夏休みも後半となり、2学期の学園祭に向けて準備をすすめる山百合会の薔薇さまたち。
ところが、ここで困ったことが・・・。
リリアン女学園では、例年近所の男子校、花寺学園とお互いに学園祭の協力をすることになっている。
ところが、紅薔薇さまこと小笠原祥子さまが、重度の男嫌いなのだ。
学園祭を成功させるためには、祥子さまの男嫌いを直さなければならない。
そのために、「紅薔薇のつぼみ」福沢由実が計画した「いきなり男子校の中に投げ込むとショックが大きいから、徐々に慣らしていって男嫌いを克服してもらおう大作戦」、略して「OK大作戦」とは??
愛するお姉さまの男嫌い克服のため、実弟の祐麒を巻き込んで祐巳が大活躍する『略してOK大作戦(仮)』のほか、可憐な白薔薇姉妹の一日を!追跡する新聞部員・山口真美と不思議な老人の出会いを描く『おじいさんと一緒』、かわいらしい「黄薔薇のつぼみ」島津由乃に翻弄される、黄薔薇さまこと支倉令の宝石のような日記『黄薔薇☆絵日記』を収録した、珠玉の名品集!!
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マリア様がみてる 13 真夏の一ページ (コバルト文庫) 文庫 – 2003/3/28
二学期が始まる直前の夏休みのある日、リリアン女学園・山百合会の登校日。夏休みの思い出話や学園祭の準備でにぎやかな各々の薔薇さまとつぼみたちだったが…。超お嬢様学園コメディ第13弾!!
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2003/3/28
- ISBN-104086002434
- ISBN-13978-4086002431
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2003/3/28)
- 発売日 : 2003/3/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4086002434
- ISBN-13 : 978-4086002431
- Amazon 売れ筋ランキング: - 307,499位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮 竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お釈迦様もみてる S-キンシップ』(ISBN-10:4086014513)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年10月11日に日本でレビュー済み
前半「略してOK大作戦(仮)」では、祥子さまの男嫌いを克服させるべく、福沢姉弟が、山百合会と花寺の生徒会とを引き合わせようと画策する。最後はさながら、タヌキの化かし合いだ。
後半「おじいさんと一緒」は、新聞部の真美さんが主役。乃梨子のボーイフレンド・タクヤ君の正体を探るべく奮闘する。デートの待ち合わせ現場で真美さんが見たものは…。
以上2編に加えて、短編「黄薔薇☆絵日記」を収録。1冊全体を通してコメディタッチだが、嵐の前の静けさのような気配も。
後半「おじいさんと一緒」は、新聞部の真美さんが主役。乃梨子のボーイフレンド・タクヤ君の正体を探るべく奮闘する。デートの待ち合わせ現場で真美さんが見たものは…。
以上2編に加えて、短編「黄薔薇☆絵日記」を収録。1冊全体を通してコメディタッチだが、嵐の前の静けさのような気配も。
2010年9月3日に日本でレビュー済み
第13巻・「真夏の一ページ」。
表紙は二年生三人娘。制服も夏服、半袖が新鮮でまぶしいです。
この巻は息抜きのような内容。夏休み、それぞれの姉妹や姉弟たちの小さな事件を追った短編集となっています。
祥子さまの男嫌いを克服するために、祐巳と祐麒の姉弟が花寺の面々も巻き込んで繰り広げる「OK大作戦」。
何気に柏木さんや瞳子ちゃんも登場し、バラエティー豊かな面子が揃うこの話は、けっこうお気に入り。
祐巳と祐麒の会話を見ていると、やっぱり姉弟だな……と感心する所がいくつもあっていいですね。
白薔薇姉妹は、仲良く仏像鑑賞デートに出掛けます(笑)。
乃梨子ちゃんの同好の士・謎の男性志村タクヤが登場し、新聞部の真美さんも絡んで、場を盛り上げます。
こういう、本編とはあまり関係ない短編を集めた巻は、今後もちょくちょく出てきます。それがシリーズの巻数を増やす結果に繋がるわけですが……マリみての世界をのんびり楽しむには、良いスパイスだと思います。
表紙は二年生三人娘。制服も夏服、半袖が新鮮でまぶしいです。
この巻は息抜きのような内容。夏休み、それぞれの姉妹や姉弟たちの小さな事件を追った短編集となっています。
祥子さまの男嫌いを克服するために、祐巳と祐麒の姉弟が花寺の面々も巻き込んで繰り広げる「OK大作戦」。
何気に柏木さんや瞳子ちゃんも登場し、バラエティー豊かな面子が揃うこの話は、けっこうお気に入り。
祐巳と祐麒の会話を見ていると、やっぱり姉弟だな……と感心する所がいくつもあっていいですね。
白薔薇姉妹は、仲良く仏像鑑賞デートに出掛けます(笑)。
乃梨子ちゃんの同好の士・謎の男性志村タクヤが登場し、新聞部の真美さんも絡んで、場を盛り上げます。
こういう、本編とはあまり関係ない短編を集めた巻は、今後もちょくちょく出てきます。それがシリーズの巻数を増やす結果に繋がるわけですが……マリみての世界をのんびり楽しむには、良いスパイスだと思います。
2003年4月22日に日本でレビュー済み
2学期直前の夏休み間際。今年も学園祭の準備に追われるリリアン女学園の生徒会執行部・山百合会では、男子校との共同作業があるにも拘らずこの2年間逃げ廻ってきた「紅薔薇さま」こと祥子さまの男嫌い克服作戦を、祥子さまを除く全員が一致団結決行しようとしていた。
何でも直ぐ顔に出ちゃう、嘘のつけない祐巳ちゃんが、このマル秘作戦を憧れのお姉さまに隠し通せるのか、また同時収録の中編「おじいさんと一緒」では、「白薔薇のつぼみ」こと乃梨子ちゃんと趣味を共にするメル友の大学生の「タクヤ君」の正体など、読みどころはいっぱい。今日も読めば元気になれる「マリみて」です。
何でも直ぐ顔に出ちゃう、嘘のつけない祐巳ちゃんが、このマル秘作戦を憧れのお姉さまに隠し通せるのか、また同時収録の中編「おじいさんと一緒」では、「白薔薇のつぼみ」こと乃梨子ちゃんと趣味を共にするメル友の大学生の「タクヤ君」の正体など、読みどころはいっぱい。今日も読めば元気になれる「マリみて」です。
2012年6月8日に日本でレビュー済み
今作は三つの短編が収録されています。
シアリアスなお話は一つもなく、ドタバタコメディを前面におしだしたようになっています。
個人的には、三つ目の「黄薔薇☆絵日記」が好きです。
ただ令と由乃がイチャイチャするだけのお話なんですが、四コマ漫画みたいな読み心地で新鮮に感じました。
シアリアスなお話は一つもなく、ドタバタコメディを前面におしだしたようになっています。
個人的には、三つ目の「黄薔薇☆絵日記」が好きです。
ただ令と由乃がイチャイチャするだけのお話なんですが、四コマ漫画みたいな読み心地で新鮮に感じました。
2003年6月19日に日本でレビュー済み
ハマってしまいました。男性人気と女性人気の割合が半々どころか男性人気の方が大きいのも頷けますね。
シリーズ13巻目にあたる本作ですが、コレから読み始めても問題無いと思います。事実私は季節が夏ということも相まっていきなり本作から読み始めましたが、素直に飲み込むことができました。
ライトノベルの中でも更に読みやすい作品なので、もし気になってはいるがまだ読んでない、という方がいらしたらとりあえず気軽に手にとってみることをオススメします。
アニメ化等の話があってもおかしくないと思うのですが…もし実際アニメ化したらかなりのビックヒット作になる予感がいたします。
シリーズ13巻目にあたる本作ですが、コレから読み始めても問題無いと思います。事実私は季節が夏ということも相まっていきなり本作から読み始めましたが、素直に飲み込むことができました。
ライトノベルの中でも更に読みやすい作品なので、もし気になってはいるがまだ読んでない、という方がいらしたらとりあえず気軽に手にとってみることをオススメします。
アニメ化等の話があってもおかしくないと思うのですが…もし実際アニメ化したらかなりのビックヒット作になる予感がいたします。