本屋でも一際目を引く、エキセントリックな配色と
妖艶さを放つ田宮坊太郎が表紙の第2巻。
1巻の前ふり通り、それぞれの飽くなき生への執着から
名だたる面々が魔人へと転生していきます。登場率も
魔人・魔人候補・転生の母体となる女性がほぼ占めています。
情け容赦なしの欲望のままの展開は原作通りです。
それにしても、せがわさんの描く女性はもれなく美しい。
ここまで様々な妙齢の美女を描き分けられる漫画家は
数少ないと思います。惜しむらくは第七歌の表紙。
半裸の女人二人が二つ巴になったカラー表紙が白黒だったこと。
価格があがっても、これはカラーにして欲しかった(T_T)
作中の人体の局部が、髪や指や行灯の数々のアイテムで
見えそうで見えません…!ここまで描いておいて
なお「品」を保つ画風がすごい。
転生の時、斬られる女性の俯瞰アングルのような
高難度の構図を自然に組み込むほど
画風・画力共に筆致が冴え渡っています。
また巻末の人物コラムで、歴史マニアでもないと知らない
登場キャラクターの素性も補填もできます。
2巻でも真打の主役が登場しないという、
「傑作保証」されないとできない丁寧な話運び。
お膳立ては整った、待ち遠しくてたまらない、
……………早く出てこい、柳生十兵衛!(笑)
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十 ~忍法魔界転生~(2) (ヤンマガKCスペシャル) コミック – 2013/5/23
死んだはずの剣豪たちが、秘術により次々と甦る‥‥!!
忍法帖シリーズ最高傑作、衝撃的コミカライズ!!
天下泰平の世に出現した怪老・森宗意軒。
その両手の十指より放たれる忍法魔界転生にて、
恐るべき十人の魔人を生み出す‥‥!!
一方、彼らの邪悪なる企みに気づいたのは、
風雲の志を秘めた若き十剣士、そして‥‥!?
始まりは1638年、島原ーーー
かの剣豪・宮本武蔵が、そこで何を目撃するのか‥‥!?
忍法帖シリーズ最高傑作を、鮮烈コミカライズ!! 天草四郎、田宮坊太郎、宮本武蔵‥‥己の人生に強い後悔を抱え絶命した男たちが、驚愕の忍法”魔界転生”によって続々と甦る!! 怪老・森宗意軒によって魔界の力を得た彼らは一体、何を成そうとしているのか? まだまだ終わらない地獄篇‥‥江戸の町に響く剣戟は、新たなる怪異の幕開けだった!!
忍法帖シリーズ最高傑作、衝撃的コミカライズ!!
天下泰平の世に出現した怪老・森宗意軒。
その両手の十指より放たれる忍法魔界転生にて、
恐るべき十人の魔人を生み出す‥‥!!
一方、彼らの邪悪なる企みに気づいたのは、
風雲の志を秘めた若き十剣士、そして‥‥!?
始まりは1638年、島原ーーー
かの剣豪・宮本武蔵が、そこで何を目撃するのか‥‥!?
忍法帖シリーズ最高傑作を、鮮烈コミカライズ!! 天草四郎、田宮坊太郎、宮本武蔵‥‥己の人生に強い後悔を抱え絶命した男たちが、驚愕の忍法”魔界転生”によって続々と甦る!! 怪老・森宗意軒によって魔界の力を得た彼らは一体、何を成そうとしているのか? まだまだ終わらない地獄篇‥‥江戸の町に響く剣戟は、新たなる怪異の幕開けだった!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/5/23
- 寸法13 x 1.4 x 18.2 cm
- ISBN-104063823016
- ISBN-13978-4063823011
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2013/5/23)
- 発売日 : 2013/5/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4063823016
- ISBN-13 : 978-4063823011
- 寸法 : 13 x 1.4 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 298,434位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鬼斬り十蔵から忍法帖に至る過程でも、エライことになってるな〜と感じたものですが。今回で極致に。
漢達の魅せる濃い?アゴにファンは釘付けです。
漢達の魅せる濃い?アゴにファンは釘付けです。
2017年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作を読んだ時は魔神達を陰鬱にイメージしていたが、ここに出てくる魔神達のなんと格好良いことか。明らかに強すぎる魔神達に、十兵衛はどう立ち向かっていったっけ。続きを読まなきゃ!!
2013年5月26日に日本でレビュー済み
本巻は地獄篇五〜七歌・敵の編制1が収録されています。・・・そう、原作小説既読の方には、お解りでしょうが、まだ十兵衛は登場いたしません。
荒木又右衛門が原城で登場しなかった以外は特に原作からの変更はなく物語は進み、転生衆はこれで勢揃いとなります。(大派閥とはいえ、やっぱり柳生関係者多すぎる気がしますな)
前巻登場のお通、本巻の佐奈・おりく(のそっくりさん)など、せがわ氏は忍体となる女性を大変美しく、魅力的に描いておりますが、皆これっきりの登場かと思うと実にもったいない!
武蔵も但馬も最後にいい思いしたんだから大人しく死んどけ!と怒りさえ感じてしまいます。
佐奈については、原作小説では言及されていた「もともとは利発で快活な女性であったが、胤舜との異常な生活が原因で・・・」といった設定が伏せられているため、その悲劇性がかなり
薄まっているように感じられます。志を果たせず死んでゆく求道者たちも無念でしょうが、それに巻き込まれた凡人は悲惨の一言・・・。「生まれかわって試合おうぞ!」などと但馬に殉死
している胤舜ですが、非道い奴なんですよホント!
ラストは宗意軒配下の三人娘が登場していますが、単行本でしか読んでいない私にはまだ誰が誰やらわかりません。クララお品はどの娘?
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武蔵も但馬も最後にいい思いしたんだから大人しく死んどけ!と怒りさえ感じてしまいます。
佐奈については、原作小説では言及されていた「もともとは利発で快活な女性であったが、胤舜との異常な生活が原因で・・・」といった設定が伏せられているため、その悲劇性がかなり
薄まっているように感じられます。志を果たせず死んでゆく求道者たちも無念でしょうが、それに巻き込まれた凡人は悲惨の一言・・・。「生まれかわって試合おうぞ!」などと但馬に殉死
している胤舜ですが、非道い奴なんですよホント!
ラストは宗意軒配下の三人娘が登場していますが、単行本でしか読んでいない私にはまだ誰が誰やらわかりません。クララお品はどの娘?
2013年5月27日に日本でレビュー済み
掲載ページが薄い。 5〜8話の四話掲載だが、最後の数ページは9話目が入っている。 私の記憶に間違いなければ、8話目は敵の三人娘が道場した場面で終わっている。 そんな中途半端に9話目を入れるくらいなら、各巻五話掲載にすれば、2巻はちょうど10話目の十兵衛の登場シーンで終わり盛り上がるのに。 なので、−1。
2013年6月2日に日本でレビュー済み
尋常ならざる色気を醸し出してますね。死ぬ間際に見せる男の本能…その描写は鬼気迫るものがあります。段々話のスケールが大きくなってきてこれからの展開が楽しみです。
2022年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まともにダウンロード出来ない