになっている。

シャアは理想論主義者で、理想を突き詰めていった結果『逆シャア』で壊れてしまった。適当に妥協できるいい加減さがあれば、こんなに苦しむ事もなかっただろうに。

でも、だから僕は人間シャア・アズナブルに惹かれてしまう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年1月14日に日本でレビュー済み
小さい頃、シャアはとてもカッコイイ存在だった。

《赤い彗星》はアニメでは敵側という立場にいながら、主人公であったアムロよりも魅力があった。

でもそれは、単に強いとか、セリフが渋いとか、表面的な部分に魅かれたのではなく、

苦悩しながらも前へ進もうとする姿勢に魅かれていたのかもしれない。

子供の頃には意識しなかったが、シャアは決して成功者ではない。

輝かしい1年戦争前半に比べると、後半は惨めなくらいその名声が地に堕ちていく。

シャアは「自分が二流であることを自覚しながら、一流の目標のために動かねばならぬ不幸な人」であった。

そしてその立ち位置は、「逆襲のシャア」に於いても変わることはなかった。

人間誰しも、今そのときの力では持て余すような目標に立ち向かわざるを得ない状況に置かれることがある。

それでもなお、目的に向かって進む姿にとても身近なものを感じるからこそ、シャアという存在に魅かれたのかもしれない。

この本は、ガンダムをある程度知っていなければ読んでもさっぱりでしょう。

逆に、ガンダム世代は読んでみましょう。

苦悩の人生を歩んだ人間が、確かに存在したように感じることができます。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月22日に日本でレビュー済み
下巻では、「機動戦士Zガンダム」の中盤から、「逆襲のシャア」までの物語が、
シャア視点で語られています。
なかでも、「逆襲のシャア」編の解説は、とてもわかりやすいです。
もともと、映画中では、あいまいな決着に加え、よくわからないセリフで物議を
醸し出したものですが、この本を読むと、本当はこういうことを言いたかったの
ではないかということがよくわかります。
映画「逆襲のシャア」を見て、納得いかなかった方は、是非、読んでみて下さい。

ただ、熱狂的ガンダムファンからしてみれば、原作小説も少しフォローして欲し
かったかな。
福井晴敏が、とあるインタビューで語っていますので、参考までに引用します。
・・・ちょっと変化球になっちゃいますけど、『逆襲のシャア』の最後の場面で、
小説版では、「アルテイシア、おれはこれでよかったのかな」みたいなシャアの
セリフがあるじゃないですか。でも映画版にはなかった。これがいまだに心残り
ですね。このセリフがあれば、ストーリーとしてはしっくりくるし、ちゃんと
浪花節の映画ということで、作品の評価もずいぶん変わったと思う。だから、
何であのセリフを入れなかったのかって富野監督に聞いたんですけど、そしたら
「だって後で思いついたんだもん」と言われちゃって(笑)。じゃあ、しょうが
ないかなとあきらめたんだけど。俺はこれですね。・・・

ここまで、取り上げてくれれば星5つだったのですが。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年1月3日に日本でレビュー済み
評伝というよりは架空の人物の伝記というべきこの本、しかし実在する人物の凡百な人生よりも

この男の生き様は重い。偉大な思想家、政治には向かなかった父の生き様・死に様を

観たこの男は結局そのトラウマから逃れることが出来ず。かつまたニュータイプとしては

“二級品”といった屈辱を一年戦争末期に味わったため、グリプス抗争では自分の理想(欲望)

に忠実なシロッコに遅れを取る。その念は第2次ネオ・ジオン抗争でアムロにサイコ・フレームの

アイデアを提供し飽くまで対等に戦おうという姿勢だが、やられたほうは見下されたとしか思えない。

もっとも、華やかに戦場で舞う男は宇宙世紀の市井においてあまりに不器用な人間だったのだと

思い知らされる“評伝”である。しかし、彼の魅力を失わされるものではなく。

“人間”シャア・アズナブルを深く掘り下げてくれる一冊です。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月27日に日本でレビュー済み
上巻に引き続き、「Z」から「逆襲のシャア」を通じシャアが何を考え、何を求め、「エウーゴのクワトロ・バジーナ」を経て「ネオ・ジオン総帥キャスバル・レム・ダイクン」になるに至ったか?について考察する。と同時に、「シャア・アズナブル」という仮面を被っていたはずの「キャスバル」が、いつしか「シャア」に取って代わられ、「キャスバル」さえも「クワトロ」と同等な「仮面」へとすり替えられて行った過程を見事な説得力を以て解説している。

その一方で、下巻ではむしろ、シャアを「フィルター」とし、彼を取り巻くニュータイプ達を比較・解析することにも成功している。これにより、ハマーンやシロッコ、カミーユそしてアムロ等とにかく過多を極めた「Z」の登場人物の難解なキャラやその相関関係、遂には「Z」の本質、「宇宙世紀」の世界観や歴史を今更ながらに理解させてくれるのである。

本書が、この20数年間で刊行された数多の「解説本」の中でも、出色の作品であることに異を唱える人はいないと思う。 ただし、(当然ながら)ガンダムに興味の無い人や、主にSEEDのファンであまりファーストは熱心に観ていないという諸氏には、全く価値のない本であることも認めざるを得ないのだが・・・。

折しもTVシリーズのDVDボックスが発売されており、同書を読むと無性に観たくなってしまうのは、サンライズの罠にまんまとハマってしまったというべきか?
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月31日に日本でレビュー済み
「Z」から「逆シャア」とシャアにとって苦悩の連続の時代を下巻は描きます。
シャアは父ジオンが大衆に神格・偶像化されるのもザビ家が父を暗殺するのも見てきた。
それ故、英雄が大衆の上に君臨するのも大衆がそれを望むのにも逡巡を覚える。
いっそシロッコやギレン程、傲慢になる事が出来たらなら楽だったろうに。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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