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マリア様がみてる 14 涼風さつさつ (コバルト文庫) 文庫 – 2003/7/1

4.7 5つ星のうち4.7 51個の評価

二学期、学園祭が近づくリリアン女学園では男子校の花寺学院との生徒会代表顔合わせがセッティングされていた。学ラン軍団の面々と、紅薔薇さまほか山百合会のお嬢さま。会合は無事終わるのか!?
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2003/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4086002841
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4086002844
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 51個の評価

著者について

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今野 緒雪
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1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮 竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お釈迦様もみてる S-キンシップ』(ISBN-10:4086014513)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
51グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年6月8日に日本でレビュー済み
これまでにも祥子と祐巳のお互いを想う気持ちの強さは度々描かれてきましたが、
今巻ではそれが噛み合ってきてまさに理想の姉妹になってきたんじゃないかと思います。
祐巳と祐麒の姉弟関係は相変わらず仲がよくて微笑ましいし、
柏木は一巻終了時点から比べるとどんどん株を上げていきますね。聖との掛け合いも面白い。

可南子の件は純粋に怖いですね。
このままフェードアウトしても問題はないと思いますが、個人的には掘り下げて欲しいところです。
2010年9月4日に日本でレビュー済み
第14巻・「涼風さつさつ」。

二学期が始まり、学園祭シーズン。隣の男子校・花寺学院の手伝いをすることになった山百合会。男嫌いの祥子さまは、無事にやり遂げることができるのか……といった内容。

陰になり日向になり、祥子さまを支える祐巳。何だかいつの間にか、姉妹の立場が逆転しています。でも祐巳が迷ったり、傷付いた時にはやっぱり祥子さまが傍にいて、彼女を支えるのです。

それがはっきりと分かるのは、細川可南子との一件。祐巳を一方的に非難して傷付けた可南子に対し、祥子さまは容赦なく冷たい言葉を浴びせます。それでいて祐巳には「大丈夫。私は祐巳の味方だから」と、聖母のような優しさを見せる……二人の絆は、これほどまでに強くなったのかと感心させられるシーンです。

久しぶりに、聖さまと柏木さんのテンポのいい罵り合いも見られて(笑)、大満足の巻。
ついに祐巳にも、妹をどうするか考える時期が来ましたか……。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
姉妹校(?)・花寺学院の学園祭の話である。

が、その前の顔合わせの日の、祐巳と祐麒がふたり揃って家路につく場面が、淡々としていながら非常に印象的である。祐麒いわく、「お前、強くなったな」と。

『レイニーブルー』 以降の祐巳は、1年生のころと比べると見違えるように精神的に逞しくなっている。新登場の可南子への接し方にしてもそうだし、学園祭当日に祐巳が巻き込まれたハプニングへの対処にしてもそうだ。いちど通読してから改めて読み返してみると、つまるところはこのシーンに行きつく。

ただ、その点以外では、いろんな面で尻切れとんぼという印象を受けた。アリスの私服(笑)の画も出てこないし、続巻
『レディ、GO!』『特別でないただの一日』 を読んでも、山百合会と花寺生徒会との人間関係は落ちつくところまで落ちついてはいない。今後に期待したい。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年7月8日に日本でレビュー済み
いよいよ男子校・花寺学園の学園祭のお手伝いに行くことになった薔薇さまとつほみたち。
まずは生徒会役員どうしの顔合わせ。
つぎつぎと自己紹介するガクラン軍団に、男嫌いの祥子さまは、はたして耐え抜くことができるのか??
そして平凡なはずの祐巳の学園生活は、ストーカーの出現によって大ピンチ!
切羽詰まった祐巳は、「ギンナン王子」こと柏木優に助けを求めるが・・・。
体は男で心が少女の怪人物アリスや、謎のストーカーなど、新キャラ続出!
はたして花寺学園の学園祭を、薔薇さまたちは無事に乗り切ることができるのか?!
ほのぼのあり。スリルあり。
今野緒雪先生のサービス精神がいっぱいつまった、楽しめる快作です!
ラストシーンは、何度読んでも涙、涙で大感動です!!
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年7月3日に日本でレビュー済み
今回は花寺学院の学園祭に薔薇さま達が参加する・・・という
お話を軸に、祐巳ちゃんのスールの噂をからめて、物語が展開
していき、なんか久しぶりにマリみてのメインストーリーを
堪能できたかな・・・って感じがしました。
でもやっぱり1時間半ぐらいで読み終わってしまうので読後の
物足りなさは残りますけど~。あと男の子がまたもコレでもか!
って感じで出てきますのでご注意を・・・。
で、祐巳ちゃんのプティ・スールは誰になるの~?
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年7月2日に日本でレビュー済み
文化祭は感動的な終わり方のような気がしますがあの後どう収拾したのかとても気になります。
それにしても可南子の件はなんの解決にもなっていない気が・・・。
次巻で説明してくれると期待して、祥子様と祐巳の愛が再確認されたことだけで胸がいっぱいで涙出てきました、おすすめです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年7月1日に日本でレビュー済み
前回から引続き文化祭ネタ。
その準備などに追われる中祐巳の妹になるのでは?と噂される少女が登場。
でも当の本人は「妹にと申し込まれても断る」と。。。
といったところで決着がつかないまま終了。
それなりに意外な展開もあったけれど、妹騒動についてはまて次号ってことでちょっと気の抜けた内容でした。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート