短編四本が収録されています。
初登場のキャラをメインにしているお話が多く特に話は進みませんが、
一話一話の完成度はなかなかなんじゃないでしょうか。
個人的には「降誕祭の奇跡」が一番のお気に入りです。
一冊通してノスタルジックな雰囲気に包まれていますが、
このお話ではちょっとしたファンタジー要素が話をさらに幻想的にしていて良かったです。
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マリア様がみてる 16 バラエティギフト (コバルト文庫) 文庫 – 2003/12/25
明日はバレンタインデー。つぼみたちが校内に隠したお宝を探すというイベントに、リリアン女学園中等部の内藤笙子は参加してみることに…!?(「ショコラとポートレイト」)他、短編3本収録!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2003/12/25
- ISBN-104086003600
- ISBN-13978-4086003605
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2003/12/25)
- 発売日 : 2003/12/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 208ページ
- ISBN-10 : 4086003600
- ISBN-13 : 978-4086003605
- Amazon 売れ筋ランキング: - 753,794位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮 竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お釈迦様もみてる S-キンシップ』(ISBN-10:4086014513)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年11月1日に日本でレビュー済み
雑誌掲載の3編にオリジナルの書き下ろしを加え、それを、江利子さまからの差し入れをめぐる話題でつないだオムニバス。
「降誕祭の奇跡」は、クリスマスに起きた心温まる、そしてちょっとせつない物語2編が、リリアン出身で今は母校で教鞭を執る鹿取先生を挟んで展開される。「ショコラとポートレート」は、高等部のバレンタインデーのイベントに潜り込んだ中等部3年生と、写真部の蔦子さんの物語。「羊が一匹さく越えて」は、乃梨子の入学前後のエピソード。「毒入りリンゴ」は、差し入れを入れた江利子のその後。
基本的にどこからでも読めるので、「マリみて」初心者がここから入るのもいい。マリみてシリーズには珍しく、「私は」という1人称文体で統一された箇所が出てくるので、その「違和感」を楽しむのもいい。
かくいう私自身は、「羊が一匹…」の中のリトマス試験紙の話でうむと唸らされ、白ポンチョの話で笑わせてもらった。(それにしても、『母をたずねて三千里』をテレビで見たと言うが、乃梨子の地元の千葉テレビだろうか?)いつもの面々の中で大きく出てくるのは乃梨子と江利子だけなので、乃梨子ファンには必見。
「降誕祭の奇跡」は、クリスマスに起きた心温まる、そしてちょっとせつない物語2編が、リリアン出身で今は母校で教鞭を執る鹿取先生を挟んで展開される。「ショコラとポートレート」は、高等部のバレンタインデーのイベントに潜り込んだ中等部3年生と、写真部の蔦子さんの物語。「羊が一匹さく越えて」は、乃梨子の入学前後のエピソード。「毒入りリンゴ」は、差し入れを入れた江利子のその後。
基本的にどこからでも読めるので、「マリみて」初心者がここから入るのもいい。マリみてシリーズには珍しく、「私は」という1人称文体で統一された箇所が出てくるので、その「違和感」を楽しむのもいい。
かくいう私自身は、「羊が一匹…」の中のリトマス試験紙の話でうむと唸らされ、白ポンチョの話で笑わせてもらった。(それにしても、『母をたずねて三千里』をテレビで見たと言うが、乃梨子の地元の千葉テレビだろうか?)いつもの面々の中で大きく出てくるのは乃梨子と江利子だけなので、乃梨子ファンには必見。
2010年9月6日に日本でレビュー済み
第16巻・「バラエティギフト」。
タイトル通り、様々な短編が集まった巻です。雑誌コバルトに掲載された、リリアン女学園における一般生徒たちを主役にした番外編をいくつか収録。その代わり、本編はさっぱり先に進みませんが(笑)。
奇跡を題材にした「降誕祭の奇跡」、これはここだけの短編にするのは惜しいほどの美しいエピソード。たまにこういうキラリと光る話を書くのが今野先生の魅力です。
「ショコラとポートレート」では、後に武嶋蔦子さんの妹候補となる、笙子ちゃんが登場。蔦子さんとの運命的?な出会いが描かれ、後々への布石となる重要な短編となっています。
久しぶりに江利子さまも登場し、”孫”にあたる由乃さんへの想いも初めて綴られます。
ただ全体的に、まとまりのない巻であるのも確か。シリーズをずっと読み続けていなければ、わけがわからないでしょうね……。
タイトル通り、様々な短編が集まった巻です。雑誌コバルトに掲載された、リリアン女学園における一般生徒たちを主役にした番外編をいくつか収録。その代わり、本編はさっぱり先に進みませんが(笑)。
奇跡を題材にした「降誕祭の奇跡」、これはここだけの短編にするのは惜しいほどの美しいエピソード。たまにこういうキラリと光る話を書くのが今野先生の魅力です。
「ショコラとポートレート」では、後に武嶋蔦子さんの妹候補となる、笙子ちゃんが登場。蔦子さんとの運命的?な出会いが描かれ、後々への布石となる重要な短編となっています。
久しぶりに江利子さまも登場し、”孫”にあたる由乃さんへの想いも初めて綴られます。
ただ全体的に、まとまりのない巻であるのも確か。シリーズをずっと読み続けていなければ、わけがわからないでしょうね……。
2003年12月27日に日本でレビュー済み
雑誌コバルトに掲載されたものということで、
男性読者としてはありがたいです。
・・・雑誌コバルトは少し買いづらいですし。
初登場キャラクターが話のメインを飾る中、
前作に引き続き、
由乃さんが今回も活躍です。
乃梨子ファンである自分としましては
羊が一匹さく越えては、銀杏のなかの桜以来のメインなので
うれしい限りです
男性読者としてはありがたいです。
・・・雑誌コバルトは少し買いづらいですし。
初登場キャラクターが話のメインを飾る中、
前作に引き続き、
由乃さんが今回も活躍です。
乃梨子ファンである自分としましては
羊が一匹さく越えては、銀杏のなかの桜以来のメインなので
うれしい限りです
2006年1月22日に日本でレビュー済み
1から5の五つのバラエティギフトから成るこの作品、1と2の間に「降誕祭の奇跡」という作品が挟まれています。この作品、他の1〜5と全く印象が違います。1〜5はまあいつも通りのドタバタありの「マリ見て」と言えるでしょう。特筆すべきはやはり「降誕祭の奇跡」でしょう。かつて「マリ見て」でこんなにホロリとしてしまうエピソードはありませんでした。「事実は小説よりも奇なり」と言いますが、小説だってこんなに予想外に奇な事、あります。これを読むためだけでも買っていいと思います。お試しあれ。
2003年12月25日に日本でレビュー済み
雑誌掲載された短編集を、まるで一つの物語であるかのように繋ぐ幕間劇と、書き下ろしの短編をプラスした、タイトル通りのバラエティギフト。
リリアン女学園の、いつもの皆さんは脇役に。
名前さえ出ない群集のなかにいる誰かが主役に。
馴染みのキャラクタの影が薄いのは物足りませんが、箱庭的世界から脱した世界の広がりを感じさせてくれます。
特に降誕祭の奇跡が好きだなーと思いました。あと瞳子が可愛いなーとしみじみと。
リリアン女学園の、いつもの皆さんは脇役に。
名前さえ出ない群集のなかにいる誰かが主役に。
馴染みのキャラクタの影が薄いのは物足りませんが、箱庭的世界から脱した世界の広がりを感じさせてくれます。
特に降誕祭の奇跡が好きだなーと思いました。あと瞳子が可愛いなーとしみじみと。
2004年5月2日に日本でレビュー済み
雑誌コバルトにて掲載された短編を集めた短編集との事。
1つ1つの作品は、しっかりとそれだけで独立していて楽しめるし、
それぞれの話が、ちゃんと大筋で繋がるように書かれているので、途中でつかえる事なく、スムーズに読み進む事が出来ます。
今回の短編集は、脇役にスポットをあてた作品が多く、過去の色々な出来事の裏側で、こんな事が起きてたんだ…等、とても楽しめる内容になっています。
薔薇だけではない、様々な味のお菓子の詰め合わせ、是非ともご賞味下さい。
1つ1つの作品は、しっかりとそれだけで独立していて楽しめるし、
それぞれの話が、ちゃんと大筋で繋がるように書かれているので、途中でつかえる事なく、スムーズに読み進む事が出来ます。
今回の短編集は、脇役にスポットをあてた作品が多く、過去の色々な出来事の裏側で、こんな事が起きてたんだ…等、とても楽しめる内容になっています。
薔薇だけではない、様々な味のお菓子の詰め合わせ、是非ともご賞味下さい。
2003年12月25日に日本でレビュー済み
雑誌Cobaltに掲載されたサイドストーリー3作と、『レディ、GO!』からの続きにあたる短編書き下ろし「バラエティギフト」「毒入りリンゴ」が収められています。これまでとはちょっと違った趣向の、にぎやかな1冊です♪
Cobaltに掲載された3作のうち2作は、いつもの山百合会メンバーとは違うキャラクターが主人公となっています。また「毒入りリンゴ」には、卒業された前薔薇様のうちの2人が登場!そして「バラエティギフト」では、振り回される由乃さんがとても可愛らしい…。早く続きが読みたくなるようなお話でした。
Cobaltに掲載された3作のうち2作は、いつもの山百合会メンバーとは違うキャラクターが主人公となっています。また「毒入りリンゴ」には、卒業された前薔薇様のうちの2人が登場!そして「バラエティギフト」では、振り回される由乃さんがとても可愛らしい…。早く続きが読みたくなるようなお話でした。