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ひらけ駒! 6 (モーニングKC) コミック – 2012/6/22
南 Q太
(著)
レイ子先生の女性限定将棋サロンに参加。菊池母棒銀戦はじまる! 個性豊かな女流棋士も登場します。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2012/6/22
- ISBN-104063871193
- ISBN-13978-4063871197
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2012/6/22)
- 発売日 : 2012/6/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 176ページ
- ISBN-10 : 4063871193
- ISBN-13 : 978-4063871197
- Amazon 売れ筋ランキング: - 410,844位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったです。8巻以降でてないけどまた続きが読みたいなあ。
2013年4月22日に日本でレビュー済み
故米長邦雄氏の15年ほど前の著書「ふたたび運を育てる」であった記述。
チェスのチャンピオンとコンピューターの対戦(カスパロフVS.ディープブルー)に、チャンピオンが負け越したことについて
「コンピューターは総当りで最善手を捜す。俳句に例えれば、"あいうえお"を5・7・5で区切って並べて意味のある並びだけを抽出して俳句を作るようなものだ。どんなにコンピューターが発達しても、人間の頭で考えた将棋の面白さに影響はしない。」
という趣旨の発言をしていた。たしかにその通りだと思う。コンピューターの解析により双方最善手が完全に解明されたとしても、将棋の面白さには全く影響しないと思う。しかし、将棋の面白さが失われるかどうかと、プロ棋士の食い扶持が維持できるか(プロ棋士の対局料に付加価値があるのか)どうかは、全く別問題だ。米長氏の著書「ふたたび運を育てる」の発売時期に比べて、高性能の情報端末が爆発的に普及した。一ヶ月あたりいくらかの情報利用料を支払い、高性能の思考プログラムにアクセスできれば、プロ棋士の対局の最善手が何かが幼稚園生でも分かるようになる。もっとシビアに、プロ棋士の指し手についての評価(最善か次善かなど)を数値化することも可能だ。数値化された評価ポイントでランクを決められたら、「勝負の世界の神秘的なイメージ」は吹き飛んでしまう。アマチュアの指し手と評価ポイントを比較されたら、プロの棋力をシビアに査定可能だ。(プロ・アマ問わずに)高いポイントで評価されるとしたら、思考ルーチンの盲点を見つけるか、独創的な新戦法を考案してコンピューターの評価を覆すか、などのケースがたまーにあるかないかだ。それらも同じ手を二度は使えない。
進学や就職を犠牲にしてまで奨励会で対局を続けることに全く意義がなくなる時代がすぐそこまで来ている。みんながみんなタイトル戦の最善手が何なのか知っていたら、(よほどの例外的な内容の対局にでもならない限り)プロ棋士の対局料に付加価値がなくなってしまう。付加価値があるのは、(情報利用料を支払っても欲しがるような)強くて軽快で高速な思考プログラムの作成・メンテナンスだ。
本作品の主人公は奨励会を目指している。第二回電王戦の結果を知ったら、将棋界に子供の将来を託す気は起きなくなる。人間の名人がコンピューターに太刀打ちできない日がすぐそこまで来ている。親の立場で考えて、強くて軽快で高速な思考プログラムの開発者を目指すなら応援できる。
日本将棋連盟の奨励会制度にそもそも無理があった。プロ棋士へのチャンスをギリギリまで狭めることで、プロ棋士になった人間の終身在職権を維持しえた。競技人口が増えないで対局料も削減されている時に、人気回復のてこ入れができる人材がロクにいない。チェスもオセロも競技人口が多い。チェスもオセロも、チャンピオンがコンピューターに勝てないのははっきりしている。それでもアマチュアに公式棋戦参加の門戸を開放することで、競技人口は将棋とは比べ物にならないほど多い。
競技人口の底辺を広げ、プロ棋士へのチャンスを増やすというのは、LPSAの考え方に近いと思う。コンピューターに勝てないことを割り切った上で、アマチュアにも公式棋戦参加のチャンスを増やせば、将棋の競技人口は増える。(大英断になるとは思うが)過去にさかのぼって段位以上で退会した元奨励会員全員に公式棋戦参加のチャンスをあげてもいいと思う。級位以下でも、参加費を支払えば公式棋戦に参加するチャンスをあげていい。
スマホ・モバイルPCなどを使えば最善手が何なのか瞬時に知れ渡る時代に「プロの矜持」など説得力がゼロだ。「みんなで楽しんで指す」に方針転換を図らないと、競技人口が先細りして絶滅してしまう。
本作品が再開できたらの話。
可能性その一 メルヘンの世界のお話と割り切って、主人公の少年に名人を目指させる。
可能性その二 第二回電王戦の結果を知り、奨励会を目指すのをやめる。将棋は趣味で楽しんで指すことにとどめ、強くて軽快で高速な思考プログラムの開発者を目指す路線へ変更だ。「親子で将棋」から「親子でプログラミング」への路線変更だ。
このどちらかではないかと思う。南Q太先生、現実にあわせて柔軟に路線変更すれば、十分に連載再開可能だと思います。連載再開を楽しみにしております。
チェスのチャンピオンとコンピューターの対戦(カスパロフVS.ディープブルー)に、チャンピオンが負け越したことについて
「コンピューターは総当りで最善手を捜す。俳句に例えれば、"あいうえお"を5・7・5で区切って並べて意味のある並びだけを抽出して俳句を作るようなものだ。どんなにコンピューターが発達しても、人間の頭で考えた将棋の面白さに影響はしない。」
という趣旨の発言をしていた。たしかにその通りだと思う。コンピューターの解析により双方最善手が完全に解明されたとしても、将棋の面白さには全く影響しないと思う。しかし、将棋の面白さが失われるかどうかと、プロ棋士の食い扶持が維持できるか(プロ棋士の対局料に付加価値があるのか)どうかは、全く別問題だ。米長氏の著書「ふたたび運を育てる」の発売時期に比べて、高性能の情報端末が爆発的に普及した。一ヶ月あたりいくらかの情報利用料を支払い、高性能の思考プログラムにアクセスできれば、プロ棋士の対局の最善手が何かが幼稚園生でも分かるようになる。もっとシビアに、プロ棋士の指し手についての評価(最善か次善かなど)を数値化することも可能だ。数値化された評価ポイントでランクを決められたら、「勝負の世界の神秘的なイメージ」は吹き飛んでしまう。アマチュアの指し手と評価ポイントを比較されたら、プロの棋力をシビアに査定可能だ。(プロ・アマ問わずに)高いポイントで評価されるとしたら、思考ルーチンの盲点を見つけるか、独創的な新戦法を考案してコンピューターの評価を覆すか、などのケースがたまーにあるかないかだ。それらも同じ手を二度は使えない。
進学や就職を犠牲にしてまで奨励会で対局を続けることに全く意義がなくなる時代がすぐそこまで来ている。みんながみんなタイトル戦の最善手が何なのか知っていたら、(よほどの例外的な内容の対局にでもならない限り)プロ棋士の対局料に付加価値がなくなってしまう。付加価値があるのは、(情報利用料を支払っても欲しがるような)強くて軽快で高速な思考プログラムの作成・メンテナンスだ。
本作品の主人公は奨励会を目指している。第二回電王戦の結果を知ったら、将棋界に子供の将来を託す気は起きなくなる。人間の名人がコンピューターに太刀打ちできない日がすぐそこまで来ている。親の立場で考えて、強くて軽快で高速な思考プログラムの開発者を目指すなら応援できる。
日本将棋連盟の奨励会制度にそもそも無理があった。プロ棋士へのチャンスをギリギリまで狭めることで、プロ棋士になった人間の終身在職権を維持しえた。競技人口が増えないで対局料も削減されている時に、人気回復のてこ入れができる人材がロクにいない。チェスもオセロも競技人口が多い。チェスもオセロも、チャンピオンがコンピューターに勝てないのははっきりしている。それでもアマチュアに公式棋戦参加の門戸を開放することで、競技人口は将棋とは比べ物にならないほど多い。
競技人口の底辺を広げ、プロ棋士へのチャンスを増やすというのは、LPSAの考え方に近いと思う。コンピューターに勝てないことを割り切った上で、アマチュアにも公式棋戦参加のチャンスを増やせば、将棋の競技人口は増える。(大英断になるとは思うが)過去にさかのぼって段位以上で退会した元奨励会員全員に公式棋戦参加のチャンスをあげてもいいと思う。級位以下でも、参加費を支払えば公式棋戦に参加するチャンスをあげていい。
スマホ・モバイルPCなどを使えば最善手が何なのか瞬時に知れ渡る時代に「プロの矜持」など説得力がゼロだ。「みんなで楽しんで指す」に方針転換を図らないと、競技人口が先細りして絶滅してしまう。
本作品が再開できたらの話。
可能性その一 メルヘンの世界のお話と割り切って、主人公の少年に名人を目指させる。
可能性その二 第二回電王戦の結果を知り、奨励会を目指すのをやめる。将棋は趣味で楽しんで指すことにとどめ、強くて軽快で高速な思考プログラムの開発者を目指す路線へ変更だ。「親子で将棋」から「親子でプログラミング」への路線変更だ。
このどちらかではないかと思う。南Q太先生、現実にあわせて柔軟に路線変更すれば、十分に連載再開可能だと思います。連載再開を楽しみにしております。
2012年7月4日に日本でレビュー済み
将棋はドラマティックです。
極限まで頭を働かせて,そのうえで勝敗が決まってしまうから。
ひらけ駒!は,将棋に目覚めた息子と,見守るうちに将棋にはまってしまった母が中心となって,
将棋世界のあれこれを見たまんまの心であらわしていくマンガです。
本巻では母の出会った,そしてこれから出会う女流棋士たちがストーリーの中心を占めます(主人公の宝君にも転機がありますが)。
女流棋士はとても難しい存在です。
頭を極限まで働かせる世界では,やはり性差がないとはその実績から言えない現在,女流棋士は対局以外にもその存在意義を考え続けなくてはならないのでしょう。
その厳しさや葛藤が,饒舌にではなくあらわされ,レビュアーは読んでいた電車内でこらえきれず落涙してしまいました。
南Q太は女性をえがかせたら当代一なので,この巻はすごいことになっています。
ひらけ駒!,レビュアー一押しのマンガと胸を張って言います。
長く続いてくれますように。
極限まで頭を働かせて,そのうえで勝敗が決まってしまうから。
ひらけ駒!は,将棋に目覚めた息子と,見守るうちに将棋にはまってしまった母が中心となって,
将棋世界のあれこれを見たまんまの心であらわしていくマンガです。
本巻では母の出会った,そしてこれから出会う女流棋士たちがストーリーの中心を占めます(主人公の宝君にも転機がありますが)。
女流棋士はとても難しい存在です。
頭を極限まで働かせる世界では,やはり性差がないとはその実績から言えない現在,女流棋士は対局以外にもその存在意義を考え続けなくてはならないのでしょう。
その厳しさや葛藤が,饒舌にではなくあらわされ,レビュアーは読んでいた電車内でこらえきれず落涙してしまいました。
南Q太は女性をえがかせたら当代一なので,この巻はすごいことになっています。
ひらけ駒!,レビュアー一押しのマンガと胸を張って言います。
長く続いてくれますように。