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ピアノの森 8 (モーニングKC (1445)) コミック – 2005/6/23
一色 まこと
(著)
森に捨てられたピアノ……そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校生・雨宮修平らとの出逢いから次第にピアノに魅かれていく……!!
雨宮がカイのピアノから逃れるようにザルツブルグへと海外留学し5年が過ぎた。異国の地で、なおも自分のピアノが好きになれず悩む雨宮は偶然耳にしたカイの音色を追って日本へと帰国する。必死にカイを探す雨宮、そこで出会ったのは……!?
雨宮がカイのピアノから逃れるようにザルツブルグへと海外留学し5年が過ぎた。異国の地で、なおも自分のピアノが好きになれず悩む雨宮は偶然耳にしたカイの音色を追って日本へと帰国する。必死にカイを探す雨宮、そこで出会ったのは……!?
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/6/23
- 寸法13 x 1.8 x 18.3 cm
- ISBN-10406372445X
- ISBN-13978-4063724455
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商品の説明
著者について
1984年、ヤングマガジン誌上にて『カオリ』でデビュー。95年、『花田少年史』で第19回講談社漫画賞を受賞。主な作品として『はなったれBoogie』『どいつもこいつも』『出直しといで!』『ハッスル』『魚人荘から愛をこめて』など。現在、モーニングにて『ピアノの森』を好評連載中!
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/6/23)
- 発売日 : 2005/6/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 221ページ
- ISBN-10 : 406372445X
- ISBN-13 : 978-4063724455
- 寸法 : 13 x 1.8 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 797位ワールドミュージック
- - 884位ワールド楽譜・スコア・音楽書
- - 9,191位その他楽譜・スコア・音楽書
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供のときのコンクールから引きずってきたものが爆発したようで、雨宮君は自分探しが必要になって…彼の目から見たカイ君。
2013年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この漫画が大好きなのは絵がきれいだし、読んだら心が温かいような感じがするからです。
2011年4月21日に日本でレビュー済み
修平の阿字野のビデオとの出会いにより、大きな壁にぶつかる。
海のピアノ演奏をみつけ、探し始める。
海との再開で、修平の生活は変わるのか。
海が進学し、アルバイトをしながら勉強している。
2人の環境の違いがすれ違う。
2001年から20002年に連載された作品。
#連載といっても、飛び飛びだから、飛び飛び連載と言おう。
海のピアノ演奏をみつけ、探し始める。
海との再開で、修平の生活は変わるのか。
海が進学し、アルバイトをしながら勉強している。
2人の環境の違いがすれ違う。
2001年から20002年に連載された作品。
#連載といっても、飛び飛びだから、飛び飛び連載と言おう。
2007年2月11日に日本でレビュー済み
ここに至るまでの7冊分は、あくまで“カイ(海)の物語”でしたが、この8巻から、9巻の前半までは、「スランプ」→「カイとの再会」→「気づき」→「再起」、というプロセスをたどる“修平の物語”だといえるでしょう。
カイは天才です。
一方、修平は秀才肌です。
修平がどれほど努力しても、カイはさらにそのずっと先へと進んでいるのです。
天才であることにあぐらをかくことなく、カイはものすごく努力もしているのだから、それは当然のことでしょう。
だけどやっぱり、修平が自分の限界を知り、壁にぶつかり、もがき苦しむたび、一読者であるオレは、その姿に自分自身を投影し、とてもせつなくなってしまいます。
でも、他の多くのコミックに登場する「天才の主人公と秀才肌のライバル」たちと違うところは、彼らはまず“親友”なのだということです。
たとえ修平が“壁”を感じて、カイの存在を遠くに感じてしまっていても、カイにとって修平は、小5で出逢った頃と同じ、親友のままなのです。
そしてもちろん忘れてはいけないのは、修平のお父さんである世界的ピアニスト・雨宮洋一郎の、人間として、そして父親としてのふところの大きさでしょう。
そういった、大切な人たちが、揺るがない心で自分に接し、自分のことを思っていてくれることに気づいた時、修平は見失いかけていた“自分”を取り戻して行くのです。
その姿をみていると、ごく自然に、涙が流れてきます。
ある意味「超人」であるカイとはまた違う意味で、オレにとって修平は、とても魅力的なキャラクターです。
この作品は現在も連載が続き、彼らもさらなる挑戦を重ねていますが、物語の上で、彼らにとっての“幸せな結末”が待っていることを、オレは祈っています。
カイは天才です。
一方、修平は秀才肌です。
修平がどれほど努力しても、カイはさらにそのずっと先へと進んでいるのです。
天才であることにあぐらをかくことなく、カイはものすごく努力もしているのだから、それは当然のことでしょう。
だけどやっぱり、修平が自分の限界を知り、壁にぶつかり、もがき苦しむたび、一読者であるオレは、その姿に自分自身を投影し、とてもせつなくなってしまいます。
でも、他の多くのコミックに登場する「天才の主人公と秀才肌のライバル」たちと違うところは、彼らはまず“親友”なのだということです。
たとえ修平が“壁”を感じて、カイの存在を遠くに感じてしまっていても、カイにとって修平は、小5で出逢った頃と同じ、親友のままなのです。
そしてもちろん忘れてはいけないのは、修平のお父さんである世界的ピアニスト・雨宮洋一郎の、人間として、そして父親としてのふところの大きさでしょう。
そういった、大切な人たちが、揺るがない心で自分に接し、自分のことを思っていてくれることに気づいた時、修平は見失いかけていた“自分”を取り戻して行くのです。
その姿をみていると、ごく自然に、涙が流れてきます。
ある意味「超人」であるカイとはまた違う意味で、オレにとって修平は、とても魅力的なキャラクターです。
この作品は現在も連載が続き、彼らもさらなる挑戦を重ねていますが、物語の上で、彼らにとっての“幸せな結末”が待っていることを、オレは祈っています。
2005年12月28日に日本でレビュー済み
壁にぶち当たり悩む雨宮修平。彼はその解決を求め、再びカイに会おうとする。カイを捜し求める探索の中で、前巻から5年後の人々の現状の姿が示される。
でもバッハのイギリス組曲によるストリップダンスという発想はおもしろい。確かにあの第1曲目はジャズ顔負けに非常にリズミカルでぴったりだけれど。
でもバッハのイギリス組曲によるストリップダンスという発想はおもしろい。確かにあの第1曲目はジャズ顔負けに非常にリズミカルでぴったりだけれど。
2002年5月19日に日本でレビュー済み
この巻から新しい章へ突入します。主人公一ノ瀬海とライバルである雨宮修平の再会がとっても印象的。育ちも歩んでいる道も全く違いながら,ピアノの魅力にとりつかれている二人の接点は,本当に微妙なものです。特に,エリートとも言うべき雨宮が,自らのピアノに不安を抱き,迷いを生じている時に,一ノ瀬海の演奏を聴いてしまう。それが,雨宮をさらなる葛藤へと導いてしまうのが象徴的です。
憧れながらも,どこかで一ノ瀬のピアノに対して敵対心を持ってしまう雨宮は,あまりにも人間的です。
この作品は,本当にしっかりと作られていて,次が大変気になるものです。最近のストーリー性の希薄な漫画に飽きている方は是非どうぞ。
憧れながらも,どこかで一ノ瀬のピアノに対して敵対心を持ってしまう雨宮は,あまりにも人間的です。
この作品は,本当にしっかりと作られていて,次が大変気になるものです。最近のストーリー性の希薄な漫画に飽きている方は是非どうぞ。
2020年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雨宮はきちんとピアノを弾くことに掛けては天才的で、
コンクールでも満点で優勝してしまいます。
だからこそ、個性が重視される欧米の音楽界に
早めに飛び立ったのは選択として正解だったのでしょう。
それゆえに壁にもぶち当たりましたが…。
スランプから立ち直るために、
日本に戻ってカイを探し求める雨宮。ところが…。
推理小説仕立てでもあり、特に面白い一巻です。
イギリス組曲の CD もつい買ってしまいました。
コンクールでも満点で優勝してしまいます。
だからこそ、個性が重視される欧米の音楽界に
早めに飛び立ったのは選択として正解だったのでしょう。
それゆえに壁にもぶち当たりましたが…。
スランプから立ち直るために、
日本に戻ってカイを探し求める雨宮。ところが…。
推理小説仕立てでもあり、特に面白い一巻です。
イギリス組曲の CD もつい買ってしまいました。