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マリア様がみてる 23 くもりガラスの向こう側 (コバルト文庫) 文庫 – 2006/3/31

4.4 5つ星のうち4.4 49個の評価

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購入オプションとあわせ買い

祐巳が祥子と迎える二度目のお正月は…!?
瞳子にロザリオを受け取ってもらえず、大泣きする祐巳。山百合会のメンバーは祐巳を薔薇の館へ連れ帰る。しかし祥子は、祐巳を放っておくように言って…!? そして正月、三薔薇姉妹が集まるが…。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2006/3/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/3/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4086007436
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4086007436
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 49個の評価

著者について

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今野 緒雪
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1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮 竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お釈迦様もみてる S-キンシップ』(ISBN-10:4086014513)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
49グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年6月16日に日本でレビュー済み
今回は小笠原家での二度目のお正月のお話です。
メンバーは前回とは違い山百合会のメンバーと清子小母さまになっっています。
祐巳とその周りの何気ないやりとりに胸がポッと温かくなりました。
前巻のラストでショックなことがあった祐巳ですが、このお話で瞳子と向き合う準備ができたように思います。
次の巻が山になりそうなので早く続きが読みたいです。
2006年4月7日に日本でレビュー済み
瞳子にロザリオを拒絶された祐巳を慰めようと、祥子が皆を招いた小笠原家での
一泊二日の新年会。
傷心の祐巳を、薔薇の家族たちがやさしくつつみこむ。

瞳子の心にあるものは何なのか。
知りたい思いにじっと耐える祐巳の心は、耐えることで強くなり、考えることで
やさしくなってゆくことだろう。
いつも、ドジで祥子さまにたしなめられている祐巳も、徐々にではあるが確実に
成長しているようだ。
ストーリー展開の緩慢さに、ご不満の向きもあろうが、今野ワールドにひたるのが
楽しい私は、あまり気にはならない。
 天候の描写はないけれど、いかにも暖かな陽射しを感じる正月の日々。
瞳子のこころの窓の曇りも晴れるように祈りつつ、次作を待ちましょう。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月11日に日本でレビュー済み
個人的には大変楽しませて頂きました 薔薇姉妹のお泊まり会、描写も細かく祥子さまのご自宅の豪華さにもまた驚かせていただきました(笑) 祐巳と瞳子ちゃんの関係の引き延ばしの巻と世間では評価されているようですが、私はそうは思いません 2人の関係は確かに気にはなりますが、あくまで時間の流れがある作品ですし、そんな私たちの自分勝手な都合で姉妹の関係が進む筈がありません 自分の気になる話でなかったからといって、やれ引き延ばしだ、というのは些か幼稚です むしろ私はこの話で読者にワンクッション置かれたのでは?とも思います ここまで読み続けてきた純粋なファンなら買い!な一冊です^^
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年9月22日に日本でレビュー済み
第24巻・「くもりガラスの向こう側」。

前巻のラストの直後から始まる、珍しい巻。それでいて瞳子ちゃんの問題は、なぜかそのまま保留となります。
読者を文字通り、くもりガラスの向こう側に置き去りにするような展開……。しかし耐えましょう。ここまで読み続けてきたマリみてファンならば。

クリスマスの後ということで、お正月を迎えます。今年も祥子さまの家に招かれる山百合会メンバー。もちろんその中に、瞳子ちゃんはいません。お姉さまと迎える新年を楽しみながらも、どこか心にすきま風を感じる祐巳……。でもそれも当然ですよね。あんなことがあった後なら。

というかこの巻、本当に瞳子ちゃんにノータッチです。ただそれ故か、祐巳の中で瞳子ちゃんへの想いがどんどん膨らんでいっています。祐巳がどれだけ瞳子ちゃんを大切に思っていたのか、それに気付かされる巻。
……次巻に期待しましょう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年4月4日に日本でレビュー済み
何ら新しい展開もなく、

前巻の余韻だけで一冊書いてしまうのはズルイ。

長編とは言え、その巻ごとに山場や起承転結と言うものが必要だろう。

読者は何ヶ月かおいて読むのだから。

小笠原家でのお正月イベントはもう一回書いているので、

今回は違った趣向にすべきだったと思う。

ちなみに、小笠原家で高い寿司の出前をとる記述がまた出てきている。

恐らく作者は、小笠原家の財力を強調したいのだろうが、

しかし、本当に格の高い寿司屋は出前などしないし、本当のお金持ちは職人自体を家に招くだろう。

つまり寿司の出前の描写は、作者の意図とは裏腹に、小笠原家の印象を落とす役割しか果たしていない。

物凄い大金持ちのはずなのにご馳走が出前の寿司程度とは。

普通の人間が見たことも無いような大金持ちの生活を想像だけで書くからこういう綻びが生じるのだろう。

ともあれ、何か一つでも新しい展開があれば良かったのだが、

祥子と柏木の婚約のいきさつが衝撃の新事実とは誇大広告もいい所だ。

マリ見てシリーズが作者にとっても出版社にとってもドル箱なのは良く分かる。

しかし、こうも露骨な引き伸ばし戦術は感心しない。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年4月1日に日本でレビュー済み
今回はお正月。去年のように小笠原の家に遊びに行く祐巳。去年と違うのは今年は女性だけの新年会だってこと・・・

というわけで、瞳子とのストーリーはあんなところで一端ストップ。今回は何の進展はありません。そのぶん紅薔薇姉妹、黄薔薇姉妹、白薔薇姉妹三者三様のほのぼのが楽しめます。・・・って。これはこれでいいんですけど、瞳子が気になってしかたないんですってば。作中でも一切出番が無いにもかかわらずびっくりするほど存在感があるだけに。そんな気の焦りを反映してこんな点数にしてみました。読者としてのテンション的にはもうちょっと下かもしれません・・・

それと少し前から乃梨子がどうしてそこまで瞳子にこだわるのか、乃梨子視点の話をたった1つ読んだだけではその理由がまったく見えなくて気持ち悪いの(乃梨子だけはマトモというか一般人の感覚を持ってる感じだっただけに)で、いつか何とかミッシングリンクを繋ぐようなフォローを期待しています。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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