「聲の形」の大今良時さんということで購入。
この「マルドゥック・スクランブル」は漫画が大今良時さんで、原作は他の方です。
内容は、なかなかハードな内容でした。私は楽しんで読めましたが、ハードだったり、
グロかったりが少し苦手な方は、前もって調べてから購入されたほうが良いかと思います。
(追記:ちなみに、この第6巻はそれほどハードでも、グロでもなかったですよ~)
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マルドゥック・スクランブル(6) (講談社コミックス) コミック – 2011/12/9
なんで私なの? 身寄りのない少女・バロットは、救いの手を差し伸べたはずの男・シェルに突然殺されかける! 瀕死の状態から目覚めると、その身には金属繊維の人工皮膚と、あらゆる電子機器を操る力が与えられていた。ネズミ型万能兵器・ウフコックの力を借りて、答えを探し求めるバロットの闘いが、今、始まる!!
シェルの消された記憶が隠されている4枚の100万ドルチップを手に入れるため、バロット達が挑む次なるゲームは、ブラックジャック。しかし、ディーラー・マーロウの巧みなゲーム支配に気づかず、大敗してしまう。反撃のチャンスを狙い、ついに動き出すバロット! 白熱のカジノ編、最高潮へ!!
シェルの消された記憶が隠されている4枚の100万ドルチップを手に入れるため、バロット達が挑む次なるゲームは、ブラックジャック。しかし、ディーラー・マーロウの巧みなゲーム支配に気づかず、大敗してしまう。反撃のチャンスを狙い、ついに動き出すバロット! 白熱のカジノ編、最高潮へ!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/12/9
- ISBN-104063845745
- ISBN-13978-4063845747
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商品の説明
著者について
冲方 丁
『マルドゥック・スクランブル』『シュヴァリエ』『蒼穹のファフナー』『ヒロイックエイジ』『カルドセプト』…全メディアの枠を軽々と越え、創作の場を拡大
する「文芸革命児」!!! この『オイレンシュピーゲル』もまた、冲方だから実現できた「同時多発ストーリー」という企みが生んだ、最高の果実である。
『マルドゥック・スクランブル』『シュヴァリエ』『蒼穹のファフナー』『ヒロイックエイジ』『カルドセプト』…全メディアの枠を軽々と越え、創作の場を拡大
する「文芸革命児」!!! この『オイレンシュピーゲル』もまた、冲方だから実現できた「同時多発ストーリー」という企みが生んだ、最高の果実である。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/12/9)
- 発売日 : 2011/12/9
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4063845745
- ISBN-13 : 978-4063845747
- Amazon 売れ筋ランキング: - 360,947位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年、第24回日本SF大賞 を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、2009年、天文暦学者・渋川春海の生涯を描いた初の時代小説『天地明察』で第31回吉川英 治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞し、第143回直木賞の候補となる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『マルドゥック・スクランブル』(ISBN-10:4152091533)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
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2011年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
沖方丁の小説のコミカライズ第6巻。
山場のひとつ、カジノ編のクライマックス。
原作小説に比べややあっさりしているが(カードの配置を把握する過程の描写が少なかったり、シェルに一発で負けたり)、一方で原作小説にない描写もあり、単に原作をなぞるだけではなく、消化・再構成をしているのが感じられてこれはこれでアリと思う。
#実際面白かったし
さて、残りも少なくなり、後の大きな山場はバロットとボイルドの最後のバトルのみ。
どう魅せてくれるのか楽しみです。
(2011/12/20追記&ややネタバレあり)
ちょっと懸念があるのは、先にも言及した、後の展開の契機となるシェルにストレスがかかる描写が、シェルに一発で負けることで省かれていること。
ここからどうあの展開につなげるのか(このままでは繋がりが弱い気が)、それともあの展開自体を変えるつもりなのか・・・
その部分の評価は続きを見てからですかね。
(追記終了)
山場のひとつ、カジノ編のクライマックス。
原作小説に比べややあっさりしているが(カードの配置を把握する過程の描写が少なかったり、シェルに一発で負けたり)、一方で原作小説にない描写もあり、単に原作をなぞるだけではなく、消化・再構成をしているのが感じられてこれはこれでアリと思う。
#実際面白かったし
さて、残りも少なくなり、後の大きな山場はバロットとボイルドの最後のバトルのみ。
どう魅せてくれるのか楽しみです。
(2011/12/20追記&ややネタバレあり)
ちょっと懸念があるのは、先にも言及した、後の展開の契機となるシェルにストレスがかかる描写が、シェルに一発で負けることで省かれていること。
ここからどうあの展開につなげるのか(このままでは繋がりが弱い気が)、それともあの展開自体を変えるつもりなのか・・・
その部分の評価は続きを見てからですかね。
(追記終了)
2011年12月15日に日本でレビュー済み
イントロ:
司法によって正しくシェルに裁きを下すために必要な彼の記憶データ。
そのデータが眠る100万ドルチップを手に入れるべく彼のカジノへ挑んだバロット達は、ついにVIPルームでの遊戯を始めるに至る。
そこで行われるブラックジャックによっていま、彼女のすべてが問われ、試されようとしていた・・・。
原作屈指の白熱ポイントがここに再現される第6巻。
さて、いよいよカジノ編もクライマックスを向かえ、のちに完結となったこの6巻。
物語は、まだこの力を手にして日が浅く、成長途上にあるバロットが真の意味で開花するその瞬間が描かれるというもの。
非戦闘行動・非殺傷能力を駆使した上で、彼女が新たな人生で手にした力を我が物とすることに大きな意味がある展開である。
また、全体の構成として結果は原作小説と同じなれどその過程に独自の魅力を加えることで、誰しもが楽しめる作りとしている。
原作読者にとって「分かっていても興奮できる」展開というのは、実に魅力的。
若干物語の進展が早いきらいもあったが、手に汗握る展開を大いに堪能させてもらうことができた。
そして何より作画がとても良い。
ここに至ってなお進化を遂げ、激闘の果てに高みへと到達するバロットを見事に描いている。
1〜2巻の頃にはアクションの描写に若干の難が見受けられたが、いまの大今さんならばこの後に迎える最終局面も見事に描き出してくれるかも知れない。
そんな期待をもって次巻を楽しみに待つことができる。
司法によって正しくシェルに裁きを下すために必要な彼の記憶データ。
そのデータが眠る100万ドルチップを手に入れるべく彼のカジノへ挑んだバロット達は、ついにVIPルームでの遊戯を始めるに至る。
そこで行われるブラックジャックによっていま、彼女のすべてが問われ、試されようとしていた・・・。
原作屈指の白熱ポイントがここに再現される第6巻。
さて、いよいよカジノ編もクライマックスを向かえ、のちに完結となったこの6巻。
物語は、まだこの力を手にして日が浅く、成長途上にあるバロットが真の意味で開花するその瞬間が描かれるというもの。
非戦闘行動・非殺傷能力を駆使した上で、彼女が新たな人生で手にした力を我が物とすることに大きな意味がある展開である。
また、全体の構成として結果は原作小説と同じなれどその過程に独自の魅力を加えることで、誰しもが楽しめる作りとしている。
原作読者にとって「分かっていても興奮できる」展開というのは、実に魅力的。
若干物語の進展が早いきらいもあったが、手に汗握る展開を大いに堪能させてもらうことができた。
そして何より作画がとても良い。
ここに至ってなお進化を遂げ、激闘の果てに高みへと到達するバロットを見事に描いている。
1〜2巻の頃にはアクションの描写に若干の難が見受けられたが、いまの大今さんならばこの後に迎える最終局面も見事に描き出してくれるかも知れない。
そんな期待をもって次巻を楽しみに待つことができる。
2011年12月10日に日本でレビュー済み
小説をアニメ化したり漫画化したりするメディアミックスは、いかに原作から逸脱しないかが求められる。
もちろん映像化によるプラス効果は大きいけれど基本は減点法であり、原作エピソードの削減と再構成という作業が必ずある。
この作品もこれらの作業はもちろんあるが、ただ単純に再構成しているだけではない。
漫画化に適したエピソードを新たに創作して追加した上でそれを行っている。
そして、加えられたエピソードによりキャラクターたちをより魅力的に見せることに成功している。
これは原作のストーリーだけではなく、キャラクターについても深く考察しているからこそできることだろう。
原作未読者はもちろんだが、既読者にも新たな発見と感動を与えてくれる。
主人公のバロットも原作やアニメよりかわいいし、大成功のコミカライズだと思う。
次巻で完結なのがもったいないとすら思うがはやくこの作者のオリジナル新作が読みたくもあり
なかなか複雑なところではある。
もちろん映像化によるプラス効果は大きいけれど基本は減点法であり、原作エピソードの削減と再構成という作業が必ずある。
この作品もこれらの作業はもちろんあるが、ただ単純に再構成しているだけではない。
漫画化に適したエピソードを新たに創作して追加した上でそれを行っている。
そして、加えられたエピソードによりキャラクターたちをより魅力的に見せることに成功している。
これは原作のストーリーだけではなく、キャラクターについても深く考察しているからこそできることだろう。
原作未読者はもちろんだが、既読者にも新たな発見と感動を与えてくれる。
主人公のバロットも原作やアニメよりかわいいし、大成功のコミカライズだと思う。
次巻で完結なのがもったいないとすら思うがはやくこの作者のオリジナル新作が読みたくもあり
なかなか複雑なところではある。
2011年12月11日に日本でレビュー済み
冲方丁のSF小説のコミック化だけど、ここのところ、良い意味でその原作を離れつつある。特に今回完結した「カジノ編」では、原作の有名なカジノシーンを超えるスリリングなシーンだ。
もともとこのコミックを読み始めた理由は、もちろん冲方丁の小説を読んで気にいったからだけで、それほどこのコミックの作者とかに期待したわけではない。しかし、第1巻こそ、絵柄に違和感があって、読むのにちょっと抵抗感を感じたけれど、この数巻はコミック自体の良さに気づき始めた。
原作の良さとは別にこのコミックの良さが如実に現れだしたのは、今回完結を迎えたカジノ編に入ってから。原作のカジノシーンも良かったけれど、今回、描かれたカジノシーンはそれを超えるかもしれない。ほとんど1巻、カジノシーン。存分に楽しめる内容だった。
ストーリーは、カジノシーンの後も続く。このあと、いよいよ最高潮に向かうところだけど、きっと原作通りにはいかないのだろう。期待させる。
もともとこのコミックを読み始めた理由は、もちろん冲方丁の小説を読んで気にいったからだけで、それほどこのコミックの作者とかに期待したわけではない。しかし、第1巻こそ、絵柄に違和感があって、読むのにちょっと抵抗感を感じたけれど、この数巻はコミック自体の良さに気づき始めた。
原作の良さとは別にこのコミックの良さが如実に現れだしたのは、今回完結を迎えたカジノ編に入ってから。原作のカジノシーンも良かったけれど、今回、描かれたカジノシーンはそれを超えるかもしれない。ほとんど1巻、カジノシーン。存分に楽しめる内容だった。
ストーリーは、カジノシーンの後も続く。このあと、いよいよ最高潮に向かうところだけど、きっと原作通りにはいかないのだろう。期待させる。