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へうげもの(10) (モーニング KC) コミック – 2010/1/22
山田 芳裕
(著)
あるときは信長、秀吉、家康に仕えた武士。またあるときは千利休に師事する茶人。そしてまたあるときは物欲の権化。戦国~慶長年間を生き抜いた異才・古田織部。甲冑、服飾、茶、陶芸、グルメetc. お洒落でオタクなこの男こそ、日本人のライフスタイルを決めちゃった大先輩だ!!
茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。はるばる来たぜ朝鮮半島窯景色。秀吉による無謀な海外侵略の最中、織部密航団はやきもの革命を誓う。生か死か、武か数奇か、それがますます問題だ!!
茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。はるばる来たぜ朝鮮半島窯景色。秀吉による無謀な海外侵略の最中、織部密航団はやきもの革命を誓う。生か死か、武か数奇か、それがますます問題だ!!
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/1/22
- ISBN-104063728692
- ISBN-13978-4063728699
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商品の説明
著者からのコメント
近頃は器以外でも様々なものが、柿右衛門やマイセン、
ロイヤルコペンハーゲンのような美しさに固定した感がありやす
いや、それらの素晴らしさは重々承知しておるのですが、
それだけになっちゃうとどうにもさみしいやねぇ......
私は桃山陶のような漫画造りにこだわっていきたいと思いやす
ロイヤルコペンハーゲンのような美しさに固定した感がありやす
いや、それらの素晴らしさは重々承知しておるのですが、
それだけになっちゃうとどうにもさみしいやねぇ......
私は桃山陶のような漫画造りにこだわっていきたいと思いやす
出版社からのコメント
後世「無謀」「蛮行」と評される秀吉の朝鮮侵略
是非はさておき、戦争は皮肉にも技術革新をもたらす
半島からの拉致・渡来陶工が携えたハイエンドにより、
桃山時代のやきものは世界史上に一大画期を成した
その大爆発を圧倒的にリードしたのが主人公・古田織部である
日本人のライフスタイルを決めちゃった男がますます本領発揮
ミクスチャー同志の皆さまに御熱読いただきたい最新刊です
是非はさておき、戦争は皮肉にも技術革新をもたらす
半島からの拉致・渡来陶工が携えたハイエンドにより、
桃山時代のやきものは世界史上に一大画期を成した
その大爆発を圧倒的にリードしたのが主人公・古田織部である
日本人のライフスタイルを決めちゃった男がますます本領発揮
ミクスチャー同志の皆さまに御熱読いただきたい最新刊です
著者について
山田 芳裕
1968年、新潟市生まれ。大学在学中にモーニング主催、ちばてつや賞一般部門で入賞。受賞作『大正野郎』で同誌よりデビュー。以来一環してモーニング、ヤングサンデーなど青年誌で活躍。漫画家、編集者に加え、各分野のアーチストからも絶大な支持を受ける。作家性を高く評価されながら、一般読者に支持されないジレンマを抱えていたが、最新作『へうげもの』が名実ともに絶好調。主な作品は他に『考える侍』『しわあせ』『デカスロン』『度胸星』『いよっおみっちゃん』『ジャイアント』などがある。ちなみに物欲の激しさは『へうげもの』の主人公・古田織部級との噂。やきもの、のりもの、文房具、音楽、映画など、多方面に深い造詣を持つ。
刊行中の単行本(09年4月1日現在):
『へうげもの』1~8巻(以下続刊・講談社)、『ジャイアント』全9巻(同)、『デカスロン』全13巻(小学館文庫)、『山田芳裕傑作集』全2巻(同)、『ザ・プライザー』(双葉文庫)、『泣く男』(同)
1968年、新潟市生まれ。大学在学中にモーニング主催、ちばてつや賞一般部門で入賞。受賞作『大正野郎』で同誌よりデビュー。以来一環してモーニング、ヤングサンデーなど青年誌で活躍。漫画家、編集者に加え、各分野のアーチストからも絶大な支持を受ける。作家性を高く評価されながら、一般読者に支持されないジレンマを抱えていたが、最新作『へうげもの』が名実ともに絶好調。主な作品は他に『考える侍』『しわあせ』『デカスロン』『度胸星』『いよっおみっちゃん』『ジャイアント』などがある。ちなみに物欲の激しさは『へうげもの』の主人公・古田織部級との噂。やきもの、のりもの、文房具、音楽、映画など、多方面に深い造詣を持つ。
刊行中の単行本(09年4月1日現在):
『へうげもの』1~8巻(以下続刊・講談社)、『ジャイアント』全9巻(同)、『デカスロン』全13巻(小学館文庫)、『山田芳裕傑作集』全2巻(同)、『ザ・プライザー』(双葉文庫)、『泣く男』(同)
About this Title
朝鮮前役・文禄の役の真っ最中、秀吉軍の大本営、肥前・名護屋城に在陣する古田織部。指呼の間に横たわる朝鮮半島はやきもの先進地。己が目指すうつわ革命成就のため、織部は密航団を組織。美濃の窯大将・加藤景延、刀業師の御曹司・本阿弥光悦、若き荒くれ絵師・又兵衛を率い、名にし負う大高汐を乗り越えて、約束の地へと上陸した。数奇の天下へ、新たな狼煙が上がる。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/1/22)
- 発売日 : 2010/1/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 224ページ
- ISBN-10 : 4063728692
- ISBN-13 : 978-4063728699
- Amazon 売れ筋ランキング: - 53,112位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後半は徳川家康との心理戦になるので、伏線仕込みというところかな?
2015年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
と渡り、新しい技術を習得するべく、試行錯誤を繰り返す。敵軍が襲来、からがら日本へと帰ることになったが、さらにそこへ追い討ちがかかってきた。
2014年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ついに10巻まで購入。おもしろいので続きが楽しみなへうげもの。
2010年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
へうげもの10服ではついに織部一行が朝鮮渡航を果たす。
表紙は食欲をそそるサーモンピンク、そして巻末に登場人物紹介が復活。
朝鮮出兵の前後を丹念に描いた作品は少なく、日本史の授業でも黒歴史に近い。
初登場で眼差しの恐ろしい柳生宗矩は気になる存在だが、
歴史イベントのない時期に当たるこの巻はさながら文化史・美術史の時間に思える。
国宝「松林図屏風」を完成させて侘び文化と共にフェードアウトする長谷川等伯。
逆に渡海する織部一行に日本初の陶芸芸術家とも伝えられる本阿弥光悦と
浮世絵の始祖として注目の集まる岩佐又兵衛(荒木村重の遺児!)が緊急参戦、
渡海中の文化交流で後の活動に大きく影響する体験をする。
歌舞伎の源流を作ったおくに(出雲の阿国)は名古屋山三郎と運命の出会いをし、
織部の伏見屋敷の隣にはかつての少年数奇者であった小堀作助(小堀遠州)がいる。
伊達政宗は蒲生との邂逅の中で信長超えを志向し、
加藤清正は虎退治で虎にTKO負けを喫し人生の転機を迎える。
そしてこれまでもっとも読者目線に近かった武辺者:上田佐太郎(上田宗箇)は、
織部の指導の甲斐あって順調にダメ人間(※褒め言葉)になっていく。
これから読まれる方はこの巻の登場人物を検索してより深く知り、
現代に伝わる彼らの作品もあちこちの美術館・博物館で是非是非味わっていただきたい。
雑誌の連載を読んでいたときは利休切腹以降どこか散漫としたイメージだったが、
単行本で読むと思ったより読み応えがあり笑いの密度が濃いことに気がついた。
織部は箍が外れたように変顔を連発するし、見る度眩暈がする屋敷や殴り書きの絶縁状など
度の過ぎた織部ワールドがあらゆる文化に広がっていく様を丹念に描いているのは良い。
巻末近くになって遂に完成する歪み茶碗や朝鮮人陶工:英子と織部の運命はどうなる!?
気になるところでの引きに、次巻を早く読ませてと言わずにおれない。
表紙は食欲をそそるサーモンピンク、そして巻末に登場人物紹介が復活。
朝鮮出兵の前後を丹念に描いた作品は少なく、日本史の授業でも黒歴史に近い。
初登場で眼差しの恐ろしい柳生宗矩は気になる存在だが、
歴史イベントのない時期に当たるこの巻はさながら文化史・美術史の時間に思える。
国宝「松林図屏風」を完成させて侘び文化と共にフェードアウトする長谷川等伯。
逆に渡海する織部一行に日本初の陶芸芸術家とも伝えられる本阿弥光悦と
浮世絵の始祖として注目の集まる岩佐又兵衛(荒木村重の遺児!)が緊急参戦、
渡海中の文化交流で後の活動に大きく影響する体験をする。
歌舞伎の源流を作ったおくに(出雲の阿国)は名古屋山三郎と運命の出会いをし、
織部の伏見屋敷の隣にはかつての少年数奇者であった小堀作助(小堀遠州)がいる。
伊達政宗は蒲生との邂逅の中で信長超えを志向し、
加藤清正は虎退治で虎にTKO負けを喫し人生の転機を迎える。
そしてこれまでもっとも読者目線に近かった武辺者:上田佐太郎(上田宗箇)は、
織部の指導の甲斐あって順調にダメ人間(※褒め言葉)になっていく。
これから読まれる方はこの巻の登場人物を検索してより深く知り、
現代に伝わる彼らの作品もあちこちの美術館・博物館で是非是非味わっていただきたい。
雑誌の連載を読んでいたときは利休切腹以降どこか散漫としたイメージだったが、
単行本で読むと思ったより読み応えがあり笑いの密度が濃いことに気がついた。
織部は箍が外れたように変顔を連発するし、見る度眩暈がする屋敷や殴り書きの絶縁状など
度の過ぎた織部ワールドがあらゆる文化に広がっていく様を丹念に描いているのは良い。
巻末近くになって遂に完成する歪み茶碗や朝鮮人陶工:英子と織部の運命はどうなる!?
気になるところでの引きに、次巻を早く読ませてと言わずにおれない。
2011年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古田をはじめ、取り巻き、仲間、主君などの人物がわかりやすく表現されており、面白いです。
今で言う骨董品などを扱うジャンルですので、友人には勧めづらいですが、なんでも鑑定団などの番組や、日本史が好きな方であればまったく問題なく楽しめると思います。
今で言う骨董品などを扱うジャンルですので、友人には勧めづらいですが、なんでも鑑定団などの番組や、日本史が好きな方であればまったく問題なく楽しめると思います。
2010年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史、史実という絶対的な縛りの中でどこまで壮大な法螺をみせてくれるのか、毎回楽しみにしている。
史実のエピソードを加え、一瞬「そんなこともあるかもしれない」とおもわせてくれるスピード感はたまらない。
史実のエピソードを加え、一瞬「そんなこともあるかもしれない」とおもわせてくれるスピード感はたまらない。
2010年1月24日に日本でレビュー済み
利休死後、緊張感が途切れた感は否めませんが、それでも相変わらずの面白さです。
ひたすら数奇の道を突き進む織部と朝鮮出兵。
我が子の出生に疑念を抱きながらもその子を愛するしかない秀吉。
そして明らかな老い。
数奇に興味はなくひたすら堅実に己の道を突き進む家康。
そんな中、いっそう心を打たれたのが氏郷と政宗の最後の茶会。
信長にも認められ娘婿となり文武両道に優れていたが40歳前にして病に倒れた蒲生氏郷。
かたや、秀吉に屈したものの未だ20代の若さ故に止まることなく傾く政宗。
犬猿の仲の2人。生き方は正反対でお互い理解できない存在であっただろうが、
最後の氏郷と政宗の会話はほんとうに良かった。
いろんな歴史のifが読める所が「へうげもの」の最大の魅力だが、
作者の歴史上の人物に対する愛情が非常に感じられる点も素晴らしいと思う。
故に、デフォルメも素直に笑えるのだ。
早くも続刊が待ち遠しい。
ひたすら数奇の道を突き進む織部と朝鮮出兵。
我が子の出生に疑念を抱きながらもその子を愛するしかない秀吉。
そして明らかな老い。
数奇に興味はなくひたすら堅実に己の道を突き進む家康。
そんな中、いっそう心を打たれたのが氏郷と政宗の最後の茶会。
信長にも認められ娘婿となり文武両道に優れていたが40歳前にして病に倒れた蒲生氏郷。
かたや、秀吉に屈したものの未だ20代の若さ故に止まることなく傾く政宗。
犬猿の仲の2人。生き方は正反対でお互い理解できない存在であっただろうが、
最後の氏郷と政宗の会話はほんとうに良かった。
いろんな歴史のifが読める所が「へうげもの」の最大の魅力だが、
作者の歴史上の人物に対する愛情が非常に感じられる点も素晴らしいと思う。
故に、デフォルメも素直に笑えるのだ。
早くも続刊が待ち遠しい。
2010年1月25日に日本でレビュー済み
「渋い」「枯れた」感じに粋を見出す利休宗匠の思いを継ぐ織部。
名物をあさるよりも、自分で作り出す事に興味がうつり
思い描く茶器を作るには高麗の釜焼き技術が必要と分かる。
時は、朝鮮出兵中。
となると織部が動かないワケがない。
寝ながら失禁してしまうほど老いた秀吉の姿を見て
「見とうなかった、あんな姿」
とボヤく織部も間もなく同じ年齢に突入。
その枯れゆく肉体とともに
どのように求める物が変化していくのか
とても興味がある。
そして、若かりし頃の織部のような勢いがあるのが
カブキ物の伊達正宗。
人は夢を追い続けると、どこまで行けるのか
そんな問いに答えてくれるのが
この作品中の古田織部の「行き(粋)様」である。
続巻が待ち遠しい。
名物をあさるよりも、自分で作り出す事に興味がうつり
思い描く茶器を作るには高麗の釜焼き技術が必要と分かる。
時は、朝鮮出兵中。
となると織部が動かないワケがない。
寝ながら失禁してしまうほど老いた秀吉の姿を見て
「見とうなかった、あんな姿」
とボヤく織部も間もなく同じ年齢に突入。
その枯れゆく肉体とともに
どのように求める物が変化していくのか
とても興味がある。
そして、若かりし頃の織部のような勢いがあるのが
カブキ物の伊達正宗。
人は夢を追い続けると、どこまで行けるのか
そんな問いに答えてくれるのが
この作品中の古田織部の「行き(粋)様」である。
続巻が待ち遠しい。