本書は莫大な売上を上げたラノベ作家あかほりさとるの成功の軌跡をたどる書。
そして普通の人には全く役に立たない。
彼は非常に視野が広く頭のいい人物であり、最初はアニメをやりたくて脚本業界に
飛び込むのだが、同期の超人を見て無理だと悟る。そこで方向を変え、アニメの
ノベライズやゲームのノベライズで仕事を拾って食っていく。それを足掛かりに
ラノベ業界で多産多売の作家として名前を売り、販売効果を上げていく。
彼はその後も色々な逆境に見舞われるのだが、持ち前のコミュニケーション能力と
判断力で仕事を拾い、異常な文章生産力で仕事を成功させていく……。
はっきりいいますが、こんなことをするのは常人には無理です。
彼の弟子にあたる人物が成功していない通り、やはり文筆業は作者の感性と
時代性のマッチングがほとんどで、あとは文章生産力でしょう。
そして本書から読み取れる文章生産力は超人のそれであり、
オタク成金は不可能と考えたほうが生産的な人生が送れそうです。
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アフタヌーン新書 005 オタク成金 (アフタヌーン新書 5) 単行本(ソフトカバー) – 2009/5/8
お金が好きだ! お金に惑わされるのはもっと好きだ!
90年代アニメ界で「コムロ」と呼ばれた男がノウハウ全激白!
ライトノベルを生み出し、メディアミックスを仕掛け、累計二〇〇〇万部を軽々と突破。まさに「成金」となった男・あかほりさとる。その栄光と転落の軌跡!
そしてここに初めて明かされる、「売れるためのノウハウ」「売れ続けるための秘術秘技」「本当は教えたくない執筆テクニック」のすべて。
生き残りたければ、これを読めっ!!
お金が好きだ! お金に惑わされるのはもっと好きだ!
ライトノベルを生み出し、メディアミックスを仕掛け、累計二〇〇〇万部を軽々と突破。まさに「成金」となった男・あかほりさとる。その栄光と転落の軌跡!
そしてここに初めて明かされる、「売れるためのノウハウ」「売れ続けるための秘術秘技」「本当は教えたくない執筆テクニック」のすべて。
生き残りたければ、これを読めっ!!
90年代アニメ界で「コムロ」と呼ばれた男がノウハウ全激白!
ライトノベルを生み出し、メディアミックスを仕掛け、累計二〇〇〇万部を軽々と突破。まさに「成金」となった男・あかほりさとる。その栄光と転落の軌跡!
そしてここに初めて明かされる、「売れるためのノウハウ」「売れ続けるための秘術秘技」「本当は教えたくない執筆テクニック」のすべて。
生き残りたければ、これを読めっ!!
お金が好きだ! お金に惑わされるのはもっと好きだ!
ライトノベルを生み出し、メディアミックスを仕掛け、累計二〇〇〇万部を軽々と突破。まさに「成金」となった男・あかほりさとる。その栄光と転落の軌跡!
そしてここに初めて明かされる、「売れるためのノウハウ」「売れ続けるための秘術秘技」「本当は教えたくない執筆テクニック」のすべて。
生き残りたければ、これを読めっ!!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/5/8
- ISBN-104063647684
- ISBN-13978-4063647686
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/5/8)
- 発売日 : 2009/5/8
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 208ページ
- ISBN-10 : 4063647684
- ISBN-13 : 978-4063647686
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,136,273位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7位アフタヌーン新書
- - 152,659位ノンフィクション (本)
- - 280,070位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私がおたくという文化を知らないので、おたくの名のつく書物を探して読んでみたのですが、正直申し上げて書かれている内容が把握できたとは思えない状態です。結果としておたく文化がさらに遠くのものになってしまいました。
これは著者が悪いわけではないのですが、タイトルにもある著者のの成金具合も実感できませんでした。
但し、著者の思考方法はおたくの方々だけでなく広く一般に通じるものがあり、自身の戦略と現状把握、状況分析ができる人間が成功するのはどの業界も同じであることを実感しました。
また、文学とライトノベルの違いを説明するくだりには感心しました。
これは著者が悪いわけではないのですが、タイトルにもある著者のの成金具合も実感できませんでした。
但し、著者の思考方法はおたくの方々だけでなく広く一般に通じるものがあり、自身の戦略と現状把握、状況分析ができる人間が成功するのはどの業界も同じであることを実感しました。
また、文学とライトノベルの違いを説明するくだりには感心しました。
2009年5月22日に日本でレビュー済み
「オレと一般ピープルの間には共通言語がないに等しい」
……のだそうで、あかほり氏の語りを
天野さんが「通訳」する形式で書かれています。
デビュー前後のいきさつ、売れっ子時代、人気低迷、復活から現在までのこと。
作家論や売れるための秘訣、オタク業界の予想図など。
エンタメ系ヒット作品の秘訣や
作家になるための方法論などが興味深く、
氏の小説を読んだことのない私でも楽しく読むことができました。
あかほり氏のファンはもちろん、
エンタメ系で成功するヒントを掴みたい人も、読んで損はないと思います。
いわゆる「小説の書き方」の本にはあまり載っていないような
「オタク向けのポイント」が色々と語られていて面白かったです。
しかし、語り手である天野さんの言葉が
かなり乱暴すぎて、胸が悪くなる部分も多々。
「女子は基本的に、オタク男子には近寄らないんだから!」
「フィギュアでハァハァ言ってるオタクはキモイ」
「おそらく脳の病気。隔離して! オタク男を隔離して!」
「オタク作品って、私にとっては、なんかすごくつまんないんですけど」
主にオタクが読むであろう本に、何度もこの手のフレーズが出てきます。
冗談にしても想像力と思いやりに欠けているような気がしますし、
「一般女子」としての上から目線にはちょっと閉口です。
……のだそうで、あかほり氏の語りを
天野さんが「通訳」する形式で書かれています。
デビュー前後のいきさつ、売れっ子時代、人気低迷、復活から現在までのこと。
作家論や売れるための秘訣、オタク業界の予想図など。
エンタメ系ヒット作品の秘訣や
作家になるための方法論などが興味深く、
氏の小説を読んだことのない私でも楽しく読むことができました。
あかほり氏のファンはもちろん、
エンタメ系で成功するヒントを掴みたい人も、読んで損はないと思います。
いわゆる「小説の書き方」の本にはあまり載っていないような
「オタク向けのポイント」が色々と語られていて面白かったです。
しかし、語り手である天野さんの言葉が
かなり乱暴すぎて、胸が悪くなる部分も多々。
「女子は基本的に、オタク男子には近寄らないんだから!」
「フィギュアでハァハァ言ってるオタクはキモイ」
「おそらく脳の病気。隔離して! オタク男を隔離して!」
「オタク作品って、私にとっては、なんかすごくつまんないんですけど」
主にオタクが読むであろう本に、何度もこの手のフレーズが出てきます。
冗談にしても想像力と思いやりに欠けているような気がしますし、
「一般女子」としての上から目線にはちょっと閉口です。
2011年4月13日に日本でレビュー済み
読む前はネット上で取り上げられていた部分のイメージで
どうせ今の時代の作品はなってない!とか自分の時はこんなに凄かった!
というような過去の栄光の話/懐古主義的な内容だろ(笑)と思っていたのですが
やはりきちんと読まないで判断するのはよくなかった、と、反省しています。
言葉はストレートで分かりやすく遠慮がない、でも、そこまで横暴な持論の展開や
偏見や決め付けなどもない感じだったので、これは違うんじゃないか?
これはその通りだと思う!と両方思う部分がありました。
(まぁ、まったくの素人・一般人の自分が思うことと
過去あれだけの実績があるあかほり氏の話ではまるで比較になるわけありませんが。)
あかほり氏の過去のちょっとした思い出・ヒット作製作の裏側・成功までのプロセス・苦労話、
現在の業界の話・若者への期待と不安・今のラノベの優れてる点やそこから生じる将来への不安…
いろいろ詰まってて読んでて面白かったです。
自分は一番になれる才能がなかったと繰り返し書いてあったりして努力の大切さを思い知りました。
ラノベ作家という括りよりは+αメディアミックス・企画方面の人という印象が強く、
例えば、ラノベ作家を目指す人が読んでお手本に…と考えてるならば本書はどちらかというと
そいうタイプの本ではないです、お堅い雰囲気ではなく、お手軽、
うまく説明出来ませんがまんま好き勝手喋ってるような感じをまんま文字起こししたような部分が大半なので、
人によっては遠慮のない言葉にムカつきを覚えたりするんじゃないかと思うのですが、
真面目な人には向かない、冗談を笑って許せるタイプの人向けの本だったかなぁと思いました。
後、これは本当に個人的な意見ですがノンフィクションライター・天野由貴さんは余計だと…
どうせ今の時代の作品はなってない!とか自分の時はこんなに凄かった!
というような過去の栄光の話/懐古主義的な内容だろ(笑)と思っていたのですが
やはりきちんと読まないで判断するのはよくなかった、と、反省しています。
言葉はストレートで分かりやすく遠慮がない、でも、そこまで横暴な持論の展開や
偏見や決め付けなどもない感じだったので、これは違うんじゃないか?
これはその通りだと思う!と両方思う部分がありました。
(まぁ、まったくの素人・一般人の自分が思うことと
過去あれだけの実績があるあかほり氏の話ではまるで比較になるわけありませんが。)
あかほり氏の過去のちょっとした思い出・ヒット作製作の裏側・成功までのプロセス・苦労話、
現在の業界の話・若者への期待と不安・今のラノベの優れてる点やそこから生じる将来への不安…
いろいろ詰まってて読んでて面白かったです。
自分は一番になれる才能がなかったと繰り返し書いてあったりして努力の大切さを思い知りました。
ラノベ作家という括りよりは+αメディアミックス・企画方面の人という印象が強く、
例えば、ラノベ作家を目指す人が読んでお手本に…と考えてるならば本書はどちらかというと
そいうタイプの本ではないです、お堅い雰囲気ではなく、お手軽、
うまく説明出来ませんがまんま好き勝手喋ってるような感じをまんま文字起こししたような部分が大半なので、
人によっては遠慮のない言葉にムカつきを覚えたりするんじゃないかと思うのですが、
真面目な人には向かない、冗談を笑って許せるタイプの人向けの本だったかなぁと思いました。
後、これは本当に個人的な意見ですがノンフィクションライター・天野由貴さんは余計だと…
2011年2月26日に日本でレビュー済み
1990年代以降の日本のアニメ界で大量に作品を発表してきたあかほり氏の半生から
アニメというコンテンツの仕組みというのが垣間見えてきます。
ファンに受け入れてもらえるアニメや漫画の作品は世界観や設定から生まれるのではなく魅力的な
キャラクターから始まるとか、自分の気に入ったキャラクターに素敵なシーンを積み重ねさせることで
素敵なキャラクターが生まれるとか。いろいろとアニメや漫画にはまった経験がある自分にはなんとなく
ピンと来てしまうような話でした。
アニメというコンテンツの仕組みというのが垣間見えてきます。
ファンに受け入れてもらえるアニメや漫画の作品は世界観や設定から生まれるのではなく魅力的な
キャラクターから始まるとか、自分の気に入ったキャラクターに素敵なシーンを積み重ねさせることで
素敵なキャラクターが生まれるとか。いろいろとアニメや漫画にはまった経験がある自分にはなんとなく
ピンと来てしまうような話でした。
2009年5月13日に日本でレビュー済み
「立ち読みで読み終えることができる」
と言われるほど読みやすい あかほり氏の小説そのままの新書です。
メディアミックスでの成功過程や発想などの興味深いことが
語られていますが 芸風そのままのため表面だけで終わっています。
挿絵のない勧誘パンフレットに お金を払える方にお勧めします。
と言われるほど読みやすい あかほり氏の小説そのままの新書です。
メディアミックスでの成功過程や発想などの興味深いことが
語られていますが 芸風そのままのため表面だけで終わっています。
挿絵のない勧誘パンフレットに お金を払える方にお勧めします。
2009年8月8日に日本でレビュー済み
さらっと読める軽〜い内容だが
オタク相手の商売の方法ってのがよくわかる。
買って損はないとまでは言えないが
暇つぶしには十分!
オタク相手の商売の方法ってのがよくわかる。
買って損はないとまでは言えないが
暇つぶしには十分!
2009年9月26日に日本でレビュー済み
内容がないといったら確かにないし、成功するためのコツを掴めるかというと、おそらく掴めないとは思う。一つだけ役にたった事と言えば、ライトノベルを書きたければアイデアやストーリーで勝負するのではなく魅力的なキャラをまず作れという部分ぐらい。このためハウツー本として読んだら得るもの少ないと思う。
ただ、この本を読むと前向きにがんばろうという気になれる。そして元気を分けてもらえる。さらに純粋におもしろい。その意味では読んで損はないであろう。読みやすいので時間を無駄にしたと後悔することもないだろうし、この本を読んで年収億単位の売れっ子作家になれるのだったらこの価格も安いものだろう。まあ、本屋さんで立ち読みというのも十分に可能ではあるのだが。。。
ただ、この本を読むと前向きにがんばろうという気になれる。そして元気を分けてもらえる。さらに純粋におもしろい。その意味では読んで損はないであろう。読みやすいので時間を無駄にしたと後悔することもないだろうし、この本を読んで年収億単位の売れっ子作家になれるのだったらこの価格も安いものだろう。まあ、本屋さんで立ち読みというのも十分に可能ではあるのだが。。。