第21巻・「妹(スール)オーディション」。
まず表紙が素晴らしい。祐巳と由乃さんの二人はよく表紙に出てきますが、今回はエプロン姿。ひびき玲音さんのイラストも、巻を追うごとに巧くなっている気がします。
この巻は由乃さんが暴走。なんと自分の妹を、オーディションで選ぶと言い出します。
さすがに反対する祐巳でしたが、なぜか祥子さまは乗り気で、祐巳も参加させられることに……少々強引な展開が目に付きますが、新キャラが何人も登場する重要な巻でもあります。
見どころはやっぱり、瞳子のことで涙を流す乃梨子の姿。
祐巳の妹候補として外せない存在である瞳子。話の展開上、瞳子にスポットライトが当たるのは当然ですが、この時たぶん初めて乃梨子は、瞳子のことが友として好きだと気付き、心配のあまり涙を零します。これは長いマリみてシリーズの中でも、屈指の名場面。
「でも、瞳子は」の短いセリフに、友情の全てが詰まっています。
以前に短編で登場した、内藤笙子も再登場。蔦子さんとの初々しい関係が微笑ましいです。
ラストには由乃さんの妹候補?も本当に現れ、物語に花を添えます。
でも正直、そんなに妹選びににこだわらなくてもいいのではないかと思います。
もっと以前のように、祐巳と祥子さまのラブラブな話を読みたいな……と思うのは私だけではないですよね。
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マリア様がみてる 20 妹(スール)オーディション (コバルト文庫) 文庫 – 2005/4/1
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行け行け、GO! GO!で妹(スール)オーディション開催!?
江利子が決めた妹選びの期限が迫り、焦る由乃が妹を公開オーディションで決めると言い出した。さすがに祐巳もそれには反対、かわりに祐巳も含め、二年生と一年生で茶話会をすることになるが…。
江利子が決めた妹選びの期限が迫り、焦る由乃が妹を公開オーディションで決めると言い出した。さすがに祐巳もそれには反対、かわりに祐巳も含め、二年生と一年生で茶話会をすることになるが…。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2005/4/1
- ISBN-104086005689
- ISBN-13978-4086005685
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2005/4/1)
- 発売日 : 2005/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4086005689
- ISBN-13 : 978-4086005685
- Amazon 売れ筋ランキング: - 252,575位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮 竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お釈迦様もみてる S-キンシップ』(ISBN-10:4086014513)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年6月15日に日本でレビュー済み
今回は題名をご覧のとおり姉妹関係、とりわけ妹について焦点を当てたお話になっています。
祐巳や由乃だけでなく、姉妹になりそうなカップル候補がちらほらと出てきます。
ただ、相変わらず祐巳の妹問題は進展しませんね(笑)
それでも茶話会実施によっての可南子や瞳子のそれぞれの態度など見所は多かった気がします。
個人的に一番の見所である、江利子に意地悪されて慌てふためく由乃が面白かった。
このライバル関係は温かいところが伝わってきて何だかほっこりします。
やっぱり元薔薇さまたちは良いキャラだっただけに登場が少なくなって寂しいです。
祐巳や由乃だけでなく、姉妹になりそうなカップル候補がちらほらと出てきます。
ただ、相変わらず祐巳の妹問題は進展しませんね(笑)
それでも茶話会実施によっての可南子や瞳子のそれぞれの態度など見所は多かった気がします。
個人的に一番の見所である、江利子に意地悪されて慌てふためく由乃が面白かった。
このライバル関係は温かいところが伝わってきて何だかほっこりします。
やっぱり元薔薇さまたちは良いキャラだっただけに登場が少なくなって寂しいです。
2005年4月14日に日本でレビュー済み
この巻では、一方では由乃(と祐巳)の妹選びの話が進行する。どちらも一定の方向性が見えたと言っていい。また、部活命なので浮いた話は絶対にない、と思われていた新聞部の真美、写真部の蔦子にも、やや遅い春が到来する。
また、 『バラエティギフト』 以来の内藤笙子ほか、新聞部のルーキー日出実、その他多くの1年生が登場する。乃梨子・瞳子・可南子の椿組3人組に加えて聖書朗読クラブの敦子・美幸、そして、「つぼみの妹候補」として何と5人も! 乃梨子視点の描写がこれまでになく多いのも特徴だ。
そして、3年生の祥子・令はこの巻では一歩引いた立場に立っている。
というわけで、この巻は「3年生+2年生」から「2年生+1年生」への世代交代の予感を感じさせる。とはいえ、由乃が薔薇さまの称号を戴くにはもう1~2回の試練が必要だ、というのが個人的感想。
なお、小さな伏線を張っては回収する、ということをこの巻では頻繁に行っているので、丁寧に何度も読み返してほしい。
以下、順不同でこの巻の見どころを:
・乃梨子の涙(志摩子の顔が祥子と同じ!)
・可南子の手を引く祐巳
・笙子と祐巳がガッチリ握手
・姉妹水入らずのエンディング
・笙子の笑顔・泣き顔
・「親友だから」x2
・「平均の女子高生」
・江利子の千里眼(試合開始前の)
また、 『バラエティギフト』 以来の内藤笙子ほか、新聞部のルーキー日出実、その他多くの1年生が登場する。乃梨子・瞳子・可南子の椿組3人組に加えて聖書朗読クラブの敦子・美幸、そして、「つぼみの妹候補」として何と5人も! 乃梨子視点の描写がこれまでになく多いのも特徴だ。
そして、3年生の祥子・令はこの巻では一歩引いた立場に立っている。
というわけで、この巻は「3年生+2年生」から「2年生+1年生」への世代交代の予感を感じさせる。とはいえ、由乃が薔薇さまの称号を戴くにはもう1~2回の試練が必要だ、というのが個人的感想。
なお、小さな伏線を張っては回収する、ということをこの巻では頻繁に行っているので、丁寧に何度も読み返してほしい。
以下、順不同でこの巻の見どころを:
・乃梨子の涙(志摩子の顔が祥子と同じ!)
・可南子の手を引く祐巳
・笙子と祐巳がガッチリ握手
・姉妹水入らずのエンディング
・笙子の笑顔・泣き顔
・「親友だから」x2
・「平均の女子高生」
・江利子の千里眼(試合開始前の)
2005年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔のマリ見ては……。
と思わず嘆きたくなりますな。
なんか、グダグダ感が否めませんよ。
詳しく言うとネタバレ臭くなるので、やめますがね。
今回のよかったところは、次巻が気になるところ。
くらいでしたね。
と思わず嘆きたくなりますな。
なんか、グダグダ感が否めませんよ。
詳しく言うとネタバレ臭くなるので、やめますがね。
今回のよかったところは、次巻が気になるところ。
くらいでしたね。
2005年4月2日に日本でレビュー済み
今回は非常に楽しかったです☆
ついに祐巳&由乃の妹が出来る?!と、ドキドキさせられました。
祐巳ちゃんについては候補がいるのでなんとも言えませんが、由乃に至っては本当に由乃に妹なんて出来るのかなあと思っていました。しかし!!読み終わってチョット、ほっ・・としました。それはというと・・ここからは読んでからのお楽しみ☆
瞳子と祐巳ちゃんの姉妹への行方、瞳子の気持ち、乃梨子の友達思いな所、可南子は祐巳ちゃんを、蔦子さんと真美は?、由乃は約束を護れるのか?、というように様々なコトぎっしり詰まってます。見所もたくさんあるので絶対楽しめます。是非おすすめしたい作品です。
それに前薔薇様、全員登場!!新キャラ含め今回はホント豪華です。
全体的にみて、由乃嬢と江利子様との決着が一番見物だと思います☆
それにしても、祐巳ちゃん一年生に大人気です♪
私的になりますが、今回「妹オーディション」対象になっていないので仕方ないのですが白薔薇姉妹がまた出番少ないのが少し哀しかった・・個人では活躍してるんですが、(ラブラブな所もありましたが)最近全然この二人にスポットがあたってない気がします。なので白薔薇姉妹にもっと出番を!!
ついに祐巳&由乃の妹が出来る?!と、ドキドキさせられました。
祐巳ちゃんについては候補がいるのでなんとも言えませんが、由乃に至っては本当に由乃に妹なんて出来るのかなあと思っていました。しかし!!読み終わってチョット、ほっ・・としました。それはというと・・ここからは読んでからのお楽しみ☆
瞳子と祐巳ちゃんの姉妹への行方、瞳子の気持ち、乃梨子の友達思いな所、可南子は祐巳ちゃんを、蔦子さんと真美は?、由乃は約束を護れるのか?、というように様々なコトぎっしり詰まってます。見所もたくさんあるので絶対楽しめます。是非おすすめしたい作品です。
それに前薔薇様、全員登場!!新キャラ含め今回はホント豪華です。
全体的にみて、由乃嬢と江利子様との決着が一番見物だと思います☆
それにしても、祐巳ちゃん一年生に大人気です♪
私的になりますが、今回「妹オーディション」対象になっていないので仕方ないのですが白薔薇姉妹がまた出番少ないのが少し哀しかった・・個人では活躍してるんですが、(ラブラブな所もありましたが)最近全然この二人にスポットがあたってない気がします。なので白薔薇姉妹にもっと出番を!!
2005年4月2日に日本でレビュー済み
今回のお話は、本のタイトルにもあるとおり、由乃と祐巳の妹を作るというお話、前々の巻から今はご卒業された鳥居江利子様に妹を作れと圧力をかけられていた由乃が切羽詰って出した答え、妹をオーディションで決めよう!といったところから始まるお話です。
初めての方はこの巻からではなく是非一巻から楽しんでください。
楽しみにしていた方、もう発売しましたよ!小説にしては出るペースが非常に速くとてもうれしいですね。今回も楽しめると思いますのでぜひお早めに。
初めての方はこの巻からではなく是非一巻から楽しんでください。
楽しみにしていた方、もう発売しましたよ!小説にしては出るペースが非常に速くとてもうれしいですね。今回も楽しめると思いますのでぜひお早めに。
2005年4月2日に日本でレビュー済み
出来るだけネタバレを少なくしたいところですが、一言言って、由乃ん突っ走りすぎな上に、江利子さまが拍車をかけて終盤を盛り上げてくれます。これまでのマリみてでは、あまり『孫とおばあちゃん』の絡みが少なかったように感じるため、新鮮且つ、この二人の性格ですから、大いに読む価値ありです。それに至る経緯も凄い事になってますが、敢えて伏せておきましょう。未読の皆さんの為に。それと、待ちに待ったあの方が出て来ますので、気になる方はお早めに(笑