フレゼリシア女子短大付属校、通称フレ女を舞台にした番外編みたいな作品です。
この作品でしか登場してこない主人公、若柳小町と、志波姫唯華との交流とが主として描かれます。
天才である唯華と、そうではない小町。二人のバドミントンにかける情熱や向き合い方は対照的であり、それがやがて二人の進む道を別っていくのです。
小町の選択と考え方は、もしかすると受け入れがたい人もいるかもしれません。けれど、決して天才ではないがゆえの、彼女の選択に強く共感を覚えました。
ヒューマンドラマとしてもよくまとまっているので、はねバド!本編に興味がない人でも楽しめるのではないかと。

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小説 はねバド! (講談社ラノベ文庫) 単行本(ソフトカバー) – 2018/6/29
フレゼリシア女子短大付属高校、通称フレ女のバドミントン部エース志波姫唯華。フレ女一年生の若柳小町は、ある日見た唯華の圧倒的なプレイに憧れ、彼女を追ってフレ女に進学していた。そんな小町が、二年のインターハイ後に新主将に指名された唯華と、寮の同室になることになり……!? 2018年7月アニメ放送開始の大人気青春バドミントンストーリー、本編から一年前のフレ女を舞台とした初の外伝小説、待望の刊行!
フレゼリシア女子短大付属高校、通称フレ女のバドミントン部エースにして、高校女子バドミントン界『三強』の一人――志波姫唯華。
フレ女一年生の若柳小町は、もともと自分の才能に限界を感じており、中学まででバドミントンを辞める予定だったが、ある日見た唯華の圧倒的なプレイに憧れ、彼女を追ってフレ女に進学していた。
そんな小町が、二年のインターハイ後に新主将に指名された唯華と、寮の同室になることになった。
だが、小町の前での彼女は、コート上での女王然とした風格とは、まったく別の姿を見せていて……!?
2018年7月アニメ放送開始の大人気青春バドミントンストーリー、本編から一年前のフレ女を舞台とした初の外伝小説、待望の刊行!
フレゼリシア女子短大付属高校、通称フレ女のバドミントン部エースにして、高校女子バドミントン界『三強』の一人――志波姫唯華。
フレ女一年生の若柳小町は、もともと自分の才能に限界を感じており、中学まででバドミントンを辞める予定だったが、ある日見た唯華の圧倒的なプレイに憧れ、彼女を追ってフレ女に進学していた。
そんな小町が、二年のインターハイ後に新主将に指名された唯華と、寮の同室になることになった。
だが、小町の前での彼女は、コート上での女王然とした風格とは、まったく別の姿を見せていて……!?
2018年7月アニメ放送開始の大人気青春バドミントンストーリー、本編から一年前のフレ女を舞台とした初の外伝小説、待望の刊行!
- 本の長さ244ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2018/6/29
- 寸法10.6 x 1.3 x 14.9 cm
- ISBN-104065125731
- ISBN-13978-4065125731
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2018/6/29)
- 発売日 : 2018/6/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 244ページ
- ISBN-10 : 4065125731
- ISBN-13 : 978-4065125731
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 584,787位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 387位講談社ラノベ文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年6月21日に日本でレビュー済み
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幸運にも才能や環境に恵まれ、人生をどう生きるか選択し得る人間はどうしたらいいか、先達はどうすべきか。
「競技者として生きるのか或いは趣味として生きるのか(中略)それをきちんと理解し、自分で選ばなければその後の人生の不幸に繋がる・・・」
趣味として生きることを選択した少女の話。
主人公は身体的に伸び悩んだ益子泪という位置づけ。主人公を追い続けてきた多賀城ヒナや、身近に志波姫という別格の存在がいて更に身体でも逆転された美里さきが素直にバドミントン競技に打ち込めるのに、周囲との成長速度の違いだけで(物語に於いて)、競技者としては幸せになれないパーソナリティに成長する。それは悪いことではないが、大好きな仲間との決別を選択する必要が生まれてしまう。
「勇気を持って今いる場所より一歩先へ進みなさい。でなければ住み慣れた街が、気心に知れた仲間が、月日とともに柵になる」
主人公は一歩進んで、競技者と趣味人として仲間と袂を分かつことになった。それは切ない一つの青春の区切りだが、自覚して選択したことで過去は捨て去るべき過去ではなく、大事な財産にすることができた。
「競技者として生きるのか或いは趣味として生きるのか(中略)それをきちんと理解し、自分で選ばなければその後の人生の不幸に繋がる・・・」
趣味として生きることを選択した少女の話。
主人公は身体的に伸び悩んだ益子泪という位置づけ。主人公を追い続けてきた多賀城ヒナや、身近に志波姫という別格の存在がいて更に身体でも逆転された美里さきが素直にバドミントン競技に打ち込めるのに、周囲との成長速度の違いだけで(物語に於いて)、競技者としては幸せになれないパーソナリティに成長する。それは悪いことではないが、大好きな仲間との決別を選択する必要が生まれてしまう。
「勇気を持って今いる場所より一歩先へ進みなさい。でなければ住み慣れた街が、気心に知れた仲間が、月日とともに柵になる」
主人公は一歩進んで、競技者と趣味人として仲間と袂を分かつことになった。それは切ない一つの青春の区切りだが、自覚して選択したことで過去は捨て去るべき過去ではなく、大事な財産にすることができた。
2019年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フレ女が好きな人はさらに好きになります
ただ、一点気になるとしたら唯華は今回の経験を通じて何か得られたのでしょうか。成長に繋がったのであれば良いのですが、ただ単に主人公の成長やひとつの経験だけだとしたら少し弱いのかなと思います。
ちなみに私は家族に対して厳しい決断を下したと思ってません。他にも選択肢はあったのでしょうが、トップだからこその決断という理解をしました。唯華のトップたる所以や人間性に近づけたのではないかと思っています。
ただ、一点気になるとしたら唯華は今回の経験を通じて何か得られたのでしょうか。成長に繋がったのであれば良いのですが、ただ単に主人公の成長やひとつの経験だけだとしたら少し弱いのかなと思います。
ちなみに私は家族に対して厳しい決断を下したと思ってません。他にも選択肢はあったのでしょうが、トップだからこその決断という理解をしました。唯華のトップたる所以や人間性に近づけたのではないかと思っています。
2018年11月27日に日本でレビュー済み
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ライトノベル文庫の中でも読みやすく、フレゼリシア女子短大附属高校のバトミントン部の日常が手に取るように浮かんでくる内容です。特に、志波姫唯華の真実が語られている点など、アニメ『はねバド!』を楽しんだ後に読んでみると、更に興味深く読み進むことができます。
2018年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作が連載進行形なこともあってか、同一世界観の別作品という趣きが強い。
唯華主観の物語というわけでは無く、オリキャラ視点から見たフレ女、そして唯華という人間について描かれているが、別段キャラの個性を掘り下げて描いているわけでもなく、当たり障りのない内容。
新刊発売まで待ちきれない!というファンなら読んでも損はないと思う。
小説としての完成度が低いわけではないので。
可能であれば、より原作者とコミュニケーションを密にした上で、違うキャラにフォーカスした小説の発売も望みたい。
唯華主観の物語というわけでは無く、オリキャラ視点から見たフレ女、そして唯華という人間について描かれているが、別段キャラの個性を掘り下げて描いているわけでもなく、当たり障りのない内容。
新刊発売まで待ちきれない!というファンなら読んでも損はないと思う。
小説としての完成度が低いわけではないので。
可能であれば、より原作者とコミュニケーションを密にした上で、違うキャラにフォーカスした小説の発売も望みたい。
2018年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
綺麗にまとまっていて好きです。
女子が集まって部活をするっていう話なのでスポコン要素を期待しすぎると読むのが辛い場面もあります。
バドミントンの描写も思ったより簡素というか、分かりやすい感じでした。あんまり詳しくても私は理解できないんですけどね。
個人的には、本編でも描かれていた才能や努力の部分を掘り下げた所がとても気に入っています。
女子が集まって部活をするっていう話なのでスポコン要素を期待しすぎると読むのが辛い場面もあります。
バドミントンの描写も思ったより簡素というか、分かりやすい感じでした。あんまり詳しくても私は理解できないんですけどね。
個人的には、本編でも描かれていた才能や努力の部分を掘り下げた所がとても気に入っています。
2020年7月12日に日本でレビュー済み
原作とは一味違う、ノベルでしか表現できない切ないストーリーです。
2018年9月14日に日本でレビュー済み
外伝オリジナルのキャラクターである若柳小町と志波姫唯華を中心としたストーリー。
はねバドといえば、試合の描写もさることながら熱量を持って描き出される個人の葛藤も大きな魅力です。それはこの外伝小説も例外ではありません。
スポーツ、それも動きの激しいバドミントンという競技を文字で表現するのは極めて難しいですが、この作品はそれを見事に成し遂げていて、筆者の力量が伺えます。
ビターエンドともグッドエンドとも言えるラストに賛否が分かれているようですが、小町と唯華の2人のその後を見れば個人的には後者だと思います。
はねバドといえば、試合の描写もさることながら熱量を持って描き出される個人の葛藤も大きな魅力です。それはこの外伝小説も例外ではありません。
スポーツ、それも動きの激しいバドミントンという競技を文字で表現するのは極めて難しいですが、この作品はそれを見事に成し遂げていて、筆者の力量が伺えます。
ビターエンドともグッドエンドとも言えるラストに賛否が分かれているようですが、小町と唯華の2人のその後を見れば個人的には後者だと思います。