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帝冠の恋 (コバルト文庫) 文庫 – 2008/4/1

4.1 5つ星のうち4.1 54個の評価

歴史を駆けぬけた禁断の激愛……!
19世紀、ウィーン。ハプスブルク家の大公に嫁いだ美しく聡明なバイエルンの王女ゾフィー。彼女の前に、ナポレオンの血をひく美青年フランツが現れる。「甥」であるフランツとゾフィーは惹かれあい!?
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2008/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 304ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4086011514
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4086011518
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 54個の評価

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須賀 しのぶ
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オーストリア帝国 宰相メッテルニッヒが活躍する時代のヨーロッパの歴史認識に役立つエンターテイメントとして楽しめました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年6月26日に日本でレビュー済み
須賀さんらしく、濃い一冊となっています。
まず歴史的背景が結構細かく作られているので、世界史知らない人にはちょっとわからない部分も多いかもしれません。
コバルト文庫というよりは、ホワイトハートの榛名しおりさんの話な感じ。
主人公ゾフィの前向きさとか力強さ、また弱さに引きつけられました。
弟のように可愛がった相手との許されぬ恋とか、切ない恋を読みたい人にお勧めです。
出た時期が時期なだけに、流血女神伝のルトヴィアの女王の話を思い出す一冊でした。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙の女性はあのエリザベートの姑、「ハプスブルク家唯一の男」と評された女傑です。
内容は面白いのですが、コバルト文庫の再刊のためか、格調高い文章、とはいえません。
せっかくならリライトして欲しかったな。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
‪NHKでラジオドラマになるとの事で拝読しました。‬
‪最初に登場人物の紹介があり、長いカタカナの名前や人物関係等を覚えることが出来るが不安になりましたがそれは全く心配ありませんでした。‬
‪とても読みやすい文章で若い子でもサラッと読めるのでは無いでしょうか。‬
‪ゾフィーの恋を中心とした物語なので仕方ないのですが、時代背景や登場人物の濃さを考えると一冊では中々収まりきらない内容だと思いました。‬
‪元々ミュージカル「エリザベート」のファンでしたので、そういう面でも興味を持って読ませていただきましたが、史実では無いにしろ、ゾフィーの若き日を想像することによってミュージカルを見る際にも新たな視点を持って楽しむ事が出来そうです。‬
‪ありがとうございました。‬
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月4日に日本でレビュー済み
ミュージカルの金字塔「エリザベート」では、悪(敵)役扱いのゾフィー皇太后。
その若き日のお話です。
美貌と夫からの愛しか武器を持てなかったエリザベート(シシィ)とは対照的に、美貌に加え聡明さと強さでハプスブルク家の中で存在を確立していきます。
その人生を支えたのは、ただ一つの恋。いじらしく可憐な姿が胸を打ちます。
女性たちの連帯にも感動。

香寿たつきさんへのインタビューが収録されているのが更に嬉しい!!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
須賀さんの新刊!と食い付きましたが、2008年に集英社から出た作品に加筆修正したものなのですね。
エリザベートで敵役だったゾフィー皇后の秘められたロマンスを描いたものです。勿論、須賀さんの創造も入っていますが、奔放なシシィに対する締め付けがきつかった理由を垣間見た気がしました。
個人的には、もう少し話の深まりを求めたいし、ゾフィーの「〜で(に)ございます」という語尾や、フランツの「男は見栄を張ってなんぼ」という台詞に違和感がありますが、読後感は悪くなかったです。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年2月10日に日本でレビュー済み
この本は楽しく読ませていただきました。
須賀しのぶさんの大ファンです。
今、ラジオでよる遅くに放送してるんですね!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かの皇妃エリザベートとの確執のほうでポピュラーになってしまった感のあるゾフィー大公妃。その若き日の物語ということで、テーマも設定も興味があり、さっそく読みました。
物語・ストーリー展開自体は面白かったけれど、個人的にはちょっと台詞回しや文体に馴染めない感じがしてしまい、読みづらいところもありました。
しかし、圧倒的にエリザベート中心の本が多い中、ライヒシュタット公フランツ、若き日のゾフィー大公妃にスポットを当て、その横顔が垣間見えるような物語は貴重で面白かったです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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