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愚か者の哲学 単行本 – 2004/8/25

4.4 5つ星のうち4.4 14個の評価

人生に哲学のメスを入れた「超」哲学講義。現代社会は、勝ち組を生み出す一方で、必ず負け組みも生み出す残酷なシステム。だからこそ、人は「なぜ、生きるのか?」を理解しないと、とても生きにくい世の中なのだ。何かに行き止まりを感じたときでも、人間の思考の本質を知ることで、いつでも人生という物語は書き換えることができる。この本は、人生につかれた主人公が、「生きる意味」を探して過去から今、そして未来を旅する物語。なぜ、子どもや親からほめられたいのか。なぜ、人はほんとうの自分を探したくなるのか。なぜ、恋愛によって世界がガラリと変わるのか。なぜ、失恋すると世界を失うのか。なぜ、床屋政談はオモシロイのか。なぜ、憎しみの念に捉われるのか。なぜ、死の恐怖を感じるのか。など、23の感情や行動の「なぜ?」を、格言とともに竹田哲学が解き明かす。「ヘタな人生論よ考える哲学」。
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商品の説明

著者からのコメント

第1章 哲学を知れば、人生はうまくいくのか? 第2章 子どもの哲学  いたずら―大人たちへの挑戦  自己愛―ほめられたいという欲望  なぜ学校に行くのか―いろんな世界を知ること  親子関係のねじれ―「自我」への無意識のすりこみ 第3章 若者の哲学  自己意識の自由―自分の中だけの「僕は僕」「私は私」

 自己意識の三類型―ストア主義、スケプチシズム、不幸の意識  ほんとうの自分―苦悩からの逃避  自己ルール―善い・美しい・正しいの基準  人間関係―人を認めること、人から認められること  三枚の世界像―思い込みからの脱出  ほんとうのこと―土壇場で心の声を聞くこと  初恋―自分が受け容れられたという幻想

 恋愛術はあるのか―「スキ」と言ったほうが勝ち 第4章 大人の哲学  失恋―世界を失うこと  本当に絶望すること―自分と他人と世界に唾を吐きかける  ルサンチマン―恨みつらみにすがりつくこと  愚かな人と賢い人―「愚かなこと」はいけないことか  死の恐怖とどう向き合うか―「死んだらどうなるか」は誰もわからない

 芸術とはなにか―美しいものは人間にとってのエロスそのもの  床屋政談の愉快―自分と社会を結びつけるもの  幸福と不幸―欲望と能力の誤差への気づき  ニヒリズム―しょせん、人間はみな同じなのか  人生の目的―物語の結末は自分で書き換えられる Column-哲学者年表

著者について

明治学院大学教授。哲学者。1947年生まれ、早稲田大学卒業。難解な哲学・思想を生きるための“技術”として身近なものに近づけるとともに、現象学の立場から「欲望論」を展開。著書として「自分を知るための哲学入門」「自分を生きるための思想入門」「恋愛論」「陽水の快楽」「村上春樹をめぐる冒険」「はじめての現象学」など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 主婦の友社 (2004/8/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/8/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 191ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4072353353
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4072353356
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 14個の評価

著者について

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竹田 青嗣
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
14グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方のレビューを読んで、わかりやすそうだなと思い購入。間にある扉絵のところの哲学者たちの名言や言葉には、涙さえでてきた。
「この世において汝の肉体が力尽きぬのに、魂が先に力尽きるのは恥ずべきことではないか」という言葉に、もう一度がんばってみようという気が起こる。
表紙の愛せない場合は通り過ぎよ!は中身を読めば深く納得できる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
哲学が苦手な人でも楽に読めます。

難しい警句も簡単に、わかりやすく解説してあります。

この本で人生や現在の悩みに対する答えは見つかりません。

しかし、物事の新たな考え方や違った考え方が身に付くと思います。

年代別に書かれているのもありがたいです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間観察に鋭敏な洞察力と表現力を持つ古今東西の哲学者や文学者の引用を交えて、

人間の幼少期から死へ向かう心境を大変判りやすい言葉で語っています。

読みやすい言葉で語っているからと言って、軽い内容ではなく、

何度も読み返すに値する本です。

”下手な占いより、哲学を知るべし”と言っていた某有名人のブログで拝見して購入しました。

”なるほどな〜”と思わずにはいられない内容です。

皆に読んで欲しくて、呑み友達や知人、友人、姉妹にプレゼントしています。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
途方に暮れていた十代にこの本があれば、
ぼくは、「なぜ学校に行くのか」という問いの前に
不要に長期滞在せずにいられたかもしれない。
根性や精神主義に対する言葉をきちんと持てたかもしれない。
この本があれば、哲学という言葉が色あせていくのを
感じることはなかったかもしれない。
友人を失ってまで、砂をかむような自問自答の世界に
入らなくて済んだかもしれない。
この本は、だから十代の人に読んでほしい。
でもぼくはこの本があっても、ルサンチマン(うらみつらみ)
にすがった言葉の狙撃を止めることは難しかっただろうなぁ。
それはいまも去っていないから(苦笑)。
この本を読むと、こんな自分マーケティングもできます。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
体系的な哲学解説ではなく、子供・若者・大人とそれぞれの年代に直面する、それぞれの年代ならではのトピックを、竹田流に解説してくれている。表現は平易なのでとっつきやすし、我が身に当てて考えられるので、身近に哲学を感じることができる。

大学生、社会人になりたてから三十歳までに読んでおきたい一書。もちろんそれより年上でも年下でもかまわないけれど。

哲学書は苦手だなというひとでも楽しめると思う。あるいは子供の気持ちが分からないという親御さんにもお薦めである。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もし、読者が今何か苦悩し、絶望しているのならば、一度、この本を通読する事をお勧めする。
人間とはルールの網の目であり、それゆえに、身体化され、自覚できなくなった自身を縛っているルールに、この本は、気付き修正することができる可能性を示唆してくれる。
自分に見合った、目標、自己理想を立て直す事で、身体化されたルールを緩め、絶望状態から、あくまで「考える」ことで抜け出す事ができる。
人間、人間社会が持つ、あらゆるルールを、鋭く吟味し、それに対処する方法を考える事によって成そうと試みる、竹田青嗣の人間学の(私の見る限り)最も読みやすく、そして、最も実用的な本。
・・・と、随分と難しそうに聞こえるかもしれないが、本当にわかりやすく現実に即して、竹田先生はこの本を書かれている。竹田先生のこれまでの作品とは少し系統を異にしており、そして、それだからこそ余計に、「一皮剥けた」作品というのが私の印象である。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年9月7日に日本でレビュー済み
 私たちが人生を充実して生きていくためには「生きる意味」を見つけることが本当に大切です。
 そして、この本は「自分の生きる意味」を探す良いガイドとなるでしょう。なぜ、自分は人からほめられたいのか。なぜ、恋愛によって世界がガラリと変わるのか。なぜ、失恋すると世界を失うのか。なぜ、ルサンチマン(恨みつらみ)にすがりつくのがいけないのか。なぜニヒリズムやシニシズムに毒されるとかけがいのない自分の人生を腐らせることになるのか。
 恋愛真っ只中の人には必要ありません。幸せ絶頂の人にも必要ないかも知れません。しかし失恋の痛手に苦しんでいる人、幸せを探している人、人生が重くつらい人には、とても参考になる本です。そして哲学者の素晴らしいアフォリズム(警句)にたくさん出会うことが出来ます。
 私はまたマルクス・アウレリウスの「この世において汝の肉体が力尽きぬのに、魂が先に力尽きるのは恥ずべきことではないか」という素敵な言葉に出会いました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年6月23日に日本でレビュー済み
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文句なしに名著です。竹田先生は気取りのない非常に常識的な感覚の持ち主だと思います。それほど多くのページが割かれているわけではありませんが、ニーチェに対する直感的理解という点では国内外を問わず抜きん出たセンスのよさを感じます。
仕事をこっそりさぼって大学にお話を聞きに行きたくなるような、そんな邪な誘惑に駆られました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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