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はじめの一歩(103) (講談社コミックス) コミック – 2013/5/17

4.7 5つ星のうち4.7 125個の評価

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いじめられっ子だった幕之内一歩はひょんなことからボクシングに出会い、熱中していく。一歩は『強いってどういうことだろう?』という素朴な疑問を抱えながら、持ち前の頑張りで過酷な練習に耐え抜き、強くなっていく。数多の強敵との死闘を勝ち抜き、国内屈指のハードパンチを持つ日本王者となった一歩。その次なる目標は遥かなる世界王者への道! 限りなく熱く純粋な一歩のさらなる挑戦が始まった!!


ヴォルグが最期の攻撃を期した6Rの鐘が鳴る。『飛燕』を囮に放った『白い牙』は王者の防御に阻まれた。逆にボディを打たれたヴォルグは満身創痍! それでもヴォルグの歩みは止まらない。伏線のすえ再び放たれた狼の牙は、王者の喉元へ!!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2013/5/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/5/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 192ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4063848426
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4063848427
  • 寸法 ‏ : ‎ 11.3 x 1.4 x 17.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 125個の評価

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森川ジョージ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年7月10日に日本でレビュー済み
理詰めの、まるでチェスを指しているような
高度な駆け引きの戦いが堪能されました。
ここしばらくの間では最高の一戦だったと思います。
団吉の
「~~すら囮よ!」
「ワシは何を見ているのだ?!」
などは衝撃のシーンだったといえるでしょう。

”今時はありえない”と仰る方が多数いますが、
少なくとも過去、せいぜい二十年前ほどに
複数回も現実に起こったという時点で驚愕ものです。
こうしたことがあったという事実は
知っておいた方が良いでしょう。
人間は、また似たようなことをやるものですから。

鷹村も間柴も一歩を
”弱くなった”
と言います。
その後、長く引っ張られる伏線ですが、
どのように回収されるかは次々巻、
世界二位のゴンザレス戦までのお楽しみです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いっす!。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
2014年3月6日に日本でレビュー済み
70巻で見るのやめて、世界チャンプとなったことで最近一気読みしました。
99巻までのあのダルダルな試合は、うしおととらで言えば、20巻~25巻の準備期間としてもいいでしょう。

それまでのダメな部分が100~103巻ですべて帳消しにしてくれるほどの爽快感です。
澤村vs幕の内戦並みの熱さを感じさせてくれました。高等テクニックは当然のことながら
作者自身もボルグと同じように2ラウンドを自分の作風の試合勘を取り戻すように使ったかと思います。

それ以降は伏線に伏線を重ねて何度も何度も考えたような綿密な試合展開。
ボロボロのボルグは僕自体がファンなのでいただけませんが、最後はファングで締めて
これが本当のソ連の狼というのを見せて欲しかった。

それでも100点満点の内容です。
70巻くらいで読むのをやめてしまった人は、ぜひとも100巻からでも買い直してください。
間違いなく、本物です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
綺麗でした
2013年5月20日に日本でレビュー済み
この巻の内容を本当に理解するには、過去の内容が伏線と存在していることに気付く必要があります。
でないと、最後のレフェリーの八百長は余計だなんて、表面的な理解しか出来なくなります。

ヴォルグは千堂戦で不当判定に泣き、リベンジする機会もありませんでした。
しかも、旧ソ連出身のヴォルグにとって、アメリカは敵国です。
だから、そのアメリカの英雄をアメリカで、しかも不公平・不正に打ち勝って倒した勝利には大きな意味があるのです。
この1試合にはヴォルグが過去を清算したと言う意味で、単に世界戦に勝ったという程度にとどまらない深い意味があります。
過去の伏線をまとめて回収した試合とも言えるでしょう。

また、マイクが小物だのキャラがぶれているだのと言うのも全く的外れです。
マイクは一貫してハイレベルな技巧派でプライドの高い一流ボクサーです。
技術でも駆け引きでもヴォルグを上回る所を何度も見せています。
飛燕にも燕返しにもすぐに対応できる所など、作中のボクサーの中でも屈指の天才と言えるでしょう。

結局、ヴォルグが最後に勝利できたのは、一つは、浜という有能なトレーナーのお陰です。
一方のマイクには八百長を仕組むような無能トレーナーしかいませんでした。
もう一つの理由は、マイクが最後まで積極的に勝負してくれたおかげです。
最初からスタミナ不足で最後はメロメロだったヴォルグとマイクが打ち合う必要はありませんでした。
地元の王者ですし、速度でも勝っているんですから、距離をとっていれば確実に勝てたはずです。
それをせずに最後まで馬鹿正直に打ち合ったマイクは王者らしい高いプライドの持ち主と言えるでしょう。

様々なマイクにまつわるネガティブな要素はマイク本人の責任ではありません。
マイクとトレーナーを分けて考えられない人がいるようで残念です。
加えて、以前、マイクがオリンピックで金をとれなかった理由はラフな打ち合いに対応できなかったせいだとされています。
その話は、マイクが最後にヴォルグとの血みどろのラフな打ち合いに負けたシーンの伏線となっています。

つまり作者は様々な点でちゃんと伏線を張って、論理的に試合展開を組み立てているわけで、それを理解出来てない読者が文句を言っているのです。

さらに言えば、亀○一家が世界王者や世界ランキングを好きに操作しているのが現実のボクシング界ですから、漫画でロングカウントが出て来たからってそんなに騒ぐことじゃないと思いますけどね。

ともあれ、ウォーリーや板垣と言った理不尽な天才が跳ね回る展開に比べると、理詰めの展開だったこの巻はかなり受け入れやすくなっているのではないでしょうか。
天才の活躍もダメ、理詰めの駆け引きもダメ、それじゃ作者が可哀想です。
47人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はやく終わってください。いやもう俺は読んではいないんだけど嫁さんがね・・・
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月18日に日本でレビュー済み
一応、ヴォルグが勝利してIBFのチャンプになりましたが・・・

他の人も言っている、「審判買収」についてですが、正直言って「意味あったの?」って思います。
私の感想は「ただ、白けた」と言う感想ですが・・・

前巻のレビューでも書きましたが、「マイクのキャラ設定がブレまくってる」ので、リカルド、イーグル、ホークに比べれば「小物にしか見えない世界王者」のマイク。
ヴォルグはこの漫画で好きなキャラなので、こんなキャラ相手の世界戦でもなんとか面白く読めましたが・・・(ヴォルグに対するファン補正あるかも・・・ですが)

で、ヴォルグの駆け引きが上回って、マイクからダウンを奪うわけですが、そのあとの審判買収のくだり→けど、結局ヴォルグがKO勝ち・・・

ヴォルグがKO勝ちするんなら、「意味ないじゃん・・・」と思いましたが。
「話に奇をてらった」つもりかもしれませんが、見事に「空回りしただけ」としか、感じられませんでした。

審判買収で起き上がらせるよりは、あの「あしたのジョー」のカーロスみたく、ジョーにダウンを奪われたあとに「なりふり構わずクリンチして時間を稼ぐ・・・」とか、「審判にわからないように上手い反則でさばく」とか・・・

これで話を引っ張って、「それでもヴォルグがねじ伏せてKO勝ち」のほうが、多少は面白かったと思いますが・・・自分はですけど。

それでも、最近の「スタンドボクシング」よりは面白かったのと、最後の一歩と久美ちゃん、そして間柴の掛け合いは面白かったので星3にします。かなり甘めですが。

で、森川先生、しつこく書きますが、震災漫画は「なかったことにしよう」ですか?
震災漫画、自分も面白いとは思ってませんが、自分であれだけ宣伝した以上、ちゃんと終わらせるのが当たり前だと思うのですが。

自分の震災漫画はスルーしといて、震災のイベントを自身のツイッターで大々的に宣伝するのは何度も言いますが「人としてどうか」と思いますが。

震災漫画でいろいろ手伝ってもらったいろんな人たちに、「大変失礼」だと思いませんか?
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月18日に日本でレビュー済み
これまでの悪条件に加え、「審判の不正」という最悪の妨害をも乗り越えて、
ようやく世界王者として報われたヴォルグの勝利エンドには心底安堵しました。

・・・が、そこに至るまで前巻レビュー同様「もっと引き締める余地はあった」と思いましたし、
不正のくだりは(ガッツ石松VSゴンザレス戦的な展開を見せたかったのだとしても)完全に蛇足でしたね。
キャラを一貫できず、求めた勝負に泥を塗られたまま終わった元王者マイクにも合掌あるのみです。

そして、今回は試合以外だと「一歩とクミとのやりとり」が楽しめたので
ここしばらくの不快要素(篠田や板垣家)満載な巻みたいな事はないのですが、
今回を転機に世界戦へ弾みをつけなければならないハズの一歩に対して周囲から
「弱くなった」との危険(暗雲)フラグを立てさせたのがまたまた不安で仕方ありません。

「弱点」という題材を持ち出しておきながら、ストーリーも対戦相手も試合内容も最低最悪だった
(引き延ばしに引き延ばしを重ねただけだった)小島戦の再来にならぬ事を祈るのみです・・・
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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