大人からすると「ここはこうするべきだった」みたいに言いたくなるところがあるけど、この歳のこの子たちにはこれが精いっぱいの行動だったんだろうなって思うと胸がいっぱいになる。
重い題材ではあるけど読み終えると優しい気持ちなれる良い作品だと思いました。

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神様がうそをつく。 (アフタヌーンKC) コミック – 2013/9/20
尾崎 かおり
(著)
『メテオ・メトセラ』(新書館)の尾崎かおり、渇望の最新作!!七尾なつるは東京から転校してきた小学6年生。クラスの女子に無視され、サッカーチームの新任コーチともソリが合わない。そんな時、大人びたクラスメイト・鈴村理生の、誰にも言えない秘密を知ることに…。夕立、お祭り、「とうふ」という名の白い猫。小学校最後の夏。少年少女のひそやかな冒険が始まる。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/9/20
- ISBN-104063879224
- ISBN-13978-4063879223
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書き方によるとミステリーになる話を小学生の淡い恋物語で終わらせています。これはこれでいい。僕は好きです。
2021年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そんな口先だけの、約束を、
いまも信じてる。
夢を見てる。
神様が嘘をつく。
いまも信じてる。
夢を見てる。
神様が嘘をつく。
2023年6月19日に日本でレビュー済み
まだ母親から離れていない主人公と
大人の役割をせざるを得なかったリオを
対照的に描きながらその変化が丁寧に描かれる。
巣鴨子供置き去り事件がテーマの映画「誰も知らない」を彷彿とさせ、胸が苦しくなる。
重たいストーリーだが、絵も性格も可愛いキャラクター達と軽やかな作風で爽やかさが残った。
神様は嘘をつくかもしれないけれど、ナツルは自分の気持ちに嘘をつかずに最後までリオ達を自分なりに守り通せたのではないかな。
コーチやリオの父親、ナツルの母、民宿の奥さんなど、色々な距離感の大人の描写があり、自分も手を差し伸べられる人間でありたいと思わせる。
ラストは悲観的な意見もあるようですが、嘘にならずにきっと現実になるといいなぁと、3人の笑顔をまた見たい気持ちにさせられました。
大人の役割をせざるを得なかったリオを
対照的に描きながらその変化が丁寧に描かれる。
巣鴨子供置き去り事件がテーマの映画「誰も知らない」を彷彿とさせ、胸が苦しくなる。
重たいストーリーだが、絵も性格も可愛いキャラクター達と軽やかな作風で爽やかさが残った。
神様は嘘をつくかもしれないけれど、ナツルは自分の気持ちに嘘をつかずに最後までリオ達を自分なりに守り通せたのではないかな。
コーチやリオの父親、ナツルの母、民宿の奥さんなど、色々な距離感の大人の描写があり、自分も手を差し伸べられる人間でありたいと思わせる。
ラストは悲観的な意見もあるようですが、嘘にならずにきっと現実になるといいなぁと、3人の笑顔をまた見たい気持ちにさせられました。
2020年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピアノの上の天使からファンです。
久しぶりに尾崎さんの作品を拝読しましたが、深い心理描写は変わりません。
無駄なページの無い、密度の濃い1冊でした。
久しぶりに尾崎さんの作品を拝読しましたが、深い心理描写は変わりません。
無駄なページの無い、密度の濃い1冊でした。
2018年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すべての人に等しく響く作品ではないかもしれないが
自分にはずっと忘れることができない
かつての日々に対する贖罪としての
永遠の一冊です
自分にはずっと忘れることができない
かつての日々に対する贖罪としての
永遠の一冊です
2017年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子どものころは誰しも(少なくとも私は)純粋で、理生となつるからも純粋に、自分たちのごく限られた世界を愛し、生きていこうという姿勢が感じられて、背筋が正されるようだった。
また、子どもは親に物心共に支えられないと生きていけない存在にも関わらず、危うげながら2人だけで支え合って生きていこうとする姿を見ると、人同士が支え合って出来ているこの世の中が尊いものに思えるし、また、人間の本性は善であり、世界には愛で満ちていることを信じることができる。
とりあえず、いつもさぼりがちの家の家事をしっかりやろうと思ったし、人には思いやりをもって接しようと思った。
また、子どもは親に物心共に支えられないと生きていけない存在にも関わらず、危うげながら2人だけで支え合って生きていこうとする姿を見ると、人同士が支え合って出来ているこの世の中が尊いものに思えるし、また、人間の本性は善であり、世界には愛で満ちていることを信じることができる。
とりあえず、いつもさぼりがちの家の家事をしっかりやろうと思ったし、人には思いやりをもって接しようと思った。
2018年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
胸がいっぱいで、人のレビューのように上手くかけないけれど綺麗なお話でした。ありがとうございます。