「ヨコハマ買い出し紀行」がマシンの夢なら本作は人の記憶です。アルファが見た夢は優しく温かでしたが、こちらの主人公も土地や風や水、自然と言っても良いかも知れないが、残された記憶に夢を見せられます。夢としか表現しようがありませんが、やはり穏やかで優しい。バイクの行き先に忘れ去られた自販機がある。バスを降りた先に不思議なドライブインがある。空に留まるグライダー。缶コーヒーのご相伴に与かるコガネムシ。何だかわからないそれぞれのものが人の記憶の結晶です。
タイトルの意味は色々に捉えられますが、ヨコハマ買い出し紀行と対に読むと世界の残り半分が見えてくる作品です。
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コトノバドライブ(1) (アフタヌーンKC) コミック – 2015/1/23
芦奈野 ひとし
(著)
『ヨコハマ買い出し紀行』『カブのイサキ』の芦奈野ひとし、 最新作登場! すーちゃんは、なにげない日常の中で、 他の人とはちょっと違う景色を見てしまう女の子。それは、その場所に残っていた誰かや何かの記憶のような、心地よい違和感……。めまぐるしく移ろう毎日、心のスピードをゆるめたら、 見慣れた場所でもスキマにフシギ。
- 本の長さ164ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2015/1/23
- ISBN-104063880222
- ISBN-13978-4063880229
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商品の説明
著者について
芦奈野 ひとし
『ヨコハマ買い出し紀行』『カブのイサキ』
『ヨコハマ買い出し紀行』『カブのイサキ』
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2015/1/23)
- 発売日 : 2015/1/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 164ページ
- ISBN-10 : 4063880222
- ISBN-13 : 978-4063880229
- Amazon 売れ筋ランキング: - 47,261位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「時代のたそがれ」から奇跡的に人類は持ち直し、再び文明が栄え始めた。
旅に出ていた初瀬野先生が帰って来て、カフェ「アルファ」をたたみ、新たにスパゲティ専門店「ランプ」を開店する。
先生は、ナポリタンとミートソースの仕込みと調理に余念が無い。
アルファさんは、そこの従業員として働き始める。
趣味のカメラとスクーターは相変わらずだが、以前の一点モノは一眼レフに買い替えられ、また、スクーターからミニバイクに買い替えられた。
そして、潮の香りがするいつもの街で、てろてろの時間が流れていく。
アルファさんが、なぜ初瀬野先生から「すーちゃん」と呼ばれているのかは、おいおい明らかになるであろう。
旅に出ていた初瀬野先生が帰って来て、カフェ「アルファ」をたたみ、新たにスパゲティ専門店「ランプ」を開店する。
先生は、ナポリタンとミートソースの仕込みと調理に余念が無い。
アルファさんは、そこの従業員として働き始める。
趣味のカメラとスクーターは相変わらずだが、以前の一点モノは一眼レフに買い替えられ、また、スクーターからミニバイクに買い替えられた。
そして、潮の香りがするいつもの街で、てろてろの時間が流れていく。
アルファさんが、なぜ初瀬野先生から「すーちゃん」と呼ばれているのかは、おいおい明らかになるであろう。
2019年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雰囲気の良い漫画です。ただ、それほどストーリーはないですね。1冊目は楽しいけれど、2冊目が欲しいかは人によると思います。ただ、読んでいて気分は良いし、絵も普通に上手で、嫌みがなくていいですね。
2016年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
横浜買い出し紀行からあまり絵が変わらない。
つまり、キャラも似たり寄ったりなんだけど、
相変わらずのんびりゆったりした空気が流れてて。
ちょっとした不思議感に癒される。
そんなおはなし。
つまり、キャラも似たり寄ったりなんだけど、
相変わらずのんびりゆったりした空気が流れてて。
ちょっとした不思議感に癒される。
そんなおはなし。
2015年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素敵なんですが、登場人物の背景とか人格的な個性が希薄で物語として弱い
雰囲気とか空気感は嫌いじゃないけど、次巻を購入する気には
ちょっと…
雰囲気とか空気感は嫌いじゃないけど、次巻を購入する気には
ちょっと…
2015年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゆっくりとした刻の流れを感じる作品です。
芦奈野ひとし先生の作品はどれも好きなのですが、
これは更に、空間を時間で囲んだような、
何とも温かくほっとする話ばかり。
読みかけて一瞬の合間に読み終えていました。
何度読んでも、ゆったりとした時間。
2巻も非常に楽しみです。
芦奈野ひとし先生の作品はどれも好きなのですが、
これは更に、空間を時間で囲んだような、
何とも温かくほっとする話ばかり。
読みかけて一瞬の合間に読み終えていました。
何度読んでも、ゆったりとした時間。
2巻も非常に楽しみです。
2015年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゆったりしていて、どこか郷愁的な作品。
明確はストーリーはなく、キャラと小道具による演出で一つの世界観を作っている。
ヨコハマ買い出し紀行もそうだけど、この、あまり語らない余白部分に何故かしみじみとさせられる。
言葉で説明するのは難しいけれど、古ぼけた物や朽ちた建物などを見たときに感じる、「ああ〜・・」という何とも言えない感覚に似ている。
トーンを使わず線だけで濃淡をつけたスケッチのような作画もアナログ感があってよい。
ただ、背景や画面構成はあっさりしていて、人によっては大味に感じるかもしれない。
芦奈野ワールドに浸りたい方は是非どうぞ。
明確はストーリーはなく、キャラと小道具による演出で一つの世界観を作っている。
ヨコハマ買い出し紀行もそうだけど、この、あまり語らない余白部分に何故かしみじみとさせられる。
言葉で説明するのは難しいけれど、古ぼけた物や朽ちた建物などを見たときに感じる、「ああ〜・・」という何とも言えない感覚に似ている。
トーンを使わず線だけで濃淡をつけたスケッチのような作画もアナログ感があってよい。
ただ、背景や画面構成はあっさりしていて、人によっては大味に感じるかもしれない。
芦奈野ワールドに浸りたい方は是非どうぞ。
2015年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あの芦奈野ひとしさんの久しぶりの新作。
「ヨコハマ買い出し紀行」から数えると何年目でしょうか・・・
漫画家さんというのは普通、連載開始から時間の経過や絵の上達、アシスタントさんの入れ替わり、トレンド等で「絵柄」が微妙に変化していくものなのですが、元から「完成された」絵柄のためか、ほとんど変化はありません。
ストーリーの詳細は省略しますが、前2作よりもさらに「淡く」なった印象です。
絵柄もそうですが、内容までも「薄いうすい水彩絵の具で描いた絵」のような感じ。
だからといって、内容がないわけではない。
本当に不思議な作家さんだと思います。
「ヨコハマ買い出し紀行」から数えると何年目でしょうか・・・
漫画家さんというのは普通、連載開始から時間の経過や絵の上達、アシスタントさんの入れ替わり、トレンド等で「絵柄」が微妙に変化していくものなのですが、元から「完成された」絵柄のためか、ほとんど変化はありません。
ストーリーの詳細は省略しますが、前2作よりもさらに「淡く」なった印象です。
絵柄もそうですが、内容までも「薄いうすい水彩絵の具で描いた絵」のような感じ。
だからといって、内容がないわけではない。
本当に不思議な作家さんだと思います。