オノナツメさんの作品との出会いは「ふたがしら」でした。切り絵のような絵柄と多すぎない(むしろ少ない)セリフが好きでファンになりました。
それから他の漫画を探す中で、「Danza」を見つけました。
舞台はイタリア。ワインやジェラートが美味しそう…なんて話はどうでもいいのです。
なんだ、なんなんだこの漫画は!!漫画なのに小説!?
決して漫画を低く見てるわけじゃないんです。しかし、今までにこれほど行間を読ませる漫画があったか…。
登場人物の口からポツリポツリとこぼれる本音。
どこか遠くに思いを馳せているような憂いを帯びた表情。
一つ一つが、読み手の心に染み渡ります。少ないセリフゆえに、物語の解釈も人によって変わってくると思います。私もまた後で読み直したら、違うストーリーが見えてくるかもしれません。
大好きです。本当に大好きです。
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Danza (モーニングKC) コミック – 2007/12/21
オノ ナツメ
(著)
それぞれに。
どれもみな。
北イタリア、日本、ボストン、ニューヨーク……
微かに繋がる6都市6篇のショートストーリー。
「自分の好きなものがいろいろ詰まっていて、
名刺代わりに渡せるような、
そんな一冊になったように思います」 オノ・ナツメ
「男たちの心のつながりや友情は、気付くと今まで描いた漫画の中によく出てきてたのですが、今回はそれをメインテーマに6編。これは本当に思いいれが深いシリーズです」オノ・ナツメ CORNICE1.長靴 CORNICE2.湖の記憶 CORNICE3.箱庭 CORNICE4.ジェラテリーアとカラビニエーリ CORNICE5.煙 CORNICE6.パートナー
どれもみな。
北イタリア、日本、ボストン、ニューヨーク……
微かに繋がる6都市6篇のショートストーリー。
「自分の好きなものがいろいろ詰まっていて、
名刺代わりに渡せるような、
そんな一冊になったように思います」 オノ・ナツメ
「男たちの心のつながりや友情は、気付くと今まで描いた漫画の中によく出てきてたのですが、今回はそれをメインテーマに6編。これは本当に思いいれが深いシリーズです」オノ・ナツメ CORNICE1.長靴 CORNICE2.湖の記憶 CORNICE3.箱庭 CORNICE4.ジェラテリーアとカラビニエーリ CORNICE5.煙 CORNICE6.パートナー
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/12/21
- ISBN-104063726495
- ISBN-13978-4063726497
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商品の説明
著者について
オノ・ナツメ
1977年生まれ。突如メディアをにぎわした時代の俊英。 代表作に『not simple』『LA QUINTA CAMERA/5番目の部屋』 『リストランテ・パラディーゾ』など。『さらい屋五葉』を月刊IKKIで、『GENTE』をエロティクスFで連載中!!
オノ・ナツメ公式サイト「settantanove orsi」
http://79orsi.web.fc2.com/
1977年生まれ。突如メディアをにぎわした時代の俊英。 代表作に『not simple』『LA QUINTA CAMERA/5番目の部屋』 『リストランテ・パラディーゾ』など。『さらい屋五葉』を月刊IKKIで、『GENTE』をエロティクスFで連載中!!
オノ・ナツメ公式サイト「settantanove orsi」
http://79orsi.web.fc2.com/
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/12/21)
- 発売日 : 2007/12/21
- 言語 : 日本語
- コミック : 212ページ
- ISBN-10 : 4063726495
- ISBN-13 : 978-4063726497
- Amazon 売れ筋ランキング: - 255,329位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
NY等を舞台にした日常的な短編が多いですが作者様独特な視点で描かれていてどれもお気に入りです。
2008年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うちの中学生の男の子も時々読み返してる、「置いとける」漫画。
絵がいい、話がいい、そんな小気味の良い短編集だから
さらっと読んで楽しめる。
オノナツメお得意の外人の話だけじゃなく、
日本が舞台の話や
今の科学ではありえない話まで。
SFと考えたら話はベタなんだけどオノナツメだから
最後までSFと気づかせない。近未来にありそうな自然さがいい。
そんなバラエティーに富んだ短編集だけど
全作品に共通なテーマは「父と息子や 年配の男と若い男」なんじゃないかと思う。
絵がいい、話がいい、そんな小気味の良い短編集だから
さらっと読んで楽しめる。
オノナツメお得意の外人の話だけじゃなく、
日本が舞台の話や
今の科学ではありえない話まで。
SFと考えたら話はベタなんだけどオノナツメだから
最後までSFと気づかせない。近未来にありそうな自然さがいい。
そんなバラエティーに富んだ短編集だけど
全作品に共通なテーマは「父と息子や 年配の男と若い男」なんじゃないかと思う。
2007年12月25日に日本でレビュー済み
限定版だ!と、ついノリで購入してしまいました。付録はクマのぬいぐるみ。
オノナツメ氏のトレード・マークの素敵なクマだし、かわいいし、作りもしっかり。
でも、冷静に考えて、体調15センチほどのぬいぐるみに2千円近く払うのは解せない。
箱の絵は漫画のジャケットと同じだし・・・。(裏面には小さい絵があるけど)
漫画の方は素晴らしかったです。
気持ちのすれ違いとか、大切な思い出とか、ありふれているはずのテーマが
さらっとすごく斬新に描かれています。
切ないという感情を初めて知ったみたいに感じるのです。
フェルト製のぬいぐるみを自分で作れる人は通常版の購入をお勧めします。
オノナツメ氏のトレード・マークの素敵なクマだし、かわいいし、作りもしっかり。
でも、冷静に考えて、体調15センチほどのぬいぐるみに2千円近く払うのは解せない。
箱の絵は漫画のジャケットと同じだし・・・。(裏面には小さい絵があるけど)
漫画の方は素晴らしかったです。
気持ちのすれ違いとか、大切な思い出とか、ありふれているはずのテーマが
さらっとすごく斬新に描かれています。
切ないという感情を初めて知ったみたいに感じるのです。
フェルト製のぬいぐるみを自分で作れる人は通常版の購入をお勧めします。
2011年1月16日に日本でレビュー済み
『リストランテ・パラディーゾ』がアニメ化されるときに、初めて著者を知りました。
独特な絵にびっくりしたのを覚えてます。
『Danza』みたいな小さいキャラクターの絵は可愛いんですけど、最初は読もうか迷いました。
でも、読んで正解でした。
この短編集、初めてオノ作品に触れる人におすすめです。
現在は、上記2作品以外に『さらい屋五葉』『not simple』『COPPERS』も読みました。
著者の作品はクセになりますね。
特長は、言葉少なめにキャラクターの表情で感情を表すところです。
オノさんって、あまりキャラの心情を言葉で表現しないんです。常に第三者の立場をとっているというか、
「カメラマン」みたいな感じ?
のんびりとした映像作品を見ている感覚に近い印象を受けます。
あと、これも良い所なんですけど、
私が知っているどのオノ作品を読んでも、最初に感じるのは置いてきぼり感なんですよね。
出来上がった世界観の中に何の説明もなく放り出された感じ。
話の初めに状況説明が一切ないんで、読んでいるうちに読者が馴染んでいかなくちゃいけないんです。
だから再読は必須です(笑)
でも間違ってもそれはストーリーが悪いのではなく、そういう作風なんです。
それが好いんです。
『Danza』は短編集なんで、読みやすいです。
小さいキャラクターには、読む前は少し抵抗感がありましたが、
読み終わる頃には、いつの間にかすんなりとその絵を好ましく感じていました。
掲載されている6つの話。そのどれも大好きです。
言葉のない枠の中で、登場人物がどんな表情をするのか。どんな目で相手を見ているのか。
そしてどこに視線を向けているのか。
不器用な人たちは言葉にするのが苦手なんです。
だから感じてください。心で。
独特な絵にびっくりしたのを覚えてます。
『Danza』みたいな小さいキャラクターの絵は可愛いんですけど、最初は読もうか迷いました。
でも、読んで正解でした。
この短編集、初めてオノ作品に触れる人におすすめです。
現在は、上記2作品以外に『さらい屋五葉』『not simple』『COPPERS』も読みました。
著者の作品はクセになりますね。
特長は、言葉少なめにキャラクターの表情で感情を表すところです。
オノさんって、あまりキャラの心情を言葉で表現しないんです。常に第三者の立場をとっているというか、
「カメラマン」みたいな感じ?
のんびりとした映像作品を見ている感覚に近い印象を受けます。
あと、これも良い所なんですけど、
私が知っているどのオノ作品を読んでも、最初に感じるのは置いてきぼり感なんですよね。
出来上がった世界観の中に何の説明もなく放り出された感じ。
話の初めに状況説明が一切ないんで、読んでいるうちに読者が馴染んでいかなくちゃいけないんです。
だから再読は必須です(笑)
でも間違ってもそれはストーリーが悪いのではなく、そういう作風なんです。
それが好いんです。
『Danza』は短編集なんで、読みやすいです。
小さいキャラクターには、読む前は少し抵抗感がありましたが、
読み終わる頃には、いつの間にかすんなりとその絵を好ましく感じていました。
掲載されている6つの話。そのどれも大好きです。
言葉のない枠の中で、登場人物がどんな表情をするのか。どんな目で相手を見ているのか。
そしてどこに視線を向けているのか。
不器用な人たちは言葉にするのが苦手なんです。
だから感じてください。心で。
2008年3月22日に日本でレビュー済み
今まで、オノナツメの事をまったく知らなかったのですが
絵が好きだったので
オノナツメの本を4冊ぐらいまとめて買ったのが
この本に出会えたきっかけです。
この本は6話の短編集
SFっぽいのからユーモア溢れるシンプルな作品まであって
面白かった。
自分が気に入ってる話は
「ジェラテリーアとカラニエーリ」と「煙」
この二つは他に比べ話も別に凝って無く
場面も少ない。
特に、「ジェラテリーアとカラニエーリ」は
たぶん、僕だけじゃないと思うけど
話の終わりが大体想像ができたと思います。
なのに、おもしろい
准尉の表情などに思わずニヤッと笑えてくる。
自分が思うのに、
オノナツメの漫画の良いところは、キャラクターの表情と間だと思う
表情は他の漫画家より飛び抜けてうまいって訳じゃない
上手なのは上手だろうが。
表情以外の絵が良い意味でシンプル。
他の部分をシンプルにすることで表情がさらに際立つ。
その表情があるからいい間が出来ると思う。
他の話もいいので
星5つ
絵が好きだったので
オノナツメの本を4冊ぐらいまとめて買ったのが
この本に出会えたきっかけです。
この本は6話の短編集
SFっぽいのからユーモア溢れるシンプルな作品まであって
面白かった。
自分が気に入ってる話は
「ジェラテリーアとカラニエーリ」と「煙」
この二つは他に比べ話も別に凝って無く
場面も少ない。
特に、「ジェラテリーアとカラニエーリ」は
たぶん、僕だけじゃないと思うけど
話の終わりが大体想像ができたと思います。
なのに、おもしろい
准尉の表情などに思わずニヤッと笑えてくる。
自分が思うのに、
オノナツメの漫画の良いところは、キャラクターの表情と間だと思う
表情は他の漫画家より飛び抜けてうまいって訳じゃない
上手なのは上手だろうが。
表情以外の絵が良い意味でシンプル。
他の部分をシンプルにすることで表情がさらに際立つ。
その表情があるからいい間が出来ると思う。
他の話もいいので
星5つ
2010年2月8日に日本でレビュー済み
男同士。
どこか複雑な感情が横たわる。
素直になれない分、
素直になれたとき、
物語が生まれるんだろう。
どこか複雑な感情が横たわる。
素直になれない分、
素直になれたとき、
物語が生まれるんだろう。