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大学力 早稲田の杜から「変える力」を考える 単行本 – 2005/9/30

5.0 5つ星のうち5.0 15個の評価

商品の説明

メディア掲載レビューほか

大学力
学部の枠を超えた講義など早稲田大学が改革に取り組んだ。

社会の変化に対応、学生の学びへの興味を刺激する。

生まれ変わった大学で学びたい気を起こさせる。(聞き手は村上 富美)

早稲田の森の大学改革

――かつては、大学に入ったら勉強しなくなるという“常識”がまかり通っていましたが、早稲田大学では学生の意識が変化しているようですね。

学生に活気が戻ってきましたし、昔に比べて勉強するようになったのは事実です。改革に当たっては様々な仕掛けを用意しました。例えば、学部や学科に関係なく受講が可能なオープン科目の制度を取り入れ、今では2000講座の中から、自分の興味のある科目を選ぶことができます。同様に学部にとらわれないテーマカレッジという制度も始め、テーマごとに教授と学生が集まって研究を手がけています。

新しい語学教育も学生に好評です。学生4人に対し、ネーティブか、その水準に相当する日本人講師が週に2回、スピーキング中心の授業をするのですが、半期に5000人が受講します。

小中学生と違って、体力のある大学生は、寝る間を惜しんで勉強することが可能です。さらに学生同士が、高校時代までには出会わなかった人間と、想像もしなかった意見を交わす、その学ぶ楽しさやサプライズが、大学に通う満足度につながると思うのです。

――いわゆる授業の選択制度など、器を変えることはできても、教授の質を変えるのは難しいと思います。どうして改革が成功したのでしょう。

確かに大学教授は定年まで辞めません(笑)。ただし、結果から言えば、学生が選択するのです。2000講座の中には、それこそ受講希望者が集まりすぎるものから、学生数が集まらず、オープン科目から外れる講座まであります。

また語学の講師は、研究者としての雇用では給与が高額になってしまうので、トレーナーとして確保しました。半期に5000人の学生を教えるには、1200人の講師が必要ですが、すべて授業はモニタリングして質を保つ努力をしています。

改革の根底にあったのは、社会の変化に対応しなければならないという使命感です。一方には、早稲田には多くの学生が集まるのだから、新しい改革をするより、既存の学部を充実させろという意見もありました。それも間違いとは言えません。けれども大学卒業後の進路も、かつてのように企業や官庁への就職ばかりでなく、起業や留学など、多様化しています。だからこそ、学生の生きる力、学ぶ力を育てる必要があります。企業も自前で人材を育てるより、大学で何を学んだか、注目するようになっています。

――一方で、研究の水準など、大学自体の競争力も問われています。

世界の大学と伍していくためには、優れた研究をしなくてはなりません。理工系を強化するためにも、教員を増やしたいのですが、いかんせん資金が足りません。実は、日本の私立大学が国際的に高い評価を受けない大きな理由は、教員の少なさにあります。

日本の私立大学の授業料は、理系・文系を平均して年間100万円程度、米国の有名私立は寮費なども含めてですが300万~400万円程度はかかるでしょう。ならば授業料を上げろという声もありますが、国立大学では医学部でも授業料は年間50万円程度です。

国立大学の運営交付金は約1兆2000億円ですが、私大への助成は約3300億円です。学生数で見ると75%が私立、25%が国公立で学んでいるのに、差が大きすぎないでしょうか。

多くの人材を育成する私立大学の教育力を強化するには、国の教育行政も見直す必要があります。

白井 克彦(しらい・かつひこ)氏

1939年生まれ。早稲田大学理工学部電気工学科、同大学院理工学研究科修士・博士課程を経て、73年に工学博士取得。2002年から現職。


(日経ビジネス 2005/12/26 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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日経BP企画

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 主婦の友社 (2005/9/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/9/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 320ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4072488755
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4072488751
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 15個の評価

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