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不思議の国の千一夜(1) (講談社漫画文庫) 文庫 – 2008/8/12

4.3 5つ星のうち4.3 63個の評価

曽祢まさこの代表作・リニューアル文庫化!王子として育てられたセブランは実は女の子。幸せを呼ぶ神馬ヘンデク・アトランタとともに旅に出るが…。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2008/8/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/8/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 506ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4063705692
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4063705690
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 63個の評価

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曽祢 まさこ
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カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先生の本はどちらかと言うと怖い話の方が印象に残っていたのですが、こういう明るい前向きな女の王子様、素敵です。宝塚でやって頂きたいですね!
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
憧れの漫画家さんの本です。やっと手に入れて感動しています。
家に配達されてから早速読みました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月26日に日本でレビュー済み
ヘンデク・アトランタじゃない
ヘンデク・アトラタンだよ!
セブランは女として生きていたなら恐ろしくお転婆な女の子だよね
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いろいろな神話、童話を織り交ぜたパロディ?ちっくな痛快コメディファンタジーです。
子供の頃はまって何度も読み返しました。初代のコミック全巻は1度古本屋に売ったものの、また買い直したりw
最近また読みたくなり、探したら文庫で出てたんですね。
15年ぶりくらいに読みましたがやっぱり面白い!
文庫版あとがきで当の作者も言ってますが、実にばかばかしく、明るく、そして元気が出る漫画です。
物語にでてくる元ネタの神話・童話を探して読んでみるのもまた楽しみのひとつかもしれません。
ちらほらでてくる美形男子も腐女子の心をがっちり掴みます。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月31日に日本でレビュー済み
登場人物達は皆あっけらかんとしていてコメディータッチ、竜や眠り姫などディズニー要素を織交ぜた物語は童話のようで素敵で楽しく読めました。
ですがもうちょっとシリアスで熱血なファンタジーを探していた自分には、ドラマチック成分が物足りませんでした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年1月26日に日本でレビュー済み
正義感と腕っぷしが強い主人公と、それを取り巻く個性的な面々の剣と魔法の物語。
主人公は呪いで性転換させられて今は男。
母親は美人なのに超醒めた人物。なのになぜか嫌味がない。
妻はネンネちゃんでまだ初夜ができていない。
相棒は白い神馬。能力は高いがプライドも高く、意外と小さいことにいつまでもこだわる。
彼らが時にドタバタ、時にシリアスに大暴れします。古い作品ですが、同ジャンルではいまだに傑出した作品であります。
著者はこれまではオカルト物を中心に描いていたのですが、コメディにこんなに才能があったなんて。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年9月22日に日本でレビュー済み
電子書籍で購入しました。『なかよしデラックス』で1980年から連載が始まったシリーズです。1〜3巻でひとまず物語が完結しています。人気作だったので、その後続編が描かれたもよう。小学生のころ夢中になった作品でした。「ファンタジー・コメディ」とでも表現できるでしょうか。

この表紙の凛々しい少年(?)セブランが主人公。で、サブタイトルに付いている「ヘンデク・アトラタン」というのは神馬の名前。この馬とセブランが出会うことによって、ハラハラドキドキの冒険物語が始まるのです。

大人になった今読み返すと、グリム童話やギリシャ神話で見かけたストーリーが織り交ぜられた、楽しいおとぎ漫画だと思いました。
セブランの性格がお人好しで怖いもの知らずなので、危険な冒険にホイホイとハマっていく・・・というのはおとぎ話の定石をなぞっていて、魔女やら悪いドラゴンやらと渡り合う羽目になるのですが、それを切れ者神馬のヘンデクがサポートして次々と乗り越えていくのです。
既存のお話をそのまま語り直すだけではつまらないのですが、そこは曽根流の人間らしいユーモアを盛り込んだアレンジが効いていて、楽しく読める仕立てとなっております。

曽根さんの作風は、温かみのある絵柄に反して意外にミもフタもない現実的な視線や言葉で若干黒い笑いを誘うあたりが素敵で癖になります。例えばセブランの母妃が自分に心労をかける王様の死を願い常に口に出して言うとか。ただこの言い方が怨念というよりも、長年連れ添った熟年夫を疎ましがる主婦のようで、リアルかつコミカルな感じが大人が見ても面白い。そんな風に黒くてもエグくないので、小学生が読んでも面白かったのだと思います。
現在はレディコミ畑で活躍されてますが、このリアリズムの視線が刺さる作品を描かれており、今回の再読で読み比べて感心いたしました。情念を前面に押し出すメロドラマではなく、人間観察の割り切った語り口が実は『なかよし』時代から変わっていないのです。変に泣きが入る物語よりも読みやすくて好きでした。

さて最後に声を大にして言いたいのは、この作品は『リボンの騎士』や『とりかへばや』などの性的倒錯をかかえた物語の系譜にあること。
見た目は男、性質や思考も男そのもののセブランは女性の肉体を持っているのです。彼(彼女)はその性別に関わらず、かわいい少女に好感を抱いてしまう性質を発揮して数々の冒険に巻き込まれます。あまり深く物事を悩む性質ではないので、軽く世渡りをしてゆく・・・つもりが、ついにはのっぴきならない事態に発展してゆくのです。

普通の恋愛物語で物足りないあなた、こんな不思議な感覚を与えてくれるコメディはいかがでしょうか?

3巻には「アルンハイム恋の大混線」という旧作が併録。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年4月11日に日本でレビュー済み
おもしろい話です(^^)
たくさんのファンタジーマンガが最近の色々な人達によって描かれていて、その中にはとても斬新なものやはらはらするもの、ほのぼのするものなど素敵な作品がたくさんあり私も本当に楽しく読んでいます。
が、
私の中でのファンタジーの原点は小学生のときに姉から譲り受けたこの本でした。
ランバルドという国で、世継(男子)じゃないと殺すと言われた王妃が生まれた姫を王子として育て、そうして成長したセブラン王子が物語の主人公――
 こんなよくある話から始まって、彼が旅に出、神馬ヘンデクアトラタンとめぐり合い、いろいろな冒険をしてお嫁さん(!)をもらう。ここまでが第一部で物語はまだ続きます。主人公の機転やヘンデクの博識、お嫁さんのミルテ姫の純粋さやセブランを討とうとどこまでも追ってくる騎士の執念など登場人物たちの個性が光ってまったく飽きさせません。
 全体に毒リンゴやら双頭の蛇やらお菓子の家やら、どこかで見たような懐かしい要素がちりばめられた、テンポの良い冒険憚です。
 読後感は、最近のとても面白いファンタジーを読んだあとのものより、絵本を読み上げたあとの感じに似ています。小学生の頃から今でも好きな話です。いろいろな人に読んでもらいたい(^^)
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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