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あとかたの街(1) (KCデラックス) コミック – 2014/6/13
おざわ ゆき
(著)
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。優しい父と強い母、そして四姉妹の女系家族。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。
青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。
しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。
少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。
しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。
少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/6/13
- 寸法13.3 x 1.6 x 18.3 cm
- ISBN-104063769992
- ISBN-13978-4063769999
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名古屋大空襲を描いた作品は少ないので、それだけでも価値があると思います。
第二次大戦中、栄を中心とする名古屋都心部は空襲によりその50〜60%が焼失、焦土と化しました。
100m道路を始めとした多くのインフラは戦災復興として計画、整備されたものです。
空襲の規模はすさまじく、名古屋城や熱田神宮を含め、国宝級の建築物、文化財も数多く被害を受け、焼失しました。
名古屋が都市として魅力に欠ける理由の1つとして「歴史的遺産と景観が豊富な市街地の大半が空襲による戦災により焼失したことが大きく影響している」と言う意見があるほどです。
1巻ではまだ空襲の規模は小さく、その時代の暮らしや生活、人間関係などに焦点を当てて描かれていますが、今後戦況が変わるとともに読むのが辛い展開になるのでしょうね。。
戦争を知る世代がどんどん少なくなっているので、リサーチを含め、作者の方には頑張って描いて頂きたいと思います。
第二次大戦中、栄を中心とする名古屋都心部は空襲によりその50〜60%が焼失、焦土と化しました。
100m道路を始めとした多くのインフラは戦災復興として計画、整備されたものです。
空襲の規模はすさまじく、名古屋城や熱田神宮を含め、国宝級の建築物、文化財も数多く被害を受け、焼失しました。
名古屋が都市として魅力に欠ける理由の1つとして「歴史的遺産と景観が豊富な市街地の大半が空襲による戦災により焼失したことが大きく影響している」と言う意見があるほどです。
1巻ではまだ空襲の規模は小さく、その時代の暮らしや生活、人間関係などに焦点を当てて描かれていますが、今後戦況が変わるとともに読むのが辛い展開になるのでしょうね。。
戦争を知る世代がどんどん少なくなっているので、リサーチを含め、作者の方には頑張って描いて頂きたいと思います。
2017年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たくさんの戦争漫画(本)があります。
この漫画の特色は、
戦後の世代が、
当時記録に残らなかった少女(子ども)の記録をまとめたことです。
一昔前の漫画(本)は、実際に戦争を体験した人達です。
であるからこそ、敢えてかかない、かけない部分もあったのではないかと思います。
主人公の少女である作者の母は、娘のためにもいっぱい話したでしょう。
作者である娘は娘で一生懸命聞いたでしょう。
変にプロの語り手でない母の話は、今まで読んだたくさんの戦争漫画より不思議に雄弁です。
日常生活もさることながら、空襲の場面は凄まじいです。
こんな凄まじい肉薄した空襲のシーンでさえ、作者の母は「もっと汚かった」と言っています。
あまりに衝撃的だったので名古屋の空襲を調べたところ、3/19の死者の数は826人で思っていたより遥かに少なくビックリしました。
死傷者の数でははかりしれない恐怖がこの漫画にはあります。
826人でこの恐怖、少なく見積もって8万人の死者を出した3/10の東京大空襲の恐怖は想像もつきません。
8万人の死者を出した翌々日の3/12、3/19と名古屋の大空襲。
間に大阪、神戸も空襲を受ける。
ここにいたっても戦争をやめられない、
原爆2回も落とされなくてはやめられない、
この当時の日本のあらゆることが素直に怖い。
登場人物たちが、今現在の人達とかけ離れていないことが更に怖い。
この漫画の特色は、
戦後の世代が、
当時記録に残らなかった少女(子ども)の記録をまとめたことです。
一昔前の漫画(本)は、実際に戦争を体験した人達です。
であるからこそ、敢えてかかない、かけない部分もあったのではないかと思います。
主人公の少女である作者の母は、娘のためにもいっぱい話したでしょう。
作者である娘は娘で一生懸命聞いたでしょう。
変にプロの語り手でない母の話は、今まで読んだたくさんの戦争漫画より不思議に雄弁です。
日常生活もさることながら、空襲の場面は凄まじいです。
こんな凄まじい肉薄した空襲のシーンでさえ、作者の母は「もっと汚かった」と言っています。
あまりに衝撃的だったので名古屋の空襲を調べたところ、3/19の死者の数は826人で思っていたより遥かに少なくビックリしました。
死傷者の数でははかりしれない恐怖がこの漫画にはあります。
826人でこの恐怖、少なく見積もって8万人の死者を出した3/10の東京大空襲の恐怖は想像もつきません。
8万人の死者を出した翌々日の3/12、3/19と名古屋の大空襲。
間に大阪、神戸も空襲を受ける。
ここにいたっても戦争をやめられない、
原爆2回も落とされなくてはやめられない、
この当時の日本のあらゆることが素直に怖い。
登場人物たちが、今現在の人達とかけ離れていないことが更に怖い。
2015年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不自然な関西方言・西日本方言のオンパレード。
「凍りの掌」で正確な名古屋方言を描いた作者と同じ作者の著作とは思えない。
編集者が余計なこと言ったのか?
ネイティブ名古屋弁を知る者としては、名古屋で「決して」用いない表現に
いちいち引っかかってしまい、スムーズにストーリーに入れない。
変な関西弁より、いっそ、標準語で描いた方が良かった。星2つ減。
「凍りの掌」で正確な名古屋方言を描いた作者と同じ作者の著作とは思えない。
編集者が余計なこと言ったのか?
ネイティブ名古屋弁を知る者としては、名古屋で「決して」用いない表現に
いちいち引っかかってしまい、スムーズにストーリーに入れない。
変な関西弁より、いっそ、標準語で描いた方が良かった。星2つ減。
2019年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は戦争中の日常を描きながら、とてつもなく大きなテーマを問いかけているように感じます。戦争を知らない私でも、平和って有り難いものと思ってしまいました。グルメとファッションを楽しんむ今の生活は、当たり前のことでなく、平和を守る努力の上に成り立っている、実はとても貴重なものと知りました。語り継いでいくべき、大切な記憶です。
2015年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦争中の生活がリアルに描かれていました。何か主義主張をしている訳ではないので、思想の偏りの心配がなく、安心して子供に見せることができました。
名古屋出身、周辺出身の人は、現在の場所とリンクして、読み進められます。
名古屋を知らなくても、大丈夫。戦時中の普通の家族からの視点で、あっという間に読み進みました。
名古屋出身、周辺出身の人は、現在の場所とリンクして、読み進められます。
名古屋を知らなくても、大丈夫。戦時中の普通の家族からの視点で、あっという間に読み進みました。
2017年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦争の残酷さを具体的描写を極力回避して表現された作品。
実話を基にした作品とのことで、それが事実なら仕方がないのだが、若干ご都合主義に感じる優等生的ストーリー展開。
しかし、扱う題材の難しさから、それで良いとも言えそう。
"この世界の片隅に"と合わせて読むと、話の作り方の相似と相違や、絵柄の違いからくる印象の違いが見えてくる。
全巻通して一気に読むべき。
実話を基にした作品とのことで、それが事実なら仕方がないのだが、若干ご都合主義に感じる優等生的ストーリー展開。
しかし、扱う題材の難しさから、それで良いとも言えそう。
"この世界の片隅に"と合わせて読むと、話の作り方の相似と相違や、絵柄の違いからくる印象の違いが見えてくる。
全巻通して一気に読むべき。
2014年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
両親は名古屋出身であるものの父の仕事の関係で広島で育った私は,原爆についてはさまざまなことを見聞きし学んできましたが,祖父母が体験した名古屋空襲については恥ずかしいことに何も知らないままでした。
知っていたのは,全財産を失ったと言うことだけ。
ところが先日,夕方のニュースでこの漫画や作者・名古屋空襲についての特集があったのを見て,「これは読まなければ」とすぐに検索・迷わず注文。
とても柔らかい絵と読みやすいコマの中に滲み出ている戦争の恐ろしさに,鳥肌が止まりませんでした。
次巻では,とうとう爆撃が描かれるようです。
また,作者のお父様の体験を元にした作品もあるとのこと。
そちらの是非読んでみたいと思い,早速注文いたしました。
親族が遭遇した空襲などは,知っておかなければならない・伝えていかなければならない過去だと思うので,祖母の妹が被害に遭った豊川海軍工廠の空襲のことも描いた漫画も出るといいなと思っています。
知っていたのは,全財産を失ったと言うことだけ。
ところが先日,夕方のニュースでこの漫画や作者・名古屋空襲についての特集があったのを見て,「これは読まなければ」とすぐに検索・迷わず注文。
とても柔らかい絵と読みやすいコマの中に滲み出ている戦争の恐ろしさに,鳥肌が止まりませんでした。
次巻では,とうとう爆撃が描かれるようです。
また,作者のお父様の体験を元にした作品もあるとのこと。
そちらの是非読んでみたいと思い,早速注文いたしました。
親族が遭遇した空襲などは,知っておかなければならない・伝えていかなければならない過去だと思うので,祖母の妹が被害に遭った豊川海軍工廠の空襲のことも描いた漫画も出るといいなと思っています。