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空想非科学大全 単行本 – 1998/10/1
柳田 理科雄
(著)
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(アスキー・メディアワ)
- 発売日1998/10/1
- ISBN-104073000217
- ISBN-13978-4073000211
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
空想科学の世界にはあまりにも理不尽な法則が数多くある。ヒーローや怪獣や組織の人間たちはこんな掟に従ってしまって大丈夫なのか。科学を拒絶する空想科学世界の様々な法則を真面目に検証する。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(アスキー・メディアワ) (1998/10/1)
- 発売日 : 1998/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 250ページ
- ISBN-10 : 4073000217
- ISBN-13 : 978-4073000211
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,432,541位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,375位科学読み物 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1961年、鹿児島県種子島に生まれる。県立鶴丸高校卒業後、京都での浪人生活を経て東京大学理科1類に進学。在学中に子供に勉強を教える面白さに目覚 め、中退して学習塾講師の道へ。その後、自らの塾を立ち上げる。96年、塾経営のかたわら著した処女作『空想科学読本』が大ヒット。99年に空想科学研究 所を設立し、現在はその主任研究員の職に専念して、執筆と研究を精力的に行う(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『空想科学外伝 理科雄は本名です』(ISBN-10:4840135193)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズの本として購入しましたので、とくにこの本が面白いというわけでありませんでした。
2012年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本当にくっだらねぇ(*^o^*)
古本屋とかで立読みしてクスクス笑ってましたが、あらためて読んでみてやっぱ面白いです。一冊一気に読めました。
柳田先生の、科学と特撮への愛情が伝わってくる良著で、考証ミスや計算ミスにも真摯にいい意味でプライドなく訂正するあたり、ほんと好感持てます。科学者の割に(失礼)、話も上手です。
まだ夢のある小学校低学年にはオススメしませんが、高学年位の子供にも読んで欲しい科学の入門書です。
う●こネタとか、子供が好きそうな話も満載やしね(*^o^*)
古本屋とかで立読みしてクスクス笑ってましたが、あらためて読んでみてやっぱ面白いです。一冊一気に読めました。
柳田先生の、科学と特撮への愛情が伝わってくる良著で、考証ミスや計算ミスにも真摯にいい意味でプライドなく訂正するあたり、ほんと好感持てます。科学者の割に(失礼)、話も上手です。
まだ夢のある小学校低学年にはオススメしませんが、高学年位の子供にも読んで欲しい科学の入門書です。
う●こネタとか、子供が好きそうな話も満載やしね(*^o^*)
2006年9月6日に日本でレビュー済み
かなり楽しい本である。
自分がとりわけおもしろいと思ったのは、ロボットの操作に関しての考察
である。子供の頃、ロボットものを見ていて、ロボットに乗り込んでいる少
年が2、3のボタンを押し、一つのレバーを引くだけで、操作されているほ
うのロボットが非常に複雑な動きをするのがずっと不満だった。例えば、ロ
ボットが攻撃を受けて倒れるとき手をつく動作だけでも数百の指令が必要だ
と思われるからである。
その子供の頃からの疑問を真正面から論じているだけで、とてもうれしか
った。
また、ウルトラマンの3分間での移動距離の話なども極めて単純でわかり
やすい上におもしろかった。
しかし、この本のような空想科学読本系の本にはいろいろ批判もあるよう
だ。
計算に間違いがあるという指摘はその通りで、確かに検算や第三者による
チェックをもっとしっかりやってほしいと思う。意欲ある読者がせっかく計
算をしても、答えが合わずに苦しむことになるのは忍びない。
ただ、計算ミスを指摘するということは、この本の目的に極めて沿ってい
ると思う。そうやって科学の知識を用いて自分で計算をして確かめてみると
ころにこの本のおもしろさがあると思う。指摘している人たちは、まさにこ
の本の模範的な読者だと言えるだろう。
なお、本書の文庫化にあたり、筆者は計算ミス等の修正を行っている。
また、アニメやSF等の原作の設定とは多少異なったり、それらの原作の中
で全く言及されていないことを作者が勝手に仮定して議論をしていることも
多い。しかし、本来は原作に忠実に越したことはないが、本書の目的は、空
想科学を題材とした思考実験にあるので、そこは、もしある仮定をおいたと
したら、どういう計算結果になるのかという思考実験をおもしろがればよい
のだと思う。
思考実験は科学・発明の礎でもある。本書により思考実験・計算の習慣が
広まるなら、本書の貢献は大きいと言える。
自分がとりわけおもしろいと思ったのは、ロボットの操作に関しての考察
である。子供の頃、ロボットものを見ていて、ロボットに乗り込んでいる少
年が2、3のボタンを押し、一つのレバーを引くだけで、操作されているほ
うのロボットが非常に複雑な動きをするのがずっと不満だった。例えば、ロ
ボットが攻撃を受けて倒れるとき手をつく動作だけでも数百の指令が必要だ
と思われるからである。
その子供の頃からの疑問を真正面から論じているだけで、とてもうれしか
った。
また、ウルトラマンの3分間での移動距離の話なども極めて単純でわかり
やすい上におもしろかった。
しかし、この本のような空想科学読本系の本にはいろいろ批判もあるよう
だ。
計算に間違いがあるという指摘はその通りで、確かに検算や第三者による
チェックをもっとしっかりやってほしいと思う。意欲ある読者がせっかく計
算をしても、答えが合わずに苦しむことになるのは忍びない。
ただ、計算ミスを指摘するということは、この本の目的に極めて沿ってい
ると思う。そうやって科学の知識を用いて自分で計算をして確かめてみると
ころにこの本のおもしろさがあると思う。指摘している人たちは、まさにこ
の本の模範的な読者だと言えるだろう。
なお、本書の文庫化にあたり、筆者は計算ミス等の修正を行っている。
また、アニメやSF等の原作の設定とは多少異なったり、それらの原作の中
で全く言及されていないことを作者が勝手に仮定して議論をしていることも
多い。しかし、本来は原作に忠実に越したことはないが、本書の目的は、空
想科学を題材とした思考実験にあるので、そこは、もしある仮定をおいたと
したら、どういう計算結果になるのかという思考実験をおもしろがればよい
のだと思う。
思考実験は科学・発明の礎でもある。本書により思考実験・計算の習慣が
広まるなら、本書の貢献は大きいと言える。
2003年5月12日に日本でレビュー済み
この本は、特撮ものやアニメについて、「それは科学的にあり得ないだろう」
と思えることに鋭くメスを入れた作品です。ロボットの二足歩行やウルトラマンの飛行など、科学的に検証するとどうなるかがぎっしりと書かれており、
難しいことが書いてありながらもそのタッチや内容で爆笑は免れません!
これを読むと友達に話さずにはいられないでしょう・・・
と思えることに鋭くメスを入れた作品です。ロボットの二足歩行やウルトラマンの飛行など、科学的に検証するとどうなるかがぎっしりと書かれており、
難しいことが書いてありながらもそのタッチや内容で爆笑は免れません!
これを読むと友達に話さずにはいられないでしょう・・・
2008年10月16日に日本でレビュー済み
アニメや特撮の非科学的内容を14+αの法則で示した本
アニメやウルトラマンなどの特撮ものに関して設定の法則を
示した本です。(学術書ではないので全く厳密ではありませんが)
第一部として設定編で たとえばロボットは人間型でなくては
ならないとか(4章)を扱っています。
第2部では、能力編として、地味な例として知能指数が
とんでもなく高いこと(6章)が挙げられています。
第三部では道徳編として、どこが道徳かわからないのですが
キューティハニーの服の登場の仕方について(13章)
研究が進められています。
空想のヒーロー・ヒロイン・悪役達の法則を14個も
抽出して面白く体系化しているのはとても面白いです。
このシリーズで一番最初に文庫化したのも納得の内容で
是非読んでみてほしい本です。
アニメやウルトラマンなどの特撮ものに関して設定の法則を
示した本です。(学術書ではないので全く厳密ではありませんが)
第一部として設定編で たとえばロボットは人間型でなくては
ならないとか(4章)を扱っています。
第2部では、能力編として、地味な例として知能指数が
とんでもなく高いこと(6章)が挙げられています。
第三部では道徳編として、どこが道徳かわからないのですが
キューティハニーの服の登場の仕方について(13章)
研究が進められています。
空想のヒーロー・ヒロイン・悪役達の法則を14個も
抽出して面白く体系化しているのはとても面白いです。
このシリーズで一番最初に文庫化したのも納得の内容で
是非読んでみてほしい本です。
2006年1月15日に日本でレビュー済み
ルールのないところにない所に反則はない。当然、空想科学の世界にも守らなくはいけないルール・掟が存在する。いつものシリーズなら、ある問題に対し1つの対象であったが、今回は掟に縛られたヒーローたちを横並びにしてルールを解析していく。教養と真実を得られるシリーズ、空想科学読本の原点です。
2004年1月17日に日本でレビュー済み
傑作。空想世界の出来事を真面目に科学の観点より検証しようと言う非常に個性的な本。そこには悲哀あり爆笑ありと現実ではありえない空想世界の出来事の真実が解る。まぁ・・大人になら爆笑である事この上ないが幼い子供達ではある意味・・夢を壊す本でもあるのは正直思えた事である。ちなみに私が特に楽しめた項目は知能指数と瞬間移動だな。