横山光輝作品の中でも古いものだが内容は深い作品が多い
涙腺を刺激するものまである。名作の一つに数えられると思うが
なんでこんなにマイナーな扱い何だろうと疑問に思いました。
注意点はハードカバーであることです。
自炊するために買う人は通常のスキャナーまで用意するか
カバー部分を諦めて破棄するしかないでしょう
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コメットさん (講談社漫画文庫) 文庫 – 2006/7/27
横山 光輝
(著)
原作完全版第3弾『コメットさん』の文庫化TBS系テレビで大評判だった、夢と希望をかなえる少年少女向けファンタジー「コメットさん」の原作完全版の文庫化。「週刊マーガレット」(1967年)連載。
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/7/27
- ISBN-104063703088
- ISBN-13978-4063703085
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/7/27)
- 発売日 : 2006/7/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 352ページ
- ISBN-10 : 4063703088
- ISBN-13 : 978-4063703085
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,130,965位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1934年(昭和9年)6月18日、兵庫県神戸市須磨区生まれ。銀行員、映画興行会社などを経て、55年「音無しの剣」でデビュー。56年「鉄人28号」 の連載を開始、大人気となる。2001年1月に完結した「殷周伝説」が遺作となった。91年「三国志」で漫画家協会賞優秀賞、04年「全作品」で文部科学 大臣賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『横山光輝「三国志」大研究』(ISBN-10:4267018502)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年10月10日に日本でレビュー済み
最初のドラマ(九重版)とのメディアミックス的に展開した漫画版だったようですね。しかし、ドラマ版より幼い風貌を始めとし、漫画独自の魅力を持っています。「サリーちゃん」に続く魔法少女ものの長編ですが、サリーが本人が子供であったのに対し、(子供っぽい性格と風貌ですが)コメットさんは若干年長で、子供たちを世話したり、恋愛要素なども含んでいます。
ちょっと間の抜けた兄弟の家に家政婦として住み込むこととなったコメットさん。この家が、かなり裕福な家庭であるというのが、模範的な家族を描こうとしているのか、時代を感じさせます。
近所の弓彦さんなどに恋心を抱きつつ、魔法で様々な事件を解決していきます。
文庫版の解説でも言及されていますが、この作品、前半と後半では趣が違います。前半は、コメットさんの活躍(とドジ)をコミカルに描いた楽しい魔法漫画。後半は、悩みを持った少女たちを主人公に、コメットさんは若干後ろに下がって、サポートをしていく感動ものが増えていきます。後半においては、少女たちの心を救うことにスポットがあたっていて、魔法は万能ではありません。根本的な事件(母の死や、兄の犯罪)なども、前半ならば魔法で何とかできそうですが、それ自体は傍観するだけで、少女たちの成長物語になっています。
他人を成長させることでコメットさん自身も成長していく、という流れだったのでしょう。しかし、幾つかのエピソードのあと、第一部完ということで漫画は終わってしまいます。
弓彦との関係や、意外と描かれなかった住み込み先の家族の話なども、もっと読みたかったところですし、何より、なんらかの結末が欲しかったですね。
もう作者も亡くなってしまいましたし(存命だったとしても、晩年は絵柄が違いすぎる)第二部を誰か描かないものか。まあ、その先を描いたのが、三度の映像版なのかもしれませんが……。
ちょっと間の抜けた兄弟の家に家政婦として住み込むこととなったコメットさん。この家が、かなり裕福な家庭であるというのが、模範的な家族を描こうとしているのか、時代を感じさせます。
近所の弓彦さんなどに恋心を抱きつつ、魔法で様々な事件を解決していきます。
文庫版の解説でも言及されていますが、この作品、前半と後半では趣が違います。前半は、コメットさんの活躍(とドジ)をコミカルに描いた楽しい魔法漫画。後半は、悩みを持った少女たちを主人公に、コメットさんは若干後ろに下がって、サポートをしていく感動ものが増えていきます。後半においては、少女たちの心を救うことにスポットがあたっていて、魔法は万能ではありません。根本的な事件(母の死や、兄の犯罪)なども、前半ならば魔法で何とかできそうですが、それ自体は傍観するだけで、少女たちの成長物語になっています。
他人を成長させることでコメットさん自身も成長していく、という流れだったのでしょう。しかし、幾つかのエピソードのあと、第一部完ということで漫画は終わってしまいます。
弓彦との関係や、意外と描かれなかった住み込み先の家族の話なども、もっと読みたかったところですし、何より、なんらかの結末が欲しかったですね。
もう作者も亡くなってしまいましたし(存命だったとしても、晩年は絵柄が違いすぎる)第二部を誰か描かないものか。まあ、その先を描いたのが、三度の映像版なのかもしれませんが……。
2011年11月29日に日本でレビュー済み
強盗に殺人に死の病に継母問題に身体障害者問題にと、異星人コメットさんに地球の恥部を見せ付けるかのような数々の展開……。まあ当のコメットさんはそれらを前にしてもあっけらかんとしたものなので、それに救われている感じですが。
第一部完でその後の続編なし、多忙だった横山先生のこれは致し方ない事情が出てしまった作品と言えるでしょうか。ちゃんとスケジュールマネジメントをしてくれる人間が誰か傍にいれば、また違っていたかもしれませんが。お気軽異星人コメットさんの基本人情話時々解決にして怪傑話、お勧めです。
第一部完でその後の続編なし、多忙だった横山先生のこれは致し方ない事情が出てしまった作品と言えるでしょうか。ちゃんとスケジュールマネジメントをしてくれる人間が誰か傍にいれば、また違っていたかもしれませんが。お気軽異星人コメットさんの基本人情話時々解決にして怪傑話、お勧めです。
2011年2月7日に日本でレビュー済み
『コメットさん』は、九重祐三子さん出演のTVドラマを記憶されている方が多いのではないでしょうか。
大場久美子さんのリメイクもありました。
横山光輝氏のこの作品は、TVドラマとのタイアップ企画なのだそうです。
『メリー・ポピンズ』『奥様は魔女』それに『魔法使いサリー』のイメージを重ね合わせた作品作りが目標となりました。
マルチメディア戦略、に当たるのでしょうか。
TVのコメットさんも懐かしいですが、この作品も嬉しくなるような思いがします。
コメットさんの登場シーン、魔法の先生に叱られたり、住み込んだ家の男の子二人に姉貴分扱いされたりと、アットホームなファンタジックな味がとても良い感じです。
良質といいますか、夢を感じられる物語ですね。
しかし、この作品は未完で終わっています。
横山先生は続編をお描きになるつもりだったようですが、ついぞ叶わず。
横山先生の少女漫画もこれが最後となったそうです。
そういう意味では貴重な作品に当たるのかもしれません。
大場久美子さんのリメイクもありました。
横山光輝氏のこの作品は、TVドラマとのタイアップ企画なのだそうです。
『メリー・ポピンズ』『奥様は魔女』それに『魔法使いサリー』のイメージを重ね合わせた作品作りが目標となりました。
マルチメディア戦略、に当たるのでしょうか。
TVのコメットさんも懐かしいですが、この作品も嬉しくなるような思いがします。
コメットさんの登場シーン、魔法の先生に叱られたり、住み込んだ家の男の子二人に姉貴分扱いされたりと、アットホームなファンタジックな味がとても良い感じです。
良質といいますか、夢を感じられる物語ですね。
しかし、この作品は未完で終わっています。
横山先生は続編をお描きになるつもりだったようですが、ついぞ叶わず。
横山先生の少女漫画もこれが最後となったそうです。
そういう意味では貴重な作品に当たるのかもしれません。
2010年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コメットさんの漫画を『サリーちゃん』の横山先生が描いておられます
サリーちゃんとは違い、小学生の世界ではないもうちょっとお姉さんのコメットさんが
慣れない地球でてんやわんやの…などと書いても仕方がない。
横山ファンならチェックしておくべきでしょう!
読んで見てオリジナルなコメットさんに触れてください。
楽しいですよ
サリーちゃんとは違い、小学生の世界ではないもうちょっとお姉さんのコメットさんが
慣れない地球でてんやわんやの…などと書いても仕方がない。
横山ファンならチェックしておくべきでしょう!
読んで見てオリジナルなコメットさんに触れてください。
楽しいですよ
2007年2月23日に日本でレビュー済み
横山光輝さんが亡くなって、そろそろ3年。『水滸伝』や『三国志』をはじめとする大河ドラマ的作品で有名な彼の、あの妙に動きのないクリアな絵は、われわれのマンガの基本語彙のひとつになっている。さて、ある日、書店で「原作完全版」と銘打った『コメットさん』を見て、早速購入。これは楽しめる作品で、のみならず、なんともふしぎな時間感覚を味わわせてもくれた。ぼくは別にテレビ・ドラマ版は見ていなかったが、オリジナルのマンガは「週刊マーガレット」の1967年6〜11月の連載だったらしい。楽しく読むうちに(コメットさんの顔が妙に不安定)、あるページに来て、思わず「あ!」と声を出した。これ、読んだことある。たちまち、そのころの周囲の状況や、姉の本だったにちがいないその週刊誌のたたずまいまで、くっきりと想像できるようになった。ふしぎなもんです。欄外のことばまで連載時のそれを再現している編集に拍手。ぼくが打たれたのは233ページ。皿洗いをしながらコメットさんがつぶやくせりふ、「ああいそがしいいそがしいどうも世の中ってうまくいかないものね」でした。この中腰のコメットさんの姿勢、赤面をあらわす頬の線。いや〜、マンガってほんとにいいもんですね。