監獄学園、アマゾンレビューでは参考になったレビューが尽く☆1なのでよっぽどつまんなくなっちゃったのかな~と思って、少し買う気が失せていたのだが、買って読んでみた限りでは、そこまで品質の劣化は感じなかった。
人気作品が長期化し読者が増えることで、どうしても自分達の意見を押し付けたい人が出てくるし、匿名で批判できるネットではやはり集団リンチ的な悪口の方が流行るのだろうか。
例えば長文ゲームレビューみたいに、『そのゲームが酷いところ』が明らかに示されていればまだ分かるのだろうけれど、マンガの批判文っていうのは大抵短文で、『じゃあどこかどう酷いんだよ』というのが分からない。または個人的に感じたことに過ぎない事柄を『万人もこう感じるはず』と拡大解釈して書いている。
取り合えず、この巻も面白く読んだ人は少なくともいたよ、ということは書いておこう。
俺は人気作品の急激な質の劣化というよりは、自分の意見を押しつけて人気作品の購買欲を低下させる徒党を組んだリンチがアマゾンレビューの上で起こるのが人気作品の宿命なのかな、と思う。特に青年マンガに多い。
そもそもマンガというのは読んだ人によって、面白いかどうかが違うのは当然で、ノイジーマイノリティがいくら『つまらない!』と叫んだところで、『買ってもいいかな』と思う人が多いから部数が伸びるのだ。これは当然のことである。
また、監獄学園は第二部に入ってから多少間延びしており、第一部の男囚編の方が良くまとまっていたというのは前提としてある。しかし、ここ一、二巻で急激につまらなくなった、というのは流石にアンチのデマカセだと俺には感じられる。
マンガ内容について書くが、レビュータイトル『酷いなコリャw』はマンガの内容について。
監獄男子と関わりの深い女子の弱点が暴かれるコール合戦の内容は酷過ぎて笑ってしまった。『胸の大きさに見栄を張る』、『大学の彼氏がいるがしかしそれは』、『興味を引きたいからネットデビュー』、必ずしも快い笑いではないが、最後強引にポジティヴにまとめて、女子を無謀な特攻にまで追い込んだのは、このマンガらしい酷さに満ちていて、良かったと思う。コールじゃなくてエールだ、じゃねーよ(笑)
内容のない引き延ばし、またはネタの内容がこれまでの面白さと逸れてしまったのなら、俺もあまり良くないと思うが、この巻についてはあまりそうは感じなかった。
取り合えず、騎馬戦はこれまで続いてきた表生徒会VS裏生徒会の総決算、ラスボス戦みたいなものであり、別にそれが数巻に跨っても俺は構わないと思う。
今巻でボスの取り巻きである表生徒会寄りの女子軍団はキヨシが一回死ぬことによって散り、ここからはメインキャラによる削り合いだ。そして、主人公側の内の一チームが大した成果を上げられずに脱落した。
それが今巻の大まかな流れだから、別に内容として全然進んでないとも思えない。ブリーチと比べれば進んでいるw
学園長とハニーの展開は、レビュワーには概ね不評、という印象が強いし、今のところ学園の展開とどう繋がるかは不明だが、今巻の展開を見る限りでは多分先に繋がる伏線になっているのだろう。
ともあれ今は騎馬戦が続くと思われる次巻の展開に期待したい。

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監獄学園(22) (ヤンマガKCスペシャル) コミック – 2016/8/5
平本 アキラ
(著)
この商品はセット買いができます
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主人公・キヨシ、騎馬戦中に死亡(享年・15歳)。取り返しのつかない悲劇に動揺を隠せない裏生徒会一同‥‥。死後の世界を放浪するキヨシは、絶望と孤独の果てにとある「真理」へと辿り着く‥‥! そして理事長にはまさかの記憶がよみがえり、さらには千代ちゃんと仲良しのあの娘にまでついにスポットライトが当たっちゃう、暴走の第22巻! ぶっちゃけ騎馬戦やってる場合じゃない!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2016/8/5
- 寸法18 x 12.8 x 2.2 cm
- ISBN-104063828360
- ISBN-13978-4063828368
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年8月6日に日本でレビュー済み
肝腎の本巻だが、何のことはない、普通に面白い。
キヨシの憤死を知ったときの裏生徒会は可愛いし、ジョーのプロデューサー気質やケイトの生粋のコール使い、
千代の親友のマユミの…等と現実にあることを漫画的にデフォルメした各キャラクターの個性が際立つ巻。
元々人間洞察とズレを笑う、あと清々しい迄のエロ。そういう作品。
学校に監獄があり、男女の比率がおかしく裏生徒会がある時点でギャグ。そこでは何が起こってもおかしくない。
アニメの高速テンポの演出の影響を受けたのか、一気読みから新刊の発刊待ちになったからなのか
作者が最初から結末を構想して連載を始め、展開を急いで詰め込み過ぎているONEPIECEでさえ
引き延ばしとか感じてしまう層もいるから、売れた作品には有名税のようなもので不可避なものなのだろうが、
娯楽作品に望む展開にならないと粘着しても意味は無い。
騎馬戦=裏(万里)と表(ケイト)の確執の決着は男囚編・女囚編の脱獄(出所)に相当するクライマックスパート。
そもそもキヨシ(男子)が裏生徒会に協力したのも裏の存続=濡れTが至上目的なのだから
ここであっさり進展したら逆に女囚編も意味を成さなくなっておかしい。
バカで些末な遣り取りと共闘の末、仲が深まって勝利に邁進する。
もしキヨシと花の絡みが見たいだけなのだとしたら、(18巻以降も描かれているにもかかわらず)
それはそれで作者は釣りすぎてしまったのかもしれないし、寧ろ読者を買い被りすぎたかもしれない。
騎馬戦後にキヨシが報われることを願う。
キヨシの憤死を知ったときの裏生徒会は可愛いし、ジョーのプロデューサー気質やケイトの生粋のコール使い、
千代の親友のマユミの…等と現実にあることを漫画的にデフォルメした各キャラクターの個性が際立つ巻。
元々人間洞察とズレを笑う、あと清々しい迄のエロ。そういう作品。
学校に監獄があり、男女の比率がおかしく裏生徒会がある時点でギャグ。そこでは何が起こってもおかしくない。
アニメの高速テンポの演出の影響を受けたのか、一気読みから新刊の発刊待ちになったからなのか
作者が最初から結末を構想して連載を始め、展開を急いで詰め込み過ぎているONEPIECEでさえ
引き延ばしとか感じてしまう層もいるから、売れた作品には有名税のようなもので不可避なものなのだろうが、
娯楽作品に望む展開にならないと粘着しても意味は無い。
騎馬戦=裏(万里)と表(ケイト)の確執の決着は男囚編・女囚編の脱獄(出所)に相当するクライマックスパート。
そもそもキヨシ(男子)が裏生徒会に協力したのも裏の存続=濡れTが至上目的なのだから
ここであっさり進展したら逆に女囚編も意味を成さなくなっておかしい。
バカで些末な遣り取りと共闘の末、仲が深まって勝利に邁進する。
もしキヨシと花の絡みが見たいだけなのだとしたら、(18巻以降も描かれているにもかかわらず)
それはそれで作者は釣りすぎてしまったのかもしれないし、寧ろ読者を買い被りすぎたかもしれない。
騎馬戦後にキヨシが報われることを願う。
2016年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そこまで酷評されるほど、劣化してないし
いままでで一番タブーに挑戦してる巻だと思う
ち○ぽにモザイク連発が付箋でそのあとの首から顎のラインを○ん○に見立てるというか
巨根そのもの描くとか作家生命かけてる感がいい
そのあとの副会長の胸にPBR様が刺さってるのもバック挿入的書き方になってるし
唯一の心残りは花に告白したのかと思ったあの場面かな
いままでで一番タブーに挑戦してる巻だと思う
ち○ぽにモザイク連発が付箋でそのあとの首から顎のラインを○ん○に見立てるというか
巨根そのもの描くとか作家生命かけてる感がいい
そのあとの副会長の胸にPBR様が刺さってるのもバック挿入的書き方になってるし
唯一の心残りは花に告白したのかと思ったあの場面かな
2016年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方のレヴューを読んでて疎遠にしてましたが読まないままと言うのも勿体ない気がしたので買ってみる事にしました。
確かに騎馬戦に関してはいつまでやってんだよって言わざるを得ない状況ですが、ギャグの面白みに関してはいつもと変わらないと思います。ただネタが尽きてきたのか下ネタが直接的にはなった印象ですね。
作画が劣化したとも書かれていましたが大凡そんな所は見受けられず「そういう演出」だった所を劣化したと言ってるのではないでしょうか?
ストーリーの停滞感は確かにひどいですが、この手の引き延ばしは作者ではなく編集側の問題で売れる、売れてる漫画は大抵いつもこうなりますが、引き延ばしが入ると大体の作者はやる気が無くなるのかどうかは知りませんが切れ味が無くなり面白くなくなったという評価になってしまいます。作者自身がプロットを考えて展開させているのに口出しされるのだから面白くなくなるのは自然の事かと思います。反面プロなんだから割り切ってやれよとは思いますが…。
どの漫画にも長く続けば停滞期が訪れます。
その間、作者のモチベが落ちない事を祈るばかりです。買って見守るしか無いです。
確かに騎馬戦に関してはいつまでやってんだよって言わざるを得ない状況ですが、ギャグの面白みに関してはいつもと変わらないと思います。ただネタが尽きてきたのか下ネタが直接的にはなった印象ですね。
作画が劣化したとも書かれていましたが大凡そんな所は見受けられず「そういう演出」だった所を劣化したと言ってるのではないでしょうか?
ストーリーの停滞感は確かにひどいですが、この手の引き延ばしは作者ではなく編集側の問題で売れる、売れてる漫画は大抵いつもこうなりますが、引き延ばしが入ると大体の作者はやる気が無くなるのかどうかは知りませんが切れ味が無くなり面白くなくなったという評価になってしまいます。作者自身がプロットを考えて展開させているのに口出しされるのだから面白くなくなるのは自然の事かと思います。反面プロなんだから割り切ってやれよとは思いますが…。
どの漫画にも長く続けば停滞期が訪れます。
その間、作者のモチベが落ちない事を祈るばかりです。買って見守るしか無いです。
2016年8月6日に日本でレビュー済み
他の人たちはみんな展開が遅いといってますし
僕も遅い方だとは思いますが、ワンピースとか弱虫ペダルとかもっと酷い例と比較するとそこまで遅いとは思いません、
漫画って大抵はそういうもんだし、ギャグ漫画としてのクオリティが低くはなっているかもしれませんが、それでも高い部類にあると思います
少なくとも毎巻必ずレンタルとかもまたず発売日当日に絶対買いたくなるクオリティであるとは言えます
僕としては進行が遅くても劣化しなければ、気長に続けて欲しいです。
僕も遅い方だとは思いますが、ワンピースとか弱虫ペダルとかもっと酷い例と比較するとそこまで遅いとは思いません、
漫画って大抵はそういうもんだし、ギャグ漫画としてのクオリティが低くはなっているかもしれませんが、それでも高い部類にあると思います
少なくとも毎巻必ずレンタルとかもまたず発売日当日に絶対買いたくなるクオリティであるとは言えます
僕としては進行が遅くても劣化しなければ、気長に続けて欲しいです。
2016年12月17日に日本でレビュー済み
みな何か勘違いしているようでゴザル
この漫画で一番魅力的な女性は花殿ではなく表生徒会長のケイト殿でゴザろうが。
ウロボロス回を読んでいれば分かるように、彼女には自らの劣る所を認めハッキリと口に出す素直さがあるでゴザル!
決して性格悪いだけの巻き髪ババアではゴザらん!!
かように表情豊か、かつ有能なケイト殿が見れる22巻を
なぜもっと好きになれないでゴザルか!!
この漫画で一番魅力的な女性は花殿ではなく表生徒会長のケイト殿でゴザろうが。
ウロボロス回を読んでいれば分かるように、彼女には自らの劣る所を認めハッキリと口に出す素直さがあるでゴザル!
決して性格悪いだけの巻き髪ババアではゴザらん!!
かように表情豊か、かつ有能なケイト殿が見れる22巻を
なぜもっと好きになれないでゴザルか!!
2016年8月12日に日本でレビュー済み
アマゾンの評価が悪いのであれ?と思いましたが、購入して読んだら面白かったです。
ネガキャンを疑います
ネガキャンを疑います
2020年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エロから少し怖い内容になりました。
今までの監獄学園とは少し異なる雰囲気を感じます。
今までの監獄学園とは少し異なる雰囲気を感じます。