昭和生まれの自分にとってツボに入りまくりのこの作品。この第3巻もリアルすぎて笑いが止まらない。巻末にある「特待生制度」に関する考察を読むと、あらためて、高校野球が大好きなんだろうなぁと思うと同時に、大人達が育てた「高校野球」というビッグビジネスを生かして、野球選手として身を立てようとする球児達の人格を認める素晴らしい意見だと思った。
昭和生まれの野球好きにとって必読書ともいえるオモシロさをもったマンガだが、平成生まれの野球好き(あるいは球児)にとって、ここで描かれている世界はどのように写るのだろうか。
ともあれ、再試合となった報得学園との甲子園1回戦がどうなるのか。次巻の発売が待ち遠しい。
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実録!関東昭和軍(3) (モーニング KC) コミック – 2007/7/23
田中 誠
(著)
甲子園行き「アンチゆとり号」発車!! 朝日、毎日、NHK、揃って非推薦――!
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/7/23
- ISBN-104063726169
- ISBN-13978-4063726169
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商品の説明
著者について
田中誠
1960年、東京都に生まれ。
1988年に「モーニング」前期コミックオープン大賞受賞。同年、6月より「週刊モーニング」にて『ギャンブルレーサー』(モーニングKC・イブニングKC講談社)を連載開始させヒット作品となる。(後に「イブニング」に移転)
2006年から2008年まで、自身の趣味である高校野球のストーリーを描いた『実録!関東昭和軍』(モーニングKC・講談社)が連載された。
そして、2009年9月、『ボクラハナカヨシ』の連載が開始される。
1960年、東京都に生まれ。
1988年に「モーニング」前期コミックオープン大賞受賞。同年、6月より「週刊モーニング」にて『ギャンブルレーサー』(モーニングKC・イブニングKC講談社)を連載開始させヒット作品となる。(後に「イブニング」に移転)
2006年から2008年まで、自身の趣味である高校野球のストーリーを描いた『実録!関東昭和軍』(モーニングKC・講談社)が連載された。
そして、2009年9月、『ボクラハナカヨシ』の連載が開始される。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/7/23)
- 発売日 : 2007/7/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 224ページ
- ISBN-10 : 4063726169
- ISBN-13 : 978-4063726169
- Amazon 売れ筋ランキング: - 596,434位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年7月24日に日本でレビュー済み
だいたいこの巻収録分の連載が終わったころから西武の裏金問題を契機に特待生問題が世間を騒がせることになる。先取りする形で(?)この巻収録の話では主に高野連、朝日新聞、毎日新聞などといった高校野球の主催者側の都合に振り回される球児、監督、学校関係者たちの泣き笑いが描かれている。そんなこの巻の底流を象徴するのが選抜高校野球大会での衝撃的な(笑)選手宣誓シーンと言えるだろう。
特待生問題にしても、本質は高校野球を金儲けの道具としている主催者側の論理。そして学校経営者側の論理に振り回される現場の球児、監督などなどと見ることができる。
一巻では話題を振りまいた学生野球憲章を載せるなど、先見の明ある巻末付録では、特待生問題に関する論考を掲載。この漫画が高校野球に対する深い造詣およびつっこんだ認識に基づいたものだということを改めて思い知らされる。
尾宮監督の半生記は泣けます。
特待生問題にしても、本質は高校野球を金儲けの道具としている主催者側の論理。そして学校経営者側の論理に振り回される現場の球児、監督などなどと見ることができる。
一巻では話題を振りまいた学生野球憲章を載せるなど、先見の明ある巻末付録では、特待生問題に関する論考を掲載。この漫画が高校野球に対する深い造詣およびつっこんだ認識に基づいたものだということを改めて思い知らされる。
尾宮監督の半生記は泣けます。