カオチャのTRUE後を各キャラクターの視点から描いた作品。原作TRUE、LCCのTRUEどちらも見た前提で、かつネタバレは避けたレビューになります。
1章は、拓留の居なくなった青葉寮のその後がうき視点で描かれている。カオスチャイルド症候群者であること、さらには拓留の家族であること、というのがどういうことかというのが提示される。
2章は、無事に喋れるようになった香月の話。ここでも、症候群者の日常が記されている。
3章は、「症候群者の事を考える会」を設立した元新聞部員達の話。メインは雛絵。ここがとても深く、考えさせられる話となっている。
4章は、LCCで結人の家庭教師になったことが明かされている久野里澪の話。この章が多分1番描きたかったんだろうなと思う。それくらい、カオチャが好きなほど刺さるストーリーとなっている。
5章は、泉里が拓留宛に書いた手紙の内容だ。間章でも少しずつ描かれており、泉里の心の内が赤裸々に語られています。ここもとても重要だなと思う。
終章は、とある普通の女の子の話で物語は終わる。
総じて、この本はChaos;Childという作品が好きなら、絶対に読むべき1冊である。

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Chaos;Child -Children’s Revive- (講談社ラノベ文庫) 単行本(ソフトカバー) – 2017/3/31
衝撃のラストで業界の話題をさらったあの『Chaos;Child』のその後の物語がメインライターである梅原英司本人の手によって描かれる完全新作!
- 本の長さ308ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/3/31
- ISBN-104063815846
- ISBN-13978-4063815849
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2017/3/31)
- 発売日 : 2017/3/31
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 308ページ
- ISBN-10 : 4063815846
- ISBN-13 : 978-4063815849
- Amazon 売れ筋ランキング: - 45,724位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15位講談社ラノベ文庫
- カスタマーレビュー:
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2021年10月6日に日本でレビュー済み
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2021年5月12日に日本でレビュー済み
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本編の主要キャラクター達が、本編後、どう生きていったのかを描いています。
ライトノベルならではの挿絵も良かったです。
ライトノベルならではの挿絵も良かったです。
2020年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正しく悩むことができている、という言葉が、これほど似合うシチュエーションはありますでしょうか。
元・カオスチャイルド症候群であるということに対し、逃げずに向き合う彼女の姿が、本当に愛おしいと感じました。
彼女達の姿勢からは生きる勇気を貰えますね。
ゲーム本編をクリアした方には、本当におすすめしたい1冊です。
元・カオスチャイルド症候群であるということに対し、逃げずに向き合う彼女の姿が、本当に愛おしいと感じました。
彼女達の姿勢からは生きる勇気を貰えますね。
ゲーム本編をクリアした方には、本当におすすめしたい1冊です。
2020年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TRUE END後の後日談です。主人公は登場しませんが、各ヒロインの日常が描かれています。日常と言っても穏やかなものではありません。ある症候群から復帰してきた彼女達を取り巻く社会の理不尽な扱われ方に悩みながらも、仲間たちと笑って真っ直ぐに進んでいくというもの。CHAOS;CHILDの続編に相応しい内容となっております。
個人的には終章のお話について、主人公の苦労が少し報われたような感じがして良かったと思いました。
個人的には終章のお話について、主人公の苦労が少し報われたような感じがして良かったと思いました。
2020年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい後日談でした。
これを読んで初めて、トゥルーエンドの評価ができると思います。
主人公がした決断の重さや、それが仲間たちに与えた影響。
最高でした。梅原さん、そしてカオスチャイルドありがとう!
これを読んで初めて、トゥルーエンドの評価ができると思います。
主人公がした決断の重さや、それが仲間たちに与えた影響。
最高でした。梅原さん、そしてカオスチャイルドありがとう!
2022年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カオスチャイルドのトゥルーエンドの後日談。
症候群への世間からの偏見が一つ大きなテーマになっている。
読み物としては面白いが物足りない。
症候群への世間からの偏見が一つ大きなテーマになっている。
読み物としては面白いが物足りない。
2018年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルの通り、カオスチャイルドを好きな方なら是非読んで欲しい。
内容はゲームクリア後の話となっており、ヒロイン達のその後が綴られています。
カオスチャイルド症候群から快復した彼女達ですが、その境遇は決して明るいものとは言い難い。
一連の事件もあって世間では症候群について様々な憶測が飛び交っており、日常生活を送る上で奇異な視線を向けられたり、SNSでは元患者というだけで笑い者にされたりと今まで認識できなかった現実を突きつけられる。
それでも彼女達は現実を受け入れ、彼女達なりに考えながら進みだしていく様子が描かれています。
それぞれの想いや感情などが綿密に描写されているので感情移入がしやすく、読後感も心地良いものでした。
ヒロイン以外にも結人や神成なども登場しており、文庫という限られたページ数で上手く纏められています。
宮代拓留は残念ながら登場しません。しかし、拓留の口癖が時折彼女達に出ており、「あぁ…受け継がれてるんだなぁ」と感慨深いものがありました。
カオスチャイルドを知らずにこのページを開いてる人はほとんどいないと思いますが、もし知らないのであればゲームをプレイしてみて、気に入ったらこの本を手にとって下さい。
アニメではなく是非ゲームで。
内容はゲームクリア後の話となっており、ヒロイン達のその後が綴られています。
カオスチャイルド症候群から快復した彼女達ですが、その境遇は決して明るいものとは言い難い。
一連の事件もあって世間では症候群について様々な憶測が飛び交っており、日常生活を送る上で奇異な視線を向けられたり、SNSでは元患者というだけで笑い者にされたりと今まで認識できなかった現実を突きつけられる。
それでも彼女達は現実を受け入れ、彼女達なりに考えながら進みだしていく様子が描かれています。
それぞれの想いや感情などが綿密に描写されているので感情移入がしやすく、読後感も心地良いものでした。
ヒロイン以外にも結人や神成なども登場しており、文庫という限られたページ数で上手く纏められています。
宮代拓留は残念ながら登場しません。しかし、拓留の口癖が時折彼女達に出ており、「あぁ…受け継がれてるんだなぁ」と感慨深いものがありました。
カオスチャイルドを知らずにこのページを開いてる人はほとんどいないと思いますが、もし知らないのであればゲームをプレイしてみて、気に入ったらこの本を手にとって下さい。
アニメではなく是非ゲームで。
2020年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても素晴らしい内容でした!ゲームの終わり方がとても美しく好みだったのですが、この小説はその終わり方を無駄にしていなく、ゲームをプレイし終わった時よりもキャラクターが愛おしくなりました。個人的な感想ですが、Chaos;Childは間違いなくノベルゲームで1番面白いと思います。Chaos;Childをプレイし終えた人は購入する事を強くオススメします。