草加が発信した通信にホワイトハウスは、激震が走る。その波紋は、マンハッタン計画関係者と太平洋の謎『みらい』に迫る者に大きく影響する。その間隙突きリスクを背負い原爆無機能化作戦に打って出る角松。一方草加は、そんな角松の行動を、想定内である様なシーン。角松の作戦がどうなるなか引きつけられます。
角松達に同行を許されなかったカメラマンが、角松率いる原爆無機能化部隊に手渡したデジカメの存在が、物語に大きな影響を与える様な気がします。次巻への大きな布石と思える35巻です。
36巻発売の7月23日前後まで待ち遠しいです。
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ジパング(35) (モーニング KC) コミック – 2008/4/23
かわぐち かいじ
(著)
想定不能事態、勃発! 海上自衛隊所属の最新鋭護衛艦「みらい」原因不明の暴風雨に遭遇。通信・衛星、ともに感無し。そして目の前に現れたのは……。
全力を以て「大和」を撃沈せよ!ホワイトハウスにもたらされたマリアナからの電文。草加の意志と原子爆弾の存在を知ったルーズベルトは、その抹殺を指示する。
全力を以て「大和」を撃沈せよ!ホワイトハウスにもたらされたマリアナからの電文。草加の意志と原子爆弾の存在を知ったルーズベルトは、その抹殺を指示する。
- 本の長さ196ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/4/23
- ISBN-104063726789
- ISBN-13978-4063726787
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商品の説明
著者について
かわぐち かいじ
1948年、広島県尾道市生まれ。68年「ヤングコミック」誌にて『夜が明けたら』でデビュー。『はっぽうやぶれ』『プロ』『ハード&ルーズ』などヒット作多数。
87年『アクター』、90年『沈黙の艦隊』、そして02年に『ジパング』で講談社漫画賞受賞。
現在、小学館「ビッグコミック」誌上にて『兵馬の旗』(協力/惠谷治)も連載中。
1948年、広島県尾道市生まれ。68年「ヤングコミック」誌にて『夜が明けたら』でデビュー。『はっぽうやぶれ』『プロ』『ハード&ルーズ』などヒット作多数。
87年『アクター』、90年『沈黙の艦隊』、そして02年に『ジパング』で講談社漫画賞受賞。
現在、小学館「ビッグコミック」誌上にて『兵馬の旗』(協力/惠谷治)も連載中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/4/23)
- 発売日 : 2008/4/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 196ページ
- ISBN-10 : 4063726789
- ISBN-13 : 978-4063726787
- Amazon 売れ筋ランキング: - 259,261位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話が進んでいるようで進まず。アメリカ側の思惑の説明ってここまでいるだろうか?
はっきりいって、もったいぶりすぎ。読み進めるのが苦痛になってきた。
はっきりいって、もったいぶりすぎ。読み進めるのが苦痛になってきた。
2019年9月18日に日本でレビュー済み
反乱部隊以外の大和の乗員は退艦。
ルーズベルトに大和に原爆が積まれていることと未来の存在が報告され極秘扱いにされる
角松は大和に突撃する人員を決定。
ルーズベルトに大和に原爆が積まれていることと未来の存在が報告され極秘扱いにされる
角松は大和に突撃する人員を決定。
2008年10月29日に日本でレビュー済み
ここ最新の数巻を一度読み返して見ました。感じたのは、この巻くらいから、決定的に何かが欠けてきたなということです。
それを考えてみて、なんとなくわかったのですが、こういう物語に必要な「登場人物の行動に対する、納得の良く動機付け」が欠落しているように思うのです。
登場人物の動くように書いてみる、というスタイルがネガティブに働くと、こういう展開になっていくと思います。人は動くのに、物語が進まない、という典型的なケース。
具体的に言うと、「大和の原爆を止めたら広島に原爆が落ちる」ということを、みらいの乗組員が全く気にしていない。議論すら起きていない。ただ、日本が最初の原爆使用国になることをやめさえるという動機で動いている。みらいの館長が主人公的なこのマンガですが(よってその主人公に有利に物語が進むことは容易に想像が付く)その点において、読者の中に彼の行動に対してモラルハザード的なものを感じる人も出てくると思います。
原爆は使わないに越したことはないが、それならばつかった場合と使わなかった場合の両方において納得のいく説明と動機を、登場人物たちが失っている…
そういう展開が、面白さを奪っている感じがするのです。
かわぐちさんのような希有の才能をもたれた漫画家には、ガス欠を起こすことなく、集中力を最後まで維持してほしいです(沈黙の艦隊でも終盤にはかなりのガス欠起こしていた気が…)
それを考えてみて、なんとなくわかったのですが、こういう物語に必要な「登場人物の行動に対する、納得の良く動機付け」が欠落しているように思うのです。
登場人物の動くように書いてみる、というスタイルがネガティブに働くと、こういう展開になっていくと思います。人は動くのに、物語が進まない、という典型的なケース。
具体的に言うと、「大和の原爆を止めたら広島に原爆が落ちる」ということを、みらいの乗組員が全く気にしていない。議論すら起きていない。ただ、日本が最初の原爆使用国になることをやめさえるという動機で動いている。みらいの館長が主人公的なこのマンガですが(よってその主人公に有利に物語が進むことは容易に想像が付く)その点において、読者の中に彼の行動に対してモラルハザード的なものを感じる人も出てくると思います。
原爆は使わないに越したことはないが、それならばつかった場合と使わなかった場合の両方において納得のいく説明と動機を、登場人物たちが失っている…
そういう展開が、面白さを奪っている感じがするのです。
かわぐちさんのような希有の才能をもたれた漫画家には、ガス欠を起こすことなく、集中力を最後まで維持してほしいです(沈黙の艦隊でも終盤にはかなりのガス欠起こしていた気が…)
2008年5月1日に日本でレビュー済み
最近,登場人物の判断過程があまり詳細に描かれていないように思え,どうもどの決断も根拠がないように見えてしまいます。また,どのような結果を想定しているのかも曖昧にされているようで,どんな結果が起きても,その人物の想定内なのか想定外なのか,その心情をうかがい知ることができず,どうも感情移入できません。宙ぶらりんなまま物語が進行しているように感じます。