これほど印象的な高校野球漫画を知らなかったとは…。
絵柄で避ける人も多いかもしれませんが、ギャグ漫画ってそういうもんですよね。
どんな漫画かは他の方もレビューされているので、印象的なセリフを紹介します。
一話「まさに傷痍軍人の集まりだな」
二話「一年生の鶴嘴が、クーデターであります!」
三話「今すぐ外で雨ごいしてこい!」
四話「ヤマカガシが酒飲んで脱走したぞ〜〜!」
五話「だからてめぇらは関昭なんだ!」
六話「桜田のメシに思いっきりツバ混ぜたろう思います 押忍」
七話「ひょっとしたら本当に九九や分数が出来ねぇのかも」
八話「そもそも紅い旗に欲情しねぇのか?」
etc…
こんな感じです。
高校野球に興味ない方でも楽しく読めると思います。
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実録!関東昭和軍(1) (モーニング KC) コミック – 2006/11/22
田中 誠
(著)
甲子園行き「アンチゆとり号」発車!! 朝日、毎日、NHK、揃って非推薦――!
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/11/22
- ISBN-104063725642
- ISBN-13978-4063725643
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商品の説明
著者について
田中誠
1960年、東京都に生まれ。
1988年に「モーニング」前期コミックオープン大賞受賞。同年、6月より「週刊モーニング」にて『ギャンブルレーサー』(モーニングKC・イブニングKC講談社)を連載開始させヒット作品となる。(後に「イブニング」に移転)
2006年から2008年まで、自身の趣味である高校野球のストーリーを描いた『実録!関東昭和軍』(モーニングKC・講談社)が連載された。
そして、2009年9月、『ボクラハナカヨシ』の連載が開始される。
1960年、東京都に生まれ。
1988年に「モーニング」前期コミックオープン大賞受賞。同年、6月より「週刊モーニング」にて『ギャンブルレーサー』(モーニングKC・イブニングKC講談社)を連載開始させヒット作品となる。(後に「イブニング」に移転)
2006年から2008年まで、自身の趣味である高校野球のストーリーを描いた『実録!関東昭和軍』(モーニングKC・講談社)が連載された。
そして、2009年9月、『ボクラハナカヨシ』の連載が開始される。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/11/22)
- 発売日 : 2006/11/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 224ページ
- ISBN-10 : 4063725642
- ISBN-13 : 978-4063725643
- Amazon 売れ筋ランキング: - 519,258位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨今体罰は大きな問題になってますがこの関東昭和は本当に日本にあるのかと疑うほどパンチとキックの嵐です。特に1年生はかわいそう。いわゆる理不尽な先輩の愛のムチがとびまくります。
でも高校野球の裏側が見れて楽しいコミックです。
でも高校野球の裏側が見れて楽しいコミックです。
2016年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は野球経験なしですが、野球でなくても学生時代に強豪校の運動部とかそういった経験があれば、ノスタルジーを感じるはずの内容です。
オッサンになった今思い出すと、「何であんな理不尽な毎日を受け入れてたんだろう」とか、「なんであんな程度の先輩をおっかながってたんだろう」なんて思っちゃいますが、それでもこの漫画を読みながら思い出すのは同輩の笑顔ばかり。
あの時代、理不尽な上下関係と、キツイ練習と、よく解らない暴力との中に居ながらきっと私は楽しかったのだ、と思いました。
社会風刺等も非常に優れた漫画だと思います。
オッサンになった今思い出すと、「何であんな理不尽な毎日を受け入れてたんだろう」とか、「なんであんな程度の先輩をおっかながってたんだろう」なんて思っちゃいますが、それでもこの漫画を読みながら思い出すのは同輩の笑顔ばかり。
あの時代、理不尽な上下関係と、キツイ練習と、よく解らない暴力との中に居ながらきっと私は楽しかったのだ、と思いました。
社会風刺等も非常に優れた漫画だと思います。
2012年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
旧い野球漫画のように次から次にライバルが登場してくるわけでもなく、現代の野球漫画のようにリアル志向でもない。
しかし、80年代、90年代に高校野球を経験した者にとって、ある意味でこれ以上「そうそう」「あるある」と思ってしまう漫画も珍しい。
体罰上等、上級生には「はい」以外の言葉を発してはいけない…等々、ありとあらゆる自由を奪われてもなお、甲子園は高校球児を魅了して止まない「魔境」であり、それに対して外野がとやかく言うな、というこの漫画の登場人物の主張は至極真っ当です。
それにしてもこの作者は、高校野球のいわゆる「負」も部分までよくリサーチしたと感心します。しかもそれが否定ではなく、ユーモアを交えた表現になっているところにも「愛」を感じます。
高校野球漫画の隠れた傑作といえるでしょう。
しかし、80年代、90年代に高校野球を経験した者にとって、ある意味でこれ以上「そうそう」「あるある」と思ってしまう漫画も珍しい。
体罰上等、上級生には「はい」以外の言葉を発してはいけない…等々、ありとあらゆる自由を奪われてもなお、甲子園は高校球児を魅了して止まない「魔境」であり、それに対して外野がとやかく言うな、というこの漫画の登場人物の主張は至極真っ当です。
それにしてもこの作者は、高校野球のいわゆる「負」も部分までよくリサーチしたと感心します。しかもそれが否定ではなく、ユーモアを交えた表現になっているところにも「愛」を感じます。
高校野球漫画の隠れた傑作といえるでしょう。
2014年1月25日に日本でレビュー済み
本当に高校野球好きで、地方大会から見に行って、金払って母校でも地元でもない試合を見に甲子園に行くような「高校野球ファン」にとって
高校野球が「純情」で「公平」で「さわやか」で「青春」なモノでないなんて、百も承知です。
なにしろ生で見てれば、監督の指示無視して勝手にプレーする学級崩壊みたいなチームや、塁上で「殺すぞテメエ」とガンつけてる選手とか当たり前に見るし、
「あー、あのセカンドランナーが内外を指でバッターに指示してる。あれじゃバレるだろw」とか笑って楽しんでるのが現状です。
(甲子園の観客なんか、青森の某高校に「焼肉やってた後輩を殺した学校やでww」とか平気で言ってました)
それも含めて、「高校野球」なんですよ。
マスコミの偽善じみた広報も、観客の身勝手な判官びいきも、DQNな球児たちの暴走も、金と権力の綱引きも
高校野球ファンは、それも含めて楽しんでるです(海外サッカーやMLBのファンだって、こんなもんだと思うよ)
えっと、全然書評になってないですが
読めば私の言いたいことがよく分かりますw
童貞じみた純情さで、こんな面白いものに目を瞑るなんてもったいないですよ。
高校野球が「純情」で「公平」で「さわやか」で「青春」なモノでないなんて、百も承知です。
なにしろ生で見てれば、監督の指示無視して勝手にプレーする学級崩壊みたいなチームや、塁上で「殺すぞテメエ」とガンつけてる選手とか当たり前に見るし、
「あー、あのセカンドランナーが内外を指でバッターに指示してる。あれじゃバレるだろw」とか笑って楽しんでるのが現状です。
(甲子園の観客なんか、青森の某高校に「焼肉やってた後輩を殺した学校やでww」とか平気で言ってました)
それも含めて、「高校野球」なんですよ。
マスコミの偽善じみた広報も、観客の身勝手な判官びいきも、DQNな球児たちの暴走も、金と権力の綱引きも
高校野球ファンは、それも含めて楽しんでるです(海外サッカーやMLBのファンだって、こんなもんだと思うよ)
えっと、全然書評になってないですが
読めば私の言いたいことがよく分かりますw
童貞じみた純情さで、こんな面白いものに目を瞑るなんてもったいないですよ。
2017年5月22日に日本でレビュー済み
高校野球部の暗部を辛辣に描いた漫画、という触れ込みで読んでみたのですが
言われているほど生々しい漫画じゃなかった。普通の体育会系コメディ漫画。
フィクションがわざとらしく、しかもつまらない。
まあギャンブルレーサーのノリが好きなら多少は楽しめるでしょう。
言われているほど生々しい漫画じゃなかった。普通の体育会系コメディ漫画。
フィクションがわざとらしく、しかもつまらない。
まあギャンブルレーサーのノリが好きなら多少は楽しめるでしょう。
2006年11月23日に日本でレビュー済み
競輪漫画『ギャンブルレーサー』で知られる田中誠氏の待望の新作。自他共に認める高校野球マニアというだけあって、神宮第二球場や八王子球場など、なんともリアルな舞台での東京都大会の熱戦の模様、日学大三高や早稲田実践、亭京(笑)などといった一文字違いのライバル校、そしてスタンドの微妙な客の入り具合など、高校野球フリークの目から見てもリアルでよく取材しているなと唸らされる。
しかしこの作品の目玉は何と言っても架空の「関東昭和高校」野球部内部の描写。「昭和時代ではなく平成時代のお話」と念を押しているが、そこに描かれるのは「幾らなんでも一昔前」だろと読者に思わせる野球部内の理不尽な上下関係、しごき、体罰…。そんなエゲツナく、リアル(?)な描写に笑わせられながら、西東京大会の準決勝の敗退シーンはジーンとくる内容に仕上がっていたりと、ただ面白おかしく高校野球を描こうというのではなく、先にも述べたが、作者が高校野球に深い造詣を持ち、そしておそらくは深い愛情を持っていることが窺われる。
高校野球ファンにはもちろんお勧めですが、そうでない人にも高校野球の真の魅力を伝えるためにも是非お勧めしたい。決してハンカチ王子で伝えられるマスコミお仕着せの感動話だけが高校野球の魅力ではないのである。
しかしこの作品の目玉は何と言っても架空の「関東昭和高校」野球部内部の描写。「昭和時代ではなく平成時代のお話」と念を押しているが、そこに描かれるのは「幾らなんでも一昔前」だろと読者に思わせる野球部内の理不尽な上下関係、しごき、体罰…。そんなエゲツナく、リアル(?)な描写に笑わせられながら、西東京大会の準決勝の敗退シーンはジーンとくる内容に仕上がっていたりと、ただ面白おかしく高校野球を描こうというのではなく、先にも述べたが、作者が高校野球に深い造詣を持ち、そしておそらくは深い愛情を持っていることが窺われる。
高校野球ファンにはもちろんお勧めですが、そうでない人にも高校野球の真の魅力を伝えるためにも是非お勧めしたい。決してハンカチ王子で伝えられるマスコミお仕着せの感動話だけが高校野球の魅力ではないのである。