高校野球の原点はパンチにビンタにケツバット。
甲子園で炸裂する尾宮監督の魂の叫び。たまりません。
ストーリのおもしろさ、露悪的ではあるが笑いがありしかも本質を突いたセリフ。このマンガのおもしろさを挙げれば切りがないが、結局のところは、田中誠の描く「絵」がなきゃ駄目なんだよな、と改めて思った。
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実録!関東昭和軍(4) (モーニング KC) コミック – 2007/10/23
田中 誠
(著)
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/10/23
- ISBN-104063726363
- ISBN-13978-4063726367
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商品の説明
著者について
田中誠
1960年、東京都に生まれ。
1988年に「モーニング」前期コミックオープン大賞受賞。同年、6月より「週刊モーニング」にて『ギャンブルレーサー』(モーニングKC・イブニングKC講談社)を連載開始させヒット作品となる。(後に「イブニング」に移転)
2006年から2008年まで、自身の趣味である高校野球のストーリーを描いた『実録!関東昭和軍』(モーニングKC・講談社)が連載された。
そして、2009年9月、『ボクラハナカヨシ』の連載が開始される。
1960年、東京都に生まれ。
1988年に「モーニング」前期コミックオープン大賞受賞。同年、6月より「週刊モーニング」にて『ギャンブルレーサー』(モーニングKC・イブニングKC講談社)を連載開始させヒット作品となる。(後に「イブニング」に移転)
2006年から2008年まで、自身の趣味である高校野球のストーリーを描いた『実録!関東昭和軍』(モーニングKC・講談社)が連載された。
そして、2009年9月、『ボクラハナカヨシ』の連載が開始される。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/10/23)
- 発売日 : 2007/10/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 224ページ
- ISBN-10 : 4063726363
- ISBN-13 : 978-4063726367
- Amazon 売れ筋ランキング: - 536,576位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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2015年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(ネタバレあり)この巻には特待生制度について書かれてましたが特待生は確かに入学金や授業料はいらないそうですが。野球にはお金がかかります。道具や怪我や整体(マッサージ)の治療費、そして何と言っても遠征費と宿泊代でしょうね。あと選手だってお小遣いもいるしね。自分の友達も甲子園常連の私立校なんですが
野球部でしたがお金がかかり過ぎてソフトボール部に入り直しました。多い時は月10万くらい遠征費取られたそうです。かといって遠征に行かないと地方の強豪と戦えずに経験不足になりレギュラーはおろか、ベンチ入りメンバーにもなれない。さわやかな世界も結局はお金が大事。そら有望でもお金ない家には裏金も出すわな。
野球部でしたがお金がかかり過ぎてソフトボール部に入り直しました。多い時は月10万くらい遠征費取られたそうです。かといって遠征に行かないと地方の強豪と戦えずに経験不足になりレギュラーはおろか、ベンチ入りメンバーにもなれない。さわやかな世界も結局はお金が大事。そら有望でもお金ない家には裏金も出すわな。
2007年10月22日に日本でレビュー済み
今春世間を大きく騒がせた特待生騒動、予想以上の広がりのうえ世間の支持を得ることができなかった高野連。果たして9月に行われた一般向きアンケートでも「特待生支持」が「不支持」を上回り、最終的に高野連も一校5人以内の特待生を認めるという形で決着がついた。一説には特待生と密接な関係にある野球留学の排除が高野連の最終目標だったとも言われるが、世間の支持を失い目指す「改革」は骨抜き、高野連の完全敗北に終わった。
関東昭和野球部員は全員特待生(明徳義塾や広陵などと同じく抜け道あり)、この巻でも福井兄弟という二人の特待生を通して特待生、野球留学抜きでは現在の高校野球そのものが成り立たない実情が描かれる。それは裏を返せば「甲子園」という興行を彼らに依存しながら、魔女狩りのような形で彼らを排除しょうとした高野連の愚かで滑稽な姿をありありと描くことになる。
この巻ではまだ登場しないが、次巻早々にも登場するコムスン・ノーバという特待生を含めた、私は彼らに「頑張れ!!」と大きな声援を送りたい。コムスン・ノーバのモデルになったと思われるデニー友利(元横浜、西武他)は「特待生制度がなければ野球を続けられなかった、今の自分が無かった」と騒動のさなか語ったという。高野連の田名部、脇村はじめとするアホな爺どもはこうした選手達の生の声に耳を傾けたことがあるのか。
堅い話抜きに、この巻巻末で初めて明かされたコーチの三河屋およびOB会会長のプロフィールは色々な意味でリアル過ぎて特に高校野球に詳しい方には笑えます。
関東昭和野球部員は全員特待生(明徳義塾や広陵などと同じく抜け道あり)、この巻でも福井兄弟という二人の特待生を通して特待生、野球留学抜きでは現在の高校野球そのものが成り立たない実情が描かれる。それは裏を返せば「甲子園」という興行を彼らに依存しながら、魔女狩りのような形で彼らを排除しょうとした高野連の愚かで滑稽な姿をありありと描くことになる。
この巻ではまだ登場しないが、次巻早々にも登場するコムスン・ノーバという特待生を含めた、私は彼らに「頑張れ!!」と大きな声援を送りたい。コムスン・ノーバのモデルになったと思われるデニー友利(元横浜、西武他)は「特待生制度がなければ野球を続けられなかった、今の自分が無かった」と騒動のさなか語ったという。高野連の田名部、脇村はじめとするアホな爺どもはこうした選手達の生の声に耳を傾けたことがあるのか。
堅い話抜きに、この巻巻末で初めて明かされたコーチの三河屋およびOB会会長のプロフィールは色々な意味でリアル過ぎて特に高校野球に詳しい方には笑えます。