第7章から第8章に入る部分では、少し錯覚してしまう。急に時間軸が進んだのかと思って。
バンディーカ女王の過去の回想から始まって、辺境の修道院に身を隠したカリエたちが描かれる。宗教もカーテ教に変わり、ザカリア女神の圧倒的な支配から抜け出しがたい思いを感じるカリエは、その教えにある神との共存に希望を抱く。しかし、カリエの周辺で起きる変化はまだとどまることを知らないようだ。
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流血女神伝 喪の女王 3 (コバルト文庫) 文庫 – 2006/2/1
偉大なる女王と対面するカリエだが――。
森の中で逃亡生活を続けるカリエたち。彼らを追って現れた都の使いを、カリエの娘が不思議な力で撃退する。呆然とするカリエ。その頃都では、偉大なる女王バンディーカが病に倒れていた…。
森の中で逃亡生活を続けるカリエたち。彼らを追って現れた都の使いを、カリエの娘が不思議な力で撃退する。呆然とするカリエ。その頃都では、偉大なる女王バンディーカが病に倒れていた…。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2006/2/1
- ISBN-104086007185
- ISBN-13978-4086007184
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2006/2/1)
- 発売日 : 2006/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4086007185
- ISBN-13 : 978-4086007184
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,218,843位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年2月4日に日本でレビュー済み
サルベーンはユリ・スカナの中央部へ、カリエ&エドは北方辺境の修道院へ、逃避行は続く。
というわけで、今度は北方辺境にあるカーテ教の修道院へと到着です。キリスト教を思わせるタイアス教とイスラム教を思わせるオル教とはまた違った位相の、同じ神々を持つ宗教で興味深い。ファンタジーもので政権抗争やら政治やら外交といったマクロなものが主眼となった作品において、ここまで宗教がクローズアップされるものも珍しいのではないだろうか。
正直、流血女神伝の世界を解説するガイド本とか欲しいぐらいです。地誌のみならず宗教解説もみっちりとあるようなもので。
もし須賀さんが世界史を小説ふうに書き下ろせばめちゃくちゃ面白いんだろうなぁと溜息。今まで悪役のようにも見えたユリ・スカナの女王も興味深い人物で書かれなかったという外伝も読んでみたかったです。
それにしてもカリエは成長したなぁ。人の親になるとこうも違うものかと砂の覇王当初の頃を懐かしく思い出しました。
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正直、流血女神伝の世界を解説するガイド本とか欲しいぐらいです。地誌のみならず宗教解説もみっちりとあるようなもので。
もし須賀さんが世界史を小説ふうに書き下ろせばめちゃくちゃ面白いんだろうなぁと溜息。今まで悪役のようにも見えたユリ・スカナの女王も興味深い人物で書かれなかったという外伝も読んでみたかったです。
それにしてもカリエは成長したなぁ。人の親になるとこうも違うものかと砂の覇王当初の頃を懐かしく思い出しました。