世界中の小さな事業や個人の成長資金やソーシャルな問題解決のための資金を、日本の個人から集めて貸し付け、金利収入を得る、という本書で示されるモデルは面白いと感じた。
このような仕組みが世界に広がれば、資金を得て先んじて成長した国・地域の人々が、次にその途上にある人々の成長を助け、一部を利益として還元してもらう、そんな世界市民相互間の成長支援サイクルが出来上がり得る。
国家間の政治・経済の争いが激化しつつある時代にあって、ささやかでも、そのようなオルタナティブな試みが広がっていくことは喜ばしいことではなかろうか。
まだまだ若く、スタートしたばかりといえる著者には、志を曲げず、より事業性を高め、世界中に知られた存在となるべく頑張ってもらいたい。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥946¥946 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥946¥946 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥52¥52 税込
配送料 ¥297 6月8日-10日にお届け
発送元: ブックサプライ江坂DC 販売者: ブックサプライ江坂DC
¥52¥52 税込
配送料 ¥297 6月8日-10日にお届け
発送元: ブックサプライ江坂DC
販売者: ブックサプライ江坂DC
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
さらば銀行 「第3の金融」が変えるお金の未来 (講談社+α新書) 新書 – 2019/4/13
杉山 智行
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥946","priceAmount":946.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"946","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"bAnuHWmwTCPUk%2FCT3FGjVcLP48WevBELC%2BzGh6mvQYWYZow4MGD6zggrtKtUY8DVJbmEVfAaBCJ1At31QapyoECtAyWaY%2B%2FpvmJK9uyJ3JDUFupuPTk%2FvKH1aiidtr7qabebO7ni64o%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥52","priceAmount":52.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"52","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"bAnuHWmwTCPUk%2FCT3FGjVcLP48WevBELjhHKxOhKV4zJy1GkfrYDlMJM2kZTC6jfQ0XzeZ%2B6U7zSKk7TeveFaUj86KDL%2FgKDGAXd%2BxB8GEp003%2B8ThzTNkXvBl47n1boBwiZI%2F6m%2BTLym6TMNOCfqHbZhU%2Fl1yTrApsaUqD1wdtxeQG2Dc8Glw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
2018年1月、テレビ東京「ガイアの夜明け」の特集「さらば銀行!? 金融維新」で紹介され大反響!
NEXTユニコーン調査FinTech部門ベスト10選出!!(日本経済新聞社、2018年)
個人投資家のあなたは、小さな「銀行」になって資金を貸し付け、金利収入を得ながら、世界中の資金を必要とする事業・個人の成長を後押しし、ソーシャルな課題解決に寄与することができる。伝統的な資本市場と銀行融資ではリーチできない先にお金の循環を創る「第3の金融」をめざし奮闘する、若き日本人の挑戦!
NEXTユニコーン調査FinTech部門ベスト10選出!!(日本経済新聞社、2018年)
個人投資家のあなたは、小さな「銀行」になって資金を貸し付け、金利収入を得ながら、世界中の資金を必要とする事業・個人の成長を後押しし、ソーシャルな課題解決に寄与することができる。伝統的な資本市場と銀行融資ではリーチできない先にお金の循環を創る「第3の金融」をめざし奮闘する、若き日本人の挑戦!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2019/4/13
- 寸法11.7 x 1.2 x 17.4 cm
- ISBN-104065156793
- ISBN-13978-4065156797
商品の説明
著者について
杉山 智行
クラウドクレジット株式会社代表取締役社長。2005年東京大学法学部卒業後、大和証券SMBCに入社し、金利、為替の自己勘定取引チームで日本国債への投資業務等に携わる。2008年ロイズ銀行東京支社に入行し、資金部長として支社経営陣に対してリテール預金の獲得など日本での事業機会について助言を行う一方、運用子会社の日本における代表および運用責任者を兼任。2013年1月にクラウドクレジット株式会社を設立し、投資型クラウドファンディング・サービスを展開。日本の個人投資家と世界の資金需要者がWin-Winの関係を作るサポートを行う。
クラウドクレジット株式会社代表取締役社長。2005年東京大学法学部卒業後、大和証券SMBCに入社し、金利、為替の自己勘定取引チームで日本国債への投資業務等に携わる。2008年ロイズ銀行東京支社に入行し、資金部長として支社経営陣に対してリテール預金の獲得など日本での事業機会について助言を行う一方、運用子会社の日本における代表および運用責任者を兼任。2013年1月にクラウドクレジット株式会社を設立し、投資型クラウドファンディング・サービスを展開。日本の個人投資家と世界の資金需要者がWin-Winの関係を作るサポートを行う。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2019/4/13)
- 発売日 : 2019/4/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4065156793
- ISBN-13 : 978-4065156797
- 寸法 : 11.7 x 1.2 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 569,231位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 669位講談社+α新書
- - 1,443位金融・ファイナンス (本)
- - 36,052位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書のタイトル名には、『さらば銀行』という刺激的な文字が躍っており、これを見る限り、あたかも今後の世の中においては、従来型の銀行が不要になるようなイメージを受ける。しかし、『はじめに』によると、このタイトル名はテレビ東京の『ガイアの夜明け』で紹介されたときの番組タイトルの一部を借りたもので、筆者自身は「なにも既存の銀行をぶっ壊したりすることを目指しているわけではありません」と言っているし(だったら、誤解を招くようなこんなタイトル名を付すべきではなかったとは思うが)、実際、筆者の会社が扱っているのは筆者も認めているハイリスク・ハイリターン商品なので、元本1,000万円までとその利息が保護される一般預金等のようなローリスク・ローリターン商品に取って代わるようなビジネスモデルではないと思う。
筆者の会社が扱っている貸付型クラウドファンディングなるものが、元本保証の預貯金とはまったく異なるハイリスク・ハイリターン商品であることについては、筆者も第1章と第5章で良心的に詳細に説明しており、こうした投資に向いているのは、「株式やFXで相場が上下しても疲れない方」だとするとともに、自身のリスク許容度を超えた投資をしないよう繰り返し念押しもしている。また、同業者の中には、しばしばマスコミ報道で目にするような、融資の実体がない詐欺的スキームを駆使するきわめて悪質で危険度の高い業者もいるので、そうした悪質業者には細心の注意が必要だともしている。筆者の会社への平均的投資金額は一人70万円程度なのだそうで、この程度の余裕資金を、新興国の事業者への応援・寄付の気持ちで、元本割れも覚悟のうえで投資するのならともかく、間違っても、自身の大切な生活資金や老後資金をこうしたハイリスク・ハイリターン商品につぎこんでしまうようなことは、絶対に考えられない方がいいと思う。
ところで、本書の内容については、私には疑問を呈さざるを得ない点が少なからずあった。本書のテーマである貸付型クラウドファンディングとは何ぞやという点については、実は第1章と最終第6章だけでほぼ語り尽くされており、第2章から第5章までの中間章は、私に言わせれば、そのほとんどが蛇足的な内容に終始してしまっていたのだ。
具体的に言うと、筆者はまず第2章と第3章をかけて、高校時代から現在の事業を立ち上げるまでの自分史を、長々と語っているのだ。筆者はこうした自分の経験が起業家を目指す人の参考になると思ったようだが、筆者の歩んできたこうした足跡のどれが、起業家を目指す人たち一般の参考になるのか疑問に感じる内容も多々あったし、なにより私は、他人にとってはどうでもいいような筆者の自分史を2章もかけて長々と読まされるために本書にお金をかけたわけではないのにと思ってしまった(紆余曲折と苦難の連続の成功物語が、読んでいて面白くなかったとまでは言わないが)。
続く第4章では、筆者の会社が開業から現在に至るまでに、どのようにして投資先を拡大してきたのかを、第5章では、筆者の会社のファンドへの投資に興味を持った読者への具体的な注意ポイントから、ご丁寧にも、読み飛ばしてもらって構わないとしつつも、筆者の会社のホームページからの投資方法の案内を図示までしており、ここまでくると、もう貸付型クラウドファンディング一般の解説本というよりは、筆者の会社の事業内容の紹介ないしはPRといった内容になってしまっているのだ。
率直に言って、貸付型クラウドファンディングを語るのに、貸付型クラウドファンディングの一般論だけではネタが足らず、自分史や自社のPRになりかねない内容まで間に挟まなければ一冊の本にボリュームアップできなかったということなら、そもそも貸付型クラウドファンディングだけをテーマに一冊の本を書くのには無理があったのではないだろうか。
筆者の会社が扱っている貸付型クラウドファンディングなるものが、元本保証の預貯金とはまったく異なるハイリスク・ハイリターン商品であることについては、筆者も第1章と第5章で良心的に詳細に説明しており、こうした投資に向いているのは、「株式やFXで相場が上下しても疲れない方」だとするとともに、自身のリスク許容度を超えた投資をしないよう繰り返し念押しもしている。また、同業者の中には、しばしばマスコミ報道で目にするような、融資の実体がない詐欺的スキームを駆使するきわめて悪質で危険度の高い業者もいるので、そうした悪質業者には細心の注意が必要だともしている。筆者の会社への平均的投資金額は一人70万円程度なのだそうで、この程度の余裕資金を、新興国の事業者への応援・寄付の気持ちで、元本割れも覚悟のうえで投資するのならともかく、間違っても、自身の大切な生活資金や老後資金をこうしたハイリスク・ハイリターン商品につぎこんでしまうようなことは、絶対に考えられない方がいいと思う。
ところで、本書の内容については、私には疑問を呈さざるを得ない点が少なからずあった。本書のテーマである貸付型クラウドファンディングとは何ぞやという点については、実は第1章と最終第6章だけでほぼ語り尽くされており、第2章から第5章までの中間章は、私に言わせれば、そのほとんどが蛇足的な内容に終始してしまっていたのだ。
具体的に言うと、筆者はまず第2章と第3章をかけて、高校時代から現在の事業を立ち上げるまでの自分史を、長々と語っているのだ。筆者はこうした自分の経験が起業家を目指す人の参考になると思ったようだが、筆者の歩んできたこうした足跡のどれが、起業家を目指す人たち一般の参考になるのか疑問に感じる内容も多々あったし、なにより私は、他人にとってはどうでもいいような筆者の自分史を2章もかけて長々と読まされるために本書にお金をかけたわけではないのにと思ってしまった(紆余曲折と苦難の連続の成功物語が、読んでいて面白くなかったとまでは言わないが)。
続く第4章では、筆者の会社が開業から現在に至るまでに、どのようにして投資先を拡大してきたのかを、第5章では、筆者の会社のファンドへの投資に興味を持った読者への具体的な注意ポイントから、ご丁寧にも、読み飛ばしてもらって構わないとしつつも、筆者の会社のホームページからの投資方法の案内を図示までしており、ここまでくると、もう貸付型クラウドファンディング一般の解説本というよりは、筆者の会社の事業内容の紹介ないしはPRといった内容になってしまっているのだ。
率直に言って、貸付型クラウドファンディングを語るのに、貸付型クラウドファンディングの一般論だけではネタが足らず、自分史や自社のPRになりかねない内容まで間に挟まなければ一冊の本にボリュームアップできなかったということなら、そもそも貸付型クラウドファンディングだけをテーマに一冊の本を書くのには無理があったのではないだろうか。
2019年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クラウドファンディングで投資をしているので、関心を持って読みました。
仮想通貨に限らず、新興のフィンテック商品はうさんくささがつきまといますが、この会社は経営陣がしっかりしていることが分かり、安心しました。
同社での投資を検討している人にとっては必読の書です。
仮想通貨に限らず、新興のフィンテック商品はうさんくささがつきまといますが、この会社は経営陣がしっかりしていることが分かり、安心しました。
同社での投資を検討している人にとっては必読の書です。
2021年2月14日に日本でレビュー済み
2021年19冊目/2月6冊目/『さらば銀行 「第3の金融」が変えるお金の未来』(講談社+α新書/講談社)/杉山 智行/P.192/2019年/860円/★3.1 #読了 #読了2021
てっきり今の銀行ビジネスが破綻していることを説明している本かと思ったが、実際は筆者が経営する「貸付型クラウン度ファウンディング」に関する内容だった。そのビジネススキームやビジョンはよく分かったし、後進国のビジネスを自分の資金で成長させたい人には素晴らしいと思ったけれど、「現地通貨建ての貸付」というところが個人的にはネックかな…。それよりも筆者の会社経営に至る生い立ちが興味深かった。やはり東大出身の人は、堀江貴文や井川意高も含めて、思考回路や行動力が普通の人と違ってダイナミックで面白い。
てっきり今の銀行ビジネスが破綻していることを説明している本かと思ったが、実際は筆者が経営する「貸付型クラウン度ファウンディング」に関する内容だった。そのビジネススキームやビジョンはよく分かったし、後進国のビジネスを自分の資金で成長させたい人には素晴らしいと思ったけれど、「現地通貨建ての貸付」というところが個人的にはネックかな…。それよりも筆者の会社経営に至る生い立ちが興味深かった。やはり東大出身の人は、堀江貴文や井川意高も含めて、思考回路や行動力が普通の人と違ってダイナミックで面白い。