籠釣瓶本番。
恋四郎の思惑に翻弄されながらも?、かぶくことに専念する新九郎。
実際の役者さんたちがどこまであの舞台上でいろいろ考えているかは判りませんが、その丁々発止の、臨機応変の互いのやりとり、思惑がとても面白いです。
宗太郎はもしかすると家に縛られた被害者なのかなとも思いつつ、そんなのを跳ね除けてがんばって!と応援したいし(笑)。
でもやっぱり、新九郎がどこまでかぶけるかがこの話の焦点なんでしょうね。
銀乃介というまた強敵が現れましたが、新九郎ががんがんかぶいてのしていくことを期待します。
師匠の弟子に対する思いに、親心ってこんなんだよなぁとあったかくなったり。
でも、個人的には、恋四郎が「あの子は私が守る」と言った(というか思った)のに、かなりぐっときました。
それで、結局は、京助と一緒に、新ちゃんを応援したい自分がいたり(笑)。
舞台人には読んでいただきたいお話だと思います。
ああ、こんな舞台、見てみたいなあ。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
かぶく者(3) (モーニング KC) コミック – 2008/6/23
舞台上の役者心理や、目に見えぬ芸の深奥までも言語化&視覚化!
話題騒然の歌舞伎漫画!
天下の二枚目役・栄之丞が、額に傷&ズタボロ衣装で登場!これによりご見物(観客)のみならず、孤高の女形・恋四郎や共演の役者全員も敵に回した新九郎が、かぶきにかぶく!!前代未聞の芸バトルが展開する『籠釣瓶』編を、結末まで完全収録。
話題騒然の歌舞伎漫画!
天下の二枚目役・栄之丞が、額に傷&ズタボロ衣装で登場!これによりご見物(観客)のみならず、孤高の女形・恋四郎や共演の役者全員も敵に回した新九郎が、かぶきにかぶく!!前代未聞の芸バトルが展開する『籠釣瓶』編を、結末まで完全収録。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/6/23
- ISBN-104063727106
- ISBN-13978-4063727104
この商品を見た後にお客様が購入した商品
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
著者について
たなか 亜希夫
宮城県石巻市出身。1982年『下北沢フォービートソルジャー』でデビュー。『クラッシュ! 正宗』『迷走王ボーダー』『軍鶏』などヒット作多数。現在はモーニングにて『かぶく者』を隔週連載、兄弟誌・イブニングにて『喧嘩猿』を連載中。
デビッド・宮原
劇団前方公演墳の劇作家&演出家。ミュージシャン、漫画原作者としてもマルチに活動中。
宮城県石巻市出身。1982年『下北沢フォービートソルジャー』でデビュー。『クラッシュ! 正宗』『迷走王ボーダー』『軍鶏』などヒット作多数。現在はモーニングにて『かぶく者』を隔週連載、兄弟誌・イブニングにて『喧嘩猿』を連載中。
デビッド・宮原
劇団前方公演墳の劇作家&演出家。ミュージシャン、漫画原作者としてもマルチに活動中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/6/23)
- 発売日 : 2008/6/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 232ページ
- ISBN-10 : 4063727106
- ISBN-13 : 978-4063727104
- Amazon 売れ筋ランキング: - 451,555位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
11グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年8月31日に日本でレビュー済み
前巻までの舞台下、舞台上での攻防にひとまずの決着がつく第3巻。
主人公が現実の歌舞伎舞台では到底「ありえない」と言える芝居に達します。
正に「歌舞伎の枠を超えた芝居でかぶかれた!」のですが
歌舞伎マンガとして楽しもうとする読者としてはがっかりしてしまいました。
作画はとても丁寧に歌舞伎の世界を描いているように思います。
が、それ以外の部分での徹底的な描写を望む人にはお勧めできません。
ちょっと、歌舞伎とは異なるものです。
作品自体の面白さは全く失われず、更なる新展開を見せていますので
これからどのように物語が進むのかはとても楽しみです。
主人公が現実の歌舞伎舞台では到底「ありえない」と言える芝居に達します。
正に「歌舞伎の枠を超えた芝居でかぶかれた!」のですが
歌舞伎マンガとして楽しもうとする読者としてはがっかりしてしまいました。
作画はとても丁寧に歌舞伎の世界を描いているように思います。
が、それ以外の部分での徹底的な描写を望む人にはお勧めできません。
ちょっと、歌舞伎とは異なるものです。
作品自体の面白さは全く失われず、更なる新展開を見せていますので
これからどのように物語が進むのかはとても楽しみです。
2008年9月2日に日本でレビュー済み
実際の歌舞伎とはちょっと違いますが、想像していたものの斜め上の結末にびっくり。
エンターテインメントとして楽しめば、それなりに楽しめると思います。
歌舞伎をまったく知らない人がこれを読んで、実際の舞台を見てもがっかりすることはないと思うし、とっかかりとしてはよいのでは。
エンターテインメントとして楽しめば、それなりに楽しめると思います。
歌舞伎をまったく知らない人がこれを読んで、実際の舞台を見てもがっかりすることはないと思うし、とっかかりとしてはよいのでは。