雑誌コバルトで発表された短編と作品のイラストレーターである増田メグミさんによる漫画が収録されています。
本編とは違ったサイドストーリーばかりですが、いろいろと小さな疑問がとけて楽しかったです。翠蘭と朱櫻の出会い、吐藩輿入れ前の後宮での生活、そして「天の玉座」の後日譚。ラセルとあの人との交流や、3匹いたはずの子犬がなぜその後2匹しか物語に登場しないのかということも分かります(実は気になってました)。
漫画の方では脇役のあの人たちのお話が読めます。登場人物全員大好きなのでそれなりに楽しめました。
欲を言えばもっとリジムの出番があったらよかったかな。主人公カップルが大好きなので。ともあれ、来月(実際は今月30日)発売の新刊では本編に新たな展開が見られるようなのでそれを楽しみにしましょう。(いろんな意味で不安だけど！)
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