とあるワクチン開発の時にも似たようなことが。
人間の感情は脆い。
だからと言って、科学、論理だけに走ると
さらに感情認知する力は弱くなる。かつての僕のように。
主人公に伝えてあげたい。
感情認知しても、そこに振り回されない、存在の力を鍛えることができるのだと。
僕ではなくて、師の吉福伸逸さんから教わったことだけど。
そのためには、アイデンティティーを複数回捨て去ることが有効だ。
医療の世界にこの知恵の実を届けることが、必要なんだと思う。
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ネメシスの杖 (アフタヌーンKC) コミック – 2013/9/20
朱戸 アオ
(著)
医療事故調査を行う行政機関「患者安全委員会調査室」。調査員・阿里 玲のもとに、ある内部告発文書が届く。 「台田総合病院はシャーガス病に罹患した患者を隠蔽している」調査のため病院へ向かう阿里だが、そこには想像以上の悲劇が待ち受けていた……!人間と組織に巣食う「闇」に対峙する、本格医療ミステリ!
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/9/20
- ISBN-104063879232
- ISBN-13978-4063879230
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2013/9/20)
- 発売日 : 2013/9/20
- 言語 : 日本語
- コミック : 240ページ
- ISBN-10 : 4063879232
- ISBN-13 : 978-4063879230
- Amazon 売れ筋ランキング: - 372,196位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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2018年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
病院で寄生虫による感染が起こり、厚生省の事故調査員の阿里と寄生虫権威の紐倉が謎に挑む。「インハンド」「リウーを」でも感心しましたが、朱戸さんは医療サスペンスで現実に起こり得る展開が大変得意ですね。最近の異世界ものなどご都合主義の非現実的で幼稚なマンガにウンザリしてた自分には、大人が読めるミステリーとして楽しめました。医療や感染について分かりやすくドラマの緊張感もあり。こんな面白いのに書籍で購入できずびっくりです。紐倉シリーズぜひ続けて欲しいです。「インハンド」もお勧めです。
2016年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもリアルです。どこかの偶然の出会いのオンパレードの駄作と違い 、最小の偶然の出会いから必然の展開が見事です。
論理的思考から導き出すゴールと 感情の発露故の決断と狭間、組織論と大衆心理 これらをわかり易く
説得力を伴って描かれています。
良質なミステリーです。
論理的思考から導き出すゴールと 感情の発露故の決断と狭間、組織論と大衆心理 これらをわかり易く
説得力を伴って描かれています。
良質なミステリーです。
2013年9月22日に日本でレビュー済み
よく調べられています。
もしこれが架空の病気だとしたらすごいなと思ったのですが(すごく本当っぽく病状とか原因病原虫とかが決定されているなと、架空だと思い込んでいたので感心しつつ読んでいたのですが)、どうも本当にある病気を題材にしたようです。
あり得る話ですが。
現実の特定保健用食品の認可は、要求される試験が薬剤なみに厳しいので、こんな、手を抜きました風には、つまり悪意なくには、間違いは起こらないのです。起こるとしたら、先般の血圧降下薬ディオパンの時のような、はっきりと意図的なデータ改竄によるものでしょう。
その点、作者は健康食品と特定保健用食品との違いがわかっていないのかもと思えました。
また、 食品製造時の洗浄の問題もここで描かれているほどには甘くありませんし(病気が発生するほど洗浄が甘いと、生ジュースは発酵して爆発してしまうので、商品としてなりたちません)、原因となる食品会社の規模も小さすぎます(現実の特定保健用食品の認可試験に通過するためには、製薬会社なみかそれ以上の資本が必要になります)。
しかし、狙いはわかります。
いわゆる未必の故意の問題ですが、それをシステムで防止しようという視点は、フィクションに描かれることはまれで、それだけでも意味のある作品だと思えます。
ただ、この内容に、この尺は短すぎました。
一冊完結ですが、この1.5倍のページ数は必要だったでしょう。
たとえばヒロインの30歳くらいの女性としてのプライベートな生活が描かれていれば、物語の終盤、彼女が泣いてしまって動けなくなる状況への説得力が生まれたでしょう。
同様に、多くの登場人物の行動原理が理解できるためには、もう少し書き込みが必要だったように思えます。
もしこれが架空の病気だとしたらすごいなと思ったのですが(すごく本当っぽく病状とか原因病原虫とかが決定されているなと、架空だと思い込んでいたので感心しつつ読んでいたのですが)、どうも本当にある病気を題材にしたようです。
あり得る話ですが。
現実の特定保健用食品の認可は、要求される試験が薬剤なみに厳しいので、こんな、手を抜きました風には、つまり悪意なくには、間違いは起こらないのです。起こるとしたら、先般の血圧降下薬ディオパンの時のような、はっきりと意図的なデータ改竄によるものでしょう。
その点、作者は健康食品と特定保健用食品との違いがわかっていないのかもと思えました。
また、 食品製造時の洗浄の問題もここで描かれているほどには甘くありませんし(病気が発生するほど洗浄が甘いと、生ジュースは発酵して爆発してしまうので、商品としてなりたちません)、原因となる食品会社の規模も小さすぎます(現実の特定保健用食品の認可試験に通過するためには、製薬会社なみかそれ以上の資本が必要になります)。
しかし、狙いはわかります。
いわゆる未必の故意の問題ですが、それをシステムで防止しようという視点は、フィクションに描かれることはまれで、それだけでも意味のある作品だと思えます。
ただ、この内容に、この尺は短すぎました。
一冊完結ですが、この1.5倍のページ数は必要だったでしょう。
たとえばヒロインの30歳くらいの女性としてのプライベートな生活が描かれていれば、物語の終盤、彼女が泣いてしまって動けなくなる状況への説得力が生まれたでしょう。
同様に、多くの登場人物の行動原理が理解できるためには、もう少し書き込みが必要だったように思えます。
2017年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
処罰感情との向き合い方。テロリズムを産み出さない仕組みを模索すること。優れた洞察と提案。
2014年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おもしろかった!
1冊で密度が濃い。完成度の高さにうなった。
「人間の本質的な愚かさに罰を与えても悲劇は防げない」
「僕らは感情の奴隷だ。僕も。君ですら」
感情とシステム、罰は何のためにあるのか、人の弱さ。
テーマと題材がぴったりと一致し、よく練られた構成。
これはアタリ。人に勧めたくなる。
いつか実写化したときに「あれね。面白いよね」と言ってみたい。
1冊で密度が濃い。完成度の高さにうなった。
「人間の本質的な愚かさに罰を与えても悲劇は防げない」
「僕らは感情の奴隷だ。僕も。君ですら」
感情とシステム、罰は何のためにあるのか、人の弱さ。
テーマと題材がぴったりと一致し、よく練られた構成。
これはアタリ。人に勧めたくなる。
いつか実写化したときに「あれね。面白いよね」と言ってみたい。
2016年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作家は早く有名になってほしい
才能に満ちあふれ、それでありながら、非常に手間暇かかった密な作品を作っている。
もし埋もれるのであれば、もはや漫画界に絶句するほかないだろう。
才能に満ちあふれ、それでありながら、非常に手間暇かかった密な作品を作っている。
もし埋もれるのであれば、もはや漫画界に絶句するほかないだろう。
2016年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者は医学の知識はないようですが、よく勉強されていると思います。これからの作品に期待しています。