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終わった漫画家(1) (ヤンマガKCスペシャル) コミック – 2017/12/6
福満 しげゆき
(著)
彼は終わった漫画家です。才能が枯渇しています。10年前の少年誌での初連載が小ヒットし知名度がゼロではありません。が、現在の仕事は地味な月刊誌での編集者主導の連載1本のみです。が、単行本第1巻の売り上げ悪かったため、最後の砦のこの連載も風前の灯、打ち切り寸前です。
漫画界のネガティブキング・福満しげゆきが描く才能枯渇終わった漫画家漫画。
彼は終わった漫画家です。才能が枯渇しています。10年前の少年誌での初連載が小ヒットし知名度がゼロではありません。が、現在の仕事は地味な月刊誌での編集者主導の連載1本のみです。が、単行本第1巻の売り上げ悪かったため、最後の砦のこの連載も風前の灯、打ち切り寸前です。漫画界のネガティブキング・福満しげゆきが描く才能枯渇終わった漫画家漫画。
漫画界のネガティブキング・福満しげゆきが描く才能枯渇終わった漫画家漫画。
彼は終わった漫画家です。才能が枯渇しています。10年前の少年誌での初連載が小ヒットし知名度がゼロではありません。が、現在の仕事は地味な月刊誌での編集者主導の連載1本のみです。が、単行本第1巻の売り上げ悪かったため、最後の砦のこの連載も風前の灯、打ち切り寸前です。漫画界のネガティブキング・福満しげゆきが描く才能枯渇終わった漫画家漫画。
- 本の長さ128ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/12/6
- 寸法13 x 1.1 x 18.3 cm
- ISBN-104065105277
- ISBN-13978-4065105276
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商品の説明
著者について
福満 しげゆき
「ガロ」(青林堂)、「アックス」(青林工藝舎)などを中心に作品を発表し、じわじ わとファンを増殖させているサブカル的な若手作家でしたが…。その後、色々ありまして…。現在は、毎日モヤモヤしながらも、妻ひとり男の子ふたりと大過なく生活中。詳しく知りたい方は『僕の小規模な生活』(講談社モーニングKC)『妻に恋する66の方法』(イブニングKC)『うちの 妻ってどうでしょう?』(双葉社)『僕の小規模な失敗』(青林工藝舎)『妻に恋する66の方法』(講談社イブニングKC)を是非お読みください。まだ終わっていません。
「ガロ」(青林堂)、「アックス」(青林工藝舎)などを中心に作品を発表し、じわじ わとファンを増殖させているサブカル的な若手作家でしたが…。その後、色々ありまして…。現在は、毎日モヤモヤしながらも、妻ひとり男の子ふたりと大過なく生活中。詳しく知りたい方は『僕の小規模な生活』(講談社モーニングKC)『妻に恋する66の方法』(イブニングKC)『うちの 妻ってどうでしょう?』(双葉社)『僕の小規模な失敗』(青林工藝舎)『妻に恋する66の方法』(講談社イブニングKC)を是非お読みください。まだ終わっていません。
著者について
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漫画家。1976年東京生まれ。工業高校中退後、定時制高校に入学。卒業後、夜間大学に進学するも中退。コンビニ、ガソリンスタンド、新聞配達などさまざ まなバイトをしながらその合間に作品を執筆。「ガロ」でデビューしたのち、現在は「モーニング」「漫画アクション」ほか各誌で連載中(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『グラグラな社会とグラグラな僕のまんが道』(ISBN-10:4845910489)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段福満しげゆき先生のエッセイ的な漫画を読んでますが、ストーリー漫画にも、こう…福満しげゆき先生のメンタルが滲み出ていて良いなぁ…となりましたよね。
2018年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
福満ファンなので毎回買ってきてますが、まだまだこんな面白いの描けるじゃないですか!
特に女性キャラを描かせるとほんとうまいですよね。
タイプは全然違うのにどっちも同じくらい好きになってしまうという。
終わった漫画家がB子との出会いでこれからどうなっていくのか次がとても気になります。
なんかもう頑張ってほしいです。
A子とB子のある意味無益な戦いもいいですね。
しかし福満先生の本の一巻の表紙はいつも暗めなのでなんだか勿体ない気がします。
それは良し悪しで福満先生の持ち味でもあるのですが、妻に恋する~のように徐々に明るく変わっていくのでしょうか。
A子とB子のキャラが表紙にないのは勿体ないと思いました。
あと、これレビューに書くの悩んで遅くなったのですが、A子のキャラがその、なんというか女性に反感的ななにかを買いそうな予感がします。実際、読み終わって福満ファンの私でさえこうイラッと思わず反感的なあれを買いそうになりましたもの。
もう少し、なんかもうプラモ作りが超絶上手いとか飛び蹴りの才能が半端ないとかなんでもいいのでこう、結婚や色気以外の何かが欲しいなーと思いました。
B子は好感持てるのでB子がんばれと思います。
さて、ほとぼりももう冷めたと思いますので、ゾンビ取りガールの続編も気長に待っています。福満先生は面白いですよ!ここから売れるパターンありますよ!
特に女性キャラを描かせるとほんとうまいですよね。
タイプは全然違うのにどっちも同じくらい好きになってしまうという。
終わった漫画家がB子との出会いでこれからどうなっていくのか次がとても気になります。
なんかもう頑張ってほしいです。
A子とB子のある意味無益な戦いもいいですね。
しかし福満先生の本の一巻の表紙はいつも暗めなのでなんだか勿体ない気がします。
それは良し悪しで福満先生の持ち味でもあるのですが、妻に恋する~のように徐々に明るく変わっていくのでしょうか。
A子とB子のキャラが表紙にないのは勿体ないと思いました。
あと、これレビューに書くの悩んで遅くなったのですが、A子のキャラがその、なんというか女性に反感的ななにかを買いそうな予感がします。実際、読み終わって福満ファンの私でさえこうイラッと思わず反感的なあれを買いそうになりましたもの。
もう少し、なんかもうプラモ作りが超絶上手いとか飛び蹴りの才能が半端ないとかなんでもいいのでこう、結婚や色気以外の何かが欲しいなーと思いました。
B子は好感持てるのでB子がんばれと思います。
さて、ほとぼりももう冷めたと思いますので、ゾンビ取りガールの続編も気長に待っています。福満先生は面白いですよ!ここから売れるパターンありますよ!
2017年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
福満さんの作品は小規模な失敗の頃から読んでおり、その仄暗い作風に惹かれ過去の作品なども拝読し
今まで出ている作品は一応ほぼ網羅していると思います。大好きな漫画家さんです。
が、結婚し最近はお子さんも生まれ元気に成長し、傍から見ればある意味順風満帆に見えなくもない人生…
福満さん自身が幸せになるに従って何かが満たされ、小規模シリーズほどの…こう、世の中に対する不平不満も
だんだん落ち着きを見せつつあるなぁ、と思いつつ最近の作品を読んでいました。もちろんそれはそれで面白いのですが。
「妻に恋する~」「中2の男子と~」辺りでは絵柄を意識的かそうではないのかこう…
あくまで私の感想ですが、目を大きくし服のしわをこれでもかと描き込み露骨な萌えっぽい路線にシフトするのを見て
何かを必死で変えようとしているような、現状へのもがきのような…「売れる絵柄」を模索しているかのような…
結婚し家庭を持ったとしても、やはり今後の漫画家人生に対しての不安や焦りは
作中で福満さんが言っている通り本当に大きいのだろうな、と作品を読みながら感じていました。
そんな中始まったこの「終わった漫画家」、連載開始時に一話は無料で公開されていたので読みました。
その時の感想は「まぁ、今までの福満漫画かな」という感じだったのですが、
改めて一巻を通して読んで、これは今までの福満さんの漫画家人生の集大成となる作品なのではないか!? と衝撃を受けました。
福満作品の特徴…求められているものと言えば、
「エロ(というか妻を代表とする独特な女性描写)」「現状への焦り」「将来に対する不安」「成功者への嫉妬」
反面、描きたい作品と言えば「生活」「ゾンビ取りガール」のようなストーリーものだと思いますが、
実際の所はどうだか知りませんし個人的にはどれも傑作だと思うんですが、
ストーリーものへの反響は比較的あまりぱっとしない印象を受けていました。
そしてこの「終わった漫画家」がどういった内容であるか、
ぜひ実際読んで確認していただきたいですが、何というか福満さんの「描きたいもの」と「求められているもの」が
見事に融合した作品であるように感じられました。
絵柄もまた少し変化しているのですが、より丁寧になったというかねっとりしたリアルさが加わっています(特に女性の描写)。
女性をエロく描くという点に強い執着を見せる(と私は思っている)福満さんですが、
今までの作品に登場する女性の描写ももちろん好きでしたが、この作品に登場するA子とB子は実にいいです。
今までの福満さんは服のしわに強いこだわりを見せてい(たと思う)ましたが、
この作品では女性の表情などに重きを置いている気がします。個人的に服のしわよりもエロさを感じます。
そして服のしわを描き込んでいた頃よりも、表情を描き込む線が細くなっていますよね。
A子に見る福満女性のムチムチ感は恐らく福満さんの性癖に加え妻を描く事で養われたものだと思いますが、
妻は基本ずんぐりむっくりになってきてるんですが、このむっちり感は非常に素晴らしいです。
細かく描き込まれる細い線に福満さんの執念のようなものを感じました。
個人的な好みですが、「小規模な生活」終盤辺りから顔がだんだん横長になって目も平たくなり
その後急に萌えっぽい(けど萌えない)絵柄にシフトしつつあって、その頃の女性キャラの絵柄はうーん、という感じでしたが
この作品の女性キャラは大変好みです。A子とB子、どちらも正反対なところもいいですね。
この女性の描き方の変化に、福満さんの…こう、自分の作品に変化をもたらしたい、
現状を変えたいというような強い思いが込められていると感じました。
そして今までの作品では、主人公が若い男性である場合の多くは「自分」である事が多かったように思いますが、
この主人公は一味違った印象を受けます。新鮮です。
キャラクターは非常に福満さんっぽく独特で、こう、全員が強すぎるリビドーを抱えていていいですね。
即物的な欲求を強く抱えているにも関わらず、それを表に出さないのがこの方らしい描写です。
この方らしいというか、漫画上の福満さんを投影しているというか。
それぞれ絵に描いたような、少女漫画のような「ほうれんそうしろよ!」と突っ込みたくなるようなとんでもないすれ違いなのに
こんな行き違いは福満さんにしか描けないなと思わせてくれる展開も好きです。
今までの作品と違う点として、他の方もレビューで書かれている通りかなり「一般受け」しそうな設定です。
なのにちゃんと福満節を保ってるところがまた凄い。
個人的には今までの人生嫌な思いをし続けてきたA子が好みなので彼女には幸せになって欲しいですが、
そうすんなりいきそうにもないんですよねえ。
そもそもA子が主人公に寄せる想いも、どちらかと言えば恋に恋する状態に近い気はしますし。
しかし福満さんが妻に寄せる想いもそんな…本能のままと言うか女が他にいないからとかいう…
ある意味A子が主人公に寄せる想いと同じ感じでなんだかんだでうまくいってるため、
福満世界では主人公とA子でもうまくいくのかな…
普通(?)の漫画ならこのまま主人公とB子が切磋琢磨し合いその内お互いの間に恋愛感情が芽生え、という展開になりそうですが
福満さんの作品においては、その展開だけはないだろうなあ~と思えますね。
B子は恋愛には一切絡んでいないんですが、この先どうなるのか…B子の掘り下げも楽しみです。
一人の男と二人の女、三角関係。先が気になる展開です。
2巻が楽しみなのでぜひ続きも単行本化して欲しいです。
今まで出ている作品は一応ほぼ網羅していると思います。大好きな漫画家さんです。
が、結婚し最近はお子さんも生まれ元気に成長し、傍から見ればある意味順風満帆に見えなくもない人生…
福満さん自身が幸せになるに従って何かが満たされ、小規模シリーズほどの…こう、世の中に対する不平不満も
だんだん落ち着きを見せつつあるなぁ、と思いつつ最近の作品を読んでいました。もちろんそれはそれで面白いのですが。
「妻に恋する~」「中2の男子と~」辺りでは絵柄を意識的かそうではないのかこう…
あくまで私の感想ですが、目を大きくし服のしわをこれでもかと描き込み露骨な萌えっぽい路線にシフトするのを見て
何かを必死で変えようとしているような、現状へのもがきのような…「売れる絵柄」を模索しているかのような…
結婚し家庭を持ったとしても、やはり今後の漫画家人生に対しての不安や焦りは
作中で福満さんが言っている通り本当に大きいのだろうな、と作品を読みながら感じていました。
そんな中始まったこの「終わった漫画家」、連載開始時に一話は無料で公開されていたので読みました。
その時の感想は「まぁ、今までの福満漫画かな」という感じだったのですが、
改めて一巻を通して読んで、これは今までの福満さんの漫画家人生の集大成となる作品なのではないか!? と衝撃を受けました。
福満作品の特徴…求められているものと言えば、
「エロ(というか妻を代表とする独特な女性描写)」「現状への焦り」「将来に対する不安」「成功者への嫉妬」
反面、描きたい作品と言えば「生活」「ゾンビ取りガール」のようなストーリーものだと思いますが、
実際の所はどうだか知りませんし個人的にはどれも傑作だと思うんですが、
ストーリーものへの反響は比較的あまりぱっとしない印象を受けていました。
そしてこの「終わった漫画家」がどういった内容であるか、
ぜひ実際読んで確認していただきたいですが、何というか福満さんの「描きたいもの」と「求められているもの」が
見事に融合した作品であるように感じられました。
絵柄もまた少し変化しているのですが、より丁寧になったというかねっとりしたリアルさが加わっています(特に女性の描写)。
女性をエロく描くという点に強い執着を見せる(と私は思っている)福満さんですが、
今までの作品に登場する女性の描写ももちろん好きでしたが、この作品に登場するA子とB子は実にいいです。
今までの福満さんは服のしわに強いこだわりを見せてい(たと思う)ましたが、
この作品では女性の表情などに重きを置いている気がします。個人的に服のしわよりもエロさを感じます。
そして服のしわを描き込んでいた頃よりも、表情を描き込む線が細くなっていますよね。
A子に見る福満女性のムチムチ感は恐らく福満さんの性癖に加え妻を描く事で養われたものだと思いますが、
妻は基本ずんぐりむっくりになってきてるんですが、このむっちり感は非常に素晴らしいです。
細かく描き込まれる細い線に福満さんの執念のようなものを感じました。
個人的な好みですが、「小規模な生活」終盤辺りから顔がだんだん横長になって目も平たくなり
その後急に萌えっぽい(けど萌えない)絵柄にシフトしつつあって、その頃の女性キャラの絵柄はうーん、という感じでしたが
この作品の女性キャラは大変好みです。A子とB子、どちらも正反対なところもいいですね。
この女性の描き方の変化に、福満さんの…こう、自分の作品に変化をもたらしたい、
現状を変えたいというような強い思いが込められていると感じました。
そして今までの作品では、主人公が若い男性である場合の多くは「自分」である事が多かったように思いますが、
この主人公は一味違った印象を受けます。新鮮です。
キャラクターは非常に福満さんっぽく独特で、こう、全員が強すぎるリビドーを抱えていていいですね。
即物的な欲求を強く抱えているにも関わらず、それを表に出さないのがこの方らしい描写です。
この方らしいというか、漫画上の福満さんを投影しているというか。
それぞれ絵に描いたような、少女漫画のような「ほうれんそうしろよ!」と突っ込みたくなるようなとんでもないすれ違いなのに
こんな行き違いは福満さんにしか描けないなと思わせてくれる展開も好きです。
今までの作品と違う点として、他の方もレビューで書かれている通りかなり「一般受け」しそうな設定です。
なのにちゃんと福満節を保ってるところがまた凄い。
個人的には今までの人生嫌な思いをし続けてきたA子が好みなので彼女には幸せになって欲しいですが、
そうすんなりいきそうにもないんですよねえ。
そもそもA子が主人公に寄せる想いも、どちらかと言えば恋に恋する状態に近い気はしますし。
しかし福満さんが妻に寄せる想いもそんな…本能のままと言うか女が他にいないからとかいう…
ある意味A子が主人公に寄せる想いと同じ感じでなんだかんだでうまくいってるため、
福満世界では主人公とA子でもうまくいくのかな…
普通(?)の漫画ならこのまま主人公とB子が切磋琢磨し合いその内お互いの間に恋愛感情が芽生え、という展開になりそうですが
福満さんの作品においては、その展開だけはないだろうなあ~と思えますね。
B子は恋愛には一切絡んでいないんですが、この先どうなるのか…B子の掘り下げも楽しみです。
一人の男と二人の女、三角関係。先が気になる展開です。
2巻が楽しみなのでぜひ続きも単行本化して欲しいです。
2020年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全3巻読んでの感想。
キャラクターが魅力でおもしろい。
もっと長く読みたかった。
キャラクターが魅力でおもしろい。
もっと長く読みたかった。
2018年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
声出して何度も爆笑しました。
あらすじと表紙とタイトルから「暗そう…」と敬遠する人が多そうだけど、それがもったいない。
この漫画、ジャンルとしては恋愛コメディ映画にとても近いと思います。
それも映画雑誌やブログのレビューに「駄目な人達が再起する」「駄目な人達を暖かい目線で描く」といったキーワードが頻出するタイプのやつです。
決して明るくない状況に置かれてもキャラ達は持ち前のエネルギッシュさや危機感の足りなさで逞しく日々を送り、
間の抜けた空想を繰り広げ、突拍子もない行動に走り、そして「ギャア〜〜〜〜〜〜」と叫びます。
だからといってそういう人達を馬鹿にしているかというとそうではなく、
「駄目な人達も幸せでいられる世界であってほしい、シビアなだけの世界なんてごめんだ」という
福満作品の多くに共通する素朴なヒューマニズムが根底にはあると感じました。
表紙やあらすじからは想像できないぐらい読んでいて元気の出る漫画です。
あらすじと表紙とタイトルから「暗そう…」と敬遠する人が多そうだけど、それがもったいない。
この漫画、ジャンルとしては恋愛コメディ映画にとても近いと思います。
それも映画雑誌やブログのレビューに「駄目な人達が再起する」「駄目な人達を暖かい目線で描く」といったキーワードが頻出するタイプのやつです。
決して明るくない状況に置かれてもキャラ達は持ち前のエネルギッシュさや危機感の足りなさで逞しく日々を送り、
間の抜けた空想を繰り広げ、突拍子もない行動に走り、そして「ギャア〜〜〜〜〜〜」と叫びます。
だからといってそういう人達を馬鹿にしているかというとそうではなく、
「駄目な人達も幸せでいられる世界であってほしい、シビアなだけの世界なんてごめんだ」という
福満作品の多くに共通する素朴なヒューマニズムが根底にはあると感じました。
表紙やあらすじからは想像できないぐらい読んでいて元気の出る漫画です。
2020年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漫画家の苦悩と、二人の女の子とのポップなやりとりの対比が好きです。
二人の女の子も学生時代、友達や彼氏と遊ぶような青春を謳歌出来ていない背景も好きです(ただし、二人とも素直さを持っているし、一人は漫画家になりたい情熱があり、一人は最近美人になっていて二人とも暗くはない)。
二人の女の子も学生時代、友達や彼氏と遊ぶような青春を謳歌出来ていない背景も好きです(ただし、二人とも素直さを持っているし、一人は漫画家になりたい情熱があり、一人は最近美人になっていて二人とも暗くはない)。
2017年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これ、めちゃくちゃおもしろくないですか!?
いや、自分は福満しげゆき作品をこれまでずっと追ってきたファンなので……ひいき目入ってるかな? と疑いながら読み進めたんですが、読み終わって「続きが気になる!」度合いが過去の連載ストーリー物(『中2の男子と第6感』『就職難!ゾンビ取りガール』『生活』の3作しかなかったわけですが)の中で一番高いと感じました。
才能の枯渇に悩んでいる「終わった漫画家」、絵は上手くないが根拠のない自信と熱意だけはある漫画家志望の女子高生、漫画家と結婚して「小規模な玉の輿」に乗りたいと目論むセクシー美女、3名の三角関係が描かれるコメディー。
福満作品の読者であれば、「ああ、福満先生ついに開き直って、自分の願望を作品にしたな……」と思ってしまうところですが、従来の作品とかなり趣の異なる試みをしていることが随所に見て取れます。
まず印象的だったのは、キャラクターが今までの作品より「エモい」です(笑)
わかりやすいのは絵柄の変化で、顔がだいぶ描き込まれ、表情豊かになっています。ところどころ、江口寿史とか古屋兎丸の描くキャラクターのような表情の色気があったり……あ、褒めすぎですか?
あと、セリフが従来作品よりわかりやすく、ストレートな語り口になっている気がします。作者特有の照れのような心理から来るものであろう「内省感」や「説明くささ」(従来作品ではそこが「味」でもあったわけですが)が少なめで、「このキャラクターはこういう性格なのね」というのが、とてもわかりやすいです。
結果として、キャラクター三者三様の心理の噛み合わない「ちぐはぐさ」が今までにないおもしろさを生み出しています。
この作品、普通にドラマ化とかしても人気出そうな気がするんだけど……さすがに褒めすぎですか? でも、個人的にはそんな展開があってもおかしくないと思うくらい、一般ウケできるポテンシャルのある作品だと感じました。
福満しげゆきを知らない、先入観のない人にも、ぜひ読んでみてもらいたいです。
いや、自分は福満しげゆき作品をこれまでずっと追ってきたファンなので……ひいき目入ってるかな? と疑いながら読み進めたんですが、読み終わって「続きが気になる!」度合いが過去の連載ストーリー物(『中2の男子と第6感』『就職難!ゾンビ取りガール』『生活』の3作しかなかったわけですが)の中で一番高いと感じました。
才能の枯渇に悩んでいる「終わった漫画家」、絵は上手くないが根拠のない自信と熱意だけはある漫画家志望の女子高生、漫画家と結婚して「小規模な玉の輿」に乗りたいと目論むセクシー美女、3名の三角関係が描かれるコメディー。
福満作品の読者であれば、「ああ、福満先生ついに開き直って、自分の願望を作品にしたな……」と思ってしまうところですが、従来の作品とかなり趣の異なる試みをしていることが随所に見て取れます。
まず印象的だったのは、キャラクターが今までの作品より「エモい」です(笑)
わかりやすいのは絵柄の変化で、顔がだいぶ描き込まれ、表情豊かになっています。ところどころ、江口寿史とか古屋兎丸の描くキャラクターのような表情の色気があったり……あ、褒めすぎですか?
あと、セリフが従来作品よりわかりやすく、ストレートな語り口になっている気がします。作者特有の照れのような心理から来るものであろう「内省感」や「説明くささ」(従来作品ではそこが「味」でもあったわけですが)が少なめで、「このキャラクターはこういう性格なのね」というのが、とてもわかりやすいです。
結果として、キャラクター三者三様の心理の噛み合わない「ちぐはぐさ」が今までにないおもしろさを生み出しています。
この作品、普通にドラマ化とかしても人気出そうな気がするんだけど……さすがに褒めすぎですか? でも、個人的にはそんな展開があってもおかしくないと思うくらい、一般ウケできるポテンシャルのある作品だと感じました。
福満しげゆきを知らない、先入観のない人にも、ぜひ読んでみてもらいたいです。
2017年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何人の方が書かれていますが、一般受けしそうな話だと思います、だからこそ!売れてほしい。。
正直、「妻に恋する〜」が出た時は、好きなんですけど「ああ、もう描くことないのか。。」とか思っていたのですが、描けるじゃないですか!!(って、素人の私が言うのはおこがましいですが)
作中でバンドの初期衝動に例えて描かれている部分がありますが、それこそ普通は2〜3枚目で尽きてしまうところを、いまだに持ち続けられているのが凄いです。
あと後半から、タッチが初期の劇画テイスト?を少し取り戻しているのも、これまでのコメディ的なコマ展開+劇画タッチで、新しい魅せ方だなと思います。(島本和彦さんもそういう手法だけど、ああいう少年漫画の劇画ではなく、エロ漫画の劇画です)
特に、頬に斜線を多く入れているのと、唇のシワ、前歯と鼻の穴をしっかり描くところ!80ページのA子さんを見てくれ!!
福満先生は、漫画の仕事しか知らない、社会常識を知らないから他のことを描けない的なことをこれまでの漫画で語っていましたが、こういう味のある心理描写は普遍的なものだし、一般受けしそうなとこだと思うので、漫画業界以外の人と組んで(もちろん巨乳の女性と)、お仕事モノを描けば売れるんじゃないでしょうか!?
そして捲土重来、雪辱のゾンビ取りガールからの深夜ドラマ化で、巨乳のグラビアアイドル主演で、ブレイクしてほしい!!!
※追記
ところで、レビューを書いてから数時間で「1人のお客様がこれが役に立ったと考えています」が付いたのですが、やっぱり福満先生なのでしょうか。。
正直、「妻に恋する〜」が出た時は、好きなんですけど「ああ、もう描くことないのか。。」とか思っていたのですが、描けるじゃないですか!!(って、素人の私が言うのはおこがましいですが)
作中でバンドの初期衝動に例えて描かれている部分がありますが、それこそ普通は2〜3枚目で尽きてしまうところを、いまだに持ち続けられているのが凄いです。
あと後半から、タッチが初期の劇画テイスト?を少し取り戻しているのも、これまでのコメディ的なコマ展開+劇画タッチで、新しい魅せ方だなと思います。(島本和彦さんもそういう手法だけど、ああいう少年漫画の劇画ではなく、エロ漫画の劇画です)
特に、頬に斜線を多く入れているのと、唇のシワ、前歯と鼻の穴をしっかり描くところ!80ページのA子さんを見てくれ!!
福満先生は、漫画の仕事しか知らない、社会常識を知らないから他のことを描けない的なことをこれまでの漫画で語っていましたが、こういう味のある心理描写は普遍的なものだし、一般受けしそうなとこだと思うので、漫画業界以外の人と組んで(もちろん巨乳の女性と)、お仕事モノを描けば売れるんじゃないでしょうか!?
そして捲土重来、雪辱のゾンビ取りガールからの深夜ドラマ化で、巨乳のグラビアアイドル主演で、ブレイクしてほしい!!!
※追記
ところで、レビューを書いてから数時間で「1人のお客様がこれが役に立ったと考えています」が付いたのですが、やっぱり福満先生なのでしょうか。。