ちょっと変わった視点で物語が進むのが良いと思いました。
泣かせるところはちゃんと泣かせるけど、ありきたりではないストーリーになっているところが良いです。
結局全巻買ってしまいました。
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ファンタジウム 2 (モーニングKC) コミック – 2008/2/22
杉本 亜未
(著)
少年は何ものにも従わず、軽やかに己の道を歩む。
マジシャンとして天性の才能を持ちながら、何ものにも縛られることなく自由に生きる少年・長見良。マジシャンだった祖父・龍五郎に憧れて育ったサラリーマン・北條。龍五郎が生前にとった唯一の弟子だった良と北條の出会いによって、周囲の人々が少しずつ何かに気づき、少しずつ変化していく。その変化は次第に大きなうねりとなって広がり「奇跡」を起こすーー。
北條と暮らしながらマジシャンへの道を歩み始めた良。中学校にも通い始めるが、字の読み書きが苦手な難読症の良は、学校生活に不自由を覚える。自身に素直であろうとするがゆえに周囲と衝突し、クラスメイトからのイジメを受ける良。ーー「人並みになんてならなくていい」。ある日の夕暮れ、マジックアワーの光に包まれて北條がつぶやいた一言に良は心動かされる。
マジシャンとして天性の才能を持ちながら、何ものにも縛られることなく自由に生きる少年・長見良。マジシャンだった祖父・龍五郎に憧れて育ったサラリーマン・北條。龍五郎が生前にとった唯一の弟子だった良と北條の出会いによって、周囲の人々が少しずつ何かに気づき、少しずつ変化していく。その変化は次第に大きなうねりとなって広がり「奇跡」を起こすーー。
北條と暮らしながらマジシャンへの道を歩み始めた良。中学校にも通い始めるが、字の読み書きが苦手な難読症の良は、学校生活に不自由を覚える。自身に素直であろうとするがゆえに周囲と衝突し、クラスメイトからのイジメを受ける良。ーー「人並みになんてならなくていい」。ある日の夕暮れ、マジックアワーの光に包まれて北條がつぶやいた一言に良は心動かされる。
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/2/22
- ISBN-10406372669X
- ISBN-13978-4063726695
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商品の説明
著者について
杉本 亜未
代表作に『アニマルX』シリーズ、『独裁者グラナダ』、『アマイタマシイ』『ファンタジウム』など。公式ツイッターのアカウントは、https://twitter.com/SugimotoAmiInfo
代表作に『アニマルX』シリーズ、『独裁者グラナダ』、『アマイタマシイ』『ファンタジウム』など。公式ツイッターのアカウントは、https://twitter.com/SugimotoAmiInfo
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/2/22)
- 発売日 : 2008/2/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 210ページ
- ISBN-10 : 406372669X
- ISBN-13 : 978-4063726695
- Amazon 売れ筋ランキング: - 430,107位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2巻の内容は、学校に通い始めた良に対するイジメが中心となっています。
難読症ゆえに勉強ができなければ馬鹿にされ、逆にマジシャンとして頭角を表せば生意気だとイジメられる。
良い子でいたいのに、良に対する僻みを持て余すクラスメイト。
面倒を嫌う無責任な教師。
反面、早速仕事が舞い込んでくるマジシャン業。
こちらは人の心を読む自称霊能力者、サカキ シンが現れますが、良は彼をマジシャンであると直感します。
「君の才能が涸れた後、彼が去っていくのが見える」
良の不安を煽るような事を言うサカキに、良はどう対抗するのか?
答えは単行本で確かめてみて下さい。
良の為を思って声をかけてくる、おじさんや先生でさえも、良を理解する事はできない。
「どれだけ簡単に、人が人を見捨てるか、俺は知ってる。いくら願っても、決して奇跡が起きないって事も」
傷付かないよう何事にも期待できなくなってしまった良に、救いはあるのか?
ラストの演出に号泣しました。
この作者さんの作品は、はっとさせられる台詞が多々あり、読んだ後ずしんと心にきます。
一度読むと忘れられないものばかり。
難読症ゆえに勉強ができなければ馬鹿にされ、逆にマジシャンとして頭角を表せば生意気だとイジメられる。
良い子でいたいのに、良に対する僻みを持て余すクラスメイト。
面倒を嫌う無責任な教師。
反面、早速仕事が舞い込んでくるマジシャン業。
こちらは人の心を読む自称霊能力者、サカキ シンが現れますが、良は彼をマジシャンであると直感します。
「君の才能が涸れた後、彼が去っていくのが見える」
良の不安を煽るような事を言うサカキに、良はどう対抗するのか?
答えは単行本で確かめてみて下さい。
良の為を思って声をかけてくる、おじさんや先生でさえも、良を理解する事はできない。
「どれだけ簡単に、人が人を見捨てるか、俺は知ってる。いくら願っても、決して奇跡が起きないって事も」
傷付かないよう何事にも期待できなくなってしまった良に、救いはあるのか?
ラストの演出に号泣しました。
この作者さんの作品は、はっとさせられる台詞が多々あり、読んだ後ずしんと心にきます。
一度読むと忘れられないものばかり。
2008年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻に引き続き、マジックがテーマなのですがそれぞれの演技やしかけがキーワードになって
心に沁みるようなお話を紡ぎだしています。
学校での生活は、ペン回しや学習障害の扱われ方など、やはり知らないこともいっぱいで
マジックの蘊蓄も含め、そういうことを知ることができるのも面白いです。
いじめなどもありますが、主人公の強さやその対処のしかた、よい友達の存在で、とても
爽快な気分でした。ここはお茶目なこともあってつい笑ってしまいます。
最近流行りのスピリチュアルについても、こんなこともあるのかな?と思わせるスピリチュアルの裏側などもあり、
けれど敵なだけではないサカキという人の過去など見ても、良い悪いだけでないそれぞれのキャラクターの
事情を細やかに考えられている物語の深さを感じます。
また、この漫画は台詞や展開の符合性がとても上手くて、心に残るような余韻がすごくいいです。
「マジックアワー」について夕陽を見ながら話していたところから、普通になんかならなくていい、人々に伝えるんだと
良に北條が言ってくれるときの読んでいる方まで嬉しくなる場面、
それを受けて先生に話をするときの、こんな風に考えるようになったんだ、という場面、
スピリチュアリストとの対決での難読症ならではの展開や、不思議な因縁、
目を開けたら違う素晴らしい世界になることを願っていた小さい頃の思い出と、今辛い状況で
目を塞いで数を数えて目を開けた時に展開するラスト、
どれもいろんな要素が最後にひとつにまとまり驚きとともに感動を覚える素晴らしいシーンです。
今一番続きが気になる漫画です。
心に沁みるようなお話を紡ぎだしています。
学校での生活は、ペン回しや学習障害の扱われ方など、やはり知らないこともいっぱいで
マジックの蘊蓄も含め、そういうことを知ることができるのも面白いです。
いじめなどもありますが、主人公の強さやその対処のしかた、よい友達の存在で、とても
爽快な気分でした。ここはお茶目なこともあってつい笑ってしまいます。
最近流行りのスピリチュアルについても、こんなこともあるのかな?と思わせるスピリチュアルの裏側などもあり、
けれど敵なだけではないサカキという人の過去など見ても、良い悪いだけでないそれぞれのキャラクターの
事情を細やかに考えられている物語の深さを感じます。
また、この漫画は台詞や展開の符合性がとても上手くて、心に残るような余韻がすごくいいです。
「マジックアワー」について夕陽を見ながら話していたところから、普通になんかならなくていい、人々に伝えるんだと
良に北條が言ってくれるときの読んでいる方まで嬉しくなる場面、
それを受けて先生に話をするときの、こんな風に考えるようになったんだ、という場面、
スピリチュアリストとの対決での難読症ならではの展開や、不思議な因縁、
目を開けたら違う素晴らしい世界になることを願っていた小さい頃の思い出と、今辛い状況で
目を塞いで数を数えて目を開けた時に展開するラスト、
どれもいろんな要素が最後にひとつにまとまり驚きとともに感動を覚える素晴らしいシーンです。
今一番続きが気になる漫画です。
2008年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マジックの世界を題材として難読症の少年がさまざまな困難を乗り越えて
成長するお話です。第2巻では学校生活編「マジックアワー」と、
メンタリストとの対決編「セカンドサイト」の2編が収録されています。
学校生活編では、少年の頑なに固持していた社会への警戒心が、
あるきっかけから少しずつゆるやかに解きほぐされていくようすが
とても感動します。また他の方のレビューにもありますが
「人を信じられる幸せ」を感じさせられる内容でもありとても泣けます。
メンタリストとの対決編は、目で見えないセカンドサイトに翻弄され
ながら生きる人間たちの有様が描かれています。誰もが自分にとっての
正しい答えを探して、ある人はその問題から目を逸らし、ある人は
必死にもがいて生きている。そして、そんな生き苦しい中で主人公が
奇跡を願って迎えるこのお話のラストシーンはただ感動の一言です。
ぜひこの感動は実際に読んで感じてほしいと思います。
この本と出会えて良かった、心からそう思います。ぜひ多くの人に
読んでもらいたい、素晴らしい物語です。
成長するお話です。第2巻では学校生活編「マジックアワー」と、
メンタリストとの対決編「セカンドサイト」の2編が収録されています。
学校生活編では、少年の頑なに固持していた社会への警戒心が、
あるきっかけから少しずつゆるやかに解きほぐされていくようすが
とても感動します。また他の方のレビューにもありますが
「人を信じられる幸せ」を感じさせられる内容でもありとても泣けます。
メンタリストとの対決編は、目で見えないセカンドサイトに翻弄され
ながら生きる人間たちの有様が描かれています。誰もが自分にとっての
正しい答えを探して、ある人はその問題から目を逸らし、ある人は
必死にもがいて生きている。そして、そんな生き苦しい中で主人公が
奇跡を願って迎えるこのお話のラストシーンはただ感動の一言です。
ぜひこの感動は実際に読んで感じてほしいと思います。
この本と出会えて良かった、心からそう思います。ぜひ多くの人に
読んでもらいたい、素晴らしい物語です。
2009年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すごい。
人物描写のみならず卓抜したプロット、ストーリーテリング。
決して派手な漫画ではないが必ずや多くの人の心に染み入る良作。
大人びた少年と純粋な大人の対比は読み手にとっての両面性でもあり
理想と現実のハザマで傷ついたり苦しんだり、そんな中で愛を求めて
いる主人公の姿に胸が熱くなる。
人生はマジックのようにうまくはいかないけど、「1,2,3」と
唱えたらひょっとしたら魔法がかかるかもしれない。
大事なのは信じること、行動すること、せつない描写もあるけど
読後感はすごくいい。きっとこの作品はもっと売れるだろう。
そんな世の中だったらいいなあ、と思う自分がいる。
人物描写のみならず卓抜したプロット、ストーリーテリング。
決して派手な漫画ではないが必ずや多くの人の心に染み入る良作。
大人びた少年と純粋な大人の対比は読み手にとっての両面性でもあり
理想と現実のハザマで傷ついたり苦しんだり、そんな中で愛を求めて
いる主人公の姿に胸が熱くなる。
人生はマジックのようにうまくはいかないけど、「1,2,3」と
唱えたらひょっとしたら魔法がかかるかもしれない。
大事なのは信じること、行動すること、せつない描写もあるけど
読後感はすごくいい。きっとこの作品はもっと売れるだろう。
そんな世の中だったらいいなあ、と思う自分がいる。
2009年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マジックを行う時のカッコイイ主人公を表現していると思うのですが、
作中に見られる普段の彼は、表紙のイメージとはまた違います。
背伸びをしてクールに振舞いながらも、
明るく素直で子供らしい面も多々見られ、
とても生き生きと描かれています。
ここ数年読んだ中で、一番好きになった漫画です。
老若男女が楽しめる作品です。
作中に見られる普段の彼は、表紙のイメージとはまた違います。
背伸びをしてクールに振舞いながらも、
明るく素直で子供らしい面も多々見られ、
とても生き生きと描かれています。
ここ数年読んだ中で、一番好きになった漫画です。
老若男女が楽しめる作品です。
2013年8月4日に日本でレビュー済み
良のために学校を探す北条。字の読み書きを教えてくれる熱心な先生も見つかる。良い友人も見つかる、が、さっそくひどいいじめも始まる。だが、決して負けない良がすごく良い。そんな中、良にテレビの仕事が入る。番組を通じて出会う、人の心を読むサカキシン。
学校、仕事、人生、そんなものが交差する物語を説得力ある漫画に仕上げる作者が凄い。読んでいて台詞に感激し、マジックに感激する。よくもこんな難しい題材を読めるものに仕上げると思う。超オススメです。
学校、仕事、人生、そんなものが交差する物語を説得力ある漫画に仕上げる作者が凄い。読んでいて台詞に感激し、マジックに感激する。よくもこんな難しい題材を読めるものに仕上げると思う。超オススメです。
2010年12月18日に日本でレビュー済み
本作の題名であるファンタジウムは、漢字では幻想空間と表わされている。(第8話(第3巻収録)の表紙絵)
第2巻では、幻想空間に対峙する現実世界との狭間の存在としての良、そして新たな登場人物が描かれる。
現実世界を拒んできた良に「ありがとな・・・俺と・・・友達になってくれて」と言わせる渡辺くんとの出会いを軸にしたマジックアワーと、良とシンクロする過去を持つサカキとのエピソードを描いたセカンドサイトの2編が収録されるが、マジック世界の言葉をストーリーのキーとしていく本作の一つの特色が、本巻から始動している。
マジックアワー、セカンドサイトいずれでも、良は、向きあい始める中で、現実世界の仕打ちに様々な形で直面する。
そのラストでは、能天気なバカキャラに陥りかけていた北條が いずれも自然な形で、大事な役割を果たしている。
マジックは 現実からの逃避やトリックではない 現実世界のどこかにある 誰の心の中にもある しかし それに出会えることはホンの一瞬かもしれない。しかし、確実にある。その一瞬を共有したいと思う気持ちが 人と人をつないでいく。そのつなぐものとして、本作はマジックを置いている。
連載漫画なら最初の打ち切りポイントである10話。そこまでで、何のブレも揺らぎもないストーリーと世界を築いている作者の力量が、本巻がいかんなく示されている。
第2巻では、幻想空間に対峙する現実世界との狭間の存在としての良、そして新たな登場人物が描かれる。
現実世界を拒んできた良に「ありがとな・・・俺と・・・友達になってくれて」と言わせる渡辺くんとの出会いを軸にしたマジックアワーと、良とシンクロする過去を持つサカキとのエピソードを描いたセカンドサイトの2編が収録されるが、マジック世界の言葉をストーリーのキーとしていく本作の一つの特色が、本巻から始動している。
マジックアワー、セカンドサイトいずれでも、良は、向きあい始める中で、現実世界の仕打ちに様々な形で直面する。
そのラストでは、能天気なバカキャラに陥りかけていた北條が いずれも自然な形で、大事な役割を果たしている。
マジックは 現実からの逃避やトリックではない 現実世界のどこかにある 誰の心の中にもある しかし それに出会えることはホンの一瞬かもしれない。しかし、確実にある。その一瞬を共有したいと思う気持ちが 人と人をつないでいく。そのつなぐものとして、本作はマジックを置いている。
連載漫画なら最初の打ち切りポイントである10話。そこまでで、何のブレも揺らぎもないストーリーと世界を築いている作者の力量が、本巻がいかんなく示されている。