「diablo」もついに終幕。
最強のパートナー・相沢さんも参戦し、いよいよ最終決戦。
ただ小暮や彩の出番が少ないのは残念だったが、飯田と朴とのバーでの会話や一騎討ち(?)は、
そんな不満を叩き潰す程の会心の出来。人の姿をしたモノたちのやり取りだけでも、金を払って
も読む価値あり。
朴との対決で、飯田のとった手段もシビレマス。(この極悪非道ぶりが飯田の魅力ということで)
最後に、相沢さんは飯田の「悪魔」ぷりに呆れてましたが、貴方も人の事は言えません(笑)。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
地雷震 ディアブロ(3) (アフタヌーンKC) コミック – 2011/12/7
高橋 ツトム
(著)
高橋ツトムの原点作にして出世作! ハードボイルドの金字塔が8年間の沈黙 を経て、ついに封印解除!
「ディアブロ」=「悪魔」の刻印と共に、伝説的刑事・飯田響也が再び銃を取る!
より重厚に、圧倒的な緊張感で描かれる犯罪。世紀をまたいでもなお、人の「殺意」は変わらない――。
ハードボイルドクライムストーリーの金字塔、ついにシリーズ完結!玲奈を奪還するため、単身公安施設に乗り込んだ飯田。日本に捨てられ、自ら「国家」を興そうとした女王・玲奈をめぐり、飯田、木暮、朴、それぞれの信念がぶつかり合う――。
「ディアブロ」=「悪魔」の刻印と共に、伝説的刑事・飯田響也が再び銃を取る!
より重厚に、圧倒的な緊張感で描かれる犯罪。世紀をまたいでもなお、人の「殺意」は変わらない――。
ハードボイルドクライムストーリーの金字塔、ついにシリーズ完結!玲奈を奪還するため、単身公安施設に乗り込んだ飯田。日本に捨てられ、自ら「国家」を興そうとした女王・玲奈をめぐり、飯田、木暮、朴、それぞれの信念がぶつかり合う――。
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/12/7
- ISBN-104063878031
- ISBN-13978-4063878035
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
高橋 ツトム
ハードボイルドかつスタイリッシュな作風で
絶大な人気を誇り、
「アフタヌーン」他、青年漫画各誌で活躍中。
代表作に『地雷震』、
テレビドラマ化、映画化もされた『スカイハイ』他多数。
現在、アフタヌーンにて『爆音列島』、
「good!アフタヌーン」にて『地雷震-diablo-』を
連載中。
ハードボイルドかつスタイリッシュな作風で
絶大な人気を誇り、
「アフタヌーン」他、青年漫画各誌で活躍中。
代表作に『地雷震』、
テレビドラマ化、映画化もされた『スカイハイ』他多数。
現在、アフタヌーンにて『爆音列島』、
「good!アフタヌーン」にて『地雷震-diablo-』を
連載中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/12/7)
- 発売日 : 2011/12/7
- 言語 : 日本語
- コミック : 228ページ
- ISBN-10 : 4063878031
- ISBN-13 : 978-4063878035
- Amazon 売れ筋ランキング: - 400,445位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年3月8日に日本でレビュー済み
Diabloではこのエピソードで終始するのかとおもいきや、あっさり完結してしまいました。
とはいえ、前作の最長エピソードは最終話の2巻ですから、長い方ですが。
最後の悪魔対悪魔の戦いはかなりいい味を出しています。
予想通り主人公の外道ぶりが数枚上手でしたが。(駆け引き上手とも言える)
飯田京也という人物は前作でも善なのか悪なのかよくわからない性格でしたが、
まがりなりにも刑事であり一応は善のサイドに立っていました。(犯人をバンバン射殺していましたが。。)
今作ではすでに刑事ではなく、逆に公安の人間を躊躇なく射殺しており、
完全にアウトサイダーと化しています。
刑事であることによって抑えらていた京也の悪魔的な非人間性が、
刑事ではなくなったことによってどのように発露していくのか。
雑誌の方は読んでいませんが今後の展開が気になるところです。
とはいえ、前作の最長エピソードは最終話の2巻ですから、長い方ですが。
最後の悪魔対悪魔の戦いはかなりいい味を出しています。
予想通り主人公の外道ぶりが数枚上手でしたが。(駆け引き上手とも言える)
飯田京也という人物は前作でも善なのか悪なのかよくわからない性格でしたが、
まがりなりにも刑事であり一応は善のサイドに立っていました。(犯人をバンバン射殺していましたが。。)
今作ではすでに刑事ではなく、逆に公安の人間を躊躇なく射殺しており、
完全にアウトサイダーと化しています。
刑事であることによって抑えらていた京也の悪魔的な非人間性が、
刑事ではなくなったことによってどのように発露していくのか。
雑誌の方は読んでいませんが今後の展開が気になるところです。
2012年4月12日に日本でレビュー済み
飯田の思考や人格は刑事ではなく犯罪者に限りなく近い。そして感情移入を避けるような振る舞いや言動。
この作品をけん引する主人公であり、ストーリーの中核をなす飯田という男に象徴されるようなクールな展開が地雷震の特徴。
ハードボイルドやスタイリッシュな話というよりはとにかくクールな作品が地雷震だと思う。
ディアブロ以前の前作もそうだが突っ込みどころはあるものの話はシンプルで、今作は日本国で淘汰されたとある民族のテロをめぐる話。それから飯田とこの刊で登場するヒロイン的な相沢も女性らしくはあるもののやはりクール。
冷徹な飯田を取り囲む他の面々も、機械的な飯田の迫力に思考停止してしまったのか、片目の飯田でも無敵に思える展開が続く。そして全体を通して飯田に現実的な人間臭さがないので非現実的で、飯田の余裕の理由がはっきりしない。それは飯田が機械のような心の無い人間だと言う設定になっているが、それにしては主観が強く、洞察力のある人間とか、何だかんだ情に厚い所も何度かあったし、説得力なくない?何より、余裕を裏づける客観的な事実をがあってこそ、サスペンスというものである。そして飯田をかっこよく見せるためのカットも多く、最後の対決のくだりもなぜ飯田が勝つのか説得力が無い。
しかしなんだかんだこの作品の魅力は高橋ツトム氏の哲学が詰まったような論理と展開と飯田のかっこよさだろう。長くだらだらと続くよりこの終幕の仕方で良かったと思う。ディアブロと銘打たれた副題をこの刊で実感できたし。
この作品をけん引する主人公であり、ストーリーの中核をなす飯田という男に象徴されるようなクールな展開が地雷震の特徴。
ハードボイルドやスタイリッシュな話というよりはとにかくクールな作品が地雷震だと思う。
ディアブロ以前の前作もそうだが突っ込みどころはあるものの話はシンプルで、今作は日本国で淘汰されたとある民族のテロをめぐる話。それから飯田とこの刊で登場するヒロイン的な相沢も女性らしくはあるもののやはりクール。
冷徹な飯田を取り囲む他の面々も、機械的な飯田の迫力に思考停止してしまったのか、片目の飯田でも無敵に思える展開が続く。そして全体を通して飯田に現実的な人間臭さがないので非現実的で、飯田の余裕の理由がはっきりしない。それは飯田が機械のような心の無い人間だと言う設定になっているが、それにしては主観が強く、洞察力のある人間とか、何だかんだ情に厚い所も何度かあったし、説得力なくない?何より、余裕を裏づける客観的な事実をがあってこそ、サスペンスというものである。そして飯田をかっこよく見せるためのカットも多く、最後の対決のくだりもなぜ飯田が勝つのか説得力が無い。
しかしなんだかんだこの作品の魅力は高橋ツトム氏の哲学が詰まったような論理と展開と飯田のかっこよさだろう。長くだらだらと続くよりこの終幕の仕方で良かったと思う。ディアブロと銘打たれた副題をこの刊で実感できたし。