現代の女性ジャズピアニストが、1944年のベルリンに
タイムスリップする〈タイムトラベル〉ものにして、音楽SF。
戦局の悪化に伴い、オカルティズムに傾斜していくナチスドイツと
神霊音楽協会が企てる一大謀略に、主人公と当時渡欧していた
彼女の祖母(天才ピアニスト)が否応なく巻き込まれていきます。
オルフェイスの音階、宇宙オルガン、フィボナッチ音律、
ピュタゴラスの天体、ロンギヌスの石……。
伝奇的な意匠が、これでもかというほど散りばめられ、
全宇宙規模の壮大なSF的奇想が繰り広げられます。
しかし、そうした宇宙の神秘や真理といった形而上的なるものを
主人公はあっさり受け流し、物語のなかを軽やかに駆け抜けていきます。
何ものにも囚われない自由な精神―。
それこそがジャズの信条、ということなのでしょう。
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鳥類学者のファンタジア 下 (KCデラックス) コミック – 2008/3/13
ジャズピアニストの希梨子は、特殊な音階と猫に導かれて時空を超えて、ナチス支配下のドイツで、天才ピアニストだった祖母・霧子と出会う。「オルフェウスの音階」「ピュタゴラスの天体」「ロンギヌスの石」「宇宙オルガン」……謎が絡み合う、壮大な冒険物語!
時空を超えた壮大な冒険旅行の意味がついに明らかに……!1944年のベルリンで「神霊音楽協会」という謎の組織に深く関わることになったフォギー。降霊会で「水晶宮」へトリップしてしまった彼女が見た「宇宙オルガン」の正体は!?そして霧子の演奏による前代未聞の「実験」とは!?時空を超えた壮大な冒険旅行の意味が、ついに明らかに!
時空を超えた壮大な冒険旅行の意味がついに明らかに……!1944年のベルリンで「神霊音楽協会」という謎の組織に深く関わることになったフォギー。降霊会で「水晶宮」へトリップしてしまった彼女が見た「宇宙オルガン」の正体は!?そして霧子の演奏による前代未聞の「実験」とは!?時空を超えた壮大な冒険旅行の意味が、ついに明らかに!
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/3/13
- ISBN-104063754588
- ISBN-13978-4063754582
商品の説明
著者について
望月玲子
静岡県出身、國學院大学文学部文学科卒業。コミック作家として83年デビュー。これまでに60冊を超えるコミックス、イラスト集『MISTY』、イラスト・メッセージ集『気むずかしい林檎』等を出版。代表作は『タケコさんの恋人』シリーズ。04年秋、ケータイサイト「The News」上で連載された初の書き下ろし恋愛ホラー短編集『LOVE ENDROLL』が話題となる。
静岡県出身、國學院大学文学部文学科卒業。コミック作家として83年デビュー。これまでに60冊を超えるコミックス、イラスト集『MISTY』、イラスト・メッセージ集『気むずかしい林檎』等を出版。代表作は『タケコさんの恋人』シリーズ。04年秋、ケータイサイト「The News」上で連載された初の書き下ろし恋愛ホラー短編集『LOVE ENDROLL』が話題となる。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/3/13)
- 発売日 : 2008/3/13
- 言語 : 日本語
- コミック : 160ページ
- ISBN-10 : 4063754588
- ISBN-13 : 978-4063754582
- Amazon 売れ筋ランキング: - 511,723位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年1月1日に日本でレビュー済み
下巻はさらに急展開の連続になります。このあたりは、尺に収めるので精一杯だった感もみられ。話の規模もとても広大かつ深遠なものになってゆきます。
音楽とはどういったものかといった(普通は考えもしない)基礎論や道具と使い手の話題などは、非常に興味を引かれるところでした。
そんな激動と堅苦しい理屈の中を、すいすい流れに乗る魚のように自分のペースでゆくフォギーの様子は、まさに彼女が主役でこそ読みやすく仕上がっているのだなと思わされました。
私はせいぜい、日本人奏者と歌手に少しふれている程度のにわかですが、ジャズについてもっと知りたくなる一冊でもありました。
ちなみに、購入のきっかけになった不思議なタイトルについても、最後に種明かししてくださっています。
なお、若干の違いもあるようですし、文字でしか伝わらないものもあると思うので、原作の方も是非読んでみたいと思います。
音楽とはどういったものかといった(普通は考えもしない)基礎論や道具と使い手の話題などは、非常に興味を引かれるところでした。
そんな激動と堅苦しい理屈の中を、すいすい流れに乗る魚のように自分のペースでゆくフォギーの様子は、まさに彼女が主役でこそ読みやすく仕上がっているのだなと思わされました。
私はせいぜい、日本人奏者と歌手に少しふれている程度のにわかですが、ジャズについてもっと知りたくなる一冊でもありました。
ちなみに、購入のきっかけになった不思議なタイトルについても、最後に種明かししてくださっています。
なお、若干の違いもあるようですし、文字でしか伝わらないものもあると思うので、原作の方も是非読んでみたいと思います。