アディントン家の三姉妹の恋と結婚のお話。
19世紀イギリスが舞台の、短編連作集です。
父親が借金を残して亡くなり、
残された姉妹が生き延びるために、
お金持ちと結婚しようと考えた長女のお話。
現実的な計算と夢見がちな気持ちで結婚する次女の
結婚前後の恋のお話。
社交界の花で、こわいもの知らずの四女の恋のお話。
いずれも短いので、おもしろいけれど、ちょっと物足りない。
次女のお話は、短い中に長い年月がながれているため、
感情移入しにくく、いまひとつでした。
長女のお話は典型的なシンデレラストーリーですが、
すっきりまとまっていて、ベタですが好きでした。
四女のお話も最後がばたばたして、ご都合主義な感はありましたが
華やかで潔い主人公が好ましく、楽しめました。
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英国花嫁組曲 アディントン家の恋する三姉妹 (コバルト文庫) 文庫 – 2007/10/2
女の子はみーんな、幸せになれるの!
父の死で初めて知った我が家の真実…。貴族階級とは名ばかりで、遺っていたのは借金のみ。家を救う唯一の方法はお金持ちの殿方との結婚!! アディントン家の三姉妹が見つけた三つの幸せの形とは?
父の死で初めて知った我が家の真実…。貴族階級とは名ばかりで、遺っていたのは借金のみ。家を救う唯一の方法はお金持ちの殿方との結婚!! アディントン家の三姉妹が見つけた三つの幸せの形とは?
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2007/10/2
- ISBN-104086010828
- ISBN-13978-4086010825
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2007/10/2)
- 発売日 : 2007/10/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 208ページ
- ISBN-10 : 4086010828
- ISBN-13 : 978-4086010825
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,101,532位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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上位レビュー、対象国: 日本
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2007年10月7日に日本でレビュー済み
花衣先生の「ガーディアン・プリンセス」で少し出てきました、カークランド卿とその奥さんのアリスのお話と、アリスの妹2人のお話が3作入っている短編集です。
3作すべて甘く、当然ハッピーエンドです。
表題が3姉妹となっていますが、最後のヒロインは四女。
三女が出てこないのです。
その秘密は、最後の四女のお話で明らかになるのですが・・・。
その四女のお話も、最後にどんでん返しがあって面白かったです。
花衣先生が書かれる19世紀貴族社会は、その当時行われていたであろうイベントや、貴族のお嬢様がしていたであろう礼儀作法や話し方がしっかりと書かれているので、本当に19世紀に入り込んでしまった錯覚を感じさせてくれます。
ただ、1作づつにあまりボリュームがないせいか、え!?もう終わり?と感じてしまいます。
世界観に浸かっていたいという気持ちにさせてくれるので、ますますそう思ってしまうのかもしれません。
花衣先生の19世紀貴族社会の世界観はぜひとも必見です。
合わせて、「ガーディアン・プリンセス」も読んでいただければ、ますます楽しめる作品だと思います。
3作すべて甘く、当然ハッピーエンドです。
表題が3姉妹となっていますが、最後のヒロインは四女。
三女が出てこないのです。
その秘密は、最後の四女のお話で明らかになるのですが・・・。
その四女のお話も、最後にどんでん返しがあって面白かったです。
花衣先生が書かれる19世紀貴族社会は、その当時行われていたであろうイベントや、貴族のお嬢様がしていたであろう礼儀作法や話し方がしっかりと書かれているので、本当に19世紀に入り込んでしまった錯覚を感じさせてくれます。
ただ、1作づつにあまりボリュームがないせいか、え!?もう終わり?と感じてしまいます。
世界観に浸かっていたいという気持ちにさせてくれるので、ますますそう思ってしまうのかもしれません。
花衣先生の19世紀貴族社会の世界観はぜひとも必見です。
合わせて、「ガーディアン・プリンセス」も読んでいただければ、ますます楽しめる作品だと思います。