本書では、仕事の非効率を招く原因を列挙して、読者の悩みを解決しようとしている。各項目は2ないし4ページで完結するので、軽く読むにはもってこいである。
内容については、最初は快調に飛ばしているが、後半はややネタ切れの感あり。また、テーマの輻輳する項目があるように思う(例:打合せ時間の決め方)。
この本に書いてあったが「本は冒頭から読まない」、これは本作にも当てはまる。つまり興味のあるテーマだけを拾って読めば十分ではないかと思う。
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何をやっても人の倍時間のかかるあなたへ: 「仕事量が多いから忙しい」はウソでした。 単行本 – 2004/10/1
板垣 康子
(著)
同じ仕事量でも人より倍時間がかかるのは、時間管理が悪いわけでも、あなたの能力が足りないのでもありません。ではいったい何が問題なのでしょう? 答えは本書の中に……。1章/人より時間がかかるのは、社外対応の「押さえどころ」を勘違いしているからです●セールス上手は実行している、「粘り勝ち」より「あっさり負け」●最初に考えるのはロスタイム。そうすれば仕事はスムーズに進む 2章/社内の人間関係を重視して「いい人」になるほど、仕事は遅くなります●打ち合わせの開始時間は「きっちり」より「中途半端」3章/努力は成果に比例せず。「一生懸命なのに成果がでない」のは、まちがったライフスタイルに原因があります●通勤時間はぼーっと過ごす。これが仕事の効率をあげる秘訣 4章/「仕事のできる人間はきちんと整理、分類をする」。この通説をやぶることが“能率をあげる”第一歩●何でもデータ管理しようとすると3倍遅くなる 5章/家事も仕事も「どれだけ手をぬくか」が、要領をよくするポイント。究極のズボラ家事こそ、効率のよさはナンバーワン●調理台やカウンターが広いキッチンは調理がもたつく
- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社主婦の友インフォス
- 発売日2004/10/1
- ISBN-104072443638
- ISBN-13978-4072443637
登録情報
- 出版社 : 主婦の友インフォス (2004/10/1)
- 発売日 : 2004/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 207ページ
- ISBN-10 : 4072443638
- ISBN-13 : 978-4072443637
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,952,664位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,368位仕事術・整理法
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上位レビュー、対象国: 日本
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2006年10月9日に日本でレビュー済み
自分では一生懸命頑張っているのに、思うように結果が出ないという人は多い。
このような人は、本書を読んでいただければ、どこにやり方のムダがあり、どこに考え方のムダがあるかなど、参考になる項目があるのではないかと思う。
何か、一つでもヒントになる項目があれば、得をしたと思って読む程度の本である。
このような人は、本書を読んでいただければ、どこにやり方のムダがあり、どこに考え方のムダがあるかなど、参考になる項目があるのではないかと思う。
何か、一つでもヒントになる項目があれば、得をしたと思って読む程度の本である。
2005年8月27日に日本でレビュー済み
すべての事例が、臨場感のある架空の事例で、出来ない人と出来る人をほんの2-3頁で明確に対比させてます。
指摘してる事柄自体はこの手の本ではよくあるタイプの事柄の集大成なんですが、営業から一般的な事務から販売員にいたるまでをフォローし、一部に真似するのは難しいネタがあるとは言え、殆どのことは「これなら明日からでも出来るかな」みたいな感じで、とても分かりやすい。
軽い読み物ふうなのでアッという間に読み終わるし、女性作者らしく大雑把なまとめも理論への消化も何もない出来事列挙の各論型だけど、男性が書くタイプの理論を立ててからそれに見合う事例を紹介する書籍の類よりは押し付けがましさがない。
明日から「ちょっと工夫してみようかな」というモチベーションがかなりアップすること請け合い。
☆は3つと4つの間で迷いました。文庫本なら4つでも良かったんだけど、読み応えや目新しさなどを加味して3に抑えておきます。
指摘してる事柄自体はこの手の本ではよくあるタイプの事柄の集大成なんですが、営業から一般的な事務から販売員にいたるまでをフォローし、一部に真似するのは難しいネタがあるとは言え、殆どのことは「これなら明日からでも出来るかな」みたいな感じで、とても分かりやすい。
軽い読み物ふうなのでアッという間に読み終わるし、女性作者らしく大雑把なまとめも理論への消化も何もない出来事列挙の各論型だけど、男性が書くタイプの理論を立ててからそれに見合う事例を紹介する書籍の類よりは押し付けがましさがない。
明日から「ちょっと工夫してみようかな」というモチベーションがかなりアップすること請け合い。
☆は3つと4つの間で迷いました。文庫本なら4つでも良かったんだけど、読み応えや目新しさなどを加味して3に抑えておきます。