と、いうことで、星5
内容に関しての評価は、読者ごとに好きずきで変わってくるかと思うが、農の内容とは別に、登場人物自体に好感を持っている自分にとっては、こんな『中休み的サービス巻』もアリだと感じた。
また、現代の農と食文化に対する価値観や考え方の地域特色などは、密接な相関関係にあるわけで。
旅行を通じつつ西と東の違いを、感覚的に解りやすくサラッと纏めた樹の一言は、作者の好みは別として、もやしもんという作品にとって大切な一言だったのでは。
『日本文化じゃねえ』と憤る沢木をたしなめた長谷川の一言も同様。 『誰の視点』から『どう見たか』の文化と、『自分が勝手に思いこんでる文化』が異なるのは当然で自然なこと。
むしろ『これが〇〇だ!』的な主観による思い込みが激しく、客観性に乏しい傾向のある危険な日本人への警告にも見えてくる。
文化に関して『菊と刀』に見られるような視点の多い本作ならでは、の鋭い客観性が、ステイツを舞台にした事により、一層鋭く見える。
今までの巻にも近いものはあったが『絶対数や民族数の違いがあるだけで、割合として日本は十分冷凍食品国ですよ?』、との指摘に代表される様に、狭量な主観視点への警告がそこかしこに見られた。
『これ農大マンガじゃん?趣旨違わない?』って謎の主観的な指摘もあるが…むしろ、実学やってる大学生が留学したりフィールドワークで海外行くのは、何も珍しくないデスヨ?
筆者も海外取材は修論で行ったけど、普通。視野も広がるしね。
ムトーも初登場時、海外フィールドワークから帰ってきたとこだったよね?
新キャラ増やし過ぎ感は確かにあるケドネー。 でも、名前のある脇キャラの存在は、長寿(になって欲しいも含め)漫画には大切だと個人的には感じた。
内容的にも値段にも満足したので自分は星5
両方買うコレクターにとっても、両方買って千円以下なら、内容がほぼ一緒でも十分なコストパフォーマンスじゃないかな。
個人的には、転売必至→価格高騰なオマケなら、むしろ要らない。
てかさ、内容のちがい云々に関する批判や注意書きの有無、或は自己のチェックの甘さは、作品に関するレビューじゃなく、アマゾンや自分に対しての批判じゃね? お門違いだし、それはレビューじゃない。ここはHIHO館じゃないんだからさ。
レビューになってない批判を消されて、即レビューでも何でもない抗議を載せて消され、またレビューじゃない逆ギレ載せる奴(ポ〇クル等)までいるし。
迷惑レベルで言えば転売と同レベル。サポセンへどうぞ
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
イメージ付きのレビュー
今回はアメリカ編でした
通常版と限定版の２つを買いました。通常版はブックカバーが付いており、カバーを外すとカバーとは違う絵が描かれています。限定版はブックカバーはなく、コンビニなどで売っている 500円本と同じような装丁です。表紙の裏には菌によるマンガ、裏表紙の裏には純血のマリア2巻の予告マンガか描かれているのと、次号予告が英語になっているのが違いです。ちなみに次号予告に描かれている女性らしきヒト2人が恐いです。肝心のマンガの方ですが、今回はアメリカ編でした。ほとんど菌や発酵に関する話題はなく、アメリカの食文化についての話でした。私は海外旅行をしたことがないのですが、アメリカというとファーストフード、大味、甘い、とにかく量が多い、というイメージしか無かったのですが、アメリカと一つに大きくくくることはできず、州ごと、地域ごとに全く違うというのを知りました。それとは別に、冷凍食品大国というのにはちょっと驚かされました。私を含めた日本人で本当に家庭の味とかおふくろの味というのを求めている人がどれだけいるのか分かりませんが、それでも材料を買ってきて料理してもらったのを食べたいという気持ちがあり、ちょっとこの部分には抵抗感がありました。でも、例えば肉じゃがの冷凍食品があって美味しかったら、そのことを知らされずに食卓に出されても家庭の味とかって思っちゃうのかな。最終的には食卓に何を求めているかの問題なのかもしれません。次巻は今冬に「性別転換編」として出るとの事。菌や発酵に性別とかってあるんですかね。今から楽しみです。
