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マリア様がみてる 21 薔薇のミルフィーユ (コバルト文庫) 文庫 – 2005/7/1

4.4 5つ星のうち4.4 49個の評価

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令ちゃんが、お見合い…!?
冬の日曜日、令の家にハイヤーが迎えにくるのを目撃した由乃。両親にきくと、今日は令のお見合いの日だというのだが…!? 黄薔薇、白薔薇、紅薔薇、それぞれの冬物語を描く、人気シリーズ!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2005/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 408600609X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4086006095
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 49個の評価

著者について

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今野 緒雪
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1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮 竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お釈迦様もみてる S-キンシップ』(ISBN-10:4086014513)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
49グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2005年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
令ちゃんお見合い?
志摩子の兄ちゃん!!
祥子様と遊園地♪  の三本って事で。
とうとう可南子ちゃんが、主要登場人物紹介から消えてしまいました。
前作で、祐巳と由乃の妹はほぼ確定かな?という感じですが、少し寂しいですね。代わりに菜々ちゃんが良い味出してます。菜々ちゃんに振り回される由乃、今回一番の見所ではないでしょうか。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月16日に日本でレビュー済み
それぞれの薔薇ファミリーのお話が一篇ずつ、系三篇が収録されています。
前巻で登場した由乃の妹候補、有馬菜々が登場します。
いつも人を振り回す方だった由乃が振り回されていて新鮮でした。
他にも志摩子の兄が出てきたり、祐巳と祥子の念願の遊園地デートがあったりと見所が多いです。

ただ、お話は相変わらず進みませんね。
数巻前から瞳子のことが気になって仕方ないので残念です。
他の方のレビューで延命措置と言われていますが、それなりに高いクオリティを維持していると思うので
こういったマンネリに耐性がある自分としては、嫌なことばかりじゃないです。
2010年9月20日に日本でレビュー済み
第22巻・「薔薇のミルフィーユ」。

黄薔薇・白薔薇・紅薔薇、それぞれの姉妹たちの揺れる心を描いた短編集です。一応は本編と言っていい流れですが、3つの話に関連性が無いため印象は薄いかもしれません。

とはいえ、見所は盛りだくさん。
由乃さんの妹候補・有馬菜々ちゃんが正式に登場。由乃さんを上回る飛ばした性格であることが発覚。

佐藤聖さまと乃梨子ちゃんの初対面も実現。絡みまくる聖さまに、まったく動じない乃梨子ちゃん。
そして祐巳のふとした言葉に、笑い転げる志摩子さん。その壊れた様子は、後にも先にもここだけでしか見れない衝撃の場面。「……志摩子が壊れた」必見です。

紅薔薇姉妹は、ついに待望の遊園地デートに出発。しかし、邪魔者柏木さんがまた現れて妙な展開に。
それにしてもよく出てくるな柏木……と思っていたら、ここで初めて彼の、祥子さまに対する本当の気持ちが明かされます。何だか柏木さんのための話みたいになってしまって、肩透かしをくらった気分でしたが。
祐麒君のヤキモチもあって、これはこれでいいお話。

物語の進展は、次巻に期待しましょう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月20日に日本でレビュー済み
短編3篇収録。
第1話。令ちゃんがお見合い!? 気になる由乃と菜々は会場への潜伏を試みるが…。
第2話。志摩子さんが校門で、割烹着姿の謎の男に連れ去られる。その男の正体とは…。
第3話。待ちに待った祥子さまとの遊園地デート。しかし、その遊園地にはあのメンツが…。
短編3篇のセットだが、番外編というわけでもなく、着々と事態は進行している。来年度の山百合会の人間関係がどうなるのか(今年の誰の役回りを誰が引き継ぐのか)、なんとなく方向性が見えた気分だ。来年はあんなこと、こんなことがあるだろう、と、今から想像力をかきたてられる。
以下、個人的に見所を。
1)菜々、突っ走る! 由乃さんが「青信号でGO!GO!」なら、菜々は「赤信号でもGO!GO!」だ。
2)性さま、もとい、聖さまのセクハラオヤジぶり復活! しかし、それにまったく動じない人がひとり。
3)志摩子さん、薔薇の館で壊れる! あの冷静な志摩子さんが、志摩子さんが…。
4)祥子さま、はしゃぐ! そして、柏木さんが今回はなんとも言えず好青年。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月5日に日本でレビュー済み
由乃さんは追い立てられ、志摩子さんは壊れてしまい、祐巳さんは嫉妬してしまう(そして、乃梨子は心配する)。
主にリリアン学園の外で三薔薇姉妹のそれぞれの姿が描かれます。
黄薔薇、白薔薇、紅薔薇それぞれで1話ずつになっているので、それぞれの姉と妹
の関係がくっきりと表現されていまし、今までとは違う意外な側面も出てきます。
※次回は、祐巳さんの妹問題に決着がつくといいですね。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月1日に日本でレビュー済み
今回は、黄薔薇姉妹(令、由乃)→白薔薇姉妹(聖、志摩子、乃梨子)→紅薔薇姉妹(祥子、祐巳+弟&柏木)の3本立て短編集。短編集は、結構、ストーリー重視だったりすることが多いので、萌えれるかどうかってことはあまり期待してなかっただけに裏切られました。いい意味で。
いろいろ細かい伏線が今後の展開の妄想をそそります。特に菜々(今回大活躍)関連と瞳子関連(今回出番はまったくありませんが)
そろそろ現役薔薇様から蕾たちへ世代交代の準備にかかってるみたいな動きを感じて寂しくはあるんですけど、次に繋がるパワフルなポテンシャルを感じて続きが楽しみです。
特に紅薔薇姉妹好きにはかなりツボれる描写(どこまでもにぶい祐巳さんに、ラブラブビーム発射しまくりな祥子さまに、シスコン全開の祐麒…と←これは余分か)満載で、しばらく幸せな気分になれそうです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月2日に日本でレビュー済み
大人気で大好評で大絶賛で大反復の通称「マリてる」の最新刊が出ました。私はこれを読んでとても驚きました。なぜならストーリーが急速に動き出していたからです。
私はかつてこの作品はつまらないものだと思っていました。それはなぜかというと、よくわからなかったからです。
でも、一度読んでみてとても驚きました。とてもよくわかったからです。詳しいストーリーはここで書くことができませんが、なにしろすごい展開ですごい作品ですごい本です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月5日に日本でレビュー済み
延命措置の本でした。
三編からなる短編小説というのが今回の文庫。
黄薔薇編については、多少の進展があったにしても、
出し惜しみ感はあいかわらず否めない展開です。
無難なエピソードを水増し感覚に投入する。山も谷もない、
実に平坦な運び。いい加減、この小出し戦法を改めてもらいたい
ですね。まあ、これだけの人気シリーズなので、仕方ないといえ
ば仕方のないことではあるのかもしれませんが。
百合属性を広く広めた功労作品ではありますが、現状はぐだぐだ
小説になりさがっています。どこまで伸ばすんでしょうかね。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート